クリーンインストールとは?初期化・リカバリーとの違いから失敗しない手順を解説!

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クリーンインストールとは?初期化・リカバリーとの違いから失敗しない手順を解説!

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パソコンの調子が悪くなったときに「クリーンインストール」という言葉を目にしても、実際に何をする作業なのか、どのような影響があるのか分からず不安に感じる方は多いのではないでしょうか。初期化やリカバリーと何が違うのか、自分の状況で本当に必要なのか判断できず、そのまま放置してしまうケースも少なくありません。

クリーンインストールは、パソコンの不具合を解消するうえで非常に効果的な方法ですが、同時にデータがすべて消えるなどの大きなリスクも伴います。そのため、正しい意味と役割を理解せずに実行するのはおすすめできません。

この記事では、クリーンインストールとは何かという基本から、どのような場合に行うべきか、実行前後に注意すべきポイントまでを、初心者の方にも分かりやすく解説します。クリーンインストールをしようか検討されている方はぜひとも参考にしてみてください。

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目次

そもそもクリーンインストールとは?

クリーンインストールとは、パソコンに入っているOSを一度すべて削除し、まっさらな状態から新しく入れ直す作業のことです。現在の設定やアプリ、保存されているデータを引き継ぐことはなく、購入直後に近い状態へ戻す点が大きな特徴です。一般的な「初期化」や「リカバリー」は、メーカーが用意した復元用データを使って元の状態に戻すのに対し、クリーンインストールはOSそのものを新規に入れ直します。

そのため、不要なファイルや設定の影響を完全に取り除くことができ、複雑に絡み合った不具合を根本から解消できる可能性があります。一方で、作業前にバックアップを取っていない場合、写真や書類などの個人データはすべて失われます。クリーンインストールは便利な方法である反面、実行には明確な目的と十分な準備が必要な、いわば最終手段といえる作業です。

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クリーンインストールをするとどうなる?

クリーンインストールを実行すると、パソコンの中身は大きく変わります。見た目が初期状態に戻るだけでなく、保存されていたデータや設定の扱いも含めて、使用環境が根本からリセットされる点が特徴です。ここでは、クリーンインストール後に具体的にどのような状態になるのかを、誤解しやすいポイントも含めて解説します。

OSが完全に入れ直されて初期状態になる

クリーンインストールを行うと、現在使っているOSはいったん削除され、新しくインストールし直された状態になります。これにより、これまで積み重なっていた設定変更やシステム内部の不整合、不要なファイルなどが一掃されます。結果として、パソコンは購入直後に近い、非常にシンプルな状態で起動するようになります。

動作が重くなっていた原因がソフトや設定の蓄積によるものであれば、この時点で改善を実感できることも少なくありません。ただし、初期状態に戻るということは、使いやすいように自分で調整していた設定もすべて失われるということでもあります。画面表示、キーボード設定、ネットワーク設定などは、クリーンインストール後にあらためて行う必要があります。

保存していたデータ・アプリ・設定はすべて削除される

クリーンインストールの最大の注意点は、保存されていたデータやアプリ、各種設定がすべて削除されることです。書類や写真、動画といった個人データはもちろん、インストールしていたソフトウェアや周辺機器の設定も引き継がれません。これは一部だけ消えるのではなく、基本的にすべて消えると考えておく必要があります。

そのため、事前にバックアップを取っていない場合、後から元の状態に戻すことは非常に困難です。クリーンインストールは「環境をきれいにする」作業である一方、「今あるものを残す」作業ではありません。この点を正しく理解せずに実行すると、大切なデータを失ってしまうリスクがあります。

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初期化・リカバリーとの違いを分かりやすく解説

パソコンの不調を解決する方法として、「初期化」「リカバリー」「クリーンインストール」は混同されがちです。しかし、それぞれ目的や影響範囲が異なります。違いを理解しておかないと、必要以上に大きな作業をしてしまったり、逆に不具合が解消されなかったりする原因になります。ここでは、初期化とリカバリーがどのような作業なのか、クリーンインストールと何が違うのかを整理します。

