排水桝はどこにある?戸建て・マンション別の探し方とふたの見分け方

排水桝はどこにある?戸建て・マンション別の探し方とふたの見分け方

  • 公開日:2025年07月07日
  • 更新日:2026年09月11日

この記事のまとめ

  • 排水枡の基本的な役割や仕組み
  • 排水枡の種類と汚水枡との違い
  • 排水枡の詰まりや悪臭の原因と放置するリスク
  • 排水枡の掃除方法とメンテナンス頻度
  • 排水枡の交換や修理が必要なタイミングと費用相場

この記事は約19分で読み終わります。

どんな水トラブルでお困りですか?

今すぐ頼みたい方はこちら 0120-802-583

排水桝はどこにあるのか。庭のどこかにあるはずだと言われても、地面を見渡しただけでは見つからないことがあります。

排水桝は、台所やお風呂、洗面所、トイレから出た水が敷地の外へ向かうとちゅうに置かれた点検用の縦穴です。地域によっては排水会所とも呼ばれます。

戸建てなら建物の外周の地面に、マンションなら共用部にあります。丸いふたか四角いふたが地面と同じ高さで埋まっていて、上からはふちだけが見えている状態が一般的です。

この記事で分かることは、次の4つです。

  • 戸建てとマンションで、排水桝がある場所がどう違うか
  • ふたの表記と穴から、汚水桝と雨水桝を見分ける方法
  • 地面を見ても見つからないときに、どこを探すか
  • ふたを開けて掃除する手順と、業者に頼む目安

桝の中がどうなっているかと、業者に頼んだほうがよい症状も、あわせてご紹介します。

水のトラブルは年中無休の水猿へ!このサイトをご覧のお客様限定で標準作業費から1000円引き中! 0120-802-583 までお電話ください

排水桝は家のどこにあるか

排水桝は、家から出た水が敷地の外へ抜けるまでの道すじに、いくつも置かれています。管が曲がるところ、管が合流するところに1つずつあり、上から見えるのはふただけです。

置かれている場所は住まいの形で変わります。戸建てとマンションでは、探す場所も、開けてよいかどうかも違います。

戸建ての排水桝は建物の外周と敷地の地面にある

戸建ての排水桝は、建物のすぐ外側の地面に並んでいます。台所の流し、お風呂、洗面所、トイレ、洗濯機の排水口の、それぞれ近くの外壁ぎわを見てください。

家と敷地を上から見た図。四角い敷地の中に建物があり、下側に道路がある。建物の下の辺に台所・浴室・洗面・トイレの位置が四角で示され、そのすぐ外側の地面に丸い桝が4つ並んでいる。4つの桝は1本の線でつながり、右へ進んで道路際の大きい丸い公共桝へ入り、そこから道路へ抜けている。1は建物の外周に並ぶ桝、2は水まわりの位置、3は道路側の公共桝、4は排水管の道筋を指している。 排水桝は敷地のどこに並ぶか 建物の外周に、水まわりの位置に合わせて並んでいます 敷地 道路 建物 台所 浴室 洗面 トイレ 1 2 3 4 家と敷地を上から見たところ(戸建ての例) 1 建物の外周に並ぶ桝 2 水まわりの位置 3 道路側の公共桝 4 排水管の道筋

家の中の水まわりが北側にまとまっていれば、桝も北側に並びます。東と西に分かれていれば、桝も分かれます。家の間取りを思い浮かべれば、地面を掘らなくても、だいたいの位置は先に分かります。

外壁ぎわから道路へ向かって、桝は1列につながっていきます。最後は敷地と道路の境目あたりにある大きめの桝に入り、そこから道路の下の下水道管へ抜けます。

桝の数は、水まわりの数に、管が曲がるところのぶんが足されます。水まわりが4か所ある家なら、敷地の中に4個から6個という見当です。ただし、台所と浴室が隣り合っている家では、2か所ぶんが1つの桝にまとまっていることもあります。

