窓ガラスを割られたときにやることと交換までの流れ

窓猿は、ガラス修理・交換サービスとしてSLS株式会社が運営するサービスです。 窓やドア、家具などのガラス割れやヒビ、交換に関するご相談に幅広く対応しており、現地調査からお見積もり、施工まで一貫して承っています。 これまでの施工経験や取扱いガラスの知識をもとに、設置場所や用途、ご希望に合わせたガラスをご提案しています。 また、一般的な板ガラスだけでなく、ペアガラスや防犯ガラス、防火ガラスなどの機能性ガラスにも対応し、暮らしの快適性や安全性を高めるためのご案内も行っています。 お客様に安心してご利用いただけるサービスを目指し、分かりやすい情報発信を心がけています。
- 窓ガラスを割られたときに最初にやるべきこと
- 盗難被害があった場合の警察対応や不正利用防止の手続き
- 割られた窓ガラスの応急処置と安全な片付け方
- 修理費用の目安や火災保険が使える可能性
- 同じ被害を防ぐための防犯対策
窓が割られていると、放っておくわけにもいかず、かといって割れたガラスに近づくのも怖いと思います。
どこから手をつければいいのか分からないまま、時間だけが過ぎていきます。触っていいのか、警察を呼ぶのが先か、片付けてもいいのか。どれも判断がつきません。
この記事では、割られた窓を見つけてから交換が終わるまでの流れを順に追います。そのうえで、自分で触らないほうがよい窓の見分け方と、費用を誰が払うことになるのかをまとめました。
- 割られた窓を見つけてから交換までの流れ
- 割れたガラスに自分で触らないほうがよい窓
- 警察の確認が終わるまでにできること
- 割られた窓の費用を誰が払うことになるか
- 同じ窓を繰り返し割られているときにやること
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割られた窓を見つけてから交換までの流れ

割られた窓は、見つけてすぐガラス屋に来てもらえば終わり、というものではありません。間に警察が入ることが多く、保険を使うなら警察の記録が必要になる場合があります。
大きく3つの段階に分かれます。見つけた直後、警察に連絡してから確認が終わるまで、そしてガラス屋が来てから窓がふさがるまでです。段階ごとに、やることも待つことも変わります。
先に全体を見ておくと、いま自分がどこにいるのかが分かります。どこで待つことになるのかが分かっていれば、次の段取りも組めます。
見つけた直後にやること
窓が割られているのを見つけたら、まず窓から離れてください。
家の中で見つけた場合は、そのまま外に出るか、別の部屋へ移ります。割った人がまだ家の中にいる可能性を先に考えてください。物音がする、家の中の物が動いている、といったときは、家に入らずに外から警察へ連絡します。
外から見つけた場合も同じです。割れた窓の下には破片が落ちています。近づいて中を確かめようとしないでください。中に人がいるかどうかは、外から見ても分かりません。
離れたら、警察に連絡します。人がいる気配があるときや、けがをしている人がいるときは110番です。誰もいないことがはっきりしていて、急ぎでない場合は、最寄りの警察署に電話する方法もあります。どちらにするか迷ったときは110番で構いません。
夜であれば、その部屋の明かりはつけたままにしておいてください。暗いまま人が入ると、床の破片が見えません。外から見て室内に人の気配があると分かることも、次に来る人への抑えになります。
警察に連絡してから確認が終わるまで
警察に連絡すると、状況に応じて現場を見に来ることがあります。
この間、割れたガラスは片付けないでください。片付けてしまうと、どこがどう割れていたのかが分からなくなります。あとで保険を使うときにも、割れた状態の記録が必要になります。
窓の周りに人やペットが近づかないようにしておきます。破片は思っているより広く飛んでいて、窓から離れた場所にも落ちています。カーテンの裏や、家具の下にも入り込みます。
この時間は、ただ待つだけではありません。写真を撮る、割れた範囲を見ておく、といったことは、触らなくてもできます。次の章にまとめました。
同じ建物に住んでいる人がいる場合は、先に声をかけておいてください。共用の通路に面した窓であれば、外側にも破片が落ちています。
ガラス屋が来てから窓がふさがるまで
警察の確認が終わると、ガラスに手をつけられるようになります。
ガラス屋がやることは2つに分かれます。割れたガラスを外して片付けることと、新しいガラスを入れることです。この2つは、同じ日に続けて行うこともあれば、間が空くこともあります。
間が空くのは、入っていたガラスをその場で用意できないときです。網入りガラス、複層ガラス、強化ガラス、合わせガラスは、寸法を指定して作ってもらうガラスなので、手配に日数がかかります。透明な1枚ガラスであっても、大きさによっては在庫がないことがあります。
連絡するときに、割れている窓の大きさとガラスの種類が分かっていると、その場で見当がつきます。分からなければ、写真を見せる方法もあります。
交換にかかる費用の目安は、交換費用の目安と見積もりのときに伝えることにまとめています。連絡するときに何を伝えればよいかは、最初に連絡する先と伝えることをご覧ください。
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割れたガラスに自分で触らないほうがよい窓