初期化との違い

初期化(リセット)は、OSの機能を使って現在の環境を整理し、一定の範囲で設定やデータを削除する作業です。設定によっては個人データを残したまま実行できる場合もあり、クリーンインストールよりも影響範囲が小さいのが特徴です。そのため、動作が少し重くなった、設定を元に戻したいといった軽度のトラブルであれば、初期化で改善することもあります。

一方で、初期化ではシステムの土台そのものを作り直すわけではないため、長年使い続けたことによる不整合や、原因が特定できない深刻な不具合が残ることもあります。初期化は比較的手軽ですが、万能な解決策ではありません。

リカバリーとの違い

リカバリーは、パソコンを購入したときの状態に戻すことを目的とした作業です。メーカーが用意したリカバリー領域やメディアを使い、OSや付属ソフトを含めて出荷時の構成へ戻します。そのため、購入時に入っていたアプリや設定もまとめて復元される点が特徴です。操作は比較的簡単で、メーカー独自の案内に従って進められることが多いため、初心者でも実行しやすい方法といえます。

ただし、不要なプリインストールソフトも一緒に戻るため、環境を完全に整理したい場合には不向きです。クリーンインストールは、こうした付属ソフトを含めて一切入れない状態から始める点で、リカバリーとは大きく異なります。

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クリーンインストールを行うべき主なケース

クリーンインストールは、あらゆるトラブルに対して最初に試す方法ではありません。影響が大きく、準備にも手間がかかるため、「本当に必要な状況かどうか」を見極めることが重要です。ここでは、一般的にクリーンインストールを検討すべき代表的なケースを紹介します。いずれも、ほかの対処法では改善が難しい場合に当てはまる状況です。

何をしても改善しない不具合や動作不良がある場合

再起動や設定の見直し、不要なソフトの削除など、基本的な対処を一通り試しても不具合が改善しない場合は、システム内部に原因が残っている可能性があります。エラーメッセージが頻繁に表示されたり、特定の操作をすると必ずフリーズしたりするような症状は、設定やファイルが複雑に絡み合って起きていることが少なくありません。

このようなケースでは、部分的な修正では限界があり、環境そのものを作り直すクリーンインストールが有効になります。原因を一つずつ探るよりも、確実に問題を切り分けたい場合に選択される方法です。

パソコンの動作が極端に遅く、快適に使えない場合

長期間パソコンを使い続けていると、不要なアプリや設定が蓄積し、起動や操作が極端に遅くなることがあります。ディスクの空き容量を確保しても改善しない場合や、常に動作がもたつく状態が続く場合は、システム全体が重くなっている可能性があります。

クリーンインストールを行うことで、必要最小限の状態から再スタートできるため、動作の軽快さを取り戻せることがあります。ただし、ハードウェアの性能不足や故障が原因の場合は改善しないため、その点は見極めが必要です。

ウイルスやマルウェア感染が疑われ、除去しきれない場合

セキュリティソフトで駆除を試みても不審な挙動が続く場合や、警告が頻繁に表示される場合は、マルウェアが完全に除去できていない可能性があります。こうした状態で使い続けると、個人情報の漏えいや別のトラブルにつながる危険性があります。

クリーンインストールは、システムをまっさらな状態に戻すため、不正なプログラムをまとめて排除できる可能性が高い方法です。安全性を最優先したい場合には、有効な選択肢となります。

初期化や復元を試しても問題が解決しなかった場合

初期化やリカバリーは、比較的手軽に実行できる対処法ですが、それでも不具合が残る場合があります。これは、復元される環境自体に問題の原因が含まれているためです。

そのような場合、同じ環境に戻す作業を繰り返しても改善は期待できません。クリーンインストールは、これらの方法で解決できなかった問題を切り分けるための最終手段として位置づけられます。

パソコンを売却・譲渡・処分する前に完全に初期化したい場合

パソコンを手放す前には、個人データを確実に消去することが重要です。通常の削除や初期化では、情報が残る可能性を不安に感じる方もいるでしょう。

クリーンインストールを行うことで、使用していた環境を一度完全に消し、次に使う人が安心して使える状態に整えることができます。特に情報漏えいを避けたい場合には、選択肢の一つとなります。

