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大切な写真、仕事のファイル、長年ため込んだデータ。パソコンの電源が入らなくなった、異音がする、うっかり削除してしまった。そんなとき、まず気になるのが復旧にかかる費用です。データ復旧の料金は一つではなく、障害の状態や保存媒体によって大きく変わります。
この記事では、データ復旧の料金は障害の種類や媒体で大きく変わり、論理障害なら数万円程度、物理障害なら十数万円以上になることもある相場であることを軸に、媒体・障害別の料金相場と、費用を安く抑えるコツを見ていきましょう。復旧を依頼する前に、費用の目安を正しく把握できるようになります。
① データ復旧の料金が媒体・障害で変わるのは、復旧作業の難易度で費用が変わるため
媒体(HDD・SSD・USB・SD)と障害別の料金相場がわかります。
② 費用を安く抑えられるのは、自己操作を控えて無料診断と複数社の見積もりを比較するため
データ復旧費用を安く抑えるコツがわかります。
③ 業者選びで失敗しないのは、基本料金と作業料金のしくみを事前に確認するため
業者に依頼する場合の料金のしくみと注意点がわかります。
データ復旧の料金相場(媒体・障害別の目安)
データ復旧の料金は、ケースによって大きく異なります。障害の種類や保存媒体、症状の重さによって、数万円で済むものから数十万円に達するものまで幅があります。まず、相場の考え方を見ていきましょう。
データ復旧の料金が変わる理由
データ復旧の料金は、障害の種類と媒体、症状の重さで大きく変わります。もっとも大きく効くのは障害の程度です。誤って削除したファイルを戻すような論理障害であれば費用は抑えられますが、HDDが異音を発するような物理障害では、部品の交換やクリーンルームでの作業が必要になり、十数万円以上になることもあります。
このほか、保存媒体の構造やデータ容量、緊急対応の有無、業者の料金体系も価格に影響します。見積もりを見るときはこの点を押さえておくと、金額の意味が理解しやすくなります。
媒体別の料金相場の目安(HDD・SSD・USBメモリ・SDカード)
料金の主因は障害の程度で、媒体そのものより構造の違いが復旧の難易度に影響します。HDDは可動部品があるため物理障害で高額化しやすく、SSDはコントローラーやNANDフラッシュの故障で復旧が難しくなることがあります。USBメモリやSDカードは小型で専用部品のため、物理破損で難易度が上がる場合があります。
| 媒体 | 構造の特徴・障害の注意点 |
|---|---|
| HDD | ヘッドやモーターなどの可動部品があり、異音・ヘッド故障で高額化しやすい |
| SSD | 可動部品はないが、コントローラーやNANDフラッシュの故障で復旧が難しくなる場合がある |
| USBメモリ | 小型で専用部品。物理破損やコントローラー故障で難易度が上がる場合がある |
| SDカード | 小型で専用部品。読み取り不良や破損で復旧が難しい場合がある |
くまさんでは、データ復旧の作業料金を媒体で分けず、障害の程度(軽度・中度・重度)で設定しています()。どの媒体でも同じ基準で見積もりを出すため、料金の考え方がわかりやすいのが特徴です。
障害別の料金相場の目安(論理障害・物理障害)
論理障害から物理障害へ、軽度から重度へと進むほど、料金は上がります。論理障害はソフトウェア側の問題で、OSが動く状態なら比較的費用を抑えられます。一方、物理障害はハードウェアの故障で、部品交換や専門の作業が必要になるため、高額になりやすいのです。実際の目安を、くまさんの料金で見てみましょう。
| 障害の種類 | 症状例 | 料金の目安(くまさん) |
|---|---|---|
| 論理障害(軽度) | OSが起動する状態で、消えたファイルを復旧 | 22,000円 |
| 論理障害(中度) | フォーマットやファイルシステムの破損 | 44,000円 |
| 論理障害(重度) | RAID構成などの複雑な障害 | 別途見積 |
| 物理障害(軽度) | 障害があるが、その場でデータを取り出せる | 22,000円 |
| 物理障害(中度) | 動作が不安定・異音がある | 44,000円 |
| 物理障害(重度) | 部品交換が必要な高度な障害 | 別途見積(1ヶ月前後) |
障害が重くなるほど費用が上がり、重度の障害は別途見積になります。上記の料金は作業料金で、基本料金が別途かかります(・税込・機種や症状により変動)。この「軽度・中度・重度」の考え方は、どの業者の見積もりを見るときにも役立ちます。
