サッシ交換の費用相場を徹底解説|素材別・工法別の価格や補助金制度も紹介

サッシ交換の費用相場を徹底解説|素材別・工法別の価格や補助金制度も紹介
投稿日:2026年04月28日 カテゴリー:豆知識
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窓猿は、ガラス修理・交換サービスとしてSLS株式会社が運営するサービスです。 窓やドア、家具などのガラス割れやヒビ、交換に関するご相談に幅広く対応しており、現地調査からお見積もり、施工まで一貫して承っています。 これまでの施工経験や取扱いガラスの知識をもとに、設置場所や用途、ご希望に合わせたガラスをご提案しています。 また、一般的な板ガラスだけでなく、ペアガラスや防犯ガラス、防火ガラスなどの機能性ガラスにも対応し、暮らしの快適性や安全性を高めるためのご案内も行っています。 お客様に安心してご利用いただけるサービスを目指し、分かりやすい情報発信を心がけています。

この記事で分かること
  • サッシ交換にかかる費用相場
  • アルミ・樹脂・木製など素材別の費用と特徴
  • カバー工法・はつり工法の違いと費用目安
  • サッシ交換費用に含まれる作業内容
  • サッシ交換で使える補助金制度や費用を抑える方法

サッシ交換を検討しているものの、「費用がどれくらいかかるのかわからない」と悩んでいませんか。サッシ交換の費用は数万円〜数十万円と幅があり、素材や工法、窓の大きさによって大きく変動します。また、補助金制度を活用すれば、実質的な負担を抑えられるケースもあります。

この記事では、サッシ交換の費用相場を素材別・工法別にわかりやすく解説するとともに、費用を抑えるポイントや補助金制度、工事の考え方まで網羅的に紹介します。初めての方でも全体像をつかめる内容になっていますので、ぜひ参考にしてください。

窓枠のサッシ交換にかかる費用はピンキリ

サッシ交換の費用は1か所あたり数万円〜数十万円と幅が大きく、条件によって大きく変動します。その理由は、主に以下の3つの要素によって価格が変わるためです。

  • 窓のサイズ(小窓か掃き出し窓か)
  • サッシの素材(アルミ・樹脂・木製など)
  • 工法(カバー工法・はつり工法など)

例えば、トイレや洗面所の小さな窓であれば5万円前後で済むケースもありますが、リビングの大きな掃き出し窓になると20万円〜40万円以上かかることも珍しくありません。また、断熱性能の高い樹脂サッシや、壁を壊して交換する「はつり工法」を選ぶ場合は、さらに費用が高くなる傾向があります。

このように、サッシ交換は一律の価格では判断できないため、「どの部分を・どの方法で交換するのか」を整理したうえで相場を把握することが重要です。

【素材別】窓枠のサッシ交換にかかる費用

サッシ交換の費用を考えるうえで、まず押さえておきたいのが「素材ごとの違い」です。サッシには主にアルミ・樹脂・アルミ樹脂複合・木製といった種類があり、それぞれで価格帯だけでなく、断熱性や耐久性、メンテナンス性にも違いがあります。

例えば、費用を抑えたい場合はアルミサッシが選ばれやすい一方で、断熱性を重視する場合は樹脂サッシや複合サッシが適しています。また、デザイン性を重視する場合には木製サッシが選択肢になることもあるでしょう。以下では、それぞれの素材ごとの費用相場と特徴について、具体的に解説します。

アルミサッシの交換費用|5万円~15万円

アルミサッシの交換費用は、1か所あたり5万円〜15万円程度が目安です。比較的安価で導入できるため、コストを抑えたい場合に選ばれやすい素材といえるでしょう。アルミサッシの最大の特徴は、軽量で耐久性が高く、サビに強い点です。そのため、古くから多くの住宅で採用されており、流通量が多いことから価格も比較的安定しています。

一方で、断熱性能はあまり高くなく、冬場に結露が発生しやすい点には注意が必要です。特に、寒冷地や断熱性を重視したい住宅では、十分な効果を感じにくい場合もあるでしょう。「とにかく費用を抑えたい」「既存と同じ仕様で交換したい」といったケースには適していますが、断熱性能の改善を目的とする場合は、他の素材もあわせて検討することが大切です。

【アルミサッシのメリット・デメリット】

  • メリット:価格が安い・軽くて扱いやすい・耐久性が高い
  • デメリット:断熱性が低い・結露しやすい

樹脂サッシの交換費用|10万円~30万円

樹脂サッシの交換費用は、1か所あたり5万円〜15万円程度が目安です。最大の特徴は、断熱性の高さです。樹脂はアルミに比べて熱を伝えにくい素材のため、外気の影響を受けにくく、室内の温度を保ちやすくなります。その結果、冷暖房効率の向上や結露の抑制につながる点が大きなメリットです。