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クリーンインストールを行う前にやっておくこと

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クリーンインストールは、実行してしまうと元の状態に簡単には戻せない作業です。そのため、事前準備をどこまで丁寧に行えるかが、作業後の満足度を大きく左右します。ここでは、実際にクリーンインストールを行う前に必ず確認しておきたいポイントを整理します。準備を怠ると、データを失ったり、再設定に必要以上の時間がかかったりする原因になるため、一つずつ確実に確認しておくことが重要です。

消えて困るデータをすべてバックアップしておく

クリーンインストールを行うと、保存されているデータは基本的にすべて削除されます。そのため、写真や動画、仕事や学習で使っている書類など、失うと困るデータは事前に必ずバックアップを取っておく必要があります。外付けハードディスクやUSBメモリ、クラウドストレージなど、複数の保存先を使うとより安全です。

また、普段あまり意識していない場所に保存しているデータがないかも確認しておきましょう。メールの添付ファイルやデスクトップ、ダウンロードフォルダなども忘れがちなポイントです。バックアップが完了したら、実際に中身を開いて確認し、きちんと保存されているかをチェックすることも大切です。

OSやソフトのライセンス情報を事前に確認しておく

クリーンインストール後は、OSや各種ソフトを再インストールすることになります。その際、ライセンス情報やアカウント情報が分からないと、再利用できなくなる可能性があります。OSの認証が自動で行われるケースもありますが、念のためプロダクトキーや登録しているアカウント情報を確認しておくと安心です。

特に有料ソフトや業務用ツールを使っている場合は、再インストールの条件や台数制限があることもあります。事前に公式サイトや契約内容を確認し、必要な情報を控えておくことで、作業後のトラブルを防げます。

クリーンインストール用のインストールメディアを準備する

クリーンインストールを行うには、OSをインストールするためのメディアが必要になります。一般的にはUSBメモリを使うことが多く、事前に専用ツールで作成しておきます。この作業は、クリーンインストールを実行するパソコンとは別の環境が必要になる場合もあるため、余裕を持って準備しておきましょう。

また、USBメモリの容量や状態によっては、作成に失敗することもあります。作成後は、正しく起動できるかどうかを確認しておくと安心です。

インターネット接続環境を確認しておく

クリーンインストール後には、OSの更新やドライバーの取得などでインターネット接続が必要になります。特に無線接続しか使えないパソコンの場合、ネットワーク関連の設定がうまくいかないと作業が止まってしまうことがあります。

事前に安定した接続環境があるか、必要であれば有線接続ができるかを確認しておくと安心です。また、ネットワーク機器の設定情報が必要になる場合もあるため、パスワードなどを控えておくとスムーズです。

必要なドライバーやソフトを把握・控えておく

クリーンインストール後は、プリンターや周辺機器がそのまま使えるとは限りません。必要なドライバーやソフトを事前に把握し、どこから入手できるかを確認しておくことで、再設定の手間を減らせます。

特に、ネットワークや画面表示に関わるドライバーは重要です。あらかじめダウンロードして保存しておくと、インターネットに接続できない状況でも対応できます。

Microsoftアカウントなどログイン情報を整理しておく

クリーンインストール後は、各種サービスへのログインが必要になります。Microsoftアカウントをはじめ、メールやクラウドサービス、アプリのアカウント情報を整理しておくと、再設定がスムーズです。

パスワードが分からなくなっている場合は、事前に再設定しておくことをおすすめします。ログイン情報を把握しておくことで、作業後のストレスを大きく減らせます。

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クリーンインストールを行う手順

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クリーンインストールは、流れ自体はシンプルですが、途中で判断を誤ると作業がやり直しになったり、意図せずデータを消してしまったりする可能性があります。ここでは、細かい操作方法に踏み込みすぎず、「全体の流れ」と「つまずきやすいポイント」を押さえながら、順番に解説します。初めて行う場合でも、工程の意味を理解しながら進めることが大切です。