![]() | データ復旧の費用は、診断が終わるまでは正確には出ません。まずは無料診断を受けて、どの程度の障害なのかを確認するのがおすすめです。 |
データ復旧費用を安く抑えるコツ
データ復旧の費用は、最初の対応次第で大きく変わります。ここからは、費用を安く抑えるためのコツを見ていきましょう。
自己操作を控えて状態を悪化させない
データ復旧は、自己操作を控えることが費用を抑える第一歩です。焦って電源を入れたままにしたり、再起動を繰り返したりすると、障害が悪化して復旧費用の高額化や、復旧そのものが難しくなる原因になります。
✕ 異音がするHDDの電源を入れ続ける
✕ 再起動を繰り返す
✕ 復旧ソフトを対象のドライブに上書きインストールする
✕ 水濡れした機器に通電する
とくに復旧ソフトを対象のドライブに上書きすると、元のデータが書き換わって復旧できなくなることがあります。異音や水濡れが起きたら電源を切り、専門業者の診断に出すのが安全です。
無料診断と複数社の見積もり比較で相場を見極める
無料診断と複数社の見積もり比較が、相場を見極める確実な方法です。多くの業者が無料診断を提供しており、診断で障害を特定してから正確な見積もりが提示されます。複数社で比較すれば、金額が妥当なものかを判断できます。
✓ 無料診断を利用する
✓ 複数社から見積もりを取る
✓ 成功報酬と調査費の条件を確認する
✓ 見積書面を保管する
見積もりには、成功したときだけ料金が発生する「成功報酬制」と、失敗しても調査費がかかる方式があります。どの条件で請求されるかを、契約前に確認しましょう。
![]() | 料金の相談は、無料診断の段階でするのが安心です。くまさんでも、電話でトラブルの内容を伺い、概算費用をお伝えしてから対応しています。 |
業者に依頼する場合の料金のしくみと注意点
業者に依頼する場合、料金のしくみを理解しておくと、見積もりの内容がわかりやすくなります。データ復旧の料金は、どう組み立てられているのかを見ていきましょう。
業者の料金体系(基本料金・作業料金・オプションの合算)
業者の料金は、基本料金+作業料金+オプションの合算が一般的です。データ復旧の金額だけを見ると、実際にかかる費用を見誤ることがあります。くまさんのデータ復旧を例に、料金のしくみを見てみましょう。
| 費用項目 | 内容 | 目安() |
|---|---|---|
| 基本料金 | 出張・店頭・宅配共通(診断3種込み) | 11,000円 |
| データ復旧(論理障害・軽度) | OSが起動する状態でファイルを復旧 | 22,000円 |
| データ復旧(論理障害・中度) | フォーマットや破損から解析して復旧 | 44,000円 |
| データ復旧(物理障害・軽度) | その場でデータを取り出せる状態から復旧 | 22,000円 |
| データ復旧(物理障害・中度) | 動作不安定・異音から解析して復旧 | 44,000円 |
| データ復旧(重度) | RAID・高度な物理障害 | 別途見積 |
| 出張料金 | 出張時のみ加算 | 5,500円 |
たとえば、HDDに障害が出て起動しないものの、その場でデータを取り出せる状態から復旧する場合の目安は、基本料金11,000円+データ復旧(物理障害・軽度)22,000円+出張料金5,500円=38,500円ほどになります(、機種や症状により変動)。基本料金と作業料金を合算して、総額で判断することが大切です。
依頼前に確認したい料金の条件
契約前に、成功報酬・調査費・見積書面の条件を確認しましょう。データ復旧サービスをめぐるトラブルには、見積額よりはるかに高い金額を請求された、復旧できなかったのに調査費を請求された、といったケースもあります。
✓ 成功報酬制か(成功したときだけ料金が発生するか)
✓ 失敗した場合の調査費は発生するか
✓ 見積書面をもらえるか
✓ 支払い時期はいつか
くまさんでは、電話でトラブルの内容を伺って概算費用をお伝えし、訪問時に実機を診断して作業内容と費用を見積もり、同意をいただいたうえで作業に取りかかります。提示金額以外の請求はありません。
![]() | 弊社の対応事例でも、HDD故障で起動しなくなったノートパソコンからユーザーデータを復旧したケースや、起動しないサーバーから業務データを抽出したケースがあります。データが戻って「助かった」と喜ばれることが多いです。 |
MacBook Proが初期化されていたのでデータを復旧させたい!
