［投稿日］2022年03月08日

ディンプルキーの窪みが変形して抜けないため鍵抜き｜糸島市南風台

施工エリア: 福岡県糸島市
施工内容: 鍵修理
鍵修理箇所: 玄関の鍵
メーカー: MIWA
使用部品: PR
鍵修理内容: 玄関の鍵が抜けなくなったとお電話がありました。使用年数は2年程度とのことで、シリンダー(鍵穴)に原因があるとは考えにくいです。とりあえず専用の潤滑剤とペンチを使用して抜くことができました。ディンプルキーの窪みの一部が変形しており、抜けなくなっていたようです。

ご依頼・ご要望の詳細

「いつも通り玄関の鍵を使用したつもりだったが、抜けなくなってしまった。自分で何度か引っ張ってみたが、全く抜ける気配がありません。管理会社に相談したところ、こちらを紹介してもらいました。」とご依頼がありました。今回の現場は福岡県糸島市です。車で向かいます。

お客様曰く、今までは特に問題なく抜き挿しできていたが、突然抜けなくなってしまったとのことです。玄関にはMIWAのPRというディンプルタイプのシリンダーがついています。こちらは従来のギザギザタイプとは違って、表面に大きさの異なる複数の窪みがあります。まだ使用してから2年しか経っていないそうです。

ディンプルタイプはより精密な構造をしているため、ほこりや汚れに弱く、鍵穴や錠前に溜まると鍵が回らなくなったり、抜き挿しができなくなったりします。まだ2年しか使用されていないため、シリンダー(鍵穴)ではなく、挿し込んだ鍵に原因があると考えられます。

とりあえずシリンダーに潤滑剤を注入して、ペンチで鍵をつかんで慎重にゆすりながら引っ張ると、なんとか抜くことができました。

抜き取った鍵を確認すると、窪みの一部が変形しており、釣り針の返しのような状態になっていました。今回の鍵は今後使用しないようにお客様にお伝えしています。

評価：4点

抜けなくなったときはとても焦りました。スムーズに抜いてもらえたので、さすがプロの方だなと思いました。

トラブルを未然に防ぐためにも、定期的にメンテナンスをおすすめしています。

サービススタッフ佐々木賢一