駐車場のコンクリートの中や物置の裏、植え込みのへりなど、ふだん歩かない場所にあることもあります。外周を一周しながら足元を見ていくと、取りこぼしが減ります。

集合住宅の排水桝は共用部にある

マンションやアパートの排水桝は、建物のまわりの通路や植え込み、駐輪場の足元など、共用部の地面にあります。専有部である部屋の中や、ベランダの床にはありません。

ベランダの床にある丸い金物は、雨を流すための排水口で、排水桝とは別のものです。ここをのぞいても、部屋から出た水の流れは確かめられません。

共用部の桝は、管理会社か管理組合が管理しています。自分の部屋の水が流れにくいときでも勝手に開けず、まず管理会社か管理人に連絡して、状況を伝えてください。立会いを求められることもあるので、管理する側の指示に従ってください。

複数の部屋の排水が1本の管にまとまってから桝へ入る作りが一般的です。共用部の桝でつまりが起きると、自分の部屋だけの問題では終わりません。連絡が早いほど、影響する範囲は小さくなります。

道路側にある公共桝は扱いが自治体で違う

敷地と道路の境目あたりにある大きめの桝は、公共桝や最終桝と呼ばれます。敷地の中の桝から集まった水が、ここを通って道路の下の下水道管へ入ります。

この公共桝から先が自治体の受け持ちという形が一般的です。ただし公共桝そのものを誰が管理するのかは自治体で決め方が違うため、道路側なら必ず自治体が対応してくれるとは考えないでください。

道路側で困ったことが起きたときは、お住まいの自治体の下水道課に確かめるのが先です。なお、汚水か雨水かという種類の違いと、公共か宅内かという管理の違いは別の軸です。道路上のふたは開けないでください。

水のトラブルは年中無休の水猿へ!このサイトをご覧のお客様限定で標準作業費から1000円引き中! 0120-802-583 までお電話ください

排水桝のふたを見分ける方法

敷地の中に桝がいくつも並んでいると、どれが台所の水を受けているのか、どれが雨を受けているのかが分かりません。掃除したい桝を間違えると、汚れていない桝を開けて終わります。

見分ける手がかりは、ふたの表記、穴の有無、素材と形の3つです。上から順に確かさが高いので、まず表記を探してください。

ふたの表記が「おすい」か「うすい」かで見分ける

まず見てほしいのは、ふたの表面に書かれた文字です。「おすい」または「汚水」なら台所やお風呂、トイレの水を受ける汚水桝、「うすい」または「雨水」なら屋根や地面に降った雨を受ける雨水桝です。

ふたを2つ並べて上から見た図。左は丸いふたで、中央に「おすい」と書かれており、穴は開いていない。右も丸いふたで、中央に「うすい」と書かれ、そのまわりに放射状の細長い穴が8本開いている。1は左の汚水桝のふた、2は右の雨水桝のふたを指している。 汚水桝と雨水桝のふたの違い 表記と穴の有無が手がかりになります おすい 汚水桝のふた うすい 雨水桝のふた 1 2 ふたを上から見たところ(表記と穴は製品で違います) 1 汚水桝のふた(穴なし) 2 雨水桝のふた(穴あり) 道路にある公共桝のふたは自治体の管理です。種 類ではなく管理の違いなので、この2つと同じ並 びで見分けるものではありません。開けないでく ださい 表記も穴の形も製品で違います。表記が読めない ときは、家の図面か業者に確かめてください

台所や浴室の流れが悪いときに開けるのは汚水桝のほうです。雨水桝を開けても、泥と落ち葉しか出てきません。

表記は土やコケで埋まって読めなくなっていることがあります。ふたの表面を手ぼうきでひとなでしてから、もう一度見てください。

同じ列に並んだ桝のうち、1つだけ表記が読めるということもあります。1つでも読めれば、そこを起点にして残りの見当をつけられます。

ふたの穴の有無は表記と合わせて見る

雨水桝のふたには、雨を落とすための細長い穴や丸い穴が開いていることがあります。汚水桝のふたは、においと虫を出さないために穴がないのがふつうです。

ただし、穴だけで決めないでください。汚水桝のふたにも、空気を抜くための小さな穴や、持ち上げるための穴が付いている製品があります。

穴は、表記が読めたときの裏づけとして使ってください。穴があって「うすい」と書いてあれば、雨水桝で間違いありません。

表記が読めず穴だけがあるときは、次の素材と形も合わせて見ます。穴の有無だけで決めて別の桝を開けると、重いふたを持ち上げる回数が増えます。開ける回数は少ないほうが安全です。

