ノートPCとデスクトップ別!故障パターンと最適対処法

ノートPCとデスクトップ別!故障パターンと最適対処法

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ノートPCとデスクトップ別!故障パターンと最適対処法

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パソコンが突然動かなくなった経験はありませんか?仕事の締め切り直前や大切なオンライン会議の最中など、PCの故障は最悪のタイミングで起こりがちです。

特にノートPCとデスクトップPCでは、構造の違いから故障のパターンや対処法も大きく異なります。バッテリーの膨張や過熱問題に悩まされるノートPC、電源トラブルが多いデスクトップPCなど、それぞれに特有の問題があります。

この記事では、パソコン修理専門店の経験から、PCタイプ別の代表的な故障と、その対処法を詳しく解説します。青い画面(BSOD)で焦った時の対応や、水没してしまった時の緊急処置など、実用的な情報が満載です。

自分でできる修理方法から専門家に依頼すべき症状の見分け方まで、この記事を読めばパソコントラブルに慌てることなく対応できるようになります。PCの寿命を延ばすメンテナンス方法も紹介していますので、ぜひ最後までお読みください。

1. ノートPCのバッテリー膨張!放置すると危険な理由と正しい対処法

最近ノートPCの底面が浮いてきた、キーボードが押しづらくなった…そんな症状はバッテリー膨張のサインかもしれません。リチウムイオンバッテリーは使用時間や充電サイクルの増加に伴い、内部で化学反応が進み膨張することがあります。この現象は見た目の変化だけでなく、最悪の場合発火や破裂につながる危険性をはらんでいます。

膨張の主な原因は、過充電や高温環境での使用、経年劣化などです。特に常に電源に接続したままの使用や、ベッドやソファなど通気性の悪い場所での長時間利用は膨張リスクを高めます。Apple MacBookシリーズやDell XPSなど薄型ノートPCでは、設計上の制約から膨張による影響が顕著に現れやすい傾向があります。

膨張したバッテリーを放置すると、内部基板の損傷、キーボードやタッチパッドの操作不良、最悪の場合は発火事故に発展する可能性があります。実際、世界的にバッテリー膨張による火災事故は珍しくありません。

対処法としては、まず電源を切り、ACアダプターを外すことが重要です。次に速やかに専門の修理業者に相談しましょう。メーカー保証期間内であればAppleやDellなどの公式サポートに問い合わせることで無償修理が可能な場合もあります。自己判断での分解は危険なため避けるべきですが、どうしても必要な場合は静電気対策を施し、金属製の道具を使わないなど細心の注意が必要です。

バッテリー膨張を予防するためには、常時100%充電状態を避け、80%程度で使用するのが理想的です。また、PCの放熱を妨げない環境での使用を心がけ、定期的にファンの動作やPC底面の温度をチェックすることをおすすめします。多くのモデルでは設定からバッテリー最適化機能を有効にできるため、活用しましょう。

2. 突然の青い画面で焦らない!PCタイプ別BSODの原因と解決策

パソコン作業中に突然画面が青くなる「ブルースクリーン(BSOD:Blue Screen of Death)」は多くのユーザーを悩ませるトラブルです。この現象はノートPCとデスクトップPCで原因が異なることも多いため、デバイスタイプ別に解決策を把握しておくことが重要です。

【ノートPCに特有のBSOD原因】
ノートPCでは、熱問題がBSODの主要因となりやすいです。薄型設計のため排熱効率が低く、特に高負荷作業を長時間行うと内部温度が上昇します。CPUやGPUが高温になると保護機能が働き、システムが強制終了することでブルースクリーンが発生します。

対処法としては、冷却パッドの使用や通気口の清掃が効果的です。また、バッテリー関連のトラブルもノートPC特有の問題です。バッテリードライバーの不具合や劣化したバッテリーが原因でBSODが発生することがあります。こういった場合は、バッテリーを一時的に取り外してACアダプターのみで起動するか、バッテリードライバーの更新が解決策となります。

【デスクトップPCに特有のBSOD原因】
デスクトップPCでは、ハードウェアの互換性問題やコンポーネント間の衝突がBSODの原因になりやすいです。特にパーツをアップグレードした後や新しいデバイスを接続した後に発生することが多いです。電源ユニットの問題も見逃せません。十分な電力が供給されないと、高負荷時にシステムが不安定になりBSODが引き起こされます。

