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エコキュートが壊れる原因は?よくある故障と対処法・修理費用を解説

エコキュートが壊れる原因は?よくある故障と対処法・修理費用を解説

エコキュートは、毎日の入浴や洗い物に欠かせない給湯設備です。しかし、長く使っていると「お湯が出ない」「お湯の温度が安定しない」「水漏れしている」「異音がする」「リモコンにエラーコードが表示される」などの不具合が起こることがあります。急にお湯が使えなくなると生活への影響が大きいため、壊れる原因や対処法を知っておきたい方も多いでしょう。

この記事では、エコキュートが壊れる主な原因、よくある故障と対処法、業者に相談した方がよい症状、修理費用と交換費用の目安、壊れにくくするための予防策までわかりやすく解説します。自宅のエコキュートが故障しているのか判断したい方や、修理と交換で迷っている方は参考にしてください。

このコラムで分かる事

  • エコキュートが壊れる主な原因
  • お湯が出ない・水漏れ・異音など故障症状別の対処法
  • 業者に相談した方がよいエコキュートの故障
  • エコキュートの修理費用と交換費用の目安
  • エコキュートを壊れにくくするための予防策

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目次

エコキュートが壊れる主な原因

エコキュートが壊れる原因は、1つだけに絞れないことが多いです。使用年数による部品の摩耗に加えて、お湯を沸かすヒートポンプユニットの不具合、電子部品の故障、配管や弁の劣化、凍結や落雷などの外部環境が関係することもあります。まずは、主な故障原因を整理して、自宅の症状と照らし合わせてみましょう。

経年劣化による部品の摩耗

エコキュートは、長年使用することで内部の部品が少しずつ摩耗していきます。特に、パッキン、弁、センサー、基板、配管まわりの部品は、毎日の給湯や沸き上げによって負担がかかりやすい部分です。新品のときは問題なく動いていても、使用年数が長くなると部品の動きが悪くなったり、密閉性が落ちたりして、水漏れや温度不安定などの症状につながります。

経年劣化による故障は、急に起こるように見えることもありますが、実際には小さな不具合が少しずつ出ているケースもあります。例えば、お湯の温度が以前より安定しない、沸き上げに時間がかかる、リモコンにエラーが出やすい、異音が増えたなどの変化です。こうした症状がある場合は、部品の寿命が近づいている可能性があります。

経年劣化は完全に防ぐことはできませんが、早めに異常に気づくことで大きな故障を避けやすくなります。軽い部品交換で済む段階なら修理で対応できる場合もありますが、複数の部品が劣化している場合は、修理を繰り返すより本体交換を検討した方がよいこともあります。

ヒートポンプユニットの不具合

ヒートポンプユニットは、外気の熱を取り込み、お湯を沸かすための重要な部分です。この部分に不具合が起こると、お湯が沸かない、湯量が足りない、お湯の温度が安定しないなどの症状につながります。エコキュートの中でも負担がかかりやすい部分のため、故障原因として重要です。

ヒートポンプユニットには、ファン、熱交換器、コンプレッサー、冷媒回路、電子部品などが含まれています。例えば、ヒートポンプの周囲に物が置かれて空気の流れが悪くなると、効率よく熱を取り込めません。落ち葉やホコリ、雑草などで吸込口や吹出口がふさがる場合も同じです。長年の使用で内部部品が劣化すると、沸き上げ能力が落ちたり、運転時に普段と違う音が出たりすることもあります。

ヒートポンプユニットの内部は、自分で分解して確認する場所ではありません。外まわりに障害物がないか、異音や水漏れがないかを確認する程度にとどめましょう。沸き上げできない状態が続く場合や、エラーコードが繰り返し表示される場合は、早めに業者へ点検を依頼することが大切です。

基板・電子部品の故障

エコキュートは電気で制御されているため、基板や電子部品に異常が起こると正常に動かなくなります。基板は、ヒートポンプユニットや貯湯タンク、リモコンなどの動作を管理する重要な部品です。ここに故障が起こると、電源が入らない、リモコンが反応しない、エラーコードが表示される、沸き上げが始まらないといった症状が出ることがあります。

基板や電子部品が故障する原因には、経年劣化、湿気、虫の侵入、落雷、停電後の電気的な負荷などがあります。エコキュートは屋外に設置されるため、周囲の環境によって内部に湿気や小さな虫が入り込むこともあります。また、雷が近くに落ちた後や停電後に急に動かなくなった場合は、電子部品に影響が出ている可能性もあります。

基板の故障は、見た目だけでは判断しにくいです。ブレーカーを確認しても問題がないのにリモコンが反応しない、同じエラーが何度も出る、沸き上げが始まらないといった場合は、内部の制御部品に異常があるかもしれません。電気系統は感電や故障拡大の危険があるため、自分で分解せず専門業者に相談しましょう。

配管・パッキン・弁の劣化

エコキュートには、お湯や水を流すための配管や接続部品が多く使われています。配管、パッキン、逃し弁、減圧弁、混合弁などに劣化や不具合が起こると、水漏れ、温度不安定、お湯はり不良、湯量不足などの原因になります。特にパッキンは年数が経つと硬くなったり、ひび割れたりして、水が漏れやすくなることがあります。

