［投稿日］2023年02月10日

玄関の鍵が開かなくなってしまったので見てほしい｜愛知県北設楽郡東栄町

ご依頼・ご要望の詳細

お客様から「玄関の鍵が開かなくなってしまっていて、現在は勝手口から出入りをしているので見てほしい」とのことで、急ぎお伺いしました。戸建て玄関の不具合です。

現場にて確認したところ、当初予測していたラッチの不具合ではなく、上下２箇所あるうちの鍵の上側ののデッドボルトと呼ばれている閂を扉に引き込めない症状でした。

これには２つの原因が考えられます。ひとつは閂が壊れていて、シリンダーやサムターンではなく扉の中にある錠ケース側の不具合、もうひとつは扉の枠側のストライク（受座）が強く閂に干渉し、閂が動かなくなっている、というものです。

お客様にも説明をして、お見積りをご案内しましたところ、ご快諾いただけましたので作業に入ります。

扉をよく見せていただきますと、ストライクがずれ下がっていて、鎌錠のデッドボルトが引っ掛かっていることが判明しました。

鎌錠のデッドボルトは通常のまっすぐな長方形ではなく、鎌のようにＬ字型のようになっています。このため、余計にずれたストライクの中に鎌の部分が引っ掛かって動かなくなっているようでした。

かなり機密性がありましたが、隙間に工具を入れながら、引っ掛かっている鎌錠を受座から外します。15分後、無事解錠できました。

お客様にも『おおー！！』と喜んでいただけたので、あとはストライクの位置の調整や、錠前のメンテナンスをさせて頂きました。

すぐに対応していただき助かりました。

鎌錠は引き戸でよく使われますが、Ｌ字型になっていて通常の閂よりこじ破りなどに強く、防犯性能が高くなりますが、このようなトラブルが全くないわけではありません。一見難しそうなトラブルでも、ぜひ鍵猿にお任せください。