トイレのつまり予防方法9選!トイレは正しく使用してつまりを防止しよう!

トイレのつまり予防方法9選!トイレは正しく使用してつまりを防止しよう!

  • 公開日:2022年02月07日
  • 更新日:2025年05月19日

トイレのつまりが発生すると、トイレが使用できない、異臭の発生、水が漏れ出てしまう恐れもあります。この記事では、そのような事態を避けるための、トイレつまりの予防法をご紹介します。

この記事は約8分で読み終わります。

トイレのつまりを予防する方法とは?

トイレのつまりは、発生頻度の高い水回りのトラブルです。トイレの水が流れないとトイレが使用できないため、日常生活の中で困ってしまうでしょう。最悪の場合には、トイレが故障してしまう恐れもあります。トイレがつまらないようにするためには、日々のトイレの使い方への意識が大切です。

以下では、トイレつまりの予防ポイントを9つご紹介します。

1.トイレットペーパーのみを使用する

トイレを使用した後はトイレットペーパーを使いましょう。そして、水に溶けないティッシュペーパーやウェットティッシュなどは流さないように注意しましょう。「トイレに流せる」と記載されているシートやティッシュなども、できるだけトイレに流さず、通常のごみとして処分するのがおすすめです。

2.洋服のポケットの中身に気を付ける

トイレを使用する際は、洋服のポケットの中身に気を付けましょう。特にスボンのポケットにスマホや鍵、リップなどを入れていると、便座に座ったときにポケットから落ちてしまう可能性があります。ポケットに何かものを入れている場合は、できるだけ中身を出し、鞄などにしまってからトイレに入りましょう。

3.タンクの上にものを置かない

タンクの上に芳香剤や置物、消臭スプレーなどのものを置いている場合、何かの拍子で便器の中に落下することが考えられます。トイレ内に何かものを置く場合は棚を使用し、できるだけ便器から離れた場所に置きましょう。

4.トイレットペーパーの使用はシングル

トイレのつまりを徹底的に予防したい場合は、シングルのトイレットペーパーを使用するのがおすすめです。シングルはダブルよりも水に溶けやすく、流れやすい特徴があります。

5.ウォシュレットを使用する

水に溶けやすい性質をもつトイレットペーパーでも、流す量が増えるほどつまりやすくなります。ウォシュレットを有効活用して、トイレットペーパーの使用量を減らすことも一つの予防策です。

6.トイレの使用後は毎回流す

節水や節約のために、トイレを流す回数を減らすことはおすすめしません。排泄物は時間が経つと固まってしまうため流れきらず、排水管につまってしまいます。また、便器の汚れの原因にもなります。衛生面のためにも、トイレの使用後は必ず水を流しましょう。

7.水洗レバーを使い分け

水洗レバーを使い分けることも大切ですトイレを流す時に、毎回流れが小さい方のレバーで流してしまうと水の量が足りないことでトイレの流れが弱くなり、排水管でつまってしまう可能性があります。状況によって水洗レバーは適切に使い分け、間違えた方法で節約・節水をしないように注意しましょう。

8.一気に流さない

排泄物やトイレットペーパーは一気に流さずに、分けて流すようにしましょう。排泄物1回、トイレットペーパー1回と分けて流すのがおすすめです。また、流すトイレットペーパーの量が多くなりそうな場合は、こまめに流しましょう。

9.流れが弱くなる節水対策をしない

先述した水洗レバーを小のみの使用に加えて、タンク内に物を入れて水をかさ増しさせる節水方法はおすすめしません。実際の水の量が少ないと水の流れが弱くなり、排水管内に排泄物が蓄積されやすくなります。

トイレのつまりが発生したときはどうすればいい?

突然トイレの水が流れなくなったり逆流してきたりした場合は、まずトイレのつまりを疑ってください。水が便器から漏れ出す可能性があるため、水は流さないようにしましょう。

以下では、トイレのつまりが発生した際の対処方法を解説します。

ラバーカップ(すっぽん)を使用する

便器とすっぽん(ラバーカップ)

ラバーカップはスッポンとも呼ばれる道具で、ラバーカップのゴム部分でつまっているものを吸引し、つまりを取ります。

ラバーカップ(すっぽん)の使用が効果的なのは、つまりの原因が排泄物やトイレットペーパーの場合のみです。そもそも水で流せない物や水に溶けないものなどがつまった際に使用すると、余計にトイレの奥につまった物が入り込んでしまい、原因が解消されるどころか悪化しかねません。

