お役立ちコラム

三菱エコキュートのエラーコード一覧|自分で解除できる表示は限られる

三菱エコキュートのエラーコード一覧|自分で解除できる表示は限られる

リモコンに見慣れない英数字が出ると、そのまま使ってよいのか、すぐ連絡すべきなのかが分からず困ってしまいます。

三菱エコキュートのエラーコードは、100種類以上あります。ただしメーカーが「この操作で解除してください」と案内しているのは、そのうちの一部だけです。しかも「使用開始後1週間以内のとき」「2017年以降に製造された機種のみ」といった条件が付いています。

この記事では、三菱電機の公式に書かれている内容をもとに、解除してよい表示とそうでない表示を分けて整理しました。一覧の各行には、公式に記載があるかどうかも示しています。

この記事で分かること
  • メーカーが解除の操作を案内しているのは、どの表示か
  • その操作に「使用開始後1週間以内」という条件があること
  • 表示されている番号が、公式に載っているものかどうか
  • 修理に使う部品が残っているかを、使用年数から見る方法

三菱エコキュートにエラーコードが出たときにまず確認すること

エラーコードが表示されたときに最初に確認することを表す挿絵

表示が出たときは、消す操作をする前に確認しておくことがあります。控えずに消してしまうと、業者に伝える情報がなくなり、点検に時間がかかることがあります。

焦って電源を入れ直したり、リモコンの操作を繰り返したりすると、どんな症状だったのかが分かりにくくなります。次の順で進めてください。

  • リモコンに表示された英数字を控える
  • 蛇口やシャワーからお湯が出るか確かめる
  • 湯はりや追いだきが使えるか確かめる
  • 貯湯ユニットやヒートポンプユニットのまわりを見る
  • 型番と製造年を控える

この段階で、無理に直そうとする必要はありません。どの表示が出ていて、どの機能が使えて、どこに異常がありそうかを押さえるところまでです。

表示されている英数字をそのまま控える

リモコンに出ている英数字を、見たとおりに書き留めてください。アルファベットの有無や、数字が2桁か3桁かまで、そのまま控えます。

三菱の表示は「C」「E」「F」「H」「P」「U」で始まるものと、3桁の数字だけのものがあります。「P05」と「P5」のように、同じ内容を2通りの書き方で表示する機種もあります。

写真に撮っておくと、あとから正確に確認できます。控える前に消してしまうと、同じ表示がもう一度出るまで確認できなくなります。

あわせて、表示が出たタイミングも覚えておいてください。湯はりの最中だったのか、追いだきの最中だったのか、夜の沸き上げのあとだったのかで、疑われる箇所が変わります。

お湯が出るか湯はりできるかを確かめる

表示が出ていても、お湯が使える場合と使えない場合があります。台所と浴室の両方で、お湯が出るか確かめてください。

湯はりや追いだきができるかも確かめておきます。どの機能が使えて、どれが使えないかが分かると、点検を依頼するときに状況を伝えやすくなります。

本体まわりの水漏れや異音を確かめる

貯湯ユニットの下やヒートポンプユニットの周辺が濡れていないか、いつもと違う音がしていないかを見てください。

水漏れや異音があるときは、表示の内容にかかわらず点検が必要です。電気まわりが濡れている場合は、本体や配線に直接触れないでください。

型番と製造年を控える

貯湯ユニットの正面カバーに形名の表示があります。ここに型番が書かれています。

同じ表示でも、機種によって内容が違うことがあります。取扱説明書も機種ごとに分かれているため、型番が分かると確認が早く進みます。

製造年も控えてください。あとでご説明するとおり、解除の操作ができるかどうかは製造年によって変わります。

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メーカーが解除の操作を案内している表示は限られている

三菱電機のエコキュートのエラーコード解除方法の図。機種により2つの方法があり、方法1は台所リモコンの時計合わせと温度のボタンを3秒以上同時に押す、方法2はタンク内湯温表示と▼のボタンを3秒以上同時に押す

台所リモコンのボタンを3秒以上同時に押せばエラーが消える、という説明を見かけることがあります。この操作自体は公式の取扱説明書に載っています。ただし、対象になる表示と条件が決められています。

公式が名指ししている13種

三菱エコキュートの取扱説明書には「P00、P02、P25、P26、P27、P28、P29、P36、P37、C03、C20、C21、C30が表示された場合」「使用開始後1週間以内のときは、次の操作で、エラーを解除してください。」と書かれています(三菱エコキュート 取扱説明書・70ページ)。

