給湯器のメーカーについて
国内で給湯器を取り扱っているメーカーは、数社ではなく多数あります。
これからどこかの会社へお願いしようと思っている方は、どこの会社を選べばいいのか悩んでしまうでしょう。
会社ごとに特徴などもありますので、ほしいと思っている機能はあるのか、節約できるのかなども比べながら選んでいきましょう。
メーカーが変わると、給湯器の性能や耐久性も変わるの?
せっかく給湯器を交換したり新しく購入設置したりするのであれば、できるだけ品質もよく性能や機能に優れたメーカーの製品を選びたいと思われるのではないでしょうか。
実は、設計や操作性などで多少の差はあっても、メーカーごとの違いはほとんどありません。
中には差別化を図るために他メーカーとは違う機能が搭載されているケースもありますが、基本性能や使い勝手は大きく変わらないのです。
各メーカーは給湯器の交換時期を10年ごとと推奨している点からも、故障リスク・耐久性に関する点にも大きな違いはないと言えるでしょう。
言い換えれば、どこのメーカー品を購入しても、落ち度が高い製品はなく安心して使用することが出来るということです。
配管や配線の位置などはメーカーごとに違いがありますが、加工することで接続できるため他メーカーへの乗り換えも勿論可能となっています。
基本機能をベースにして、本体やリモコンのデザイン、交換費用などを基準に比較して最も合うメーカーから給湯器を選ぶことをおすすめいたします。
おすすめの給湯器メーカーはリンナイとノーリツ
給湯器はメーカーが違っても機能やコスト面などで大きな差はないのですが、より給湯器の製造にも力を入れていて人気のあるメーカーはリンナイとノーリツです。
リンナイとノーリツは国内におけるガス給湯器の2大メーカーであり、シェア率のほとんどがこの2社で占められています。
水猿でもこの2社の給湯器や湯沸かし器への交換をおすすめしており、商品を大量入荷していることから低価格でのご提供が可能となっています。
国内の給湯器市場シェアは、リンナイとノーリツの2社がトップを占めている
ガスを熱源とする給湯器は国内での普及率が最も高く、一軒家や集合住宅の多くでガス給湯器が採用されています。
リンナイとノーリツはガス給湯器の市場シェアをほぼ2分しており、リフォーム産業新聞が2014年に行った調査によると、床暖房や浴室乾燥機に対応しているガス給湯暖房熱源機ではリンナイとノーリツがともに36%で同率。
また、追い焚きができるガスふろ給湯器ではリンナイが42%でノーリツが40%、給湯専用タイプのガス給湯器ではリンナイが41%でノーリツが36%という結果が出ています。
リンナイの給湯器
リンナイは長年使用しても壊れにくいと評判で利用者が多く、新築で家を建てるときにはハウスメーカーさんからおすすめされやすいという特徴があります。
ガスを扱ってお湯を沸かすので、使用後すぐに故障するようでは不安になってしまいますよね。
リンナイ製品は長年使っても壊れにくいですし、10年目などは安全に使えるかどうかの点検もしっかりと行ってくれます。
また、最新型のタッチパネル式のリモコンが販売されているのも人気の理由の一つです。
ノーリツの給湯器
ノーリツの給湯器も使用感の良さや見た目のスタイリッシュさから人気があります。
残り湯の除菌や入浴状況の見守りに対応した高機能機種なども取り扱っており、ユーザーに寄り添った機種の開発が魅力と言えるでしょう。
リモコンは視覚的な表示機能が見やすいため、若い人だけでなく、高齢者でも使いやすくなっています。
機械系が苦手だと感じている場合でも、簡単に操作できる仕様になっています。
リンナイとノーリツの給湯器を格安価格で交換いたします
水猿では、人気メーカーであるリンナイとノーリツ製品が最大82%オフの超特価価格!