このような普通であればトイレに流れない物がつまっている場合は、ラバーカップ(すっぽん)を使用せずに、自分で除去またはトイレの修理業者に依頼するようにしましょう。

<ラバーカップ(すっぽん)の使用手順>

ラバーカップ(すっぽん)の使用手順は次の通りです。

  1. 止水栓を閉める
    水を流してしまうことを防ぐため、作業前に必ず止水栓を閉めます。ネジ式のタイプはマイナスドライバーを使用し、ハンドル式のタイプは手で右回りに締めましょう。
  2. 便器内の水量を調整する
    便器内の水量を、ラバーカップ(すっぽん)の先にあるゴム部分が浸る程度に調整します。水量が多すぎる場合には水を減らし、水が足りない場合は水を少しずつ足すようにしましょう。
  3. 床や壁に養生する
    ラバーカップ(すっぽん)を使用すると水が飛び散る可能性があるため、床や壁が汚れないように養生します。
  4. ラバーカップ(すっぽん)排水口を塞ぐようにかぶせる
    ラバーカップ(すっぽん)のゴム部分を排水口に被せて、ゆっくり押し込んで塞ぎます。
  5. 排水口にラバーカップ(すっぽん)を密着させて引き抜く
    ラバーカップ(すっぽん)が密着したことを確認し、勢いをつけて上に引き抜きます。そして、4と5の動作をトイレのつまりが解消するまで繰り返し行います。
  6. 水を流す
    つまりが完全に解消されていない場合に、水を一気に流すと水が便器から漏れてしまう可能性があります。レバーで水を流す前にはバケツで少量ずつ水を流しながら、流れを確認しましょう。反対に水位が増えてしまっている場合は、つまったままなので、再び4と5の動作を行ってください。
  7. 止水栓を開けてレバーで水を流す
    最後に止水栓を緩めてレバーで水を流し、スムーズに流れたら完了です。
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やってはいけないトイレつまりの予防策

今までトイレがつまらないようにする予防策や万が一つまってしまったときの対処方法をご紹介しましたが、ここからはやってはいけないトイレつまりの予防策をご紹介します。

間違った方法で対策をしていると、便器そのものが破損や故障してしまい、費用が余計に発生してしまう可能性があります。そうならないようにしっかりと押さえておきましょう。

熱湯を流す

熱湯のイメージ

トイレのつまりは熱湯を流せば改善するとネットやメディアなどで見かけたことがある方も多いのではないでしょうか?この方法はトイレットペーパーが温度が高い熱湯だと溶けるという性質から考えられた策です。

また、臭いも熱湯を流せば一緒に取れると考える方も少なくないと思います。しかしながら、便器に熱湯を流すことは危険です。

というのも、そもそもトイレつまりの原因がトイレットペーパーでない場合、効果がないからです。また、便器は陶器でできているので、熱湯などの高温に弱く、熱湯を流すとひびが入ってしまう可能性があります。

便器にひびが入ると水漏れの原因になりますので、そのまま使用することは難しいでしょう。更に、便器にひびが入った場合の対処方法は、基本的には便器そのものを交換することになりますので、費用がかさんでしまいます。

トイレに熱湯を流すことは【つまりの原因がトイレットペーパー以外だと効果がない】【便器にひびが入る可能性がある】のでやめましょう。

強い薬剤を流す

強い薬剤への注意勧告

トイレつまりにならないために、日常的に強い薬剤を流していませんか?その行為も実は危険です。そもそも強い薬剤の取扱いに注意が必要です。皮膚や目に薬剤が触れてしまったら非常に危険です。なので、日常的に強い薬剤を流すことはリスクがあります。

更に、薬剤も全てのつまりの原因に対応している訳ではありません。つまりの原因によっては、強い薬剤も効果が無かったりします。つまりの原因が尿石の場合は尿石除去剤でないと効果が無かったりします。

なので、原因に合わせた対処方法が必要になります。トイレつまりの原因については以下の記事で詳しく解説しています。併せてお読みください。

トイレの修理業者へ依頼する

トイレの修理業者

ラバーカップ(すっぽん)を使用してもうまく水が流れない場合、トイレが故障している可能性も考えられます。自分で解決しようと無理に手を加えてしまうと、破損や故障の原因となるため、速やかにトイレの修理業者に依頼しましょう。

つまりの原因が不明な場合も、修理業者に依頼するのがおすすめです。原因がわからない状態でいろいろ試してみても、効果的ではない可能性があります。トイレの修理業者に依頼をすれば、スムーズかつ確実に解消することが可能です。

水猿は、トイレのつまりトラブルを多数解決してきました。お電話いただいてからすぐに駆けつけますので、困った際はご相談ください。

まとめ

トイレのつまりを予防するために最も大切なことは、水に溶けないものを流さない、トイレに入る前には持ち物に注意をはらい、タンクの上や便器の近くには物を置かないようにすることです。そして万が一、トイレットペーパーや排泄物がつまった際には、ラバーカップを使って解消してください。

ラバーカップを使用してもつまりが解消しない場合や、むしろつまりの状況が悪化してしまった場合には、トイレの修理業者に連絡しましょう。

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