一方で、アルミサッシと比べると強度がやや低く、直射日光や経年劣化によって変形・劣化する可能性がある点には注意が必要です。また、製品によってはサイズやデザインの選択肢が限られる場合もあります。「冬の寒さや結露を改善したい」「光熱費を抑えたい」といった方には、樹脂サッシは有力な選択肢といえるでしょう。

【樹脂サッシのメリット・デメリット】

  • メリット:断熱性が高い・結露が発生しにくい・省エネ効果が期待できる
  • デメリット:強度がやや低い・紫外線による劣化リスクがある

アルミ・樹脂複合サッシの交換費用|5万円~35万円

アルミ・樹脂複合サッシの交換費用は、1か所あたり5万円〜35万円程度が目安です。アルミ・樹脂複合サッシは、外側にアルミ、内側に樹脂を使用した構造になっており、それぞれの素材のメリットを兼ね備えています。外側のアルミによって耐久性や耐候性を確保しつつ、内側の樹脂によって断熱性を高められる点が大きな強みです。

そのため、アルミサッシよりも結露が発生しにくく、樹脂サッシよりも強度や耐久性に優れているなど、バランスの取れた性能を発揮します。「断熱性も耐久性も両方重視したい」「長期的に快適な住環境を維持したい」といった場合には、アルミ・樹脂複合サッシは有力な選択肢といえるでしょう。

【アルミ・樹脂複合サッシのメリット・デメリット】

  • メリット:断熱性と耐久性のバランスが良い・結露対策にも有効
  • デメリット:アルミ単体より費用が高い・製品によって価格差が大きい

木製サッシの交換費用|20万円~50万円

木製サッシの交換費用は、1か所あたり20万円〜50万円以上が目安です。製品の仕様や加工内容によって価格差が大きく、オーダーメイドの場合はさらに高額になるケースもあります。木製サッシの最大の特徴は、自然素材ならではの高い断熱性とデザイン性です。木は熱を伝えにくいため、外気の影響を受けにくく、室内の温度を安定させやすい特性があります。また、見た目に温かみがあり、ナチュラルな住宅やデザイン性を重視する空間にもよくなじみます。

一方で、水分や湿気の影響を受けやすく、定期的なメンテナンスが必要になる点には注意が必要です。塗装の劣化や腐食を放置すると、耐久性が低下するリスクもあります。「見た目にもこだわりたい」「断熱性能とデザイン性を両立したい」といった方には適していますが、手入れの手間も考慮したうえで選ぶことが大切です。

【木製サッシのメリット・デメリット】

  • メリット:断熱性が高い・デザイン性に優れる・自然素材の風合いがある
  • デメリット:メンテナンスが必要・湿気や劣化の影響を受けやすい

【工法別】窓枠のサッシ交換にかかる費用

サッシ交換の費用は、素材だけでなく「どの工法で施工するか」によっても大きく変わります。主な工法には、「既存の枠を活かすカバー工法」と、「壁を壊して交換するはつり工法」の2種類があります。それぞれで工事内容や費用、工期が異なるため、特徴を理解したうえで選ぶことが重要です。以下では、それぞれの工法ごとの費用相場とメリット・デメリットを見ていきましょう。

カバー工法|10万円~30万円

カバー工法の費用は、1か所あたり10万円〜30万円程度が目安です。既存の窓枠を残したまま新しいサッシを取り付けるため、比較的コストを抑えやすい工法といえます。カバー工法の最大の特徴は、壁や外装を壊さずに施工できる点です。工事は半日〜1日程度で完了するケースが多く、住みながらでもリフォームしやすいのもメリットといえます。

一方で、既存の枠の上から新しいサッシを被せる構造のため、窓の開口部が少し小さくなる点には注意が必要です。また、下地の劣化が激しい場合には適用できないケースもあります。「手軽に断熱性能を改善したい」「工事の負担をできるだけ減らしたい」といった方には、カバー工法が適した選択肢といえるでしょう。

【カバー工法のメリット・デメリット】

  • メリット:工期が短い・費用を抑えやすい・住みながら施工できる
  • デメリット:窓がやや小さくなる・状態によっては施工できない

はつり工法|15万円~50万円

はつり工法の費用は、1か所あたり15万円〜50万円程度が目安です。既存のサッシ枠や周辺の壁を撤去し、新しいサッシに交換するため、カバー工法よりも大掛かりな工事が必要になります。はつり工法の最大の特徴は、窓枠ごと交換できる点です。そのため、劣化が進んでいる場合でも根本的に改善できるほか、窓のサイズ変更や形状の変更にも対応できます。断熱性能や気密性をしっかり高めたい場合にも適した工法といえるでしょう。