暖房熱源機や給湯専用機、オートやフルオートといった追い焚き対応機種などお得な料金設定となっております。
急にお湯が出なくなったので早く交換してほしいといった緊急のご依頼や、号数のアップやダウン、従来型から省エネ型のエコジョーズへの変更にも対応可能です。
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給湯器のメーカー一覧
ここからは更に日本国内にある代表的な給湯器メーカーについて説明していきます。
メーカーごとの特徴や、おすすめのポイントなども詳しくご紹介いたします。
それぞれ見比べてみて、今後の交換や新規設置の際にご参考になさってください。
給湯器メーカー ①リンナイ
リンナイは日本の給湯器メーカーの中でもトップシェアを誇り、エコにも貢献できる機器等において高く評価されています。
電気だけ、ガスだけを使用した給湯器も多い中、電気もガスも融合させたハイブリッド給湯器もあります。
お湯は日常においてかかせない存在で、少しでもガス代金などを安くしたいと考えている方も多いと思いますが、リンナイのエコジョーズならガスや電気の使用量が低減されますので、光熱費を大幅に削減できる効果が期待できます。
エコジョーズは省エネ性に特化したエコ給湯器で、少ないガスの量でお湯を沸かすことができます。
一次エネルギーの効率において業界トップクラスを実現していますので、リンナイ製品を使用すると普段通りにお湯を使うだけで、自然にエコ活動に貢献できると言えるでしょう。
このエコジョーズは、今まで使わずに捨てられていた排気熱を有効利用し、水を温める仕組みです。
排熱を予熱として使用するため、余分な熱量を使わずにお湯を沸かすことが出来ます。
エコジョーズを使うと使用条件にもよりますが、年間で約18,100円もの節約効果が期待できます。
給湯器を交換設置する際には本体の販売価格であるイニシャルコストに目がいきがちですが、運用にかかるランニングコストにも注目した機器選びを行うことで、毎月お得にお湯が使えます。
お湯を沸かすための光熱費は生活費の予算でも大きいため、節約をお考えでしたら是非エコジョーズへの交換をおすすめいたします。
リンナイは給湯器の取り扱いラインナップが多数あり、自分がどのようにお湯を使用したいのかに応じて機種を選ぶことができます。
キッチンやシャワーなどお湯を使う場所を一台の給湯器で賄い、さらに追いだき機能も必要な場合はガスふろ給湯器がおすすめです。
自動湯ではりも可能ですので、リモコンのボタン1つで簡単にお湯はりができてしまいます。
追い焚きタイプは給湯器から離れた浴槽でもポンプでお湯を循環させることができる設置フリータイプと、浴室に隣接した位置に本体をを取り付ける浴槽隣接設置タイプの2種類があります。
単身世帯や人数が少なく追い焚き機能が不要でしたら、キッチンやシャワーの給湯とお湯はりが可能な給湯専用ガス給湯器がぴったりです。
暖房の機能も兼ね備えたマルチなタイプが希望の場合は、ガス給湯暖房用熱源機もあります。
こちらは通常のシャワーなどのお湯、追いだき、自動湯はりのほかに、温水暖房もついています。
ポンプでお湯を循環させて、浴室暖房乾燥機やミストサウナ、床暖房も使用が可能です。
リモコンも使いやすく、見やすさを追求しているのが特徴で、液晶パネルやボタンも大きいため、高齢の方も使いやすくなっています。
複雑なボタンになっていなく、運転の入や切などがどこにあるかわかりやすいため、人気があります。
用途に応じた機種選びが重要ですが、種類が多いためお悩みの際はお気軽にご相談ください。
給湯器メーカー ②ノーリツ
ノーリツはリンナイと並び、ガス給湯器のシェア率が非常に高いメーカーです。
九州大学と入浴に関する研究を共同で行い、安心安全でより良い入浴方法を探求。
「こんな機能があったらもっと便利なのに...」というユーザーに合わせ、利便性の高い給湯器の開発が行われています。
お湯の清潔さにこだわっていて、これまでも磨き続けてきた除菌技術を高めています。
ノーリツのオリジナルであるプレミアムタイプでは、UV除菌機能と、入浴する人の状況を見守ることができる安心サポート機能を搭載。
UVキレイ入浴ではセンサーによるお風呂への出入りの感知や、所定の時間が経過すると浴槽の残り湯を本体まで自動で送ってUVランプを照射し、お湯を除菌してくれます。
残り湯UVキレイでは、ふろ自動終了後に残り湯にも一定の時間ずつUV運転をし、菌の増殖を抑える機能もあります。
湯船に残ったお湯の濁りや雑菌の繁殖を抑制するため、お湯を清潔に保つことが可能となりました。