インストールメディア(USB・DVD)を作成する

まず、OSをインストールするためのインストールメディアを用意します。多くの場合はUSBメモリを使い、専用ツールを利用して作成します。このメディアは、クリーンインストールを行う際の起点となるため、作成に失敗すると作業そのものが進みません。

USBメモリは十分な容量があり、他のデータが入っていないものを使用しましょう。作成中は途中で中断せず、完了まで待つことが重要です。また、作成後にメディアが正しく認識されるか確認しておくと、後のトラブルを防げます。

パソコンをインストールメディアから起動する

インストールメディアを作成したら、それをパソコンに接続し、通常の起動ではなくメディアから起動するよう設定します。この操作は、電源投入時に特定のキーを押すことで行う場合が多く、機種によって方法が異なります。

設定を誤ると、いつものOSが起動してしまうため、画面の表示をよく確認しながら進めましょう。ここで正しく起動できれば、クリーンインストールの準備はほぼ整ったといえます。

言語やキーボードなど初期設定を行う

インストールメディアから起動すると、言語やキーボード配列、地域などを選択する画面が表示されます。ここで選んだ内容は、インストール後の操作性に影響するため、自分が普段使っている設定を選びましょう。

特にキーボード配列を誤ると、入力時に違和感が生じることがあります。慌てず一つずつ確認しながら進めることが大切です。

インストール方法で「カスタム」を選択する

セットアップの途中で、インストール方法を選ぶ画面が表示されます。クリーンインストールを行う場合は、既存の環境を引き継がない「カスタム」などの新規インストールを選択します。

ここで別の選択肢を選んでしまうと、意図した結果にならない可能性があるため注意が必要です。この工程は、クリーンインストールかどうかを決定づける重要なポイントです。

ストレージを初期化してインストール先を指定する

次に、OSをインストールするストレージを選択します。クリーンインストールでは、既存のデータが残らないよう、ストレージを初期化したうえでインストール先として指定します。

この操作を行うと、保存されているデータは完全に削除されるため、事前のバックアップが欠かせません。誤って別のストレージを選ばないよう、容量や構成をよく確認しながら進めましょう。

OSのインストールを実行する

インストール先を指定すると、OSのインストールが自動的に始まります。この工程では、特別な操作はほとんどなく、画面の指示に従って待つことになります。

途中で再起動が行われることもありますが、慌てずそのまま進行させてください。インストール中に電源を切ったり、メディアを抜いたりするとトラブルの原因になるため、安定した環境で作業することが重要です。

初期セットアップを行い使用できる状態にする

インストールが完了すると、ユーザーアカウントの作成や基本設定を行う初期セットアップ画面が表示されます。ここでは、ログイン方法や基本的な設定を行い、パソコンを使える状態に整えます。

すべての設定をこの段階で完璧に仕上げる必要はありませんが、最低限の項目は確認しておきましょう。これでクリーンインストール自体の作業は完了となります。

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クリーンインストール後にやるべきこと

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クリーンインストールが完了しても、すぐに以前と同じように使えるわけではありません。インストール直後の状態は最低限の構成であり、安全性や使い勝手の面では不十分なことが多いです。ここからの作業を丁寧に行うことで、安定した環境を整え、トラブルを未然に防ぐことができます。ここでは、クリーンインストール後に優先して行うべき作業を順番に解説します。

OSを最新の状態に更新する

クリーンインストール直後のOSは、必ずしも最新の状態とは限りません。更新を行わないまま使い始めると、セキュリティ上のリスクが高まったり、不具合が発生しやすくなったりします。そのため、最初に行うべきなのがOSの更新です。

更新には時間がかかることもありますが、途中で中断せず、すべて完了させることが重要です。再起動が必要な場合もあるため、作業時間には余裕を持って取り組みましょう。最新の状態にすることで、安定性や安全性が大きく向上します。

