網戸張り替えの相場は?種類別の相場と高くなるケースや安くする方法を解説

網戸が破れたり、たるんできたりすると、「そろそろ張り替えたほうがいいのかな」と考える方は多いのではないでしょうか。そのとき気になるのが、やはり費用です。業者に頼むといくらかかるのか、自分でやればどのくらい安くなるのか、相場を知らないと判断がつきません。
網戸の張り替え費用は、サイズや網の種類、施工方法によって変わります。そのため、同じ「張り替え」でも金額に幅があります。本記事では、料金が変わるポイントや種類別の費用目安、高額になるケース、費用を抑える方法まで整理して解説します。この記事を読めば、自分のケースでどのくらいかかりそうかを把握でき、納得したうえで依頼やDIYを選べるようになります。
目次
網戸張り替えの料金が変わるポイントは?

網戸の張り替え費用は、単純な作業料金だけで決まるものではありません。見積もり金額は、網戸のサイズ、枠やサッシの状態、選ぶ網の種類によって変動します。また、使用するネットの性能によっても価格差が生まれます。まずは、どのような要素が料金に影響するのかを押さえておきましょう。
網戸のサイズ
網戸のサイズは、費用に最も大きく影響します。一般的には、小窓よりも腰高窓、さらに掃き出し窓の順で価格が高くなります。理由は単純で、サイズが大きくなるほど使用するネットの面積が増え、作業時間も長くなるからです。
例えば、小窓であれば比較的短時間で作業が終わりますが、掃き出し窓は面積が広く、張り具合を均一に保つために手間がかかります。また、特殊サイズや大型窓の場合は、標準料金とは別に追加費用がかかることもあります。
サッシ・枠の状態
網だけを張り替える場合でも、枠やサッシの状態が悪いと費用が上がることがあります。枠が歪んでいる、戸車が劣化している、取り外しにくい構造になっているといったケースでは、通常より作業時間が延びます。
場合によっては調整や部品交換が必要になることもあり、その分の費用が加算されます。築年数が経過している住宅では、網以外の部分も劣化している可能性があるため注意が必要です。
網戸の種類
使用する網の種類も、料金を左右する重要なポイントです。最も一般的なのはポリプロピレン製の標準ネットで、比較的安価です。一方、防虫性を高めた細かいメッシュ、ペットによる引っかきに強い強化ネット、耐久性の高いステンレス製ネットなどは、材料費が高くなります。
機能性を重視すればするほど費用は上がる傾向があります。必要な性能を見極めて選ぶことが、無駄な出費を防ぐポイントです。
網戸張り替えの相場はいくら?

網戸張り替えの費用相場は、サイズや使用する網の種類によって幅がありますが、一般的な目安を知っておくことで適正価格の判断がしやすくなります。標準的なポリプロピレン製ネットを使用した場合の張り替え相場は、小窓で約2,000円〜4,000円、腰高窓で3,000円〜6,000円、掃き出し窓で4,000円〜8,000円程度が目安とされています。
ただし、この金額はあくまで基本的な張り替え作業のみの価格帯です。防虫タイプやペット対応ネットなど高機能な網を選ぶ場合は、1枚あたり1,000円〜3,000円程度上乗せされることがあります。また、出張費や網戸の脱着費用が別途必要な場合もあり、条件次第で総額は変わります。
さらに、複数枚をまとめて依頼することで1枚あたりの単価が下がるケースもあります。正確な費用を把握するためには、窓のサイズと希望する網の種類を明確にし、事前に見積もりを確認することが大切です。相場を知っておくことで、提示された金額が妥当かどうか冷静に判断できるようになります。
網戸の種類別の費用相場