逃し弁や減圧弁は、タンク内の圧力を調整するための部品です。これらが正常に働かないと、必要以上に水が排出されたり、圧力の調整がうまくいかず不具合が起きたりします。また、混合弁に異常があると、お湯と水の混ざり方が安定せず、シャワーや蛇口のお湯が急にぬるくなることもあります。

配管や弁の劣化は、放置すると水漏れが広がる恐れがあります。少量の水でも、常に濡れている、地面に水たまりができる、タンクまわりが湿っているといった状態が続く場合は注意が必要です。接続部の軽い不具合なら修理で済むこともありますが、配管や部品の交換が必要になる場合もあるため、早めに点検を依頼しましょう。

メンテナンス不足による汚れや詰まり

エコキュートは、設置した後に何もしなくても永久に使える設備ではありません。浴槽アダプター、フィルター、給水ストレーナー、ヒートポンプ周辺などに汚れがたまると、お湯の流れが悪くなったり、機器に余計な負担がかかったりします。汚れや詰まりが原因で、お湯はりがうまくできない、追い焚きができない、エラーが出るといった症状につながることもあります。

特に浴槽アダプターや循環口のフィルターは、髪の毛、皮脂汚れ、入浴剤の成分などが付着しやすい部分です。掃除をせずに使い続けると、お湯の循環が悪くなり、追い焚きや自動湯はりに影響することがあります。また、貯湯タンク内には水道水に含まれる成分が少しずつ沈殿することがあり、定期的な水抜きを行うことで汚れを排出しやすくなります。

メンテナンス不足による不具合は、日常の手入れで予防できるものも多いです。フィルター掃除や周辺清掃は、専門知識がなくても取り組みやすい作業です。ただし、内部の分解や電気部品の点検は危険を伴うため、自分で対応できる範囲を超える場合は業者に任せましょう。

凍結・落雷・大雨などの外部環境

エコキュートは屋外に設置されるため、天候や気温の影響を受けます。冬場の冷え込みで配管が凍結すると、お湯が出なくなったり、配管が破損して水漏れしたりすることがあります。特に気温が低い地域や、風が当たりやすい場所に設置されている場合は、凍結によるトラブルが起こりやすくなります。

また、落雷や大雨も故障の原因になることがあります。近くで雷が発生した後にリモコンが表示されない、電源が入らない、エラーが消えないといった症状が出た場合は、電気系統に影響が出ている可能性があります。大雨や台風によって機器まわりが浸水すると、基板や内部部品に水分が入り、故障につながることもあります。

外部環境による故障は完全に防ぐのが難しい場合もありますが、事前の対策でリスクを下げられます。冬前に凍結防止設定を確認する、配管の保温材が破れていないか見る、ヒートポンプの周囲に水がたまりにくい状態にするなどが大切です。天候後に異常が出た場合は、無理に使い続けず早めに点検を依頼しましょう。

設置環境や施工不良によるトラブル

エコキュートは、設置する場所や施工状態によっても故障リスクが変わります。例えば、ヒートポンプユニットの前に物が置かれている、通気が悪い、排水がうまく流れない、配管の取り回しに無理があるといった環境では、機器に負担がかかりやすくなります。設置直後から不具合が出る場合は、機器本体の問題だけでなく、施工や接続に原因がある可能性もあります。

また、地域環境に合っていない機種を使っている場合も注意が必要です。寒い地域で一般地向けの機種を使っていると凍結トラブルが起こりやすくなります。海に近い地域では塩害、井戸水や地下水を使う地域では水質による影響が出ることもあります。家庭の使用量に対してタンク容量が小さい場合は、湯切れが頻発し、沸き増し回数が増えて機器に負担がかかりやすくなります。

設置環境や施工不良が原因の場合、使い方を変えるだけでは改善しないことがあります。新しく設置したばかりなのにエラーが出る、水漏れがある、沸き上げが安定しないといった場合は、施工店や専門業者に確認してもらいましょう。設置条件に合った機種選びも、長く使うためには重要です。

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よくあるエコキュートの故障と対処法

エコキュートの故障は、症状によって原因や対処法が異なります。すぐに本体故障と決めつける前に、残湯量、設定温度、凍結、フィルター汚れなどを確認することで改善する場合もあります。ただし、水漏れや異音、エラー表示が続く場合は、無理に使い続けると症状が悪化する恐れがあります。

お湯が出ないときは残湯量・湯切れ・凍結を確認する

エコキュートでお湯が出ないときは、まずタンク内のお湯が残っているか確認しましょう。リモコンに表示される残湯量が少ない、または空になっている場合は、湯切れの可能性があります。家族の入浴が続いた日、来客があった日、いつもより多くお湯を使った日などは、タンク内のお湯を使い切っていることがあります。

確認する流れは次の通りです。

  1. リモコンで残湯量を確認する
  2. 湯切れしている場合は沸き増しを行う
  3. 設定温度が低すぎないか確認する
  4. 蛇口やシャワーの混合水栓が正しく動いているか確認する
  5. 冬場は配管が凍結していないか確認する

