［投稿日］2021年12月17日

施錠途中で鍵が鍵穴内で折れてしまい、取り出し｜木津川市加茂町駅東

施工エリア: 京都府木津川市
施工内容: 鍵修理
鍵修理箇所: 勝手口
鍵修理内容: 鍵をかけようとしたら、鍵穴内で折れてしまったため取り出してほしいとご依頼がありました。ギザギザタイプの鍵は、回りにくいときに力を入れて回そうとすると折れてしまうことがあります。幸い、鍵が根元から折れていたので、鍵穴の正面からペンチで引き抜くことができました。

作業中

ご依頼・ご要望の詳細

「鍵をかけようとしたら鍵が折れてしまった。鍵穴に挿さったままなので抜いてほしい」とご依頼のお電話を受けて木津川市にあるお客様宅を訪問しました。鍵は勝手口のもので、鍵を回した瞬間に折れてしまったそうです。

シリンダーの種類はMIWA社製のU9で、鍵はギザギザタイプのキーです。ギザギザタイプのキーは、シリンダーが回りにくい時に力を入れて回すと「ポキッ」折れることがあります。特に鍵の根元部分に大きな刻みがあると折れやすく感じます。

鍵抜きは扉が開くかどうかで大きく違います。扉が開く場合は、鍵穴の正面から引き抜く方法と、シリンダーだけを取り外して鍵穴の後ろの方から押し出すことも出来ます。しかし、扉が開かない場合は、鍵穴正面からしかアプローチができないために、鍵が抜けない場合があり、最悪はシリンダー交換まで必要になります。

今回は扉もあき、鍵が根元から折れていたのでペンチで引き抜くことができました。今回の鍵は、純正の鍵ではなくコピーされた合鍵でしたので、回りにくいものだったようです。

すぐに抜くことができてホッとしました。わざわざ来ていただき、ありがとうございました。

ギザギザタイプのキーは鍵を刻んであるために、刻みの深い部分で折れる可能性が大きいです。対して、ディンプルキーは、鍵の表面に複数のくぼみはありますが、刻みはないので鍵が折れることはほとんどありません。

鍵が折れる原因はキー形の問題もありますが、そもそもシリンダーが回りにくいことに問題があります。洗浄や鍵穴専用の潤滑剤でメンテナンスを行うことも必要です。

また、純正キーではない鍵は純正キーと比較するとわずかなズレがあるため、回りにくい状態で使用し続けるとキーが折れるなどのトラブルにつながりやすくなります。

サービススタッフ二村明男