給湯器のエラーコード【651】についての詳細ページです。
【651】エラーが給湯器のリモコンに表示される原因、自分で出来る対処法、業者による修理交換対応が必要かなどについて詳しく紹介いたします。
エラーコード【651】は機種によっては【65】と表示されますが、ここでは【651】に表記を統一しております。
給湯器のエラーコードはメーカー間で統一されているため、国内メーカーであればどのメーカー品をお使いでもエラー番号と内容、対処方法に違いはありません。
リンナイ・ノーリツ・パロマ・パーパスなどのメーカー、東京ガスや大阪ガスなどのガス会社問わず、エラーコード番号は同じです。
また、追い焚き付きの給湯器はエラーコードが3桁で、給湯専用タイプでは2桁となります。
給湯器のエラーコード【651】とは
エラーコード【651】は、出湯量を正常に制御することが出来なくなっていることを表しています。
お風呂の自動お湯はりが使えなくなりますが、シャワーや追い焚きなどは使用できる可能性があります。
【651】エラーを解消するには、水量サーボの修理または交換が必要となります。
給湯器の構成部品の修理交換は業者による対応となるため、一般家庭では対処できることがほとんどありません。
給湯器のエラーコード【651】の原因とは
給湯器のエラーコード【651】は、水量サーボと呼ばれる部品の故障・不具合が原因で発生します。
水量サーボの水量を調節する弁に不具合が起きた時に表示されるエラーです。
経年劣化による故障
長期間使用されている給湯器に【651】エラーが出たら、経年劣化による水量サーボの故障が最も疑われます。
水量サーボは給湯器の通水量を調節していますが、長期使用により調節弁が劣化・損傷すると不具合が起き、水量が不安定となりエラーコード【651】が発生するのです。
給湯器のエラーコード【651】の対処法
【651】は一時的にエラーが出なくなっても、再発することが多いエラーです。
水量サーボ(水制御弁)が故障したら基本的には修理交換が必要なので、ご家庭でできる対処方法はほとんどありません。
以下で、簡単な対処方法をご紹介いたします。
給湯器をリセットする
蛇口やシャワーなど全ての給湯栓を閉め、リモコンのスイッチを切ってから入れ直します。
運転スイッチを入れてエラーコード【651】が消えていれば、正常に出湯されるかを確認してください。
一時的な誤作動であれば、リセットによってエラーが消えるかもしれません。
追い焚きでお湯を作る
エラーコード【651】は、追い焚き機能は使える可能性があります。
緊急でお湯を使いたい場合の対処方法にはなりますが、浴槽内に水とためて追い焚きを行うことで温かいお湯を湯舟にためることができます。
水量サーボ故障の前兆について
水量サーボが故障しかけていると、いくつかの特徴的な症状が現れます。
特に長期間使用している給湯器に以下の症状が現れたら、エラーコード【651】が発生する恐れがあるため注意しましょう。
- リモコンで温度を上げても給湯温度が上がらない
- お湯の量が不安定
- 水栓蛇口を全開にしてもお湯の量が少なすぎる
エラーコードが解消されない場合は
業者の対応が必要です
エラーコード【651】を解消するには、故障した水量サーボの修理または交換が必要となります。
部品の修理交換は給湯器本体のフロントカバーを外して行うため一般家庭では対処が難しく、解消するには業者対応が必要です。
また、状況によっては水量サーボの修理交換ではなく、給湯器そのものを交換したほうが良い場合もあります。
部品修理と給湯器本体交換ではおすすめの依頼先が異なりますので、以下で詳しくご紹介します。
給湯器のエラーコード【651】は、
どこに修理を依頼すべきか
給湯器の部品はメーカー取り扱いのため、修理をするならメーカーに直接連絡されることをおすすめいたします。
エラーコード【651】は部品交換による修理が必須ですので、一般業者では対応が特に難しいと言えるでしょう。
一般業者はホームセンターで販売されているパッキン等を使った修理対応はできますが、水量サーボを含む給湯器の主要部品の取り換えはできず、簡単なメンテナンスのみで故障個所は治らなかったのに出張料や技術料だけ支払うことになった・・・という事態になりかねないため、安易な利用はおすすめできません。
修理される場合は、メーカーの保証期間内であるか、機器の使用期間なども重要になるため確認しておきましょう。
給湯器を使い始めてからそれほど年数が経っておらず保証期間内であれば、無償での修理対応となる可能性があるからです。
反対に、古すぎる給湯器の修理はおすすめできません。
水量サーボ自体の修理交換費用が安いとは言えず、もし修理したとしても他の部品がすぐに故障する可能性があります。
また、何度も繰り返し修理するうちに合計費用がどんどん高くなるだけでなく、工事日程の調節やメンテナンス立ち合いなどで時間も使うこととなります。
給湯器自体を交換する際の依頼先は？
給湯器の一般的な耐用年数(寿命)である10年を超えている給湯器にエラーコード【651】が出た場合は、交換がおすすめです。
上記で少し触れましたが、古い給湯器は部品代自体が高いことに加えて故障個所が複数ある可能性が高くなります。
また、10年を過ぎると部品の製造期間も終了していますので、そもそも修理自体が不可能となる場合もあるからです。
環境と使用頻度によって大きく変わりますが、年以上使用されている給湯器の水量サーボが故障した場合は、本体そのものの交換を検討してみても良いのではないでしょうか。
給湯器本体の交換は、一般業者への依頼がおすすめです。
メーカーやガス会社は給湯器の本体価格が定価で、予約が取りにくく連絡から工事までの日数がかかる可能性があります。
一般業者は独自の割引料金を採用していることが多いため交換費用が安く、ガス機器工事が本業のため素早い対応が望めます。
注意しておきたいのは、給湯器交換の際に行う配管の接続などは、有資格者が作業しなければならないということです。
依頼する業者のホームページに資格者情報が記載されているかなどをチェックしておくと、安心です。
給湯器交換の水猿は、故障したガス給湯器や暖房熱源機や給湯専用機の交換を行う出張工事の専門業者です。
取り扱いメーカーはリンナイ、ノーリツ、パロマなどで、本体価格最大76%割引、リモコン最大20%の格安価格で機器をご提供しています。
出張エリアは東京・神奈川・大阪・兵庫ほか広域で、各地に営業所を設けているため在庫と予約状況によっては最短即日の工事にお伺いすることができます。
もちろん工事は有資格者担当となっており、無料の10年工事保証付き・低価格で10年有効の商品保証などサービス面も充実。
エコウィルからエコジョーズやエコワンへの交換、号数アップなども承っておりますので、エラーコード【651】・【65】がが表示された給湯器の交換をお考えでしたらお気軽にご相談ください。
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