名指しされているのは、次の13種類です。

P00 / P02 / P25 / P26 / P27 / P28 / P29 / P36 / P37 / C03 / C20 / C21 / C30

このほかの表示については、同じページに「上記に無いその他のエラーが表示された場合は、給湯機の点検が必要です。」と書かれています。

「使用開始後1週間以内」という条件がある

13種であっても、条件が付いています。原文は「使用開始後1週間以内のときは」です。

据え付けの直後は、配管の中に空気が残っていたり、工事のときの異物が入っていたりすることがあります。そうした一時的な原因で表示が出た場合に、解除して運転をやり直すという趣旨です。

何年も使っている機器で出た表示は、原則としてこの条件に当てはまりません。次にご説明する冬季の凍結だけが例外です。

冬季の凍結だけ時期の条件が付いていない

公式FAQには、取扱説明書とは別の案内があります。対象は C03・C20・C21・C30 と、3桁の103・120・121・201 です(三菱電機 よくあるご質問 FAQ)。

このFAQは、解除してよい場面を4つに限って挙げています。

場面原文の書き出し
配管に空気が残っている「据付直後の場合は、偶発的なエア噛みがあることでエラーが表示する可能性があります。」
工事のときの異物が入った「据付直後の場合は、工事中にシールパッキンや砂などが混入して配管のつまりが発生することもあります。」
配管に流れを妨げるものがある「据付直後の場合は、ヒートポンプ配管に止水栓など流れの妨げになるものがある場合や…」
配管が凍結した「冬季の場合には、配管が凍結することでエラーが発生することもあります。」

前の3つは「据付直後の場合は」で始まりますが、4つ目だけは「冬季の場合には」です。

凍結は、据え付けてから何年経っていても起こります。このFAQには、凍結の場合について「使用開始後1週間以内」という条件が書かれていません。

そのうえで、4つすべてに次の注記が付いています。

「※1 2017年以降に製造された機種のみエラー解除を実施してください。」

まとめると、こうなります。

状況解除してよいか
据え付けから1週間以内に、13種のどれかが出た公式が解除の操作を案内している
冬季に配管が凍結し、C03・C20・C21・C30・103・120・121・201 のどれかが出た2017年以降に製造された機種なら、解凍を待ってから解除できる(時期の条件なし)
それ以外解除の操作は案内されていない。点検を依頼する

凍結の心当たりがある場合以外は、何年も使った機器で解除を繰り返さないでください。その場合に疑われるのは部品の劣化で、解除しても原因は残ります。

解除の操作をする前に確かめること

操作そのものは、取扱説明書に「台所リモコンの「日時設定スイッチ」と「給湯温度 スイッチ」を3秒以上同時に押す」と書かれています。公式FAQでは、押すボタンが「台所リモコンの「日時設定スイッチ」と「給湯温度▼スイッチ」を3秒以上同時に押す。」と、記号まで示されています(三菱電機 よくあるご質問 FAQ)。

ただし、同じFAQに「※エラー解除方法は機種によって異なります。エラー解除方法については、お買上げの販売店にご相談、または据付工事説明書をご確認ください。」とも書かれています。

このボタンの組み合わせが、すべての機種で使えるわけではありません。お使いの機種の説明書で確かめてください。

押す前に確かめてほしいことがあります。

  • 表示された英数字を控えたか
  • 給水配管専用止水栓が閉じていないか
  • 断水していないか
  • 冬季なら、配管が凍結していないか
  • 本体や配線が濡れていないか

止水栓が閉じているときは、開いてから操作します。凍結しているときは、解けるのを待ってからにしてください。

本体や配線が濡れているときは、解除の操作もしないでください。電源レバーを「切」にして、販売店かメーカーの窓口へご連絡ください。

解除しても再び出るときは点検が要る

取扱説明書には「※エラーを解除しても再度エラーが表示される場合は、給湯機の点検が必要です。200V電源ブレーカーと貯湯ユニットの電源レバーを「切」にし、給水配管専用止水栓を閉じてから、据付工事店(販売店)または「修理窓口」へご連絡ください。」と書かれています。

何度も解除を繰り返さないでください。表示は機器が異常を知らせているもので、消しても原因は残ります。

連絡する前に電源を落とし、止水栓を閉じるところまでが公式の案内です。この2つをしておくと、水漏れや通電による被害が広がりにくくなります。

13種以外の表示が出たときの手順

13種に入っていない表示が出た場合も、やることは同じです。

  • 表示された英数字を控える
  • 200V電源ブレーカーと貯湯ユニットの電源レバーを「切」にする
  • 給水配管専用止水栓を閉じる
  • お買い上げの販売店、または三菱電機の修理窓口へ連絡する

