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ノートパソコンの充電器は意外と重く、旅行や出張では「スマホと同じUSBタイプCで充電できたら楽なのに」と考える方は少なくありません。実際、最近のパソコンにはタイプC端子が付いているモデルが増えています。ただし、タイプC端子が付いていれば必ず充電できるわけではありません。
この記事では、タイプC充電ができるかどうかは「USB PD対応」で決まることと、出力ワット数・PD対応・ケーブルの規格・ポート数を確認してUSB-C充電器を選ぶポイントを順に整理していきましょう。パソコンの修理実績が年間10万件を超えるくまさんでも、充電できない・バッテリーの持ちが悪いといったご相談は多く寄せられています。
① タイプC充電ができるかどうかは、パソコンがUSB PD対応かどうかで決まるため
対応機種の確認方法がわかります。
② 自分に合う充電器を選べるのは、出力ワット数・PD対応・ケーブル・ポート数・安全マークというチェックポイントを整理できるため
USB-C充電器の選び方がわかります。
③ タイプCで充電できないときの対処がわかるのは、ケーブル・充電器・パソコン本体の順に切り分けられるため
対処と修理の検討ポイントがわかります。
パソコンをタイプCで充電できる条件
タイプC端子が付いていれば、どのパソコンでも充電できるわけではありません。まずは「充電できる条件」と「自分のパソコンの対応確認」を整理していきましょう。
USB PD対応がタイプC充電の条件
パソコンをタイプCで充電できるかどうかは、USB PD(Power Delivery)への対応有無で決まります。タイプCは端子の「形」の規格で、充電のやり取りを決めるのはUSB PDという別の給電規格です。富士通(FMV)の公式Q&Aでも、パソコン・周辺機器・ケーブルのすべてがUSB PD対応であることが充電の条件だと説明されています(2025年1月時点)。
注意したいのは、タイプC端子が付いているだけでは、充電できるとは限らないということです。データ転送や映像出力のみで給電に対応していないポート・機種もあります。スマホ用のUSB-Cケーブルや充電器もPD非対応のものが多く、そのままパソコンに挿しても充電が始まりません。
対応機種の見分け方と必要ワット数の目安
対応しているかは、取扱説明書・メーカー公式の仕様ページ・本体ポートのマークの3か所で確認できます。取扱説明書なら「各部の名称と働き」の項目、仕様ページなら「USB PD対応」の記載を探しましょう。本体のタイプCポートに充電アイコンや雷マークが付いているモデルもあります。
対応している場合でも、必要なワット数は機種によって大きく違います。目安は次のとおりです。
| パソコンのタイプ | 必要ワット数の目安 | 備考 |
|---|---|---|
| モバイルノート(13〜14インチ級) | 45〜65W | 軽量モデルが中心 |
| スタンダードノート(15インチ級) | 65〜90W | 性能と携帯性のバランス型 |
| ゲーミング・クリエイター向け | 100W前後 | 高負荷時に電力を多く消費 |
※2026の目安で、機種や仕様により30W〜140W超まで幅があります。付属のACアダプターの記載や仕様ページで確認するのが確実です。
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まずはお使いのパソコンの仕様ページで「USB PD対応」の記載とワット数を確認してみてください。対応していれば、次の充電器選びへ進んでみましょう。
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USB-C充電器の選び方
タイプC充電に対応したパソコンなら、USB-C充電器は次の4つのチェックポイントで絞り込むのがおすすめです。
①出力ワット数をパソコンの必要W数に合わせる
1つ目は出力ワット数です。パソコンの必要W数以上の出力の充電器を選びましょう。必要W数より低い充電器では充電時間が長くなり、パソコンを使いながらでは充電が進まないこともあります。
USB PDは3.0で最大100W、2021年に規格化された3.1では最大240Wまで対応しています(USB-IFの仕様・)。45W必要なパソコンなら65Wクラス、65W必要なら100Wクラスと、1〜2ランク上の出力を選ぶと余裕があります。
②PD対応の充電器とケーブルを組み合わせる
2つ目は、充電器とケーブルの両方がUSB PD対応であることです。充電器がPD対応でも、ケーブルの規格が合っていないと必要な電力が流れません。ケーブルには2つの規格があります。
| ケーブルの規格 | 最大出力 | 特徴 |
|---|---|---|
| 3A対応ケーブル | 最大60W | スマートフォン向けに多い・チップ内蔵なし |
| 5A対応ケーブル | 最大100W | eMarkerチップ内蔵・60W超の給電に必要 |
60Wを超える給電には5A対応ケーブルが必要です(サンワサプライの公式解説・2022年5月時点)。3A対応ケーブルを使うと、100W対応の充電器でも最大60Wまでしか流せません。
③ポート数と合計出力を確認する
3つ目はポート数と合計出力です。スマホとパソコンを同時に充電したいなら、単ポート出力と合計出力の両方を確認しましょう。複数ポートの充電器でも、全ポート合計の出力が低いと、同時に使ったときに各機器へ必要な電力が回りません。
たとえばスマホ約20W+パソコン約65Wの同時充電を想定するなら、合計出力とパソコン向けポートの出力の両方を満たす製品が目安になります。購入前に「合計出力」「1ポート最大出力」の記載を確認しましょう。
✓ 単ポート出力がパソコンの必要W数以上あるか
✓ 合計出力が同時に充電する機器の必要W数を満たすか
④PSEマークとサイズで安全性・持ち運びを確認する
4つ目は安全性と持ち運びやすさです。購入前にチェックしておくと安心できます。日本で販売される充電器には、電気用品安全法に基づくPSEマークの表示が義務付けられています(2001年施行)。PSEマークのない製品は安全性が確認できていないため、避けた方がよいでしょう。
持ち運び用ならサイズ・重量・折りたたみ式プラグの有無も確認ポイントです。近年はGaN(窒化ガリウム)方式の小型充電器が主流で、従来よりコンパクトな製品が増えています。