網戸張り替えの費用は、サイズだけでなく「どの種類の網を選ぶか」によって大きく変わります。標準的な素材を選ぶのか、機能性を重視するのかによって材料費が異なるためです。網は見た目が似ていても、耐久性や防虫性能、強度に違いがあります。ここでは代表的な網の種類ごとの費用相場と特徴を整理します。
ポリプロピレン製ネットの相場
ポリプロピレン製ネットは、もっとも一般的に使われている標準タイプの網です。費用相場は、小窓で2,000円〜4,000円、腰高窓で3,000円〜6,000円、掃き出し窓で4,000円〜8,000円程度が目安とされています。張り替え料金の基本価格は、この標準ネットを前提としていることが多いです。
通気性と視認性のバランスがよく、価格も抑えられているため、特別な機能を求めない家庭には十分な性能といえます。ただし、紫外線の影響で劣化しやすく、耐用年数はおおよそ5〜10年程度が目安です。コスト重視で選ぶなら、このタイプが基準になります。
防虫タイプ(細かいメッシュ)の相場
防虫タイプは、通常よりも網目が細かく作られており、小さな虫の侵入を防ぎやすいのが特徴です。相場は標準ネットよりやや高く、小窓で3,000円〜5,000円、掃き出し窓で5,000円〜9,000円程度になることがあります。
特に夏場に虫が多い地域や、夜間に室内の明かりで虫が寄りやすい環境では効果を感じやすい素材です。ただし、網目が細かい分、風通しがやや弱くなる場合があります。また、ホコリが詰まりやすいという面もあるため、定期的な掃除が必要です。防虫性を優先する家庭に向いている選択肢です。
ペット対応ネットの相場
ペット対応ネットは、犬や猫が引っかいても破れにくいように強度を高めた素材です。通常のネットより厚みがあり、耐久性に優れています。相場は小窓で4,000円〜7,000円、掃き出し窓で6,000円〜10,000円程度と、標準ネットより2,000円前後高くなることが一般的です。
ペットが頻繁に網を傷つけてしまう家庭では、何度も張り替えるよりも結果的にコストを抑えられる可能性があります。ただし、素材が厚いため視界がやや暗く感じることがあり、風通しも若干弱くなることがあります。耐久性を重視する方向けの網です。
ステンレス製ネットの相場
ステンレス製ネットは、金属素材を使用しており、非常に高い耐久性と強度を持つ網です。相場は小窓で5,000円〜8,000円、掃き出し窓で8,000円〜12,000円以上になることもあります。防犯性や耐久性を重視する場合に選ばれることが多く、破れにくく長期間使用できるのが特徴です。
サビに強いタイプもありますが、塩害地域では注意が必要です。初期費用は高めですが、長く使える点を考えると、用途によっては合理的な選択になることもあります。一般家庭では必須ではありませんが、強度を求める場合の選択肢です。
花粉対策・高機能ネットの相場
花粉対策や防塵性能を高めた高機能ネットもあります。相場は小窓で4,000円〜6,000円、掃き出し窓で6,000円〜9,000円程度が目安です。網の繊維構造を工夫することで、花粉や細かいホコリの侵入を軽減する設計になっています。
ただし、完全に花粉を防ぐものではなく、効果には限界があります。また、防虫タイプと同様に、通気性がやや落ちることもあります。アレルギー対策や室内環境を重視する家庭に向いている素材ですが、価格と効果のバランスを見て選ぶことが重要です。
網戸の張り替え費用が高額になるケース

網戸の張り替え費用は、相場内に収まることが多いものの、条件によっては想定より高額になる場合があります。見積もりを見て「思っていたより高い」と感じるケースの多くは、サイズや素材、施工条件に理由があります。ここでは、費用が上がりやすい代表的なケースを解説します。
大型サイズの網戸を張り替える場合
掃き出し窓や特大サイズの網戸は、通常サイズよりも材料費と作業時間が増えるため、費用が高くなります。特に横幅や高さが標準規格を超える場合は、追加料金が設定されることがあります。大きな網戸は張り具合を均一に保つのが難しく、作業にも手間がかかります。
また、2階以上でベランダがない場合などは、脱着作業に時間がかかるため、その分の費用が加算されることもあります。大型窓が多い住宅では、総額も高くなりやすい傾向があります。
高機能・高グレードの網を選ぶ場合
防虫タイプやペット対応ネット、ステンレス製など、機能性の高い網を選ぶと材料単価が上がります。標準ネットと比べて1枚あたり2,000円〜4,000円程度高くなることもあり、複数枚ある場合は差額が大きくなります。
機能性が高いほど耐久性や防虫性能は向上しますが、必ずしもすべての家庭に必要とは限りません。目的に合った性能を選ばないと、不要なコスト増につながる可能性があります。性能と価格のバランスを見極めることが重要です。
出張対応や脱着作業が必要な場合
網戸を店舗に持ち込むのではなく、自宅で作業してもらう場合は出張費が発生することがあります。出張費は数千円程度が一般的ですが、距離によってはさらに高くなる場合もあります。また、網戸の取り外しや取り付け作業が別料金になっているケースもあります。
特に高所や足場が不安定な場所での作業は、通常より時間がかかるため費用が上がることがあります。見積もりの際は、基本料金に何が含まれているかを確認することが大切です。
枠やサッシの状態が悪い場合
網だけでなく、枠や戸車の劣化が進んでいる場合は、調整や部品交換が必要になることがあります。枠が歪んでいると網をきれいに張れないため、補修作業が必要になることもあります。また、戸車が摩耗している場合は開閉不良を改善するための交換作業が追加される可能性があります。
このように、単純な「網の張り替え」だけで済まない場合は費用が高くなります。築年数が長い住宅では、事前に状態を確認しておくと安心です。
網戸の張り替え費用を安くする方法