残り湯を翌日の入浴や洗濯へ再利用されることが多い方には最適の給湯器と言えるでしょう。
また、ゆるやか浴機能や入浴タイマーは、ヒートショックやのぼせなどの入浴事故を起こしにくく配慮された機能です。
湯船のお湯が高温だといきなり入ってしまうと体の負担となりヒートショックの原因になりますが、ぬるめのお湯から入浴してゆるやかに追い焚き行行ううことで、血圧上昇など心臓への負担を軽減し快適な入浴をサポートしてくれます。
その他、高効率タイプの給湯器であるエコジョーズやエコフィールも、ノーリツの中で人気の高い製品です。
燃料がガスの場合はエコジョーズで、少ないガスでたっぷりのお湯を沸かすことができ、お湯を沢山使うご家庭ほど従来型よりもガス代を抑えることができます。
灯油の場合はエコフィールで、こちらも従来型より灯油の使用料を節約してくれます。
高効率な省エネ型給湯器は従来型に比べて二酸化炭素を13%もカットできますので、地球環境保全にも無理なく貢献できるというメリットもあります。
ただ単にお湯を作るだけでなく、お湯はり、追いだき、配管の洗浄、除菌、温水式床暖房など、ノーリツの給湯器は多くの種類があります。
スイッチを押すだけで、お風呂が沸かせてさらに設定してる水位、温度で沸き上がってくれるような機能もついています。
ノーリツでは他社と差別化を図るため、オートをシンプル、フルオートをスタンダードと名称を変えています。
追い焚き付きであれば、シンプル(オート)よりも、スタンダード(フルオート)がおすすめです。
給湯器の設置タイプも多彩なバリエーションがあり、戸建てやマンションやアパートほかお住まいの状況に合わせた製品が選べます。
ラインナップが豊富ですので、後継機種への交換、機能の変更、新規取り付けなどの際に機種選びでお困りでしたら水猿にご相談ください。
給湯器メーカー ③東京ガス
東京ガスでは、ノーリツ、リンナイ、パーパス、ハウステックなどのメーカーが製造しているガス給湯器や湯沸かし器を取り扱っており、販売や交換、取り付け設置を行っています。
2017年4月以前は東京ガスの自社ブランド給湯器を販売していましたが、実際にはOEMですので中身は別のメーカーが製造していました。
OEMは他社のメーカーの製品を自社ブランドとして販売することで、東京ガスでは老舗メーカーであるノーリツとリンナイ製品を採用していたため、東京ガスのロゴが入っている給湯器は高品質・高水準な機器であると言えます。
販売されている給湯器は、お風呂や台所などの家中の給湯が可能な基本タイプはもちろん、追い焚き対応機種、ガス温水床暖房や浴室暖房乾燥機やミストサウナなどに対応した熱源機タイプまで様々です。
使用状況に合わせた機種を選ぶことで、お風呂や家事などのお湯を快適に使うことができるでしょう。
また、家庭用燃料電池コージェネレーションシステムのエネファームも用意されています。
ガスからお湯だけでなく、普段使用する電気も作ってくれる画期的な仕組みが、エネファームです。
都市ガスから取り出した水素を空気の中に含まれる酸素と混ざり合うことで発電させ、電気は家庭の中でも利用可能。
さらに発電時に出た熱も捨てずに給湯用に利用できますので、エネルギーを無駄にせず毎月の光熱費を安く抑えることができるのです。
リモコン画面には節約状況と省エネへの貢献度もわかりやすく表示されますので、発電量やガスの使用量を簡単に把握することができ、エコに対する意識も上がりやすくなっています。
エネルギーについても使用している方が実感しやすいように、効果をわかりやすく表示してくれますので、毎日見て確認する習慣もつくでしょう。
発電ができるということは、災害で停電してしまっても電気やお湯の復旧が早いというメリットもあります。
いざというときにも安心して生活できるため、エネファームにして損はありません。
エネファームを導入にしたいと考えている方は、すでに使用している給湯器に接続して使える場合もありますので、まずは相談してみましょう。
東京ガスではガス温水システムであるTESといった商品も用意されていますので、暮らしに快適さを追求されている方は、床暖房やミストサウナも追加で組み合わせてもいいでしょう。
最近ではスマートフォンのアプリを利用して、外出先からお湯はりや床暖房のスイッチを入れられます。
寒い日に帰宅してから床暖房を入れると実際に部屋が温まるまでに時間がかかってしまいますが、会社を出てからすぐにアプリを通してスイッチを入れることで、帰宅時間に合わせてお部屋を暖房することもできます。
給湯器メーカー ④大阪ガス