投稿日:2026年10月26日

データが初期化されてしまった。
サービスの評価:★★★★★(5/5点)
具体的症状・ご依頼内容等
1年ぶりにパソコンを開いたら自動的にバージョンアップされて初期化してしまったのでデータ復旧したい。
作業内容
HDD故障で起動できなくなり初期化されてしまったパソコンよりユーザーデータを解析、復旧を行いました。
外付けHDDに復旧したデータを収めております。元PCはHDD故障のため、継続利用は難しそうです。
昭島市|起動しないWindowsサーバーからのデータ抽出・復旧事例
投稿日:2025年06月04日

正常に起動しなくなった
サービスの評価:★★★★★(5/5点)
具体的症状・ご依頼内容等
Windowsサーバーとして使用しているPCが正常に起動しなくなったとのことでご相談をいただきました。
業務利用のサーバー機であり、「本体の修理よりもまず中のデータを優先的に取り出してほしい」とのご要望でした。
今回はKUM株式会社様より代理でのお問い合わせがあり、実際のご依頼者様と日程およびお支払いの調整を行い対応いたしました。
業務データが保存されているため、迅速なデータ抽出をご希望されていました。
作業内容
起動しないサーバーPCをお預かりし、内部ストレージの状態を確認しました。
OSは正常起動できない状態でしたが、ストレージ自体にはアクセス可能な状況でした。
物理ディスクを取り外し、専用環境にてデータ抽出を実施。
外付けHDDへ全データをコピーしました。
搭載されていた4基のディスクのうち2基はRAID構成(ミラーリング)であり、同一内容であることを確認しています。
また、RDXメディアについては専用の読み取り機器が必要である旨をご説明しました。
抽出データの整合性を確認し、外付けHDDにて納品。
お客様に内容をご確認いただき、作業完了となりました。
「まずデータが無事で安心しました」とのお言葉をいただきました。
業務継続に必要なファイルが確保できたことで、今後のシステム復旧計画を進められるとのことでした。
よくある質問
Qデータ復旧の料金はいくらくらいかかりますか?
A障害の種類や媒体、症状によって異なります。誤って削除したファイルを戻すような軽い論理障害であれば数万円程度、HDDのヘッド故障などの物理障害では十数万円以上になることもあります。くまさんではデータ復旧(軽度)の作業料金が22,000円で、基本料金が別途かかります()。
Qデータ復旧にかかる期間はどのくらいですか?
A障害の程度によって異なります。論理障害の軽度なら、その場で復旧できる場合が多いです。一方、部品交換が必要な重度の物理障害では、1ヶ月前後かかることもあります。期間の見込みは、診断後にお知らせしています。
Q復旧できなかった場合でも料金がかかりますか?
A業者によって異なります。成功したときだけ料金が発生する成功報酬制の業者もあれば、失敗しても調査費がかかる業者もあります。くまさんでは、作業前に見積もりを提示し、同意をいただいたうえで作業に取りかかります。契約前に条件を確認しましょう。
まとめ
データ復旧の料金は、障害の種類と媒体によって大きく変わり、論理障害なら数万円程度、物理障害なら十数万円以上になることもあります。費用を安く抑えるには、自己操作を控えて状態を悪化させず、無料診断と複数社の見積もり比較で相場を見極めることが大切です。
大切なデータの復旧にお困りなら、パソコン修理くまさんへご相談ください。電話でトラブルの内容を伺い、概算費用をお伝えしたうえで、実機を診断してから見積もりをご提示する流れです。
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