ふたの素材と形から見分ける

ふたの素材は、コンクリート、鋳鉄、樹脂の3つがよく使われます。同じ敷地の中でも、設置された時期によって素材が混ざっていることがあります。

新しい住宅では、敷地の中の桝は黒かこげ茶の樹脂で、手で持ち上がる重さです。古い住宅ではコンクリートのふたが使われており、両手でも持ち上げにくい重さがあります。

道路側や車が乗る位置には、鋳鉄などの重いふたが使われ、自治体の名前や記号が刻まれていることがあります。この刻印があれば、敷地の中の桝とは扱いが違う可能性があります。

ただし、素材だけで管理の区分は決まりません。敷地の境目にある公共桝に樹脂のふたが使われていることもあります。刻印がないからといって、道路際の桝を自分のものと決めないでください。

形は丸と四角の両方があり、形そのものに汚水と雨水の区別はありません。同じ列に並んだ桝の中から仲間はずれを見つけるときの手がかりとして使ってください。

水のトラブルは年中無休の水猿へ!このサイトをご覧のお客様限定で標準作業費から1000円引き中! 0120-802-583 までお電話ください

排水桝が見つからないときはどうするか

建物の外周を一周しても、ふたらしいものが見つからないことがあります。桝が無いのではなく、見えなくなっているだけであることがほとんどです。

探し方には順番があります。当てずっぽうに地面を掘るのではなく、水の道すじをたどる、隠れやすい場所を見る、書類で確かめる、の順に進めてください。

水まわりから道路へ向かう排水管の道筋をたどる

排水管は、家の中の水まわりから道路へ向かってほぼまっすぐに進みます。台所の流しの真下あたりを出発点にして、道路の方向へ視線を動かしてください。戸建ての桝の並びを示した最初の図解にある線が、この道すじにあたります。

この線の上に、桝はほぼ等間隔で並びます。管が曲がるところには必ず桝があるので、建物の角の外側は重点的に見てください。

出発点が分からないときは外壁を見ます。台所や洗面所の排水管が外壁の下のほうから地面へ入っている場所が、敷地側の入口です。

土や落ち葉や置いたものの下を見る

桝のふたは地面と同じ高さに埋まっています。長く使われていないと土やコケ、落ち葉が上に乗って、地面と見分けがつかなくなります。

草が生えている場所では、ふたの上だけ草が低い、あるいは生えていない四角や丸が見えることがあります。プランターや物置、自転車、室外機の下も見てください。

棒の先で地面を軽くつつきながら歩く方法もあります。土や砂利は鈍い音ですが、ふたの上は硬く高い音が返ってきます。強く突くとふたや舗装を傷めるので、軽く当てる程度にしてください。

家の図面や引渡しの書類で位置を確かめる

家を建てたとき、または買ったときの書類に、排水の配管図が入っていることがあります。給排水設備図や屋外配管図という名前で綴じられています。

中古で買った家でも、引渡しのときに前の持ち主から渡された書類の束に入っていることがあります。賃貸なら、管理会社が図面を持っています。

図面には桝の位置が丸や四角の記号で描かれ、管の道すじが線で結ばれています。この図といま立っている地面を見比べれば、探す場所を1か所に絞れます。

図面が見当たらないときは、自治体の下水道課に、その住所の排水設備の届出が残っているかを問い合わせる方法もあります。建てたときに提出した図面が保管されていることがあります。