網戸の張り替えは、工夫次第で費用を抑えることができます。相場を知るだけでなく、依頼方法やタイミングを見直すことで、同じ作業内容でも支払う金額に差が出ます。ここでは、参考サイトでも紹介されている代表的な節約方法を解説します。
複数枚をまとめて依頼する
網戸を1枚ずつ依頼するよりも、複数枚をまとめて依頼する方が1枚あたりの単価が下がることがあります。業者によっては「まとめ割引」や「セット価格」を設定している場合があり、出張費が1回分で済むため結果的に総額を抑えられます。
特に同じ時期に劣化している網戸が複数ある場合は、個別に依頼するよりも一括で依頼した方が効率的です。将来的に張り替えが必要になりそうな網戸も含めて、状態を確認してから依頼すると無駄な出費を防げます。
DIYで自分で張り替える
費用を最も抑えられる方法のひとつがDIYです。網戸用ネットと押さえゴム、ローラーなどの工具を揃えても、材料費は数千円程度で済むことが多く、業者依頼より安くなるケースがほとんどです。ただし、初めて作業する場合は時間がかかり、仕上がりに差が出ることもあります。
張りが弱いとすぐにたるみが出ることもあるため、正しい手順を確認することが重要です。作業に慣れている方や小窓のみの張り替えであれば、DIYは有効な選択肢になります。
ホームセンターへ持ち込む
網戸を自宅まで引き取りに来てもらうのではなく、ホームセンターに持ち込んで張り替えを依頼すると、出張費を抑えられることがあります。持ち込み対応を行っている店舗では、作業料金のみで済むため総額が安くなる傾向があります。
ただし、持ち運びの手間や車両の確保が必要になります。また、店舗によってはサイズ制限や対応素材に制限がある場合もあります。近隣に持ち込み対応店舗がある場合は、事前に料金体系を確認して比較するとよいでしょう。
複数業者に見積もりを取る
同じ条件でも、業者によって料金設定は異なります。そのため、1社だけで決めずに複数社から見積もりを取ることで、価格差を把握できます。
見積もりを比較する際は、単純な金額だけでなく、出張費や脱着費が含まれているかどうかも確認することが重要です。極端に安い場合は、材料の質や保証内容が異なる可能性もあります。相場を理解したうえで比較することで、適正価格で依頼しやすくなります。
網戸を張り替えるタイミングはいつ?

網戸の張り替えは、壊れてから慌てて行うものではありません。適切なタイミングを知っておくことで、虫の侵入や見た目の悪化を防ぐことができます。ここでは、張り替えを検討すべき目安や具体的なサインについて解説します。
網戸の交換目安は5〜10年
網戸の網の耐久年数は、一般的に5〜10年程度とされています。ただし、直射日光が当たりやすい場所や風雨の影響を強く受ける環境では、劣化が早まることがあります。見た目に問題がなくても、繊維が弱くなっている場合もあるため、4〜5年ごとに状態を点検することが推奨されます。
築年数が経過している住宅では、一度も張り替えをしていない網戸があることも少なくありません。長期間使用している場合は、破れる前に予防的に張り替えることで、急な出費を防げます。
穴・たるみ・色あせが出たとき
網に小さな穴が空いている、網が波打ってたるんでいる、色あせて白っぽくなっているといった症状は、張り替えのサインです。小さな穴でも虫は侵入できるため、放置すると室内環境に影響します。また、網がたるんでいると見た目が悪くなるだけでなく、強風時にさらに破れやすくなります。
色あせは紫外線劣化の目安であり、繊維がもろくなっている可能性があります。これらの症状が見られた場合は、早めの張り替えを検討するのが安心です。
枠の歪みや開閉不良があるとき
網戸の問題は網だけとは限りません。枠が歪んでいる、開閉がスムーズでない、戸車の動きが悪いといった症状がある場合は、網だけでなく本体の点検も必要です。無理に使用し続けると、網が引っ張られて破れやすくなります。
特に開閉時に引っかかる感覚がある場合は、戸車の劣化が原因のことがあります。このような場合は、張り替えと同時に部品交換を検討することで、長く快適に使用できます。
自分で網戸の張り替えをする方法

