
キッチンの蛇口を自分で交換しよう!交換方法や注意点を解説!
「蛇口の交換方法が分からない…」「蛇口の交換費用はどのぐらいだろう…」このようなお悩みはありませんか?
蛇口の交換は、部品や工具があれば自分で交換できます。
本記事では、キッチンの蛇口を自分で交換する方法や注意点について解説します。
部品の選定や交換に不安がある方は、出張料無料の水猿までお気軽にご相談ください。
この記事は約7分で読み終わります。
目次
蛇口の種類を確認しておこう

キッチンの蛇口の種類によって交換方法はそれぞれ異なります。
ここでは、蛇口の種類について解説します。
ワンホールタイプの蛇口

ワンホールタイプの蛇口は、キッチンの天板に円柱状の蛇口が取り付けられたものです。
取付に必要な穴が1つだけで済むため、設置や交換が比較的簡単です。
デザイン面では、洗練された見た目が多く、タッチレスタイプ・浄水器付きタイプ・シャワーヘッドタイプ・食洗器用の分岐水栓付きタイプなどから選ぶことができます。
また、取付穴のサイズがメーカーで共通のものが多いため、違うメーカーの蛇口に交換することができるのです。
ツーホールタイプの蛇口

キッチンの天板に取り付けられている点は同じですが、取付穴が2つあるものがツーホールタイプの蛇口になります。
浄水機能付きやシャワー機能付きのものがありますが、ワンホールタイプの蛇口と比較すると種類は少なめです。
また、1つのレバーで水とお湯が出せるシングルレバー混合栓と、それぞれの蛇口をひねって出すツーバルブ混合栓があります。
壁付きタイプの蛇口

壁付きタイプの蛇口は、その名の通り壁に取り付けられている蛇口になります。
シンクの上部が使用可能となり、調理や洗い物などの作業が快適にできるのです。
さらに、天板に設置されないため、水が蛇口の根元に溜まりりにくく、掃除がしやすいというメリットなどもあります。
症状によっては蛇口を交換しなくて済むかも

蛇口に不具合が起きた際、「すぐに交換しなければいけない」と考える方も多いですが、蛇口内部のパッキンやナットの緩みであれば、簡単に対処できる場合があります。
蛇口のパッキンの耐用年数は、使用頻度にもよりますが、約10年と言われています。
ホームセンターやネットショッピングで交換用のパッキンを購入し、自分で交換してみましょう。
ナットの緩みは、モンキーレンチを使って締め直してください。
蛇口から水漏れするときの対処法について詳しく知りたい方は、下記の記事をご確認ください。