割れたガラスの片付けは、自分でできる場合とできない場合があります。窓の大きさと場所で分かれます。
分かれ目は3つです。窓の大きさ、窓のある高さ、そして風です。1つでも当てはまる窓は、片付けもガラス屋に任せてください。
無理に片付けようとして手を切ると、その場でガラスを触れる人がいなくなります。片付けが途中で止まったまま、けがの手当てが先になります。
掃き出し窓のような大きな窓
床まである大きな窓は、ガラス1枚の重さがあります。
ガラスの重さは、ふだんは下の辺で受けています。割れたあとは、周りのゴムやパッキンに引っかかっているだけの不安定な状態になっていることがあります。上のほうを引っぱると、支えが外れて下側が一度に崩れ落ちるおそれがあります。手前に倒れてくることもあります。
割れた場所が真ん中でも同じです。ひびが入った線から上と下に分かれていて、どちらも枠に引っかかっているだけになっています。見た目には収まっていても、支えはありません。
大きな窓は、割れていない部分ほど重く、動かしたときの危険が大きくなります。半分だけ残っているように見えても、その半分に重さが集まっています。
引き違いの窓であれば、割れていないほうの窓も動かさないでください。レールを動かした振動が、割れた側に伝わります。
首より高い位置にある窓
階段の途中や、廊下の上のほうにある窓は、破片が上から落ちてきます。
脚立に乗って作業すると、片手でガラスを持ち、片手で体を支えることになります。ガラスが動いたときに、とっさに手を離せません。落ちてくるものから身をかわす姿勢が取れません。
窓の下に立って見上げるのも避けてください。枠に残ったガラスは、建物の造りや割れ方によっては、ドアの開け閉めなどの振動で緩むことがあります。
出窓も同じです。手を伸ばす姿勢になるため、体が窓に近づきます。台の上に乗っているものを先にどかそうとして、その途中で落ちてくることがあります。
外から強い風が入っている窓
割れた穴から風が入っている窓は、残ったガラスが風であおられています。
風は一定ではありません。強く吹いた瞬間に、枠に残っていたガラスが室内側へ倒れてくることがあります。風が入っているかどうかは、風切り音がするか、窓のそばに置いた紙が揺れるかで見当がつきます。
台風のあとや、ビルの間で風が抜ける場所にある窓は、特に気をつけてください。建物の形によっては、外が無風に見えても窓の前だけ風が回り込んでいることがあります。
風が入っている窓は、片付けよりも先に、その部屋のドアを閉めて人が入らないようにします。ドアを開けたままにすると、家の中を風が通り抜けて、別の場所の窓や戸が動きます。
なお、割れずにひびだけが入っている場合は、扱いが違います。窓ガラスのひび割れを自分で補修する方法と交換の見極め方をご覧ください。
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警察の確認が終わるまでにできること