対処法としては、最新の互換性のあるドライバーへの更新や、BIOSのアップデートが有効です。また、メモリの不良も一般的な原因のため、Windows標準のメモリ診断ツールや「MemTest86」などのツールでメモリテストを実行することをお勧めします。

【両タイプに共通するBSOD対策】
タイプを問わず有効な対策としては、エラーコードの確認が重要です。ブルースクリーン表示時には「STOP: 0x0000****」といったエラーコードが表示されます。例えば「0x0000007B」はハードディスク関連の問題を示唆しています。このコードをインターネットで検索するか、イベントビューアーで詳細を確認することで、より的確な対処が可能になります。

システムの復元ポイントからの復元も効果的な解決策です。最近のWindows Updateやドライバーのインストールが原因でBSODが発生した場合、以前の安定した状態に戻すことで問題が解決することがあります。

ハードディスクやSSDのエラーチェックも忘れてはいけません。「chkdsk /f /r」コマンドを管理者権限で実行することで、ストレージデバイスの不良セクタを修復できる場合があります。

突然のブルースクリーンは焦りますが、パニックにならず上記の対策を順番に試してみることが大切です。問題が解決しない場合は、専門技術者に相談するか、エラーログを詳細に分析して根本的な原因を特定することをお勧めします。

3. デスクトップPCが起動しない原因TOP5と自分でできる修理方法

デスクトップPCが突然起動しなくなると、仕事や生活に大きな支障が出てしまいます。修理に出す前に、自分でチェックして解決できる問題も多いのです。ここでは、デスクトップPCが起動しない主な5つの原因と、その対処法を詳しく解説します。

【原因1】電源関連のトラブル
最も多いのが電源関連の問題です。まずは電源ケーブルがきちんと接続されているか確認しましょう。次に、コンセントを変えてみる、または別の機器でそのコンセントが機能しているか確認してください。電源ユニットの故障が疑われる場合は、PCケース内から異音がしないか、または焦げた臭いがしないかチェックしてください。電源ユニットは比較的安価に交換できるパーツなので、症状が続く場合は交換を検討しましょう。

【原因2】メモリの接触不良
PCが起動しない二番目に多い原因はメモリの接触不良です。PCケースを開け、メモリスロットからメモリを取り外し、金属端子部分の埃を乾いた布で優しく拭き取ります。その後、しっかりとスロットに再装着してください。カチッと音がするまで押し込むことがポイントです。別のメモリスロットに挿し直してみるのも効果的です。

【原因3】マザーボードの不具合
マザーボードに問題がある場合、PCは全く反応しないか、起動途中で停止します。マザーボード上の膨らんだコンデンサーがないか確認してください。これは故障の典型的なサインです。また、マザーボード上のCMOSバッテリー(ボタン電池)の寿命が尽きている可能性もあります。このバッテリーは数百円で購入でき、自分で交換可能です。

【原因4】ハードディスク/SSDの故障
起動ドライブに問題がある場合、PCは電源は入るものの、OSが起動しません。ディスクの接続ケーブルを確認し、しっかり接続されているか確認してください。別のSATAポートに接続し直すのも有効です。BIOSでドライブが認識されているか確認するのも重要なステップです。ドライブが完全に故障している場合は、データ復旧専門業者に相談する必要があるかもしれません。

【原因5】グラフィックカードの問題
ディスプレイに何も表示されない場合、グラフィックカードに問題がある可能性があります。カードをスロットから取り外し、埃を取り除いた後、しっかりと再装着してみましょう。内蔵グラフィック機能がある場合は、グラフィックカードを取り外し、マザーボード上の映像出力端子に接続して動作確認するのも一つの方法です。

これらの対処法を試しても問題が解決しない場合は、専門の修理業者に相談することをおすすめします。最近のデスクトップPCは、部品単位での修理が可能なため、全体の買い替えよりもコスト効率が良いケースが多いです。また、重要なデータは定期的にバックアップを取っておくことで、万が一の故障時も安心です。

4. ノートPC特有の過熱問題を解決!冷却対策と熱暴走を防ぐメンテナンス術

ノートPCの最大の弱点と言えば「過熱問題」です。薄型軽量化が進む現代のノートPCは内部スペースが限られており、熱がこもりやすい構造になっています。過熱状態が続くとCPUやGPUのパフォーマンスが大幅に低下し、最悪の場合、ハードウェア故障につながります。