探しても見つからないときは自治体か業者に聞く

ここまで試して見つからないときは、自分で掘るのをやめてください。埋まった桝を探して地面を掘ると、桝ではなく管そのものを傷つけることがあります。

まず自治体の下水道課に記録が残っているかを聞きます。公共桝の位置だけでも分かれば、そこから建物へ向かって探す範囲を絞れます。

それでも分からないときは、水道の修理業者に位置の調査を頼めます。管の中にカメラを入れる方法や、管の位置を地上から探る機材を使う方法があります。

流れが悪いなど、困りごとが起きてから探しているときは、探すことより流すことを先にしてください。症状が出ている状態で探し続けると、そのあいだも水は使えません。

水のトラブルは年中無休の水猿へ!このサイトをご覧のお客様限定で標準作業費から1000円引き中! 0120-802-583 までお電話ください

排水桝を掃除する手順

敷地の中にある汚水桝は、油や食べかす、紙くずが少しずつたまります。たまったまま放っておくと水の通り道が細くなり、家の中の流れが悪くなります。

作業に入る前に、安全についてお伝えします。ふたは見た目より重く、落とすと足の指を痛めます。ふたを持ち上げるときは、ふちと地面の間に指を入れないでください。そして、桝の中の空気には硫化水素が混じることがあり、顔を近づけて深く吸い込むと危険です。ふたを開けたら、しばらく離れて空気を入れ替えてから作業してください。

桝から出る空気は燃えることがあります。たばこや火花の出る道具を近づけないでください。ひとりで作業せず、めまいや息苦しさを感じたらすぐにやめて、その場を離れてください。

作業のあいだ、子どもとペットは近づけないでください。開けた桝に落ちるおそれがあります。終わったら手を洗ってください。

ふたを開けた桝を上からのぞき込んだ図。丸い口の中に水がたまっており、水面には油やかすの固まりが4つ浮いている。水の下、中央より少し左下に、底にたまった汚れが丸く見えている。口のふちの上側にくぼみがあり、そこに工具を差し込んで上へ持ち上げる向きが矢印で示されている。1はふちのくぼみと持ち上げる向き、2は水面に浮いた汚れ、3は底にたまった汚れを指している。 汚れを取る場所 ふたを開けて上からのぞいたところ 1 2 3 汚水桝の例 1 ふちのくぼみと持ち上げる向き 2 水面に浮いた汚れ 3 底にたまった汚れ

汚れは、水面に浮いているものと底にたまっているものに分かれます。取る順番は、この2つの位置で決まります。

掃除を始める前に道具と服装を用意する

用意するものは、ゴム手袋、長靴、汚れてよい長そでの服、ふたを持ち上げる工具、柄の長いひしゃくかおたま、目の細かい網、ごみ袋、バケツ、それにマスクです。

ふたを持ち上げる工具は、マイナスドライバーやバールのような、先が細くて硬いものを使います。汚れた水がはねるので、メガネかゴーグルもあると安心です。

作業の前に、家の中の水を止めてください。掃除しているあいだに台所や風呂の水を流されると、開けた桝から汚れた水が上がってきます。掃除を始めることを、家の中の人に伝えておいてください。

ふたのくぼみに工具を差し込んで持ち上げる

ふたのふちには、工具を差し込むためのくぼみか穴があります。まわりの土をはらってくぼみを出し、工具の先を差し込んで、ふたのふちを支点にてこの要領で持ち上げます。

素手でふたの隙間に指を入れないでください。ふたが落ちると指をはさみます。持ち上げたふたは、桝から離れた平らな場所へ置きます。

土やコケで固まって動かないときは、ふちの土を水で洗い流してからもう一度試します。それでも動かないなら、そこでやめて業者に頼んでください。

表面に浮いた汚れから先に取る

ふたを開けると桝の中に水がたまっています。まず水面を見てください。白っぽい固まりや茶色い塊が浮いていれば、油と食べかすが固まったものです。

浮いているものから先に取ります。柄の長いひしゃくか網ですくって、そのままごみ袋へ入れてください。バケツに一度あけると、二度手間になります。

浮いた汚れを取り切ると、水面が見えるようになります。ここで水位を見てください。水面が入ってくる管の下端より高いままなら、その先が流れていない合図です。

すくった汚れは、流しやトイレに流さないでください。流せばそのまま管の中へ戻ります。捨て方は自治体で決まりが違うので、分からないときは清掃課に確かめてください。

底にたまった汚れを取ってふたを戻す

水面がきれいになったら底を見ます。泥のような沈んだ汚れがたまっているので、ひしゃくを底まで下ろしてすくい上げてください。水と混じって重いので、少しずつ上げるほうが早く終わります。