警察が来るまでの時間と、現場を見ている時間は、何もできないわけではありません。ガラスに触らずにできることがあります。
ここでやっておくと、あとの手続きが早く終わります。特に保険を使う場合は、割れた状態の記録が要ります。片付けてからでは撮れません。
写真を撮っておく
割れた窓を、離れた場所から撮ってください。近づく必要はありません。
撮るのは3種類です。窓の全体が入っている写真、割れている部分が分かる写真、そして破片が落ちている範囲が分かる写真です。部屋の中と外の両方から撮れると、どちら側から割られたかが残ります。
日付が入る設定にしておくか、撮った日が分かるようにしておいてください。あとから見返すときに、順番が分かります。
窓のそばに落ちているもの、たとえば石やボールがあれば、それも一緒に写るように撮っておきます。ただし、拾って持ち上げないでください。
保険を使うときは、この写真が要ります。詳しくは窓ガラスの割れに火災保険は使えるかをご覧ください。
人とペットを窓から離す
破片は、窓から離れた場所まで飛んでいます。
その部屋のドアを閉めて、入らないようにしてください。ドアが閉まらない場所なら、椅子や段ボール箱を置いて通れないようにします。テープで印をつけるだけでは、人は入ります。
ペットは部屋から出して、ケージに入れておいてください。足の裏を切っても気づかず、家の中を歩き回ります。
子どもは、注意しても見に行きます。大人が見ていない時間を作らないでください。学校や外出から帰ってくる時間があるなら、先に伝えておきます。
裸足で歩かないよう、家族全員に伝えてください。破片は隣の部屋まで運ばれます。
割れた場所と範囲を見ておく
触らずに、目で見て確かめておくことがあります。
割れているのが1枚だけか、2枚以上か。引き違いの窓なら、内側と外側で別のガラスです。片方だけ割れていることも、両方割れていることもあります。
ガラスの種類も見ておいてください。中に金網が見えれば網入りガラス、ガラスが2枚重なって見えれば複層ガラスです。すりガラスや模様の入ったガラスもあります。同じ家の中でも、部屋によって種類が違うことがあります。
窓のおおよその大きさも分かると、連絡したときに話が早くなります。ただし、測るために近づく必要はありません。隣の窓と同じ大きさであれば、そちらを測れば足ります。
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割られた窓の費用を誰が払うことになるかの分かれ目

割られた窓の費用は、誰が払うかが状況で変わります。
分かれ目は、持ち家か賃貸か、そして相手が分かっているかどうかです。ここでは分かれ目だけを示します。それぞれの詳しい内容は、別の記事にまとめています。
持ち家で犯人が分からないとき
自分の家で、割った人が分からない場合は、まず自分の火災保険を確かめてください。
火災保険は火事だけのものではありません。契約の内容によっては、人に割られた窓も対象になることがあります。ただし、対象になるかどうかは契約ごとに違います。加入したときの書類か、保険会社の窓口で確かめてください。
修理を頼む前に保険会社へ連絡してください。先に直してしまうと、使えたはずの保険が使えなくなることがあります。割れた状態の写真と、警察に届けた記録を求められることがあります。
詳しくは窓ガラスの割れに火災保険は使えるかをご覧ください。
賃貸のとき
賃貸の住まいでは、窓ガラスは借りている部屋の一部です。
自分でガラス屋を手配する前に、管理会社か大家に連絡してください。手配の方法が決まっていることがあり、先に頼むと費用が自分の負担になる場合があります。
夜間や休日で連絡がつかない場合でも、留守番電話やメールに残しておいてください。連絡を試みた記録が残ります。そのうえで、窓が空いたままで危ない状態であれば、その旨も伝えておきます。
誰が払うかは、割られた原因によって変わります。詳しくは賃貸の窓ガラスが割れたときの費用の負担にまとめています。
相手が分かっているとき
ボールが飛んできた、近所の人が割った、というように相手が分かっている場合があります。
この場合、相手が入っている個人賠償責任保険が使えることがあります。自動車保険や火災保険に付いていることが多く、本人が気づいていないこともあります。
その場で金額の話をする前に、両方が保険を確かめてください。相手の保険で払えるなら、そのほうが話が早く済みます。金額を先に決めてしまうと、保険の手続きに乗らないことがあります。
相手が子どもの場合は、保護者の保険が対象になることがあります。学校や習い事の場での出来事であれば、そちらで入っている保険が使えることもあります。
相手が名乗り出ないまま帰ってしまったときは、犯人が分からないときと同じ扱いになります。あとから相手が分かった場合に備えて、割れた状態の写真は残しておいてください。
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同じ窓を繰り返し割られているときにやること