操作で消そうとする前に、この順で進めてください。

ただし例外が2つあります。

1つは、H01(リモコン通信異常)とH10(HPユニットとの通信異常)です。この2つには、公式が電源レバーを切って1分ほど待ち、入れ直すという別の対処を案内しています。詳しくは後の章でご説明します。

もう1つは、冬季の凍結です。前でご説明したとおり、C03・C20・C21・C30・103・120・121・201 は、凍結が疑われる場合に限って解除の案内があります。

いずれも、戻らなければ点検を依頼してください。

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表示されたコードが三菱エコキュートのものか確かめる

調べているコードが、そもそもエコキュートのものではないことがあります。三菱電機は電気温水器も作っており、表示の体系が一部重なっています。

電気温水器のコードが7種ある

三菱電機の公式FAQには「以下のエラーコードは、三菱エコキュートのエラーコードではなく、電気温水器のエラーコードとなります。」として、次の7種が挙げられています(三菱電機 よくあるご質問 FAQ)。

表示内容(公式の呼び方)
E00上ヒーター制御用サーミスター短絡・断線
E01下ヒーター制御用サーミスター短絡・断線
F07タンク未満水検知
P06わき上げ異常
P07パワーリレー溶着検知
P08わき上げ用ヒータ空焼き検知
U01わき上げ用電力供給無し

この7種は、下の一覧には入れていません。

公式のなかで扱いが違うものがある

E00 と E01 については、注意が必要です。上のFAQでは電気温水器のコードとされていますが、別のFAQ(「E+数字」の3桁について)では、エコキュートのE系の一覧にも同じ番号が載っています。

どちらが正しいかは、公式の記載からは判断できませんでした。

E00 か E01 が表示されている場合は、お使いの機器がエコキュートか電気温水器かを先に確かめてください。貯湯ユニットの正面カバーにある形名で分かります。三菱エコキュートの形名は「SRT-」で始まります。

エコキュートだと分かった場合も、公式にはこの2つの意味が2通りに書かれたままです。一方のページでは電気温水器のコードとされ、もう一方ではエコキュートのE系一覧に載っています。

そのため、この記事の一覧にはE00・E01を入れていません。型番と表示された番号を控えて、販売店か三菱電機の修理窓口へお問い合わせください。

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三菱エコキュートのエラーコード一覧

エラーコードはトラブルを知らせる合図であることを表す挿絵

下の一覧は、三菱電機の公式FAQ「エラー表示、お知らせ表示」に載っている内容をもとにまとめたものです。全部で111種あり、そのうち91種は公式に記載があります。

「内容」の欄は、公式が使っている呼び方をそのまま書いています。公式に記載が見つからなかったものは、番号だけを載せ、意味は書いていません。上位の記事から写すことはしていません。

この一覧は、機種によって内容が違うことがあります。お使いの機種の取扱説明書でご確認ください。

お探しの番号がある場合は、ブラウザのページ内検索をお使いください。パソコンでは Ctrl+F(Macは Command+F)、スマートフォンではブラウザのメニューから「ページ内を検索」を選び、「P37」のように入力すると、その行まで飛べます。

ほかのメーカーをお使いの方は、エラーコードのコラム一覧から探せます。日立エコキュートのエラーコードパナソニックのエコキュートのエラーコードも同じ形でまとめています。

Cで始まる表示

ヒートポンプユニット(室外機)と、わき上げに関係する表示です。公式FAQに28種の記載があります。

表示内容(公式の呼び方)
C01冷媒ガス不足
C02圧力センサ異常
C03高圧異常
C04冷媒出口サーミスタ短絡・断線
C05入水温度サーミスタ短絡・断線
C06出湯温度サーミスタ短絡・断線
C07霜取温度サーミスタ短絡・断線
C08吸入温度サーミスター短絡・断線
C09外気温度サーミスタ短絡・断線
C11吐出温度サーミスタ短絡・断線
C12インバータ制御基板 EEPROM異常
C14インバーター~コントロール基板間通信異常
C15ファンモーター異常
C16給水ポンプ異常
C17わき上げ温度高温異常
C19冷媒吐出温度異常
C20わき上げ温度高温異常
C21冷媒吐出温度(高温)異常
C22電流検出異常
C23フィン温度異常
C24基板温度サーミスタ異常
C25異電源投入異常
C26インバータ異常 (パワー系異常)
C27コンプレッサ・サイクル系異常(負荷急変)
C29コンプレッサ・サイクル系異常(負荷過大)
C30入水温度高温異常
C31圧力センサー短絡・断線
C32除霜電磁弁異常