大阪ガスは自社ブランドのガス給湯器を販売していますが、OEMですので東京ガスと同様に他メーカー製品を自社ブランドとして提供しています。
OEMは給湯器や暖房機の本体の銘盤シールには、大阪ガスと製造元メーカーで型番(型式)が2つ記載されており、簡単に見分けることができます。
中身はノーリツ、リンナイ、パーパスなど一流メーカーが製造しているため、高品質で使いやすさにも優れた給湯器ばかりです。
大阪ガスが取り扱う給湯器は、お湯を作るのみの基本タイプから多機能な高性能タイプまで様々です。
人気製品は自動のお湯はりや追いだきができるだけでなく、ガス温水浴室暖房乾燥機や床暖房などにも接続できる温水暖房付きのガスふろ給湯器。
家中の給湯とお風呂の湯沸かしと残り湯の温め直し、更にカワックやヌックやパネルヒーターといった暖房端末の使用もできる利便性に優れた高性能タイプの機種です。
リフォームなどでガス温水床暖房のヌックや浴室暖房乾燥機カワックを追加導入したけど、給湯器はまだ新しい・・・といった場合には、これらの暖房端末の専用熱源機として利用可能な暖ライフというものも用意されています。
また、追いだき機能はついておらず、シャワーや蛇口などからの給湯のみを行う給湯専用タイプのガス給湯器もあります。
機能が少ない分、本体価格も安く、必要な時に必要な量のお湯のみを利用できるため無駄がありません。
ガスふろ給湯器では、お風呂だけでなくキッチンや洗面所など家中のお湯の供給に加え、浴槽の残り湯を温め直すことができる追い焚き機能も使えます。
冷めたお湯をポンプで吸い込んでまた本体で加熱し浴槽に戻す強制循環による追い焚きタイプと、お湯はりと同じアダプターから高温水を注湯し浴槽内のお湯と混ぜて温めるジェットフローと呼ばれる高温差し湯タイプの2種類があります。
一般的に人気かつおすすめなのは、追い焚きタイプ。
差し湯タイプはお湯を新たに追加するため残り湯の量が多いと溢れてしまう心配があり、ガス代だけでなく水道代も発生してしまいます。
追い焚きはすでにあるお湯を温め直すため湯量は変わらず、水道代を節約できると言えるでしょう。
ほかにも大阪ガスでは、集合住宅向けのパックインやガスふろがまなども揃えています。
給湯器は住宅の状況に合わせた様々な形状の製品が製造されており、同じ機能であっても設置場所によっては接続できない形状の製品もありますので、交換の際には注意が必要です。
基本的には現在使われているタイプと同じ給湯器へ交換しますが、設置の仕方や状況によって変わる可能性があります。
分からない場合はオペレーターや作業スタッフに現在の機種について伝えると、どういった機種への交換になるか詳しく教えてくれます。
給湯器には給湯能力を示す号数が決められています。
大阪ガスを含め、一般家庭では16号、20号、24号の3種類が使用されることがほとんどです。
お風呂やキッチンや洗面台など複数の場所で同時にお湯を使った時にお湯が細くなってしまうようであれば、給湯能力が高い給湯器への買い替えがおすすめです。
給湯能力が高いと冬の寒い時期などの同時給湯でもたっぷりのお湯を気兼ねなく利用できますので、大人数で住んでいるなど同時に給湯する機会が多い方は号数アップをご検討ください。
その他、大阪ガスでは省エネタイプのエコジョーズ機種のラインナップも充実しています。
これまで捨てていた燃焼ガスの熱をお湯作りに再利用した省エネルギーさによって光熱費を大幅に節約でき、地球温暖化防止にも役立てるのです。
さらに大阪ガスでは、給湯器の運転状況をインターネット回線を使い遠隔で見守る機能や、スマートフォンでお湯はりや床暖房の操作も可能となっています。
給湯器メーカー ⑤パロマ
国内においてパロマは2大メーカーであるノーリツとリンナイに次ぐシェア率ですが、海外では絶大な支持を得ています。
特にアメリカでのシェア率は約50%で、信頼性の高さが伺えます。
パロマ製の給湯器も種類が豊富で、特に給湯と追い焚きだきに対応した機種では使いやすさだけでなく多彩な外壁に調和するメタリックベージュの色でデザイン性においても優れていると言えます。
フルオートではボタン1つでのお湯はりから追い焚き保温、お湯が足りなくなったときにはたし湯まで自動で行われます。
低温で出湯も可能で、肌や体に負担のかかりにくい低温度(32℃や35℃)にも対応。
夏などで暑いときなどに半身浴も楽しめますし、キッチンや洗面所などで使用する際にもちょうどいい温度です。
さらに配管クリーン機能搭載機種では、浴槽内のお湯を抜く際に追い焚き用の配管を新しいお湯で洗い流してくれます。