湯切れであれば、沸き増しを行うことで改善することが多いです。ただし、沸き増しをしてもお湯が作られない、残湯量が増えない、リモコンにエラーが出ている場合は、ヒートポンプユニットや制御部品の不具合が考えられます。冬場に急にお湯が出なくなった場合は、配管の凍結も疑いましょう。凍結時に熱湯をかけると配管が破損する恐れがあるため、自然解凍を待つか、ぬるま湯でゆっくり対応してください。

お湯がぬるい・温度が安定しないときは設定温度や混合水栓を確認する

お湯がぬるい、途中で水になる、温度が安定しない場合は、まずリモコンの給湯温度を確認しましょう。設定温度が低くなっているだけであれば、温度を上げることで改善する場合があります。また、台所や浴室など複数の場所で同時にお湯を使っていると、一時的に温度が安定しにくくなることもあります。

確認する流れは次の通りです。

  1. リモコンの給湯温度を確認する
  2. タンク内の残湯量が不足していないか確認する
  3. 台所・洗面・浴室で同時にお湯を使っていないか確認する
  4. シャワーだけで起こるのか、家全体で起こるのか確認する
  5. 混合水栓やシャワー水栓に不具合がないか確認する

シャワーだけ温度が不安定な場合は、エコキュート本体ではなく混合水栓側に原因がある可能性もあります。一方で、台所や洗面所でも同じようにお湯の温度が安定しない場合は、混合弁、センサー、ヒートポンプユニットなどの不具合が考えられます。設定や使い方を確認しても改善しない場合は、早めに業者へ相談しましょう。

お湯はりや追い焚きができないときは運転状況や水漏れを確認する

お湯はりや追い焚きができない場合は、浴槽まわりとリモコンの状態を確認します。自動湯はりが途中で止まる、追い焚きしても温まらない、リモコンにエラーが出るといった症状は、循環口の汚れ、残湯量不足、配管の詰まり、センサー異常、水漏れなどが関係していることがあります。

まずは次の順番で確認してください。

  1. リモコンにエラーコードが表示されていないか確認する
  2. タンク内に十分なお湯があるか確認する
  3. 浴槽の循環口が汚れや髪の毛でふさがっていないか確認する
  4. 浴槽アダプターやフィルターを掃除する
  5. タンクや配管まわりに水漏れがないか確認する

循環口やフィルターが汚れているだけであれば、掃除によって改善する場合があります。特に追い焚きや自動湯はりは、お湯を循環させる仕組みのため、浴槽アダプターまわりの汚れの影響を受けやすいです。ただし、掃除をしても改善しない場合や、水漏れが見つかった場合は、内部部品や配管の不具合が疑われます。何度も運転を繰り返すと機器に負担がかかるため、無理に使い続けないようにしましょう。

お湯が止まらないときは水位設定や循環口の汚れを確認する

浴槽のお湯が止まらない、設定より多くお湯が入る、湯はりが終わらないといった症状がある場合は、水位設定や循環口の汚れを確認します。水位設定が高くなっているだけなら、設定を見直すことで改善することがあります。また、浴槽内の循環口が汚れていると、水位を正しく検知できず、お湯はりの動作に影響する場合があります。

確認する流れは次の通りです。

  1. リモコンの水位設定を確認する
  2. 浴槽の残り湯が多すぎないか確認する
  3. 循環口や浴槽アダプターを掃除する
  4. 一度運転を停止して再度湯はりを試す
  5. 改善しなければ水位センサーや弁の不具合を疑う

お湯が止まらない症状は、設定や汚れで起こる場合もありますが、水位センサー、電磁弁、混合弁などの故障が原因になることもあります。浴槽からお湯があふれる状態を放置すると、水道代や電気代が増えるだけでなく、浴室まわりの水濡れにもつながります。掃除や設定確認で改善しない場合は、早めに点検を依頼してください。

水漏れしているときは発生箇所を確認して止水栓を閉める

エコキュートまわりで水漏れを見つけた場合は、まずどこから水が出ているのか確認しましょう。ヒートポンプユニットから一時的に水が出ている場合は、結露や霜取り運転による排水の可能性があります。一方で、貯湯タンク、配管、接続部、地面に常に水たまりがある場合は、故障による水漏れの可能性があります。

水漏れ時は次の順番で対応してください。

  1. 水が出ている場所を確認する
  2. 一時的な排水か、常に漏れているのか確認する
  3. 大量に漏れている場合は止水栓を閉める
  4. 必要に応じて電源を切る
  5. 水漏れ箇所を写真に残して業者へ相談する

水漏れが少量でも、配管やタンクまわりが常に濡れている場合は注意が必要です。パッキンや接続部の劣化であれば部品交換で済むこともありますが、タンクや配管本体の不具合では修理費用が高くなる場合があります。水漏れを放置すると、周辺部品の腐食や電気系統への影響につながる恐れもあります。原因が分からない場合は、早めに専門業者へ点検を依頼しましょう。

異音がするときは通常音か異常音かを見分ける

エコキュートは運転中に多少の音が出る設備です。沸き上げ中の運転音や、冬場の霜取り運転に伴う音は正常な範囲であることもあります。ただし、これまで聞こえなかった大きな音、高い音、振動を伴う音、長時間続く音がある場合は、部品の劣化やヒートポンプユニットの不具合が疑われます。