このうち C03・C20・C21・C30 は、解除の操作が案内されている13種に含まれます。ただし条件があります。

Fで始まる表示

浴槽の水位や漏水の検知に関係する表示です。

表示内容(公式の呼び方)
F06水位センサ 短絡/断線
F08漏水検知
F09水位出力・浴槽設置階 異常

F06 は、別のFAQでは「水位センサー短絡/断線」と表記されています。同じ内容です。

F08(漏水検知)が出たときは、貯湯ユニットの内部で水漏れを検知しています。公式は「給水配管専用止水栓を閉じて、お買上げの販売店(据付工事店)に点検・修理をご依頼ください。」としています。

Hで始まる表示

リモコンやヒートポンプユニットとの通信に関係する表示です。

表示内容(公式の呼び方)
H01リモコン通信異常
H03異機種リモコン接続異常
H10HPユニットとの通信異常
H11異機種HPユニット接続異常
H50(公式に記載が見つかりません)

H03 と H11 は「異機種」とあるとおり、組み合わせが合っていない機器がつながっている場合の表示です。

Pで始まる表示

弁やポンプなど、貯湯ユニット内部の部品に関係する表示です。この記事で扱う111種のうち30種がPで始まる表示で、6つの区分のなかで種類数がいちばん大きい区分です。うち22種に公式の記載があります。

表示内容(公式の呼び方)
P00(公式に記載が見つかりません)
P01給湯用電動混合弁異常
P02循環フロースイッチ異常
P03ふろ循環二方弁異常
P04(公式に記載が見つかりません)
P05ふろ用流量センサ/ふろ給湯用電磁弁異常
P10(公式に記載が見つかりません)
P11(公式に記載が見つかりません)
P13バイパス電動弁異常
P14(公式に記載が見つかりません)
P16ヒートポンプ配管逆接続
P17高温貯湯異常
P18ふろ用熱交換器異常
P20給湯用電動混合弁異常
P21給湯用電動混合弁異常
P24入水切替弁異常(原点固着)
P25入水切替弁異常(原点以外固着)
P26出湯切替弁異常(原点固着)
P27出湯切替弁異常(原点以外固着)
P28追焚切替弁原点固着異常
P29追焚切替弁原点以外固着異常
P30ふろ循環熱源ポンプロック
P31ふろ循環熱源流量調整弁固着
P35ふろ給湯用電磁弁閉止異常
P36熱源ポンプ異常、HP循環ポンプ異常
P37ふろ循環ポンプ異常
P50(公式に記載が見つかりません)
P51(公式に記載が見つかりません)
P52(公式に記載が見つかりません)
P60UV-LEDユニット異常

P01・P20・P21 は、公式FAQで同じ「給湯用電動混合弁異常」としてまとめて説明されています。P03 は、別のFAQでは「二方弁異常」と表記されています。

P05 には例外があります。公式は「※処置後、ふろ自動などのふろ機能スイッチを押すとエラー表示が消えます。(P05のみ)」としています。

Uで始まる表示

湯量や配管の状態に関係する表示です。

表示内容(公式の呼び方)
U00給水温度高温異常
U03ふろ配管のつぶれ (浴槽栓忘れ)
U04湯切れ表示
U05追いだき湯切れ
U06(公式に記載が見つかりません)
U07タンク未満水検知
U09湯はり試運転異常
U10高温水遮断形浴槽アダプター動作
U11追いだき配管エア抜き不足
U19ヒートポンプ配管循環不良
U20(公式に記載が見つかりません)
U21(公式に記載が見つかりません)
U22(公式に記載が見つかりません)
U29ふろ配管循環不良
U31自動浴槽栓異常
U50(公式に記載が見つかりません)
U51(公式に記載が見つかりません)

U04 と U05 は「湯切れ」で、故障とは限りません。使う量に対してわき上げが追いついていない状態です。リモコンには「タンクのお湯がなくなりました」「タンクのお湯がぬるくなりました」という文章で出ることもあります。