他のメーカーではオートには配管クリーンは搭載されていませんが、パロマはオートとフルオートの両方に追い焚き管の自動洗浄機能が搭載されている点も魅力の一つでしょう。
その他、パロマの給湯器は独自で面センサーを採用し、壁面火災防止装置があります。
火災の原因にもなる異常な加熱を、面センサーで感知し、より早く事故を防いでくれるのです。
ガスを使用しているので、給湯器に不安を感じてしまっている方もいるかもしれませんが、安心して利用できるでしょう。
給湯器メーカー ➅パーパス
パーパスでもさまざまなガス給湯器が揃ってますので、ご家族の人数やお湯の使い方、設置場所の環境などに合わせて機種を選ぶことができます。
ガス給湯機器、給湯暖房用熱源機、ふろ給湯器、給湯器などがあり、どのくらいの性能がある給湯器がほしいかで購入を検討するといいでしょう。
暖房用熱源機では浴室暖房乾燥機や温水式の床下暖房に対応しており、万が一雨などで服が乾かないときでもバスルームの中で服を乾かせます。
入浴前に浴室を暖房しておくことでリビングと浴室の温度差を減らし、体への負担がかかりにくくなります。
ヒートショックによる心筋梗塞や脳卒中などのリスクも低減でき、特に高齢者や心臓の弱い方などにはおすすめです。
逆に夏には涼風の機能がついていますので、暑くて辛いときなどはぜひ活用してみましょう。
床暖房では、真冬など寒い時期でもお部屋の空気を汚さず体を芯から優しく暖めてくれるので快適に過ごせるでしょう。
リモコンもオシャレなデザインになっていて、使うとき輝くステルス印刷が使われています。
パーパスでも省エネ型であるエコジョーズを取り扱っており、エネルギーを効率よく再利用することでランニングコストが安くなるだけでなく、二酸化炭素の排出も約16%削減してくれるのです。
省エネかつエコな機種ですので、光熱費の負担軽減に合わせて環境のためにも役立つことができます。
給湯器メーカー ⑦CHOFU(長府製作所)
CHOFU(長府製作所)はガス給湯器や電気温水器や石油給湯器、自宅での発電が可能なエネファームまで幅広い給湯器を取り扱っています。
特に石油給湯器(ボイラー)の生産シェアは、国内でトップクラス。
選べる給湯器の種類は豊富で機能も充実しているため、燃料や生活スタイル等の条件に合わせて自分にピッタリの商品が見つけられるでしょう。
お湯が冷めても後から追いできができるふろ給湯器から、シンプルタイプの給湯専用、団地等での採用率が高いふろがまなどが用意されています。
特に便利なのは、1台で浴室やシャワー、洗面所、台所などでの給湯と、お風呂の追いだき機能が搭載されているタイプです。
主流となっている設置フリー型を選べば、給湯器本体から離れた浴槽への追い焚き保温も可能となっています。
給湯専用タイプはお風呂や台所等への給湯と、蛇口から直接湯船にお湯を入れてためる湯沸かしに対応。
また、近年ではユーザーの利便性を高めるのみならず、エコに注視した環境配慮型の給湯器の開発販売が進められています。
CHOFU(長府製作所)ではガスを燃料とした省エネ型のエコジューズや灯油を燃料としたエコフィールなどが人気で、効率的な給湯によってエネルギーのほとんどを無駄にせず使用することができるのです。
これらのエコ給湯器は、給湯だけでなく追い焚きに関してもダブルで高効率であり、家族が多く帰宅時間がバラバラで保温時間が長くなりがちな家庭でもお得に利用できます。
そのため従来型から省エネ給湯器に変更されるご家庭が増加傾向にあります。
また、CHOFUでは給湯器の遠隔操作や利用状況を確認できるIoTシステムもあり、屋外からもスマートフォンのアプリから給湯器の操作が簡単にできます。
給湯器メーカー ⑧ハーマン
ハーマンはかつて自社の給湯器の製造販売を行っていましたが、現在の給湯器事業はノーリツへのOEM供給がメインです。
現在でも現役でハーマン製の給湯器を使われているご家庭は多いのですが、交換時期(耐用年数)である10年を経過していることがほとんどです。
そのため、故障などで買い替えが必要になった時は、事業を引き継いでいるノーリツ製品への交換がおすすめとなります。
ハーマンで人気の小型瞬間湯沸かし器も、ノーリツブランドからの発売となっています。
1分間に最大6リットルと十分な量のお湯を供給し、換気不足や熱交換器時の不完全燃焼などがあった際には異常燃焼を感知。
異常があれば装置が自動で炎の燃焼を停止しますので、安心して利用できるでしょう。
季節によって気温が変わるとガスの量を変更して火力を調整する必要がありますが、ハーマンの湯沸かし器では細かい設定をせずに年間を通して快適にお湯が使えます。