異音がする場合は、次の点を確認してください。

  1. 音が出る場所がヒートポンプか貯湯タンクか確認する
  2. 音が出るタイミングを確認する
  3. 短時間で止まる音か、長時間続く音か確認する
  4. 振動や水漏れを伴っていないか確認する
  5. 普段より明らかに大きい音なら点検を依頼する

「ブーン」という低い音は通常の運転音であることもありますが、急に大きくなった場合はファンやモーターの不具合が考えられます。「キーン」という高い音や、「ガタガタ」と揺れるような音が続く場合も注意が必要です。異音は、故障の前兆として現れることがあります。音が気になった時点で記録しておくと、業者に相談するときに状況を伝えやすくなります。

配管が凍結したときは自然解凍を待つ

冬場にお湯が出ない場合は、配管の凍結が原因になっていることがあります。特に朝方や気温が氷点下になる日は、給水配管や給湯配管が凍り、お湯や水が出にくくなることがあります。凍結の場合、日中に気温が上がると自然に解凍され、通常通り使えるようになることもあります。

凍結が疑われる場合は、次のように対応してください。

  1. 蛇口から水やお湯が出るか確認する
  2. 配管まわりが凍っていないか確認する
  3. 無理に蛇口を開け閉めしない
  4. 基本は気温が上がるまで自然解凍を待つ
  5. 急ぐ場合は熱湯ではなく、ぬるま湯をゆっくりかける

凍結した配管に熱湯をかけると、急激な温度変化で配管や接続部が破損する恐れがあります。また、配管が破裂している場合は、解凍後に水漏れが発生することもあります。凍結が解消してもお湯が出ない、水漏れがある、エラーコードが消えない場合は、配管や本体に不具合が起きている可能性があるため、業者に相談しましょう。

エラーコードが出たときは取扱説明書やメーカーサイトを確認する

リモコンにエラーコードが表示された場合は、エコキュートが何らかの異常を検知している状態です。エラーコードの内容によって、湯切れ、凍結、一時的な通信エラー、部品不良、センサー異常など原因が異なります。まずは慌てず、表示されている英数字をメモして、取扱説明書やメーカーサイトで内容を確認しましょう。

エラーコードが出たときの基本的な確認手順は次の通りです。

  1. 表示されているエラーコードをメモする
  2. 取扱説明書やメーカーサイトで意味を確認する
  3. 自分で解除できる内容か確認する
  4. 一時的なエラーならリモコン操作や再起動を試す
  5. 同じエラーが繰り返す場合は業者へ相談する

エラーコードの中には、使用状況の確認や簡単な操作で解除できるものもあります。しかし、基板、センサー、ヒートポンプ、配管まわりの不具合を示すエラーもあります。意味が分からないまま使い続けると、故障が悪化する可能性があります。特に同じエラーが何度も出る場合や、再起動してもすぐに表示される場合は、点検が必要です。

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業者に相談した方がよいエコキュートの故障

エコキュートの不具合の中には、自分で確認できるものもありますが、無理に触ると危険なケースもあります。水漏れ、異音、エラーコードの繰り返し、家全体でのお湯の不調などは、内部部品の故障が関係している可能性があります。ここでは、早めに業者へ相談した方がよい症状を解説します。

自分で確認しても症状が改善しない

残湯量、設定温度、ブレーカー、凍結、フィルター汚れなどを確認しても症状が改善しない場合は、エコキュート本体や内部部品に異常がある可能性があります。例えば、沸き増しをしてもお湯が作られない、掃除をしても追い焚きができない、再起動してもエラーが消えないといった場合です。

自分で確認できる範囲には限界があります。エコキュートは電気と水を扱う設備のため、内部を分解して調べるのは危険です。特にヒートポンプユニット、基板、タンク内部、配線部分は、専門知識がないまま触ると感電や故障拡大につながる恐れがあります。

改善しない症状があるときは、何を確認したのかを整理して業者に伝えるとスムーズです。症状が出た日時、エラーコード、使用年数、水漏れの有無、異音の有無などをメモしておくと、原因を判断しやすくなります。無理に使い続けるより、早めに点検を受けた方が結果的に修理費用を抑えられることもあります。

配管や貯湯タンクから水漏れしている

配管や貯湯タンクから水漏れしている場合は、早めに業者へ相談しましょう。少量の水でも、常に漏れている状態ならパッキン、配管、弁、タンクまわりの不具合が考えられます。ヒートポンプユニットの結露や霜取り運転による一時的な排水であれば故障ではない場合もありますが、貯湯タンクや配管からの水漏れは注意が必要です。

水漏れを見つけたときは、まず水が出ている場所を確認します。地面が常に濡れている、配管の接続部から水がにじむ、タンク下に水たまりができるといった状態であれば、止水栓を閉めて被害の拡大を防ぎましょう。水漏れ箇所を写真に残しておくと、業者に状況を伝えやすくなります。

