給湯器の号数の確認方法と選び方

給湯器の号数の選び方

現在お使いの号数でお湯の使い勝手に問題がなければ、同じ号数の給湯器を選ぶことで問題なく使用できます。

人数別の給湯器の号数の目安

号数の簡単な選び方は、お湯を使用する人数を基準に考えることです。

1人暮らしなら同時に複数個所でお湯を使用することは少ないかと思われますので、16号がおすすめです。

2人暮らしや3人までなら、2か所で同時給湯ができる20号、4人以上のご家族ですとシャワーと台所と洗面所などで同時にお湯を使っても水圧に問題が無い24号が最適です。

こんな時は給湯器の号数の見直しを！

シャワーやキッチンや洗面所などで同時に二か所以上で給湯する際に、水圧が弱くなって使いにくい、お湯が安定して出ない場合には、号数のアップがおすすめです。

反対に、お子様の自立等でお湯の使用人数が減った場合、大きすぎる号数だと能力が無駄になってしまうことがほとんどです。

飲食店や美容室といった店舗やテナント、会社のシャワールームや体育館など、業務用は28号や32号といった大きい号数を使うこともあります。

業務で使用する場合、規模が小さいと家庭用のもので十分使用ができる場合もありますので、交換の際には使用状況をご相談いただければ適切な号数をご提案いたします。

給湯器の号数選びの注意点

例えば２人暮らしで20号の給湯器を選んでも、シャワーとキッチンの給湯に加え、追いだき、床暖房、ミストサウナ、浴室暖房乾燥機、食器洗い乾燥機などをご使用されるのであれば、お湯の使用量が多いので20号では足りない場合があります。

反対に、１か所だけで給湯するのに号数が高すぎると、給湯器の最大能力が発揮できません。

使用人数や生活スタイル等から最適な号数の給湯器を選びましょう。

給湯器の号数をアップする時の注意点

マンションやアパートなどの集合住宅では、管理規約により号数をアップできない場合があります。

オーナーや管理会社に号数の変更ができるか確認する必要があります。

また、戸建ての場合でも、ガスメーターの許容範囲によっては号数を上げられない場合があります。

ガスメーターが対応していない場合、給湯器の号数にあわせてガスメーターを交換をしてから給湯器の交換という流れになります。