1つのレバー操作でお湯を好きな温度に設定するだけで水量も自動調節。
夏場や冬場の季節に合わた調節だけでなく、水量のわずらわしい調節も不要のため使い勝手も抜群です。
また、ハーマンでは部品からは鉛、六価クロムといった環境負荷物質の使用を出来る限り削減されているため、環境への影響にも配慮されたモノづくりでも評価されています。
給湯器メーカー ⑨ナショナル(松下電器産業・パナソニック)
ナショナルは国内向けの商標名で、社名はパナソニック(旧松下電器産業)です。
以前はガス給湯器と石油ボイラーを自社ブランドで製造・販売していましたが、現在の給湯器事業では大阪ガスなどへのOEM供給を行っています。
ナショナルの給湯器は現役で使用されているケースも多いのですが、こちらもハーマン製と同様で多くの機種が交換時期となっています。
交換は事業を引き継いでいるリンナイ製品がおすすめです。
特にコードレスリモコン・無線タイプのリモコンは現在ではリンナイのみの取り扱いとなります。
有線リモコンへの変更も可能ですが、外壁に穴を開ける大掛かりな工事となるため、費用なども考慮すると同じ無線リモコンへの取り替えが無難と言えるでしょう。
オート、フルオート、給湯専用、暖房付き、省エネタイプなど一通り揃っていますので、同等品への交換だけでなく号数や機能アップなども対応できます。
ナショナルブランドの給湯器は終了していますが、エコキュートは現在のパナソニックから製造販売を行っているため、エコキュートの交換であればパナソニック製がおすすめです。
エコキュートはヒートポンプ給湯器で、大気の熱を利用してお湯を沸かします。
大気熱を自然冷媒に吸収させて圧縮し、高温となった熱を水に伝えてお湯を作り、タンクに貯蔵。
毎日の生活におけるシャワーや入浴、皿洗いなどの家事や洗面などでお湯は必要不可欠ですが、そのお湯を沸かすためのエネルギーは家庭内でも割合が大きく、環境への影響が問題視されています。
エコキュートでは効率的にエネルギーを運用し、環境対策にも貢献できるだけでなく日々の光熱費も大幅に低減させることができるのです。
JPシリーズパワフル高圧フルオートは、様々な便利機能を搭載。
ソーラーチャージ機能や、温浴セレクト、ぬくもりチャージ、充実機能のリモコンなどがついています。
薄型でパワフルなものもが使いたいという場合には、Wシリーズパワフル高薄型フルオートというものもあります。
こちらはパワフル高圧で、ふろ自動や追いだきもでき、薄いため省エネスペース設置が可能です。
一般地向けから、雪も多く寒い地域向けの寒冷地用まで揃っています。
パナニック(ナショナル)のエコキュートは人気製品で、古い製品ではすでに受注終了になっているものも多数あります。
JPシリーズではパワフル高圧酸素入浴機能付フルオート、Jシリーズではパワフル高圧酸素入浴機能付フルオートなどが終了していますので、交換や新規購入前には注意するようにしてください。
給湯器メーカー ⑩TOTO
TOTOは、給湯器としての種類はそこまではなく、どちらかというトイレなどがメインのメーカーです。
古くは給湯器事業も展開していたためTOTOブランドの給湯器もよく見かけましたが、近年では完全に撤退し、ノーリツが引き継ぐ形となりました。
もしTOTOの給湯器をお使いでしたら、耐用年数を超過していますので早急な交換をおすすめいたします。
交換機種はどこのメーカーをお選びいただいても問題なくお使いいただけますが、事業を引き継いだノーリツ製品が良いでしょう。
現在TOTOでは、小型電気温水器(湯ぽっと)というものを販売していて、こちらは大手のショッピングサイトで購入し自分でも設置ができます。
配管などもすべてセットになった洗面化粧台の後付けタイプになります。
水しか出ないタイプの洗面化粧台からお湯も出せるようにしたいときなど、小型でかさばらない大きさなので使いやすいです。
取り付けてしまえば、その日からお湯が使えるようにもなります。
据え置きタイプで大容量でもありますので、洗面所でたくさんのお湯を利用できます。
止め方は電気温水器のタンクの先に水栓金具がくる方式となっていて、さまざまな水栓金具と接続が可能です。
ただし、シャンプー水栓とは組み合わせができないので、その点だけは注意が必要です。
シングルの混合水栓も、2ハンドルの混合水栓のいずれにも接続可能となります。
オプションで電源のオンとオフの時間を設定できる外付けタイプでもあり、沸き上がりの温度は約60℃となります。
給湯器メーカー ⑪ガスター