水漏れを放置すると、部品の腐食、電気系統への影響、周辺設備の傷みにつながる可能性があります。特にタンク本体の不具合や配管破損の場合は、軽い修理では済まないこともあります。漏れている量が少ないからといって様子を見すぎず、早めに点検を依頼することが大切です。

普段と違う異音が続いている

エコキュートから普段と違う異音が続く場合は、内部部品の劣化やヒートポンプユニットの不具合が考えられます。運転中の低い作動音や短時間の霜取り音は正常なこともありますが、急に大きくなった音、高い音、金属がこすれるような音、振動を伴う音が続く場合は注意しましょう。

異音が出ているときは、音の種類だけでなく、音が出るタイミングも重要です。深夜の沸き上げ時だけなのか、昼間も鳴るのか、ヒートポンプ側から聞こえるのか、タンク側から聞こえるのかを確認してください。音の状態をスマートフォンで録音しておくと、業者に相談するときに説明しやすくなります。

異音を放置すると、ファン、モーター、ポンプ、コンプレッサーなどの不具合が進行する可能性があります。異常音が出ている状態で使い続けると、別の部品にも負担がかかることがあります。普段と明らかに違う音が何日も続く場合は、早めに点検を受けましょう。

エラーコードが消えない・繰り返し表示される

リモコンのエラーコードが消えない、または一度解除しても繰り返し表示される場合は、内部で継続的な異常が起きている可能性があります。一時的な通信不良や使用状況によるエラーなら、案内に沿って操作することで改善する場合もあります。しかし、何度も同じエラーが出る場合は、部品の故障やセンサー異常が疑われます。

エラーコードが出たときは、まずコードをメモし、取扱説明書やメーカーサイトで内容を確認します。自分で対応できる内容であれば、案内に沿って操作してください。ただし、原因が分からないまま何度も再起動を繰り返すのは避けましょう。根本原因が解消していない場合、再び同じエラーが表示されます。

特に、沸き上げができない、お湯が出ない、水漏れを伴う、ブレーカーが落ちるといった症状と同時にエラーが出ている場合は、早めの点検が必要です。エラーコードは故障箇所を判断する手がかりになります。業者に連絡するときは、表示内容と症状をセットで伝えましょう。

家全体でお湯の温度が安定しない

シャワーだけでお湯の温度が不安定な場合は、浴室の混合水栓やシャワー側に原因があることもあります。しかし、台所、洗面所、浴室など家全体でお湯の温度が安定しない場合は、エコキュート本体側の不具合が疑われます。混合弁、センサー、ヒートポンプユニット、貯湯タンクまわりの異常が関係している可能性があります。

まずは、リモコンの設定温度や残湯量を確認しましょう。タンク内のお湯が少ない場合や、同時に複数箇所でお湯を使っている場合は、一時的に温度が安定しにくくなることがあります。それでも改善しない場合は、部品の劣化や制御不良が考えられます。

家全体で温度が不安定な状態を放置すると、入浴中に急にぬるくなったり、必要な量のお湯が使えなかったりして不便です。また、故障が進むとお湯がまったく出なくなることもあります。設定や使い方に問題がない場合は、早めに業者へ相談しましょう。

10年以上使っていて不具合を繰り返している

エコキュートを10年以上使っていて不具合を繰り返している場合は、寿命が近づいている可能性があります。1回の故障であれば部品交換や調整で直ることもありますが、短期間に水漏れ、エラー、温度不安定、異音などが続く場合は、複数の部品が劣化していることもあります。

古いエコキュートは、修理できたとしても別の部品が後から故障することがあります。また、年式によっては交換部品の在庫が少なくなっている場合もあり、修理に時間がかかったり、部品交換ができなかったりすることもあります。修理費用が高額になる場合は、本体交換を検討した方がよいケースもあります。

10年以上使用している場合は、「今回だけ直すか」「今後の故障リスクも考えて交換するか」を比較することが大切です。修理費用、使用年数、現在の症状、家族人数、今後の使用予定を踏まえて判断しましょう。故障を繰り返しているなら、早めに交換も視野に入れると安心です。

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エコキュートの修理費用と交換費用の目安

エコキュートの不具合が起きたとき、気になるのが修理費用や交換費用です。費用は故障箇所、部品の種類、作業内容、使用年数によって大きく変わります。軽い調整や部品交換で済む場合もあれば、本体交換が必要になる場合もあります。ここでは、大まかな費用感を判断するための考え方を解説します。

修理や調整で済む場合の費用目安

フィルターの汚れ、設定ミス、一時的なエラー、軽い部品交換などで済む場合は、本体交換までは必要ないことがあります。例えば、浴槽アダプターの汚れ、給水ストレーナーの詰まり、接続部のパッキン交換、軽い弁の不具合などであれば、比較的軽い修理や調整で改善する可能性があります。

費用は症状や作業内容によって変わりますが、軽い点検や調整であれば数千円から数万円程度、部品交換を伴う場合は数万円程度かかることがあります。基板やヒートポンプまわりの修理になると、部品代や作業費が高くなりやすく、修理費用が大きくなることもあります。