底の中央には水が通る溝があります。この溝の中に汚れが残っていると流れは戻らないので、溝の形にそってひしゃくの先をあててなでてください。

取り終わったらバケツ1杯の水を流し、水が抜けていけば掃除は終わりです。ふたを元の向きで戻し、まわりの土をならします。

桝を掃除しても流れが戻らないときは、詰まっている場所が桝ではなく管の中です。管の洗浄は桝の掃除とは道具も手順も違うので、次の一手として読んでください。

水のトラブルは年中無休の水猿へ!このサイトをご覧のお客様限定で標準作業費から1000円引き中! 0120-802-583 までお電話ください

排水桝の中はどうなっているか

ふたを開けると、ただの縦穴に見えます。しかし桝の中には、水を止めずに流すための形が作られています。

この形を知っていると、桝を見たときに正常なのか止まっているのかが読めます。掃除のときにどこをなでればよいかも分かります。

桝の底の半円の溝が汚物を流す

汚水桝の底は平らではありません。水が通る道として、半円の形にへこんだ溝が作られています。この溝はインバートと呼ばれます。

排水桝を横から切った断面の図。地面の下に四角い桝があり、上にふたがのっている。左から管が入って桝の底につながり、桝の底は左から右へ少し下がる溝になっている。溝には水がたまっていて、右側にある少し低い位置の管へそのまま抜けていく。桝の中には左から右への矢印と「水の流れ」の文字がある。1は流れ込む管、2は溝を通る水、3は出ていく管を指している。 排水桝の中はどうなっているか 桝を横から切ったところ。汚水桝の例です 地面 ふた 水の流れ 1 2 3 1 流れ込む管 2 溝を通る水 3 出ていく管

入ってくる管より、出ていく管のほうが少し低い位置に付いています。この高さの差で、水は勝手に先へ流れていきます。

溝が半円なのは、少ない水量でも水の流れる幅を狭く保つためです。底が平らだと水が薄く広がり、汚物が途中で止まります。

だから、この溝に汚れが積もると流れが落ちます。掃除のときに底の中央をなでるのは、溝をもとの形に戻すためです。

油や食べかすをためる作りの桝がある

台所の排水を受ける桝には、油と食べかすを途中でためる作りのものがあります。桝の中に仕切りが立っていて、水面に浮いた油がその先へ進まないようになっています。

この形の桝は汚れがたまるのが早いので、ほかの桝より高い頻度で中を見てください。仕切りの向こう側に水が見えないほど油が厚ければ、すでに流れは細くなっています。

すくい取った油は、固まったまま袋に入れて捨ててください。お湯で溶かして流すと、少し先で冷えて固まります。

雨水桝の底には泥がたまる

雨水桝の底には溝がありません。代わりに底が深く掘り下げられていて、この部分は泥だめと呼ばれます。雨に混じった砂や落ち葉を重さで沈ませ、下水道管へ流さないための場所です。

つまり、雨水桝の底に泥がたまっているのは壊れているのではなく、設計どおりに働いている状態です。ただし、たまり続けていっぱいになると、砂がそのまま管へ流れ出します。