ガスターは、大手のリンナイグループの企業になりますので、取り扱っている製品も性能が優れているものばかりです。
現在は終了しましたが、東京ガスブランドでのガス給湯器やガス風呂釜、温水暖房システムのTES熱源機などの製造も行われていました。
暖房用の温水は、リビングだけでなく台所や和室など使いたい部屋に端末を設置することで床暖房として利用できます。
熱源機で約60℃の温水を作り循環させるので、ほんわり暖かく快適な生活ができるでしょう。
便利機能も多数備わっており、特にINAXと共同のブランド名であるユメックスシリーズは、使いやすく充実した機能で人気を博しました。
元はガスターの自社ブランドで給湯器が製造販売されていたため、ガスターのロゴが入っている機器をお使いのご家庭も少なくありません。
ですが、現役で稼働しているガスター製の給湯器はすでに交換時期を過ぎているため、故障の前兆が見られたらすぐに買い替えるようにしましょう。
ガスターブランドで製造されていた機種は給湯専用タイプから追い焚き対応タイプ、暖房対応タイプなど様々です。
ベーシックな機能をもつ給湯器からバランス型ふろがまや、バランス釜に変わる壁貫通型のふろ給湯器などもあります。
バランス型ふろがまはガスターが他メーカーに先駆けて製造を行っていて、シャワー付きから追いだき専用まで、使用する方の好みで選べるようにさまざまなタイプが揃っています。
現在ではOEMとして省エネ型給湯器の製造がメインで行われています。
潜熱回収型である高効率給湯器のエコジョーズでは、二酸化炭素の排出量を減らし、電気代やガス代などの節約効果も期待できます。
給湯だけでなくご自宅内で発電ができるエネファームも人気製品の一つです。
給湯器メーカー ⑫リクシル(INAX)
INAXは現在のリクシル(LIXIL)で、INAXの時代に自社でガス給湯器の製造販売が行われていましたが、現在は撤退しています。
INAXやリクシルのロゴ付きのガス給湯器をお使いであれば、交換時期が過ぎているので故障前に買い替えておきましょう。
現在のリクシルからは、コンパクトで自分たちで簡単に取り付けが可能な小型電気温水器が製造販売されています。
ゆプラスと呼ばれるシリーズは洗面化粧室・手洗洗面台の下に取り付けるコンパクトタイプの温水器。
後から取り付けた洗面所などに対し、お湯も一緒に使えるようにできる小型電気温水器です。
コンパクトというだけであって、大きさも本当に小さく、洗面所の下の部分に設置しても気にならない大きさです。
タンクの容量は約6リットルで、沸き上げの温度は約60℃となります。
15℃の水から60℃にするのは42分くらいはかかるので、利用したい少し前から沸き上げするようにしておくといいでしょう。
節電や節水にもなり、かいこい省エネをしてくれるので、光熱費も大きい負担とはなりません。
ダイヤルで60℃だけでなく、26℃から36℃の歯にであれば、自由に調節できます。
洗面所でトイレの後などに少し手を洗うくらいであれば、このくらいの温度でも十分でしょう。
さらに使用頻度も学習し、寝ている時間帯など、使用頻度が少ない場合は節電になります。
住宅向けのほか、介護施設や病院居室、店舗や福祉施設等など業務用としても使用されています。
給湯器メーカー ⑬タカラスタンダード
タカラスタンダードは給湯器の取り扱い種類が豊富で、電気、ガス、石油すべての熱源から選べます。
自社で製造は行っておらず、ガス給湯器はリンナイとパロマのOEM、石油はコロナのOEMです。
OEM元は老舗メーカーですので性能や品質は高水準と言えるでしょう。
電気を使用したい場合のおすすめはエコキュートで、すべて高圧型を採用。
高圧力なためシャワーに勢いがあり、2階への給湯も圧力ポンプなしでもOKです。
ガスの場合はエコジョーズがおすすめで、普通のガス給湯器よりもランニングコストが削減されます。
湯沸かしは瞬間式ですので、貯湯式のように途中でお湯が切れる心配がなく、使いたいときに必要な分しかお湯を沸かさないので、コストも上手に抑えられます。
石油給湯器ではコストが抑えられるエコフィールがおすすめで、こちらもパワフルに給湯してくれます。
石油給湯器(ボイラー)のおすすめはエコジョーズと同じ瞬間式で、お湯切れの心配がなく使いやすいという特徴があります。
貯湯式はエコキュート同様、水道の圧力も活かせるため本体から離れた2階などへ給湯する際のお湯の勢いもしっかりしています。
対応機種によって異なりますが、地震などの災害のときに断水時に貯湯タンクの湯水が利用できるおたすけコックもあり、便利です。
タンク内の水を生活用水としても利用できるので、いざというときも安心です。