修理で済むかどうかは、使用年数も重要です。設置から年数が浅い場合は、部品交換で直して使い続ける選択肢が取りやすいです。一方で、10年以上使用している場合は、今回の修理で直っても別の部品が故障する可能性があります。見積もりを確認するときは、修理費だけでなく、今後どれくらい使えそうかも考えて判断しましょう。

本体交換が必要な場合の費用目安

貯湯タンク本体の不具合、ヒートポンプユニットの大きな故障、複数部品の劣化、修理部品の供給終了などがある場合は、本体交換が必要になることがあります。特に10年以上使用していて故障を繰り返している場合は、修理より交換を検討した方がよいケースがあります。

エコキュートの交換費用は、機種の容量、機能、設置状況、既存機器の撤去、配管工事の有無などによって変わります。一般的には、本体代と工事費を合わせて数十万円単位になることが多いです。フルオート、給湯専用、タンク容量、寒冷地仕様、耐塩害仕様などによっても費用は変わります。

交換費用だけを見ると高く感じるかもしれませんが、古い機器を何度も修理するより、結果的に負担を抑えられる場合もあります。特に修理費が高額で、使用年数が長く、今後も再故障の可能性が高い場合は交換を検討しましょう。見積もりでは、本体価格、工事費、撤去費、保証内容、追加費用の有無を確認しておくと安心です。

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エコキュートを壊れにくくするための予防策

エコキュートの故障を完全に防ぐことはできませんが、日頃のお手入れや点検によって壊れにくくすることはできます。特に、浴槽アダプターやフィルターの掃除、タンクの水抜き、ヒートポンプ周辺の清掃、凍結対策は重要です。ここでは、家庭で取り組みやすい予防策を解説します。

浴槽アダプターやフィルターを掃除する

浴槽アダプターやフィルターは、お湯はりや追い焚きに関係する大切な部分です。髪の毛、皮脂汚れ、入浴剤の成分などが付着すると、お湯の循環が悪くなり、追い焚き不良やエラーの原因になることがあります。見た目では大きな汚れがないように見えても、細かい汚れがたまっている場合があります。

掃除の流れは次の通りです。

  1. 浴槽のお湯を抜く
  2. 浴槽アダプターのカバーやフィルターを外す
  3. 歯ブラシなどで汚れを落とす
  4. 水でしっかり洗い流す
  5. 元の位置に正しく取り付ける

フィルターが正しく取り付けられていないと、正常にお湯が循環しないことがあります。掃除後は、カバーやフィルターが浮いていないか確認しましょう。追い焚きや自動湯はりをよく使う家庭では、汚れがたまりやすいため、定期的な掃除が大切です。簡単なお手入れでも、不具合の予防につながります。

定期的にタンクの水抜きや点検を行う

貯湯タンクの中には、水道水に含まれる成分や細かな汚れが少しずつたまることがあります。定期的にタンクの水抜きを行うことで、底にたまった汚れを排出しやすくなります。また、逃し弁や漏電遮断器、配管まわりの点検を行うことで、不具合を早めに見つけやすくなります。

タンクの水抜きや点検を行う際は、必ず取扱説明書を確認してください。機種によって操作方法や注意点が異なります。無理にバルブを回したり、手順を間違えたりすると、水漏れや故障につながることがあります。作業に不安がある場合は、自分で行わず業者に点検を依頼しましょう。

定期点検では、タンクまわりの水漏れ、配管の保温材の破れ、漏電遮断器の動作、逃し弁からの排水状態などを確認します。普段から状態を見ておくと、異常が起きたときに気づきやすくなります。小さな異変を早めに見つけることが、故障の予防につながります。

ヒートポンプ周辺をきれいに保つ

ヒートポンプユニットは外気を取り込んでお湯を沸かすため、周囲の空気の流れが重要です。吸込口や吹出口の近くに荷物、植木鉢、自転車、落ち葉、雑草などがあると、空気の流れが悪くなり、沸き上げ効率が落ちることがあります。効率が落ちると、機器に余計な負担がかかり、故障リスクが高まる可能性があります。

確認する流れは次の通りです。

  1. ヒートポンプの前に物を置いていないか確認する
  2. 落ち葉やゴミが吸込口にたまっていないか確認する
  3. 雑草が伸びて通気を妨げていないか確認する
  4. 吹出口の前に障害物が近すぎないか確認する
  5. 排水がスムーズに流れているか確認する

ヒートポンプ周辺の掃除は、専門的な作業ではありませんが、内部を分解して掃除する必要はありません。外側にたまったゴミを取り除き、通気スペースを確保するだけでも効果があります。運転音が大きくなった、沸き上げに時間がかかるようになったと感じる場合は、周辺環境も確認してみましょう。

冬前に凍結防止対策を確認する

冬場は、配管の凍結によってお湯が出なくなるトラブルが起こりやすくなります。特に気温が低い地域、風が強く当たる場所、日陰に配管がある場所では注意が必要です。凍結によって配管が破損すると、水漏れや修理費用の増加につながることがあります。

冬前には、配管の保温材が破れていないか、凍結防止ヒーターがある場合は正しく使えるか、取扱説明書で凍結防止の設定方法を確認しておきましょう。また、冬場に長期間家を空ける場合は、電源を切るかどうかにも注意が必要です。電源を切ると凍結防止機能が働かない機種もあります。