Eで始まる表示と3桁の数字の表示

E系は、貯湯ユニット内部のセンサーに関係する表示です。公式FAQは「貯湯ユニット内部のセンサー部品不具合によるエラー表示の可能性があります。」としています。

表示内容(公式の呼び方)
E02残湯(200L)サーミスター短絡・断線
E05ふろ用温度検知サーミスター短絡・断線
E06給湯温度サーミスタ短絡・断線
E07ふろ戻り温度サーミスタ短絡・断線
E08ふろ側熱交出口温度検知サーミスター短絡・断線
E09ふろ循環熱源入口サーミスタ短絡・断線
E10ふろ循環熱源出口サーミスター短絡・断線
E11ヒートポンプ入水温サーミスター短絡・断線
E12凍結防止制御用サーミスター短絡・断線
E13残湯(0L)サーミスター短絡・断線
E16混合弁給水水温サーミスター短絡・断線
E17ふろ側熱交出口/入口温度検知サーミスター ハーフデッド
E20残湯(50L)サーミスター短絡・断線
E21残湯(100L)サーミスター短絡・断線
E22残湯(150L)サーミスター短絡・断線
E23残湯(200L、220L、250L、300L)サーミスター短絡・断線
E24残湯(250L、290L、330L、400L)サーミスター短絡・断線
E25(公式に記載が見つかりません)
E26中温水サーミスター短絡・断線
E51(公式に記載が見つかりません)
E52(公式に記載が見つかりません)
E53(公式に記載が見つかりません)

アルファベットが付かない3桁の数字が出ることもあります。公式FAQでは、C系の表示と同じFAQの中で説明されています。

表示内容(公式の呼び方)
102高圧異常
103高圧異常
117(公式に記載が見つかりません)
120わき上げ温度高温異常
121わき上げ温度低温異常
201入水温度高温異常

103・120・201 は、C03・C20・C30 と同じ内容として公式FAQに並べて書かれています。121 は「わき上げ温度低温異常」で、C21(冷媒吐出温度(高温)異常)とは別の内容です。

公式に記載が見つからない表示

上の一覧で「(公式に記載が見つかりません)」としたのは、次の20種です。

E25 / E51 / E52 / E53 / H50 / P00 / P04 / P10 / P11 / P14 / P50 / P51 / P52 / U06 / U20 / U21 / U22 / U50 / U51 / 117

三菱電機の公式FAQ54件と、取扱説明書2冊を確認しましたが、この20種の意味は見つかりませんでした。意味を推測して書くことはしていません。

この20種が表示された場合は、推測で操作しないでください。表示された英数字と、貯湯ユニットの形名(SRT-から始まる型番)を控えて、「公式に記載が見つからない番号が出た」とお買い上げの販売店か三菱電機の修理窓口へお伝えください。

そのなかで P00 だけは、解除の操作が案内されている13種に含まれています。意味は分かりませんが、公式が名指ししているという事実は確かです。

一覧に無い表示が出たときの調べ方

この一覧に載っていない表示が出ることがあります。三菱エコキュートは機種が多く、機種によって使われる番号が違うためです。

その場合は、お使いの機種の取扱説明書でご確認ください。取扱説明書は貯湯ユニットの形名(SRT-から始まる型番)で探せます。

見つからないときは、表示された英数字と型番を控えて、お買い上げの販売店か三菱電機の修理窓口へお問い合わせください。

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症状から出ている表示を探す

表示を控えていない場合や、番号が読み取れない場合は、症状から見当をつける方法もあります。ただし、最終的には表示された番号で確かめてください。

お湯が出ない・ぬるいときに出ている表示

給湯の温度に関係する表示が出ていることがあります。P01・P20・P21(給湯用電動混合弁異常)、E06(給湯温度サーミスタ短絡・断線)、U00(給水温度高温異常)などです。

公式FAQは、P01・P20・P21 について「貯湯ユニットの給湯温度を調節する部品の不具合により、蛇口やシャワーから設定した温度のお湯が出ない状態です。」としています。あわせて「または、給水配管専用止水栓が閉じている。」「冬期の場合は、給水配管が凍結しているため貯湯ユニットに給水されず、エラー表示の可能性があります。」とも書かれています(三菱電機 よくあるご質問 FAQ)。

先に止水栓と凍結を確かめてください。部品の不具合とは限りません。

止水栓が閉じておらず、凍結もしていない場合の対処方法について、公式は「点検が必要ですので、お買上げの販売店(据付工事店)に点検・修理をご依頼ください。」としています。この3つの表示には、自分で解除する操作は案内されていません。

お湯が出ない原因は表示以外にもあります。詳しくはエコキュートのお湯が出ない原因でまとめています。

湯はり・追いだきができないときに出ている表示

浴槽まわりに関係する表示が出ていることがあります。P05(ふろ用流量センサ/ふろ給湯用電磁弁異常)、P37(ふろ循環ポンプ異常)、U29(ふろ配管循環不良)、F06(水位センサ 短絡/断線)などです。