大雨のあとにあふれたときは、泥だめが満ちているか、出ていく管が落ち葉でふさがっているかのどちらかです。中を見て、泥と落ち葉を取り出してください。

雨水桝は汚水桝より汚れが軽いぶん、掃除も楽です。落ち葉が多い季節の前後に一度のぞいておくと、大雨のときに困りません。

水のトラブルは年中無休の水猿へ!このサイトをご覧のお客様限定で標準作業費から1000円引き中! 0120-802-583 までお電話ください

排水桝のことで業者に頼む目安

桝の掃除は自分でもできます。ただし、自分でやってよい範囲には切れ目があります。掃除で戻る症状と、戻らない症状があるからです。

やめどきを決めておくと、被害が広がる前に手を打てます。次の3つのどれかに当てはまるときは、自分で続けずに業者へ頼んでください。

桝が水で満ちているときは先の管で止まっている

ふたを開けて、水が桝の口の近くまで来ているときがあります。これは、その桝から先の管で水が止まっている合図です。浮いた汚れを取り除いても水位が下がらないなら、桝の中の問題ではありません。

このとき、家の中で水を使わないでください。使えば使うだけ行き場のない水が桝にたまり、あふれれば敷地に汚水が広がります。

複数の桝を開けてどこまで水が満ちているかを見ると、止まっている場所のおおよそが分かります。建物に近い桝が空で、道路寄りが満ちていれば、その間で止まっています。

家の中の複数の場所で同時に流れが悪いとき

台所だけ、あるいは洗面所だけが流れにくいなら、その器具の下で止まっている可能性があります。台所とお風呂と洗面所が同時に流れにくいときは、合流したあとの1本で止まっています。

その場所は屋外の管か桝です。1階だけでなく2階の水まわりまで流れが悪いときも同じです。

トイレの水位が高いまま下がらない状態が、ほかの場所の流れの悪さと同時に起きているときも同じです。家の中の道具では届かない場所で止まっています。

床下や庭からいつもと違うにおいがするときも、自分で続ける段階を越えています。排水があふれると、片づけの手間は掃除の比ではありません。

ふたやまわりのコンクリートが割れているとき

ふたにひびが入っている、欠けている、まわりのコンクリートが割れているときは、掃除ではなく直す作業になります。割れたふたは上に乗ったときに抜け落ちます。

人が通る場所にあるなら、直すまでの間、上に板を置くなどして通れないようにしてください。割れ目から土や砂が入り続けると、底に砂がたまって流れが細くなります。

桝そのものが傾いている、地面が桝のまわりだけ沈んでいるときは、地中で管が外れていることがあります。見た目では分からないので、掘って確かめる作業になります。

排水桝や排水管の作業を業者に頼むと、どのくらいの費用になるのかを先に知っておきたいときは、料金の目安をまとめた記事があります。

桝の掃除だけなのか、管の洗浄まで必要なのかで、見るところが変わります。

排水桝まで来ずに、管の中で止まっている場合の対処は、別の記事にまとめています。

自分でできる範囲と、道具で届かない範囲の切れ目が分かります。

まとめ

排水桝は、戸建てなら建物の外周の地面に、マンションなら共用部にあります。家の中の水まわりの位置を思い浮かべて、その外側の地面を見るのが、いちばん早い探し方です。

どの桝かを見分けるときは、ふたの表記を先に見てください。「おすい」なら汚水桝、「うすい」なら雨水桝です。穴の有無は、表記と合わせて使う裏づけです。

地面を見ても見つからないときは、水まわりから道路へ向かう道すじをたどり、草の生え方や置いたものの下を見ます。それでも分からなければ、家の図面と自治体の記録を確かめてください。

ふたを開けるときは、重さと、指をはさむことと、中の空気に気をつけてください。汚れは浮いているものから先に取り、そのあとで底の溝をなでます。

ふたを開けて水が満ちていたとき、家の中の複数の場所が同時に流れにくいとき、ふたやまわりが割れているときは、自分で続けずに業者へ頼んでください。この3つは、掃除では戻らない症状です。

道路側の公共桝の扱いは自治体によって違います。道路寄りで困ったことが起きたときは、工事を頼む前に、お住まいの自治体の下水道課に確かめてください。

水のトラブルは年中無休の水猿へ!このサイトをご覧のお客様限定で標準作業費から1000円引き中! 0120-802-583 までお電話ください

その他のトラブルの新着コラム

新着のコラム