[投稿日]2022年02月19日
鍵が空回りするZI-IKONのユーロプロファイルシリンダーを交換|飯塚市大日寺
- 鍵交換箇所
- 玄関の扉
- メーカー
- ZI-IKON(IKON AG)
- 使用部品
- カバエース
- 鍵交換内容
- ZI-IKONのユーロプロファイルシリンダーを分解、洗浄後、空回りを確認。シリンダーを交換。
ご依頼・ご要望の詳細
今回はお客様から「時々鍵が空回りしてしまい、鍵を開けることができない状態になってしまいます。修理をお願いします」とのご依頼を頂きましたのですぐに現場に向かいました。
施工の詳しい内容
現在ついている鍵を確認させていただくと、ZI IKONという刻印がありました。この錠前とシリンダーは日本製の物と違い、破損した場合入荷までかなり時間がかかってしまいます。 シリンダーに関しては事務所にユーロプロファイルシリンダーの予備があったと記憶しているので、最悪、異常があるならシリンダーであってほしいと願いました。とりあえずは分解して清掃等の修理を試みます。 しかし、一番困ることが発生しました。私が見ているあいだ、空回りが発生していないのです。これでは錠前が悪いのかシリンダーが悪いのか判断することができません。 10分以上シリンダーを回していると何回か空回りを確認することが出来ました。修理では直りませんでしたが、どうやらシリンダー交換で直ると思われます。
後ほど部品を揃えてから再びお客様のもとに向かいました。交換自体はすぐに終わり、動きも何度も確認し、その日は1度も空回りしないのを確認できました。 今回はこれで作業完了となりますが、あれから2、3週間経っても鍵がおかしい、という連絡はありません。ほっと一安心しました。
お客様のご感想
とりあえずこれで安心です。ありがとうございました。
担当したスタッフより
ZI-IKONはツァイス・イコンと読むそうです。かの有名なカールツァイス社の傘下企業だったそうで、現在はこれまた鍵の業界では有名なアッサ・アブロイ社傘下という海外、特にヨーロッパでは有名な会社です。今回取り扱いました錠前は、日本でも時折見かける「ユーロプロファイル」という欧州仕様の錠前です。少し特徴のある形の鍵穴と、子鍵を2回転させて施錠するという独特の操作をします。2回回すと、デッドボルトが長く出るようになっています。これが空回りするとなると、少し厄介です。ユーロプロファイルの鍵は、規格が統一されているためメーカー間で互換性があります。今回は同じヨーロッパのドルマカバ社のカバエースを使用しましたが、もう少し国産のユーロプロファイルシリンダーが増えてくれると国内でのサポートも万全にできそうです。
家の鍵のサービス料金
玄関の鍵解錠 | ¥8,800~(税込) |
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ハイセキュリティシリンダー解錠 | ¥16,500~(税込) |
鍵修理 | ¥8,800~(税込) |
鍵交換 | ¥11,000~(+部品代・税込) |
鍵の新規取付 | ¥16,500~(+部品代・税込) |