デバイスドライバーが正しく動作しているか確認する

OSが正常に動いていても、周辺機器や内部パーツが正しく認識されていない場合があります。特に、ネットワークや画面表示、音声に関わる部分は、ドライバーの状態によって大きく影響を受けます。

まずは、インターネット接続や画面の解像度、音が正しく出るかなど、基本的な動作を確認しましょう。問題がある場合は、ドライバーの更新や再インストールが必要になることがあります。これを早い段階で確認しておくことで、後々のトラブルを防げます。

必要なソフトウェアを再インストールする

クリーンインストール後のパソコンには、必要最低限のソフトしか入っていません。普段使っているアプリや業務に必要なツールは、自分で再インストールする必要があります。ここでは、闇雲にすべてを入れ直すのではなく、本当に必要なものだけを選ぶことがポイントです。

不要なソフトを入れすぎると、再び動作が重くなる原因になります。必要なソフトを整理しながら再インストールすることで、快適な環境を維持しやすくなります。

バックアップしておいたデータを復元する

事前にバックアップしておいたデータは、この段階で必要に応じて復元します。一度にすべて戻すのではなく、使用頻度の高いデータから順に戻すと、整理された状態を保ちやすくなります。

また、復元の際に不要なファイルが含まれていないか確認することで、環境をきれいに保つことができます。バックアップからの復元は、クリーンインストールの効果を最大限に活かすためにも、慎重に行うことが大切です。

セキュリティ設定を確認・有効化する

最後に、セキュリティ面の確認を行います。OS標準のセキュリティ機能が有効になっているか、設定が適切かをチェックしましょう。必要に応じてセキュリティソフトを導入し、基本的な対策を整えることで、安全にパソコンを使い続けることができます。

ここをおろそかにすると、再びトラブルの原因を作ってしまう可能性があります。クリーンインストール後は、新しい環境を守る意識を持つことが重要です。

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よくある失敗・トラブルと対処法

クリーンインストールは効果の高い方法ですが、手順を一つでも誤るとトラブルにつながることがあります。ただし、多くの失敗は事前に知っておくことで回避でき、万が一発生しても落ち着いて対処すれば深刻な問題にならないケースがほとんどです。ここでは、実際によく起こりやすい失敗やトラブルと、その対処の考え方を整理します。

インストールが途中で止まって進まなくなる

インストール中に画面が変わらなくなったり、進行状況が長時間止まったままになったりすることがあります。この原因として多いのは、インストールメディアの不具合や、接続されている周辺機器の影響です。まずは焦らず、一定時間待っても進まない場合に対処を検討します。

USB機器や外付けドライブなど、必要のない周辺機器はすべて外し、最小構成で再度インストールを試すことで改善することがあります。また、インストールメディア自体に問題がある可能性もあるため、別のUSBメモリで作り直すことも有効です。途中で止まるからといって必ずしも故障とは限らず、環境を整え直すことで解決するケースが多いトラブルです。

作業中に電源が切れてしまう

クリーンインストール中に電源が切れると、失敗したのではないかと不安になるかもしれませんが、多くの場合は再度インストールをやり直すことで対応できます。ただし、こうした事態を防ぐためには、事前の準備が重要です。ノートパソコンの場合は必ず電源アダプターを接続し、バッテリー残量に頼らないようにしましょう。

また、作業中は誤って電源ボタンに触れないよう注意が必要です。万が一電源が落ちてしまった場合は、落ち着いて再起動し、インストールメディアからもう一度作業をやり直すことが基本的な対処になります。

インストール後にパソコンが起動しない

インストールが完了したはずなのに、電源を入れてもOSが起動しないケースもあります。この場合、起動順の設定やインストール先の指定に問題がある可能性があります。まずは、インストールメディアを抜いた状態で再起動し、それでも起動しない場合は、起動設定を確認します。

設定が適切でない場合、再インストールが必要になることもありますが、慌てず一つずつ確認することが大切です。インストール後に起動しない場合でも、多くは設定や手順の見直しで対応できます。