先に、浴槽の栓と循環口フィルターを確かめてください。栓が閉まっていない、フィルターが詰まっているだけのこともあります。

  • 浴槽の排水栓が閉まっているか
  • 水位が循環口より上にあるか
  • 循環口フィルターに髪の毛や湯あかがたまっていないか

P37 については、公式FAQが冬季の注意も書いています。「ふろ自動での湯はりや追いだきに異常があるときに表示されます。冬季の場合には、ふろ配管が凍結して発生することもあります。」とあり、あわせて「凍結が心配される地域のお住まいの方は、お買上げの販売店(据付工事店)へ、凍結対策についてご相談ください。」と案内されています(三菱電機 よくあるご質問 FAQ)。

P37 は解除の操作が案内されている13種に含まれますが、条件は同じです。使用開始後1週間以内でなければ、解除せずに点検を依頼してください。

追いだきができない原因も表示以外にあります。エコキュートで追い焚きできない原因でまとめています。

沸き上げができないときに出ている表示

夜のあいだにお湯が増えない場合は、ヒートポンプユニット側の表示が出ていることがあります。C で始まる表示や、H10(HPユニットとの通信異常)、U19(ヒートポンプ配管循環不良)などです。

C03・C20・C21・C30 と、3桁の103・120・121・201 は、公式FAQで「わき上げが正常にできない状態です。ヒートポンプ配管内の水が正しく循環できていない可能性があります。」と説明されています。

この8種については、公式が据付直後の対処を4つ挙げています。配管のエア抜き不足、工事中のシールパッキンや砂の混入、配管に止水栓・水漏れ・つぶれ・つまり・逆接続がないか、冬季の凍結です。いずれも据え付けたばかりのときに起きるもので、何年も使っている機器には当てはまりません。

そのうえで公式は「エラーが再表示される場合は、点検が必要ですので給水配管専用止水栓を閉じて、お買上げの販売店(据付工事店)に点検・修理をご依頼ください。」としています。

H10(HPユニットとの通信異常)については、公式が別の対処を書いています。「貯湯ユニットの電源レバーを「切」にし、1分程度待ってから「入」に戻してください。再度エラーが表示される場合は、ヒートポンプユニット(室外機)と貯湯ユニットの配線不良、もしくは基板不良が考えられます。」とあります(三菱電機 よくあるご質問 FAQ)。

H01(リモコン通信異常)も同じく、電源レバーの入れ直しが案内されています。公式は「落雷等の影響で貯湯ユニットとリモコンの通信が正常に動作できていない可能性があります。」としています。

この2つは、13種の解除操作とは別のものです。電源レバーの入れ直しで戻らなければ、点検を依頼してください。

水漏れを知らせる表示

F08(漏水検知)は、貯湯ユニットの内部で水漏れを検知したときに出ます。

公式FAQは「点検が必要ですので、給水配管専用止水栓を閉じて、お買上げの販売店(据付工事店)に点検・修理をご依頼ください。」としています(三菱電機 よくあるご質問 FAQ)。

F08 には、自分で解除する操作が案内されていません。13種にも入っていません。表示が出たら止水栓を閉じて連絡してください。

ただし、必ずしも本体の故障とは限りません。公式は「但し、台風などの大雨や積雪の影響を受けて、水滴が貯湯ユニット内部へ侵入し表示されることがあります。」として、「台風などで大雨の多い地域や積雪が心配される地域にお住まいの方は、お買上げの販売店(据付工事店)へご相談ください。」と案内しています。

本体の外側からの水漏れについては、エコキュートのタンクから水漏れする原因でまとめています。

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表示が消えないときに考えられる故障箇所

解除しても表示が消えない場合や、消してもすぐ出る場合は、部品に不具合がある可能性があります。表示の頭文字と内容から、どのあたりを見ることになるかの見当は付きます。

貯湯ユニットの故障

お湯をためているタンク側です。P で始まる表示の多くと、E で始まる表示がここに関係します。

弁やポンプ、センサーが入っており、公式FAQでも貯湯ユニット内部の部品の不具合という説明が繰り返し出てきます。P03(ふろ循環二方弁異常)では「貯湯ユニット内部のふろ循環を行なう部品の不具合による、エラー表示の可能性があります」とされています。