凍結しやすい地域では、寒くなる前の確認が大切です。実際に凍結してから慌てて対応すると、無理な解凍で配管を傷める可能性があります。冬の朝にお湯が出なくなると生活に大きく影響するため、事前に対策しておきましょう。毎年寒くなる時期に点検する習慣をつけると安心です。

地域環境や水質に合った機種を選ぶ

エコキュートは、設置する地域や水質に合った機種を選ぶことも大切です。寒い地域では寒冷地向け、海に近い地域では耐塩害仕様、井戸水や地下水を使う場合は水質に対応した機種が必要になることがあります。地域環境に合わない機種を使うと、凍結、腐食、詰まりなどのトラブルが起こりやすくなる可能性があります。

井戸水や地下水には、水道水とは異なる成分が含まれていることがあります。機種によっては使用できない場合もあるため、設置前に確認が必要です。また、海沿いでは潮風の影響で金属部分が傷みやすくなるため、設置場所や機種選びに注意しましょう。

エコキュートは一度設置すると長く使う設備です。価格だけで選ぶのではなく、地域の気候、設置場所、使用する水、家族人数、必要な機能を踏まえて選ぶことが、故障リスクの軽減につながります。交換時には、現在の不具合だけでなく、これからの使い方に合う機種かどうかも確認しましょう。

家族人数に合ったタンク容量を選ぶ

エコキュートのタンク容量が家族人数や使用量に合っていないと、湯切れが起こりやすくなります。湯切れが多い家庭では、頻繁に沸き増しを行うことになり、電気代が増えたり、機器に負担がかかったりすることがあります。特に入浴時間が重なる家庭や、シャワーの使用量が多い家庭では、余裕のある容量を選ぶことが大切です。

タンク容量を選ぶときは、単純な人数だけでなく、生活スタイルも考えましょう。家族全員が毎日浴槽に入るのか、シャワー中心なのか、朝にもお湯を使うのか、来客が多いのかによって必要なお湯の量は変わります。容量が小さすぎると湯切れしやすく、容量が大きすぎると初期費用や設置スペースに影響する場合があります。

現在のエコキュートで頻繁に湯切れしている場合は、故障ではなく容量不足が原因かもしれません。交換時には、これまでの使用状況をもとに適切な容量を選びましょう。家族構成が変わった場合や、お湯の使い方が増えた場合も、容量の見直しが必要です。

使用できる入浴剤か確認する

入浴剤の種類によっては、エコキュートに適さないものがあります。成分によっては、配管やポンプ、金属部品に負担をかけたり、汚れや詰まりの原因になったりすることがあります。特に、硫黄成分、塩分、固形成分、にごり成分などを含む入浴剤は、機種によって使用できない場合があります。

入浴剤を使う前には、必ずエコキュートの取扱説明書を確認しましょう。使える入浴剤と使えない入浴剤は、メーカーや機種によって異なります。家族が普段から入浴剤を使う場合は、対応している種類を把握しておくことが大切です。

使用できない入浴剤を使い続けると、追い焚き配管の汚れ、フィルターの詰まり、部品の劣化につながる可能性があります。入浴剤を使った後は、浴槽アダプターやフィルターをこまめに掃除すると安心です。気に入った入浴剤でも、エコキュートに合わない場合は避けるようにしましょう。

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エコキュートが壊れる原因に関するよくある質問

エコキュートの故障原因を調べている方は、寿命や修理の可否、保証、型番による違いなども気になることが多いです。ここでは、本文で解説した内容と重複しすぎないように、故障原因を判断するときに役立つ質問を厳選して回答します。

エコキュートの寿命は何年くらいですか?

エコキュートの寿命は、一般的に10年から15年程度が目安とされています。ただし、使用環境やメンテナンス状況、家族人数、お湯の使用量によって変わります。毎日多くのお湯を使う家庭、寒冷地や海沿いに設置している家庭、メンテナンスをほとんどしていない家庭では、部品の劣化が早まることがあります。

寿命が近づくと、お湯の温度が安定しない、エラーが増える、水漏れが起こる、異音がする、沸き上げに時間がかかるなどの症状が出やすくなります。1つの症状だけで寿命とは言い切れませんが、複数の不具合が同時に出ている場合や、短期間で修理を繰り返している場合は注意が必要です。

10年以上使用しているエコキュートで不具合が出た場合は、修理と交換の両方を検討しましょう。軽い部品交換で済むこともありますが、修理費用が高額になる場合や部品の供給が難しい場合は、交換した方が結果的に安心できることもあります。

10年以上使っていると故障しやすくなりますか?

10年以上使っているエコキュートは、設置から間もない機器に比べると故障しやすくなります。長年の使用によって、パッキン、弁、基板、センサー、配管、ヒートポンプユニットなどに負担が蓄積するためです。見た目に大きな異常がなくても、内部では部品の劣化が進んでいることがあります。

ただし、10年を過ぎたから必ずすぐに壊れるわけではありません。使用頻度が少ない家庭や、定期的に掃除・点検をしている家庭では、長く使える場合もあります。一方で、10年未満でも設置環境や使い方によっては故障することがあります。年数はあくまで判断材料の1つです。

10年以上使っていて、お湯の温度が不安定、水漏れ、異音、エラー表示などが出ている場合は、早めに点検を受けましょう。修理できる場合でも、今後の再故障リスクを考えて、交換時期を検討しておくことが大切です。

故障原因はメーカーや型番によって変わりますか?