一方で、壁や外装の解体・補修が必要になるため、工期は数日〜1週間程度かかることが多く、費用も高くなりがちです。また、工事中は騒音やホコリが発生しやすく、生活への影響も考慮する必要があります。「古いサッシを根本的に交換したい」「窓の大きさや性能をしっかり見直したい」といった場合には、はつり工法が有力な選択肢となるでしょう。

【はつり工法のメリット・デメリット】

  • メリット:窓枠ごと交換できる・サイズ変更が可能・性能を大きく改善できる
  • デメリット:費用が高い・工期が長い・工事の負担が大きい

サッシ交換費用に含まれる作業

サッシ交換の費用には、単に「サッシ本体の価格」だけでなく、さまざまな作業費用が含まれているのが一般的です。

主に含まれる作業は、以下のとおりです。

  • 既存サッシの撤去・処分
  • 新しいサッシの搬入・設置
  • 防水処理やコーキング(隙間の充填処理)
  • 周辺の補修(内装・外装の仕上げ)
  • 作業員の人件費・運搬費

ただし、作業内容の内訳は業者によって異なる場合があります。そのため、見積もりの際に、自分が求める作業が含まれているか、追加費用はかからないかを把握しておくことが大切です。

サッシ交換で利用できる補助金制度

サッシ交換は断熱性能の向上につながるリフォームであるため、工事内容によっては国や自治体の補助金制度を利用できるケースがあります。うまく活用することで、実質的な費用負担を大きく抑えられるでしょう。

代表的な補助金制度は、以下のとおりです。

  • 先進的窓リノベ事業
    高断熱窓への改修を対象とした国の補助金制度。条件を満たすと、1戸あたり数万円~20万円程度の補助が受けられる場合があります。
  • みらいエコ住宅事業
    子育て世帯・若者夫婦世帯を対象に、省エネ改修を支援する制度。リフォーム工事に対する補助は現在準備中なものの、今後は補助対象に含まれる見込み。
  • 既存住宅における断熱リフォーム支援事業
    北海道環境財団が運営する補助金制度。一定の断熱性能向上を目的としたリフォームに対して補助金を受け取れます。

ただし、これらの制度は年度ごとに内容や条件が変更されることが多く、申請期間や対象製品も細かく定められています。そのため、利用を検討する際は最新情報を確認し、施工業者に相談しながら進めると安心です。

サッシ交換の際は窓ガラスの交換が必要になる場合も

サッシ交換を行う際は、窓枠だけでなくガラスもあわせて交換が必要になるケースがあります。特に、既存のガラスが新しいサッシに適合しない場合や、断熱性能を高めたい場合にはセットでの交換が一般的です。

ガラスの種類ごとの費用目安は、以下のとおりです。

ガラスの種類 費用相場
透明ガラス(フロートガラス) 約20,000円〜
すりガラス・フロストガラス 約20,000円〜
型板ガラス 約20,000円〜
強化ガラス 約25,000円〜
複層ガラス(ペアガラス) 約30,000円〜
エコガラス(Low-E複層) 約35,000円〜
防災ガラス 約35,000円〜
防犯ガラス 約45,000円〜
防音ガラス 約50,000円〜

このように、ガラスの種類によっても性能と費用は大きく変わります。サッシ交換の効果をより実感しやすくするためにも、「サッシ+ガラス」の組み合わせで検討するとよいでしょう。なお、窓ガラスの種類や費用については、以下のページでも詳しく解説しています。

【参考】ガラス修理や交換の費用|窓猿

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「サッシ交換を検討しているけれど、どの素材や工法を選べばいいかわからない」
「費用がどれくらいかかるのか不安で、なかなか踏み出せない」
このようなお悩みをお持ちの方は、窓リフォームの専門業者「窓猿」へご相談ください。

窓猿では、住宅の状況やお悩みを丁寧にヒアリングしたうえで、最適なサッシや工法をご提案しています。断熱性や防音性の向上はもちろん、「できるだけ費用を抑えたい」といったご要望にも柔軟に対応可能です。また、事前に明確な見積もりを提示するため、「想定より高くなった」といったトラブルを防ぎやすい点も安心できるポイントです。

「部分的に交換したい」「まずは費用だけ知りたい」といったご相談も歓迎しています。サッシ交換で後悔しないためにも、ぜひお気軽にお問い合わせください。

まとめ

サッシ交換の費用は、1か所あたり数万円〜数十万円と幅があり、素材や工法、窓のサイズによって大きく変動します。そのため、単純な価格だけで判断するのではなく、目的や住宅環境に合わせて選ぶことが重要です。

サッシ交換は決して安いリフォームではありませんが、適切に選べば断熱性や防音性の向上、結露対策など、住まいの快適性を大きく改善できます。まずは自宅の状況や悩みを整理し、必要な範囲や予算を明確にしたうえで、複数の業者に相談しながら検討してみましょう。

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