ヒートポンプユニットの故障

室外に置かれている、空気の熱でお湯を作る機器です。C で始まる表示が関係します。

冷媒やコンプレッサー、ファンモーターなど、修理に費用がかかりやすい部品が入っています。

センサーや基板の故障

E で始まる表示は、公式FAQが「貯湯ユニット内部のセンサー部品不具合によるエラー表示の可能性があります。」としているとおり、温度を測るセンサーに関係します。

C12(インバータ制御基板 EEPROM異常)やC24(基板温度サーミスタ異常)のように、基板に関係する表示もあります。

ふろ配管の詰まりや水漏れ

U03(ふろ配管のつぶれ (浴槽栓忘れ))、U29(ふろ配管循環不良)、U11(追いだき配管エア抜き不足)などが、配管に関係する表示です。

配管の凍結やつぶれ、循環口フィルターの詰まりでも出ることがあります。外から見て判断できるものではないため、点検を依頼してください。

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修理と交換のどちらを選ぶか

修理か交換かで迷っている様子を表す挿絵

表示が消えず、点検で部品の不具合と分かった場合、修理するか交換するかを決めることになります。判断の材料になるのは、使用年数と、部品が残っているかどうかです。

修理で対応しやすい場合

使い始めてからの年数が浅く、部品が手に入る場合は、修理で対応できることが多くなります。

センサーや弁など、単体で交換できる部品の不具合であれば、本体をまるごと入れ替える必要はありません。

保証期間内であれば、費用の負担も変わります。次にご説明するとおり、三菱電機の保証は部位によって年数が違います。

交換を検討したほうがよい場合

使い始めてから年数が経っている場合や、同じ表示が繰り返し出る場合は、交換も含めて考えることになります。

タンクやコンプレッサーなど、大きな部品の不具合は修理費用が高くなりやすく、直しても別の箇所が続けて不具合を起こすことがあります。

修理に使う部品が残っているかを年数から見る

メーカーは修理用の部品をいつまでも持っているわけではありません。

三菱エコキュートの取扱説明書には「当社は、この製品の補修用性能部品を製造打切り後10年」「保有しています。」「補修用性能部品とは、その製品の機能を維持するために」「必要な部品です。」と書かれています(取扱説明書71ページ)。

原文は2段組みのページにあり、行をまたいで折り返されています。上の「」は、その折り返しをそのまま写したものです。つなげると「当社は、この製品の補修用性能部品を製造打切り後10年保有しています。補修用性能部品とは、その製品の機能を維持するために必要な部品です。」となります。

数え始めは、買った日ではなく「製造打切り後」です。その機種の製造が終わってから10年なので、購入から10年より早く部品が無くなることがあります。

お使いの機種の製造がいつ終わったかは、販売店か三菱電機の窓口で確認できます。部品が無ければ、どの表示が出ていても修理はできません。

買い替えの時期については、下の記事にまとめています。

部位によって保証期間が違う

三菱エコキュートの保証は、部位ごとに年数が分かれています。取扱説明書71ページには次のように書かれています。

保証期間対象
2年間本体(逃し弁、減圧弁)、パッキン、リモコン、リモコンケーブル
3年間熱交換器、コンプレッサー
5年間タンク不良による水漏れ

タンクの水漏れだけ5年、熱交換器とコンプレッサーは3年です。表示の内容から、どの部位の話かが分かれば、保証の対象かどうかの見当が付きます。

保証期間を延ばす「延長保証制度」も用意されています。8年間と5年間の2種類があると取扱説明書に書かれています。

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修理にかかる費用の目安

修理の費用は、どの部品を交換するかで変わります。ここでは一般的な費用の相場をお伝えします。

修理料金が何で決まるか

三菱エコキュートの取扱説明書には「修理料金は」「技術料+部品代+出張料などで構成されています。」と書かれています(71ページ・2段組みのため行が分かれています)。それぞれの意味も同じページにあります。

  • 技術料…故障した製品を正常に修復するための料金
  • 部品代…修理に使用した部品代金
  • 出張料…製品のある場所へ技術員を派遣する料金

同じ部品の交換でも、出張料は地域によって変わります。見積もりを取るときは、この3つが含まれているかを確かめてください。

点検や部品交換の費用の目安

センサーや電磁弁など、小さな部品の交換であれば1万〜5万円程度が一般的な目安です。点検だけでも出張料と技術料はかかります。

基板やポンプの交換になると、4万〜10万円程度になることがあります。

コンプレッサーや熱交換器など、ヒートポンプユニットの主要な部品では、10万〜20万円程度になることもあります。

保証の期間内であれば、費用がかからない場合もあります。前でご説明したとおり、三菱電機の保証は部位によって2年・3年・5年と分かれています。見積もりを取る前に、保証書と購入した時期をご確認ください。

見積もりを受け取ったら、技術料・部品代・出張料が分けて書かれているかを確かめてください。公式が示している料金の構成はこの3つです。

本体交換が必要になる場合の費用の目安

部品が無い場合や、修理費用が高くなる場合は、本体の交換になります。

エコ猿が掲載している三菱電機の本体価格は、フルオート370Lのタイプで46万4420円(税込・工事費込み)からです。補助金の対象になる機種であれば、そこから10万円が引かれます。