エコキュートの基本的な仕組みは大きく変わりませんが、メーカーや型番によって搭載されている機能、部品構成、エラーコードの内容、対応している水質や地域環境が異なります。そのため、同じように「お湯が出ない」という症状でも、原因や確認方法が変わることがあります。

例えば、寒冷地向けの機種、耐塩害仕様の機種、井戸水対応の機種などは、使用環境に合わせて作られています。反対に、設置環境に合っていない機種を使っていると、凍結や腐食、水質による詰まりなどのリスクが高まることがあります。また、エラーコードの意味も機種ごとに異なるため、取扱説明書やメーカーサイトで確認する必要があります。

故障原因を判断するときは、メーカー名、型番、設置年数、表示されているエラーコードを確認しておきましょう。業者に相談する場合も、これらの情報があると話がスムーズです。型番が分からない場合は、本体やリモコン、保証書、取扱説明書などを確認してみてください。

故障の原因が分からないときはどこを確認すればよいですか?

故障の原因が分からないときは、まずリモコン、残湯量、電源、ブレーカー、水漏れ、異音、設置まわりを順番に確認しましょう。いきなり本体内部を触るのではなく、外から確認できる部分を整理することが大切です。原因を切り分けることで、自分で対応できる症状か、業者に相談すべき症状か判断しやすくなります。

確認する流れは次の通りです。

  1. リモコンにエラーコードが出ていないか確認する
  2. 残湯量が不足していないか確認する
  3. 給湯温度や水位設定を確認する
  4. ブレーカーや電源が落ちていないか確認する
  5. タンクや配管まわりに水漏れがないか確認する
  6. ヒートポンプ周辺に障害物がないか確認する
  7. 浴槽アダプターやフィルターが汚れていないか確認する

これらを確認しても原因が分からない場合や、エラーが繰り返し出る場合は、無理に操作を続けず業者に相談しましょう。症状をメモしておくと、点検時に原因を絞り込みやすくなります。特に水漏れや焦げ臭いにおい、ブレーカーが落ちる症状がある場合は早めの対応が必要です。

古いエコキュートは部品交換だけで直せますか?

古いエコキュートでも、故障箇所によっては部品交換で直せる場合があります。パッキン、弁、センサー、リモコンなど一部の部品に原因がある場合は、交換や調整で改善する可能性があります。ただし、使用年数が長い場合は、1つの部品を交換しても別の部品が近いうちに故障することがあります。

また、古い機種では交換部品の供給が終了している場合があります。部品が手に入らない場合は、修理したくても対応できないことがあります。さらに、ヒートポンプユニットや貯湯タンクなど大きな部品に不具合がある場合は、修理費用が高くなることもあります。

部品交換だけで直すか、本体交換を検討するかは、使用年数、故障箇所、修理費用、今後の使用予定を見て判断しましょう。10年以上使っていて高額修理になる場合は、交換を含めて検討した方が安心です。見積もりを取る際は、修理後にどのくらい使えそうかも確認するとよいでしょう。

メーカー保証の対象になる故障はありますか?

メーカー保証の対象になるかどうかは、保証期間、故障内容、使用状況によって異なります。購入から間もない時期の自然故障であれば、保証の対象になる可能性があります。一方で、経年劣化、誤った使い方、設置環境による影響、天災、対応していない入浴剤や水質の使用などは、保証対象外になることがあります。

まずは保証書や取扱説明書を確認し、保証期間が残っているか確認しましょう。延長保証に加入している場合は、通常保証より長く対応してもらえることもあります。ただし、保証内容は契約によって異なるため、部品代、作業費、出張費のどこまで含まれるのか確認が必要です。

保証を使う可能性がある場合は、自己判断で分解したり、無理に修理したりしないようにしましょう。誤った対応をすると、保証が使えなくなる場合があります。故障内容、エラーコード、使用年数、型番を整理したうえで、購入先やメーカー、専門業者に相談してください。

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まとめ

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エコキュートが壊れる原因は、経年劣化だけではありません。ヒートポンプユニットの不具合、基板や電子部品の故障、配管・パッキン・弁の劣化、メンテナンス不足、凍結や落雷などの外部環境、設置環境や施工状態など、さまざまな要因が関係します。

お湯が出ない、温度が安定しない、水漏れする、異音がする、エラーコードが表示されるなどの症状が出た場合は、まず自分で確認できる範囲を落ち着いて確認しましょう。残湯量や設定温度、フィルターの汚れ、凍結などが原因であれば、簡単な対処で改善することもあります。

一方で、水漏れが続く、異音が大きい、エラーが消えない、家全体でお湯の不調がある、10年以上使っていて不具合を繰り返している場合は、早めに業者へ相談することが大切です。日頃から掃除や点検を行い、設置環境に合った使い方をすることで、エコキュートを長く安心して使いやすくなります。

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