そのほか、タカラスタンダードで扱う給湯器の特徴はお湯を沸かすだけでなく、自動湯はりや追いだきもでき、機能も充実しています。
追いだきが終了したときには、お湯が沸いたとお知らせてしてくれる音声やメロディーも流れます。
給湯器メーカー ⑭コロナ
コロナは暖房機器を中心とした住宅設備機器を幅広く取り扱っており、給湯器では石油(灯油)を燃料とするボイラーや電気温水器が有名です。
省エネタイプの給湯器に力を入れており、CO2を使用した自然冷媒ヒートポンプ式のエコキュートを世界で初めて発売し、排熱を再利用して効率的にお湯を沸かすエコフィールは屋内型と屋外型、直圧式や貯湯式など充実したラインナップが揃えられています。
快適にお湯が使えるという暮らしの豊かさだけでなく環境への影響も配慮した商品開発が特徴と言えるでしょう。
石油給湯器は国内でのシェア率が非常に高く、ボイラーが中心の寒冷地では室内タイプのコロナ給湯器がよく使われています。
特におすすめかつ人気があるのは、水道直圧式のエコフィールであるEGシリーズとEFシリーズ。
両者とも従来のボイラーよりもコンパクトサイズの設計により軽量化され、設置しやすく壁や床への負担も低減されました。
EFシリーズは床に設置する据置型です。
EGシリーズは壁に固定する壁掛型で、石油を気化して燃焼させるガス化タイプ。
ガス化タイプは従来の噴霧式より燃焼音が静かで機器への負担も低減されており、熱効率にも優れた燃焼方式です。
フルオート、オート、給湯専用などの種類が販売されていますので、ライフスタイルに合わせた商品選びができます。
給湯器のメーカー選びについて
給湯器を製造しているメーカーは約20社。
会社名を見ただけでは、悩んでしまうほどの多さと言えるでしょう。
しかし実際に調べていくと、給湯器の製造販売に力を入れている会社から他の事業がメインとなっている会社もあります。
給湯器の性能などを考えてよりよいものを手に入れたいと考えている方は、給湯器をメイン事業としているメーカーがおすすめです。
給湯器交換の水猿では、その点からもノーリツとリンナイ製品をご案内することが多いですが、近年では性能自体に大きな違いはありませんので別のメーカー等でご指定がある場合は遠慮なくお申し付けください。
給湯器選びはメーカーだけでなく機能や号数などが合っているかも重要です
近年では給湯器の需要の高さから、高品質かつ高性能でありながら購入しやすいように価格も下げられているなど、各メーカーで様々な努力が行われています。
給湯器本体のデザインにも注力されており、オシャレでスタイリッシュなものが増えているため、家の雰囲気やイメージに合わせて選んでもいいでしょう。
また、キッチンや浴室に設置するリモコンも、使い勝手の良さと見た目を両立させた魅力的なデザインのため、まるでインテリアの一部のようなものもあります。
まずはメーカーごとの特徴から押さえていき、自分に合ったところを選んでみることをお勧めいたします。
様々なタイプの機器が販売されていますので、家族の人数や使うお湯の量、必要となる性能、気に入った外見などの要素を加味した上で、ライフスタイルに合った給湯器をを見つけましょう。
給湯器のメーカーについて、よくあるご質問
給湯器の交換を検討しています。どこのメーカーがおすすめですか?
水猿ではリンナイとノーリツの給湯器をおすすめしております。リンナイとノーリツはガス給湯器の国内最大手メーカーで、国内市場におけるシェア率の大半を占めています。
今使っている給湯器と、違うメーカーの給湯器に交換できますか?
可能です。給湯器はメーカーが違っても構造・仕組みは共通となっているため、別のメーカーへ取り替えることができます。配管の位置や本体のサイズはメーカーによって異なりますので、多少の加工作業は必要となります。水猿ではTOTOやガスターやナショナル(松下電器・パナソニック)など、給湯器の製造が終了しているメーカーからの買い替えも対応しております。
給湯器はメーカーごとの違いはありますか?
メーカーごとの違いはほとんどありません。給湯器本体やリモコンのデザインは各メーカーによって異なりますが、追い焚き機能のオートやフルオート、給湯能力を表す号数など基本的な部分は各メーカー共通です。
給湯器を安く交換するならどこのメーカーが良いですか?
水猿ではリンナイとノーリツの給湯器をおすすめしており、本体価格最大82%と格安価格でのご提供が可能となっています。特に東京ガスや大阪ガスなどガス会社製品の給湯器や暖房機をお使いでしたら、低価格での交換工事をご案内することができます。