網戸の張り替えは、専門業者に依頼しなくても自分で行うことが可能です。特に小窓サイズであれば、基本的な道具さえ揃えれば比較的簡単に作業できます。ただし、正しい手順で作業しないと仕上がりに差が出るため、事前に流れを理解しておくことが重要です。ここでは基本的な作業工程を解説します。
必要な道具を準備する
DIYで張り替える場合、事前に必要な道具を揃えておくことが大切です。主な道具は、網戸用ネット、網押さえゴム、押さえローラー、カッター、マイナスドライバー、はさみなどです。これらはホームセンターで購入できます。
押さえゴムは既存のものを再利用できる場合もありますが、劣化していることが多いため同時に交換するのが安心です。また、作業台や平らなスペースを確保しておくと、きれいに張りやすくなります。準備不足のまま始めると途中で作業が止まるため、事前確認が重要です。
古い網と押さえゴムを外す
最初に網戸を枠から取り外し、平らな場所に置きます。マイナスドライバーなどを使って、溝に埋め込まれている押さえゴムを丁寧に引き抜きます。ゴムを外すと古い網が簡単に取り外せます。
このとき、枠や溝を傷つけないように注意することが大切です。押さえゴムが硬化している場合は無理に引っ張らず、少しずつ外していきます。古い網を取り除いたら、溝に残ったゴミやほこりを取り除く準備をします。
フレームの溝を掃除する
古い網を外したあとは、フレームの溝をきれいに掃除します。ブラシや布を使ってほこりや砂を取り除きます。溝に汚れが残っていると、新しい網をきれいに固定できず、たるみやズレの原因になります。
また、劣化したゴムの破片が残っていることもあるため、丁寧に確認することが重要です。この工程を省くと仕上がりに差が出るため、見えない部分でもしっかり清掃することが成功のポイントです。
新しい網を張って固定する
新しい網を枠より少し大きめにカットし、枠の上に均等に広げます。片側から押さえローラーを使って、押さえゴムを溝に押し込みながら固定していきます。このとき、網がたるまないように軽く引っ張りながら作業するのがコツです。
角の部分は特に丁寧に押し込むことで、仕上がりが安定します。一辺ずつ順番に固定し、全体の張り具合を確認しながら進めます。焦らず丁寧に行うことが重要です。
余分な網をカットして仕上げる
押さえゴムで全周を固定したら、はみ出した余分な網をカッターで切り取ります。溝の外側ギリギリをなぞるように切ると、きれいに仕上がります。最後に全体を確認し、たるみや浮きがないかをチェックします。
問題がなければ網戸を元の位置に戻して完了です。初めてでも手順を守れば作業は可能ですが、仕上がりに不安がある場合は無理をせず業者依頼を検討するのも選択肢です。
まとめ|網戸張り替えは相場を知れば適正価格がわかる

網戸張り替えの費用は、サイズや網の種類、施工条件によって変わります。小窓であれば2,000円台から、掃き出し窓や高機能ネットを選ぶ場合は8,000円以上になることもあります。さらに、大型サイズや出張対応、枠の劣化がある場合は追加費用が発生する可能性があります。
一方で、複数枚をまとめて依頼したり、ホームセンターへ持ち込んだり、DIYに挑戦することで費用を抑えることも可能です。重要なのは、相場を理解したうえで自分の状況に合った方法を選ぶことです。価格だけで判断せず、耐久性や機能性、今後の使い方も含めて検討することで、無駄な出費を防ぐことができます。
網戸は住まいの快適さに直結する設備です。適正価格を把握し、納得できる方法で張り替えを行いましょう。もし、網戸の張り替えを検討していれば窓猿までご相談ください。窓猿でしたら年中無休で最短20分で現場に駆け付けます。網戸のことで何かお困りのことがあれば窓猿までお気軽にお問い合わせください。