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自分で蛇口を交換する方法

自分で蛇口の交換ができれば、業者に依頼するよりも費用を抑えることができます。
交換用の蛇口は、以下の取付穴の大きさから選びましょう。
蛇口の種類 | 取付穴の大きさ |
---|---|
ワンホールタイプ | 33~39mm |
ツーホールタイプ | 102mm・203mm |
壁付タイプ | 105~255mm |
ここでは、自分で蛇口を交換する方法について解説します。
ワンホールタイプの蛇口の交換方法
ワンホールタイプの交換方法は、以下の通りです。
- シンクの下にある止水栓を時計回りに回して閉めます。
止水栓がない場合は、水道の元栓を閉めましょう。 - モンキーレンチを使って給水管と給湯管の接続部分のナットを外します。
管を取り外した際に水が流れてくる可能性があるので、バケツを下に置いておきましょう。 - モンキーレンチを使って蛇口本体を固定しているナットを外します。
- 古い蛇口を引き抜きます。
蛇口を引き抜いた後は、取付穴周辺のサビや汚れを歯ブラシなどで掃除しておきましょう。 - 新しいアダプタを取付穴に取り付け、ネジで固定します。
- 新しい蛇口を取付穴に取り付け、ネジで固定します。
- モンキーレンチを使って付属のソケットを給水管と給湯管に固定します。
- 給水ホースと給湯ホースをソケットに挿し込みます。
- 止水栓を反時計回りに回して開けます。
水が出るか、水漏れがないかを確認します。
ツーホールタイプの蛇口の交換方法
ツーホールタイプの蛇口の交換方法は、以下の通りです。
- シンクの下にある止水栓を時計回りに回して閉めます。
シンクの下に止水栓が無い場合は、水道の元栓を閉めましょう。 - モンキーレンチを使って給水菅と給湯管のナットを外します。
- モンキーレンチを使って蛇口の下を固定しているナットを外し、古い蛇口を引き抜きます。
- 新しい蛇口を取付穴に取り付け、水栓にパッキン、座金、ナットの順で取り付けます
- 新しい蛇口に給水管・給湯管を取りつけ、モンキーレンチを使ってナットを締めます。
管の接続部分には、新しいパッキンを入れてください(古いパッキンだと水漏れの原因になります)。 - 止水栓を反時計回りに回して開けます。
水が出るか、水漏れがないかを確認します。
壁付きタイプの蛇口の交換方法
壁付タイプの蛇口の交換方法は、以下の通りになります。
- シンクの下にある止水栓を時計回りに回して閉めます。
シンクの下に止水栓が無い場合は、水道の元栓を閉めましょう。 - モンキーレンチを使って蛇口を固定しているナットを外し、古い蛇口を取り外します。
- モンキーレンチを使って蛇口の取付脚を固定しているナットを外し、古い取付脚を取り外します。
取り外した後は、配管の汚れを歯ブラシなどで掃除してください。 - 新しい取付脚にシールテープを10回程度巻き付け、モンキーレンチを使って時計回りで壁に取り付けます。
左右の配管が八の字になるように回し、蛇口が水平になるように調整します。
取付脚の回しすぎによって反時計回りに回した場合は、シールテープを巻くところからやり直してください。 - 新しい蛇口を取付脚に取り付け、モンキーレンチを使ってナットで締めます。
新しいパッキンをはめてからナットを締めましょう。 - 止水栓を反時計回りに回して開けます。
水が出るか、水漏れがないかを確認します。
自分で蛇口の交換をするときの注意点

間違った方法で蛇口を交換してしまうと、思わぬトラブルに繋がる可能性があります。
ここでは、自分で蛇口の交換をするときの注意点について解説します。
用意する部品は間違えない

部品選びが不安な方は、既存の蛇口と同じものを購入しましょう。
間違った蛇口を購入してしまうと、基本的に返品できない場合が多いためです。
確実に交換したいときは、蛇口の根元にメーカーや製品番号が記載されていることが多く、ホームセンターやネットショッピングで購入できます。
ただし、古い蛇口だと廃盤になっている可能性もあるので注意してください。
交換に失敗すると状況が悪化する可能性

誤った方法で蛇口を取り付けてしまうと、水漏れや故障の原因になり、余計な修理費用や交換費用が発生してしまうかもしれません。
費用はかかってしまいますが、部品選びや交換作業に慣れているプロの業者に依頼するのも1つの方法です。
交換ではなく修理で済む場合もあるので、まずは状況を見てもらうとよいでしょう。
自分で交換できない・不安なら業者に依頼しよう

自力での蛇口交換に不安がある方は、業者に依頼しましょう。
ここでは、業者に依頼するメリットや費用について解説します。
業者に依頼するメリット

業者に依頼するメリットは、対応スピードの速さや交換後のアフターサポートが充実している点です。
依頼したその日に駆け付けてくれることもあるので、頼りになる存在となるでしょう。
また、商品や施工の保証があれば、蛇口交換後のトラブルがあっても無償で対応してくれる場合がほとんどです。
業者に依頼したときの費用相場

業者に蛇口交換を依頼した際にかかる費用は、基本的には部品代と作業代になります。
業者によっては、出張費用やその他の費用がかかることもあるため、事前に確認しておきましょう。
業者にキッチンの蛇口交換を依頼したときの費用相場は、以下の通りです。
作業内容 | 費用(税込) |
---|---|
キッチンの蛇口交換 | 約16,500~39,600円 |
水回りのトラブルなら水猿にお任せください!

本記事では、キッチンの蛇口を自分で交換する方法や交換する際の注意点について解説しました。
蛇口交換は自分でもできますが、交換手順や部品選びを間違ってしまう可能性があります。
弊社水猿に依頼することで、お客様のご予算やご希望から最適な製品をお選びし、スムーズに交換いたします。出張費・駐車場代・キャンセル料はいただいておりませんので、気兼ねなくご相談ください。