同じ窓が何度も割られている場合は、1回目とは違う動き方になります。
1回で終わらないということは、原因が続いているということです。直しても、また同じことが起きます。やることは3つです。
日付と状態を記録に残す
何回目か、いつか、どこがどう割れたかを残してください。
1回ごとに写真と日付を残しておくと、繰り返されていることが形になります。記憶だけでは、あとから順番も回数も曖昧になります。
修理の見積書や領収書も、まとめて取っておいてください。同じ場所が繰り返し壊されていることの記録になります。曜日や時間帯に偏りがあれば、それも書き添えておきます。
警察に相談する
1回目に届けていても、繰り返されているなら改めて相談してください。
同じ場所が続けて狙われていることは、1回だけの被害とは扱いが変わります。これまでの日付と写真をまとめて持っていくと、話が早く進みます。
相談する先は、最寄りの警察署です。急ぎでなければ110番でなくてもかまいません。近所で同じ被害が出ていないかも、そのときに聞けます。
集合住宅であれば、管理会社にも同じ記録を渡しておいてください。共用部の防犯について、建物として動けることがあります。
ガラスそのものを変える
割れにくいガラスに替えるという方法があります。
2枚のガラスを中間の膜で貼り合わせた合わせガラスは、中間の膜が破片を保持するため、1枚のガラスより穴を開けにくい造りになっています。防犯を目的に作られたものもあります。
ただし、どのガラスに替えても割られないわけではありません。入っているサッシによっては、厚みが合わず入らないこともあります。いま入っているガラスの種類と、サッシの溝の幅を確かめてから決めることになります。
替えるかどうかは、繰り返されている回数と、その窓の場所で決めることになります。人目につかない裏手の窓と、道路に面した窓とでは、事情が違います。
ガラスだけを替えるか、サッシごと替えるかでも費用が変わります。いまのサッシに入るガラスの種類が限られている場合は、サッシごとの交換になることがあります。
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窓ガラスを割られたときについてよくある質問

割れたガラスは掃除機で吸ってもよいですか
吸わないでください。家庭用の掃除機は、取扱説明書でもガラスの破片を吸うことを勧めていないものが多く、破片が袋やホースを傷めるおそれがあります。紙パックの場合は、袋を交換するときに手を切ることがあります。サイクロン式でも、ためた容器を空けるときに同じことが起きます。集めるなら、大きな破片は紙に包み、細かいものは粘着テープに貼り付けて取ります。カーペットや畳の目に入った破片は、テープでも取りきれないことがあります。窓が大きい場合や高い位置にある場合は、片付けごとガラス屋に任せてください。
警察を呼ばずにガラス屋だけ呼んでもよいですか
呼ぶかどうかは決められることです。ただし、火災保険や相手の保険を使う場合は、割られたことの記録が必要になります。警察に届けていないと、その記録が残りません。保険を使うつもりがあるなら、先に警察へ連絡してください。
割れた窓を段ボールでふさいでもよいですか
保険を使う見込みがあるなら、ふさぐ前に写真を撮り、警察への連絡を済ませてください。そのうえで、窓が小さく、手が届く高さで、風が入っていない場合はできます。段ボールを窓枠より大きめに切り、外側からテープで留めます。ただし、枠に割れたガラスが残っているうちは触らないでください。段ボールを押し当てたときに、残ったガラスが動きます。雨が続く見込みであれば、段ボールは水を吸って垂れ下がるため、そのままにはできません。
賃貸で割られたときは誰に連絡しますか
管理会社か大家に連絡してください。自分でガラス屋を手配する前に伝えることで、費用の負担や業者の指定について先に確認できます。連絡する前に片付けてしまうと、割られた状態を伝えられなくなります。
まとめ
割られた窓は、見つけた直後、警察の確認が終わるまで、ガラス屋が来てから、の3つの段階に分かれます。いま自分がどこにいるかが分かると、次にやることが決まります。
割れたガラスの片付けは、自分でできる場合とできない場合があります。掃き出し窓のような大きな窓、首より高い位置にある窓、外から強い風が入っている窓は、片付けごとガラス屋に任せてください。無理に触って手を切ると、その場でガラスを扱える人がいなくなります。
費用を誰が払うかは、持ち家か賃貸か、相手が分かっているかで変わります。保険を使うつもりがあるなら、直す前に連絡してください。