特に多くのユーザーが経験するのが「熱暴走」と呼ばれる現象。PCが急に電源オフになったり、動作が極端に遅くなったりする症状です。Intel CPUの場合、90℃を超えると自動的にクロック周波数を下げる「サーマルスロットリング」が発動し、処理速度が著しく落ちます。

過熱問題を解決するための基本的な対策としては、まず「排気口の清掃」が挙げられます。側面や底面にある排気口が埃で詰まっていると、内部の熱が外に逃げられなくなります。エアダスターを使って定期的に埃を吹き飛ばすことで、冷却効率が格段に向上します。

さらに効果的なのが「冷却パッドの使用」です。LEDファンが複数搭載された冷却パッドは、Amazonなどで2,000円から5,000円程度で購入可能。特にゲーミングノートPCユーザーには必須アイテムと言えるでしょう。

上級者向けの対策としては「CPUグリスの塗り替え」があります。CPUとヒートシンクの間に塗られている熱伝導グリスは、使用年数とともに乾燥して熱伝導率が低下します。Dell、HP、Lenovoなどの主要メーカーのノートPCであれば、分解手順がインターネット上で詳しく解説されていますが、自信がない場合はプロに依頼しましょう。

ソフトウェア面での対策も重要です。Windows 10/11では「電源オプション」から「高パフォーマンス」ではなく「バランス」モードを選択することで、発熱を抑えることができます。また、常駐アプリを減らしてCPU使用率を下げることも有効です。

日常的な使用においては、ノートPCを柔らかい面(ベッドや布団など)に直接置くことは避けてください。底面の吸気口が塞がれ、内部温度が急上昇します。硬い平らな面に置くか、ノートPC用のスタンドを使用することをお勧めします。

適切な冷却対策を施すことで、ノートPCの寿命を大幅に延ばし、パフォーマンスを最大限に引き出すことができます。特に夏場は室温自体が高くなるため、より積極的な冷却対策が必要になるでしょう。

5. 水没・落下・経年劣化…PC故障の種類別「プロが教える」緊急対応マニュアル

突然のPC故障に焦った経験はありませんか?特に仕事中やデータ作成の真っ最中だと、パニックになりがち。しかし適切な初期対応で被害を最小限に抑えられることも。PC修理技術者として培った経験から、故障タイプ別の緊急対応法をご紹介します。

【水没事故】
ノートPCに飲み物をこぼした場合、まず電源を即座に切りましょう。バッテリーが取り外せるモデルならすぐに外します。次に本体を傾け、液体を排出。キーボードを下にして逆さまにするのが効果的です。その後、柔らかい布で水分を拭き取り、24〜48時間自然乾燥させます。絶対にドライヤーは使わないでください。内部回路の損傷を悪化させます。

Apple StoreやDellサポートセンターなど、メーカー公認の修理業者への相談が最適です。自己判断での分解は保証対象外になることも。

【落下・衝撃ダメージ】
落下後は外観チェックから。画面のひび割れや筐体の損傷を確認します。次に注意して電源を入れ、起動するか確認。異音がする場合はハードディスクの損傷が考えられます。まずはデータバックアップを最優先に。起動しない場合でも、専門業者ならデータ救出できる可能性があります。パソコンドクターやPCデポなどのデータ復旧サービスが役立ちます。

【経年劣化】
3〜5年使用したPCでは、起動の遅さや突然のフリーズが発生しがち。まずはシステムの最適化から。不要ファイル削除、ディスクデフラグ、スタートアップアプリの見直しで改善することも。CPUファンの異音はホコリ詰まりの可能性大。デスクトップなら専用エアダスターでの清掃が有効です。

【バッテリー問題】
ノートPCのバッテリー持続時間が極端に短くなった場合、バッテリー交換を検討。多くのメーカーは純正バッテリーを販売しています。Microsoft SurfaceやMacBookなど一部モデルはメーカー修理が必須です。互換バッテリーは価格メリットがありますが、品質にばらつきがあるため注意が必要。

【ウイルス感染】
動作が著しく遅い、不審なポップアップが頻発する場合はウイルス感染の可能性大。まずネットワークから切断し、セーフモードで起動。信頼できるウイルス対策ソフトでスキャンを。完全駆除できない場合は、データバックアップ後のOSクリーンインストールが最も確実です。

緊急時ほど冷静な判断が重要です。故障の初期症状を見逃さず、適切な対応で愛機を長く使いましょう。専門知識に自信がない場合は、無理せず専門業者への相談がトラブル悪化を防ぐ最善策です。

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