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ワット数とPD対応の規格が合っていれば、純正の充電器でなくても問題なく使えるケースが多いです。ケーブルも規格を合わせてご用意ください。
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タイプCで充電できないときに確認すること
充電器を用意しても充電できないときは、原因を順に切り分けていくのが早道です。
ケーブル・充電器・ポートの順に切り分ける
タイプCで充電できないときは、ケーブル→充電器→ポートの順に切り分けるのが基本です。原因の多くはケーブルの断線や規格不足です。次の手順で確認していきましょう。
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ケーブルを替える
PD対応・5A対応のケーブルに交換して試してみましょう。スマホ用のケーブルのままだと切り分けになりません。
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充電器を替える
PD対応の充電器に交換してみましょう。スマホ用の充電器では出力不足で充電が始まらないことがあります。
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3
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ポートを替える
パソコンの別のタイプCポートに差し替えて試してみましょう。複数ポートの機種は、すべてが充電対応とは限りません。
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再起動して確認する
再起動して、電源の状態を確認してみましょう。充電中に異常な発熱があれば、使用を止めて電源を抜いてください。
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それでも直らないときはバッテリー劣化・ポート故障を疑う
ケーブルや充電器を替えても直らない場合は、パソコン側の不調が考えられます。バッテリーの持ちが極端に短い・残量表示が不安定といった症状は、バッテリー劣化のサインです。
ポートのぐらつきや差し込み角度で充電が途切れる場合は、接触不良が疑われます。いずれも部品交換が必要になるため、修理の対象です。
修理を検討する場合の費用の目安として、くまさんでは基本料金11,000円+作業料金3,300円〜+出張料金5,500円で対応しています(・症状や機種により変動)。電話で症状をお伺いして概算費用をお伝えし、実機を診断して同意いただいてから修理を始めます。修理後は30日間の無料保証が付きます。
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弊社の対応事例でも、DELLノートでバッテリーが劣化し「充電してもすぐ電源が落ちる」ケースがあり、放電テストで確認して新品バッテリーへ交換しました。持ちが悪い症状は、一度点検してみるのがおすすめです。
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世田谷区|充電の持ちが悪くなっているDELLのノートパソコンのバッテリー交換
投稿日:2026年09月17日

バッテリーの持ちが悪くなり電源アダプターを外すとすぐに電源が落ちてしまう
サービスの評価:★★★★★(5/5点)
具体的症状・ご依頼内容等
ノートパソコンのバッテリーの持ちが悪くなり、電源アダプターを外すとすぐに電源が落ちてしまうとのことでご相談をいただきました。
長時間の持ち運び利用が難しくなっており、外出先での使用に支障が出ている状況とのことです。
ご来店ではなく郵送での修理をご希望され、宅配基本料金および返却送料についてSMSにてご案内のうえ、端末をお送りいただきました。
できるだけ早く通常通り使用できる状態に戻したいとのご要望でした。
作業内容
端末到着後、まずはバッテリーの充電状況および放電テストを実施し、劣化が進んでいることを確認しました。
バッテリー残量表示の不安定さや充電保持力の低下が見られたため、新品バッテリーへの交換作業を行いました。
分解作業後、内部コネクタの接続状態や基板周辺の異常がないこともあわせて確認しています。
交換後は通電確認・起動確認を実施し、ACアダプター接続時およびバッテリー駆動時の双方で安定動作することを検証しました。
充電率の正常推移およびバッテリー駆動時間に問題がないことを確認し、最終チェック完了後に返送手配を行いました。
充電が持たず不安だったが、これで安心して持ち運べるとのことでした。郵送対応でもスムーズにやり取りできて助かったとお声をいただきました。
今後も不具合があれば早めに相談したいとのことでした。
よくある質問
QタイプC対応のパソコンなら、どのUSB-C充電器でも充電できますか?
A対応機種でも、充電器とケーブルがUSB PD対応で、パソコンの必要ワット数以上の出力があることが条件です。出力不足の充電器では、充電が始まらない・進みが遅くなります。
Qスマホ用のUSB-C充電器でパソコンは充電できますか?
A多くの場合、出力不足で充電が始まらない・進みが極端に遅くなります。スマホ用(18〜30W程度)とパソコン用(45〜100W以上)では、必要出力が大きく異なります。
QタイプCで充電できないとき、自分で直すことはできますか?
Aケーブルや充電器の交換・ポートの差し替えはご自身で試せます。バッテリー劣化やポートの故障は部品交換が必要なため、修理業者への相談がおすすめです。
まとめ
パソコンをタイプCで充電できるかは、USB PD対応かどうかで決まります。対応機種なら、出力ワット数・PD対応・ケーブルの規格・ポート数を確認してUSB-C充電器を選ぶことで、付属のACアダプターを持ち歩かず、1台の充電器でパソコンもスマホも充電できるようになります。
「充電ができない」「バッテリーの持ちが悪い」といったトラブルは、パソコン修理の実績が年間10万件を超えるくまさんへご相談ください。フリーダイヤル0120-802-547(年中無休9時〜21時)で、症状をお聞きして対応方法をお伝えしています。
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まずは手持ちのケーブルや充電器の規格を確認してみてください。それでも直らないときは、いつでもお気軽にご相談くださいね。
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