ドライバーが正しく入らず機器が使えない

クリーンインストール後、インターネットに接続できない、音が出ない、画面表示がおかしいといった症状が出ることがあります。これは、必要なドライバーが正しく入っていないことが原因です。まずは基本的な動作を確認し、不具合がある場合はドライバーの更新や再インストールを行います。

ネットワーク関連のドライバーがない場合は、事前に保存しておいたデータが役立ちます。ドライバーの問題は珍しいものではなく、正しく対処すれば解決できるケースがほとんどです。

バックアップを取っておらずデータを失ってしまう

最も取り返しがつかない失敗が、バックアップを取らずにクリーンインストールを実行してしまうことです。一度削除されたデータを元に戻すのは非常に難しく、完全に復旧できない場合もあります。

このトラブルを防ぐ方法は、事前に十分なバックアップを取ることしかありません。クリーンインストールを検討する段階で、「消えて困るデータはすべて退避したか」を必ず確認することが重要です。

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自分でやるべきか業者に依頼すべきか

クリーンインストールは、自分で行うこともできますが、すべての人に向いている作業とは限りません。操作自体は手順に沿えば進められる一方で、判断を誤るとデータ消失や作業のやり直しにつながる可能性があります。そのため、自分の知識や状況に合わせて「自分で行うか」「業者に依頼するか」を冷静に判断することが大切です。ここでは、それぞれに向いているケースを整理します。

自分でクリーンインストールを行うのに向いている人

パソコンの基本操作に慣れており、設定変更やトラブル対応に抵抗がない人は、自分でクリーンインストールを行うことができます。手順を調べながら作業する時間を確保できることも重要なポイントです。

また、バックアップや再設定を自分で管理できる人であれば、コストをかけずに環境を一新できるメリットがあります。失敗しても落ち着いてやり直せる余裕がある人にとっては、学びの機会にもなります。

一方で、急ぎでパソコンを使う必要がある場合や、作業に不安がある場合は慎重に判断しましょう。

業者に依頼した方がよいケース

パソコン操作に不安がある場合や、重要なデータを扱っている場合は、無理に自分で行うよりも業者に依頼した方が安全です。特に、仕事で使っているパソコンや、設定ミスが許されない環境では、専門知識を持った業者に任せることでリスクを抑えられます。

また、トラブルの原因がはっきりしない場合でも、診断を含めて対応してもらえる点は大きなメリットです。時間を節約したい人や、確実性を重視したい人にも向いています。

業者に依頼した場合の費用相場

クリーンインストールを業者に依頼した場合の費用は、作業内容や地域によって異なりますが、一般的には数千円から数万円程度が目安になります。バックアップやデータ移行、追加設定を含めると費用が上がることもあります。

依頼する際は、どこまでの作業が含まれているのかを事前に確認し、自分の希望と合っているかを確認することが大切です。費用だけでなく、サポート内容や対応の丁寧さも判断材料にすると安心です。

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まとめ|クリーンインストールは最終手段として正しく使おう

パソコン修理屋くまさん

クリーンインストールは、パソコンの環境を根本から作り直せる強力な方法ですが、気軽に行うべき作業ではありません。実行するとデータや設定がすべて消えるため、事前準備を怠ると大きな後悔につながる可能性があります。一方で、何をしても改善しない不具合や、深刻なトラブルを抱えている場合には、有効な解決策となることも事実です。

重要なのは、「本当に今クリーンインストールが必要なのか」を見極めたうえで、正しい手順と十分な準備を行うことです。自分で対応できるか不安な場合は、無理をせず専門業者に相談する選択もあります。クリーンインストールは万能ではありませんが、状況に応じて正しく使えば、パソコンを快適な状態に戻す大きな助けになります。この記事の内容を参考に、冷静に判断し、自分にとって最適な方法を選んでください。

もし、パソコンのトラブルでお困りでしたらパソコン修理屋くまさんまでご相談ください。当社ではパソコンのさまざまなトラブルに経験豊富で高い技術力を持ったスタッフが対応いたします。パソコントラブルならパソコン修理屋くまさんまでお気軽にお問い合わせください。

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