機種ごとの価格はエコキュートの交換費用でまとめています。

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リモコンの異常で三菱エコキュートへ交換した施工事例

エコ猿でも、リモコンの様子をきっかけに交換のご相談をいただくことがあります。

この事例は、エラーコードではなくリモコンの音が発端です。表示が出る前の段階でご相談をいただいた例として載せています。

実際にお引き受けした工事をご紹介します。

CASE 01 リモコンの故障 リモコンから音が鳴りだしたCTU-371NA6|桜井市で三菱SRT-S376へ交換
施工エリア
奈良県桜井市
建物
戸建て
交換前の機種
コロナ CTU-371NA6(370L・フルオート)
交換後の機種
三菱電機 SRT-S376(370L・フルオート)

CTU-371NA6のリモコンから聞き慣れない音が鳴るようになった、というご相談でした。給湯やふろ機能は使えていましたが、完全に壊れる前に交換したいというお考えでした。台所と浴室の両方でリモコンを操作し、音が鳴る場面と鳴らない場面を記録してから作業に入っています。370Lの容量はそのままに、三菱電機のSRT-S376へ交換しました。

施工のポイント

リモコンから普段と違う音がする場合は、本体側の異常を知らせているのか、リモコン自体の劣化なのかを切り分ける必要があります。メーカーが替わる交換では、リモコン配線を新しい機器の仕様に合わせて引き直します。

ほかの事例はエコ猿の施工事例にまとめています。表示が出ていなくても、気になる変化があればご相談ください。

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三菱エコキュートのエラーコードでよくある質問

エラーコードはリモコンのどこに出ますか

台所リモコンと浴室リモコンの表示部に出ます。機種によって、数字だけが出るものと、文章で知らせるものがあります。

「タンクのお湯がなくなりました」「おふろの栓が抜けていませんか」のように、文章で表示されることもあります。

3秒同時押しはどの表示でも使えますか

使えません。三菱エコキュートの取扱説明書が解除の操作を案内しているのは13種で、しかも「使用開始後1週間以内のとき」という条件が付いています。

条件に当てはまらない表示は、消す操作をせずに点検を依頼してください。

表示が消えたらそのまま使ってよいですか

解除の条件に当てはまる表示で、その後もう一度出ないのであれば、そのまま使えることがあります。

ただし、同じ表示が繰り返し出る場合は、公式が「給湯機の点検が必要です」としています。使い続けないでください。

同じ番号でも機種によって内容が違いますか

違うことがあります。この記事の一覧は、三菱電機の公式FAQに載っている内容をもとにしています。

公式FAQのなかでも、同じ番号に2通りの呼び方が使われている例があります(F06・P03)。お使いの機種の取扱説明書でご確認ください。

古いエコキュートでも修理できますか

部品が残っていれば修理できる場合があります。ただし、三菱電機は補修用性能部品の保有期間を「製造打切り後10年」としており、その数え始めは買った日ではありません。

部品が無ければ、どの表示が出ていても修理はできません。

エコ猿で修理を頼めますか

エコ猿はエコキュートの交換を専門にしており、修理は受け付けていません。

修理をご希望の場合は、お買い上げの販売店か三菱電機の修理窓口へご相談ください。交換をお考えの場合はご相談ください。

まとめ

エコキュート交換専門店のエコ猿。本体価格が最大81%OFF、出張料金と見積料金は無料、工事保証と商品保証は10年、交換対応は最短即日

三菱エコキュートのエラーコードは100種類以上ありますが、メーカーが解除の操作を案内しているのは一部だけです。

取扱説明書が名指ししているのは、P00・P02・P25・P26・P27・P28・P29・P36・P37・C03・C20・C21・C30 の13種で、「使用開始後1週間以内のとき」という条件が付いています。

これとは別に、公式FAQは C03・C20・C21・C30 と3桁の103・120・121・201 について、冬季の凍結など4つの場面に限って解除を案内しています。こちらには「2017年以降に製造された機種のみ」という条件が付きます。

それ以外の表示が出たときは、200V電源ブレーカーと貯湯ユニットの電源レバーを切り、給水配管専用止水栓を閉じてから連絡してください。これが公式の案内です。H01とH10だけは、電源レバーの入れ直しが案内されています。

この記事の一覧は111種で、そのうち91種は公式に記載があります。残る20種は、意味を推測せずに番号だけを載せています。

修理か交換かで迷ったときは、部品が残っているかを先に確かめてください。補修用性能部品の保有期間は製造打切り後10年で、買った日からではありません。部品が無ければ、どの表示が出ていても修理はできません。

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