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鍵屋鍵猿鍵トラブルトピックその他鍵のメーカーの調べ方|合鍵作成・鍵交換の前に確認すべきポイントを鍵屋が解説

更新日:2026/01/28

鍵のメーカーの調べ方|合鍵作成・鍵交換の前に確認すべきポイントを鍵屋が解説

この記事でわかること

  • 鍵のメーカー名や型番を確認しやすい場所
  • 鍵交換と合鍵作成で確認すべき情報の違い
  • 純正キーと複製キーの見分け方
  • 刻印が読めないときの確認手順
  • 問い合わせ用の写真の撮り方

記事監修者

田口季良(たぐちのりよし)
田口季良(たぐちのりよし)SLS株式会社 マネージャー

「すごわざ鍵開け達人」として関西・関東のテレビに出演。鍵職人としてのキャリアは12年、現在はエキスパート集団を束ねるマネージャー。親切丁寧な防犯アドバイスにも定評がある。

「合鍵を作ろうと調べているうちに、メーカー純正キーという言葉を知った」
「鍵交換について情報を集めてみたら、交換できるかどうかは鍵のメーカーや型番次第だと分かった」

このように調べ進める中で、「まず鍵のメーカーが分かっていないと話が進まないらしい」と感じた方も多いのではないでしょうか。

実際、合鍵作成でも鍵交換でも、メーカー名はさまざまな判断の起点になります。ただし、鍵のメーカー名は目立つ場所に必ず書いてあるとは限らず、途中で部品だけ交換されていることもあります。見慣れない刻印や、どこを見ればいいのか分からず、迷うことも珍しくありません。

この記事では、鍵の専門業者の立場から、メーカー名を調べるときにまず確認すべき場所と、あわせて知っておいたほうがよい考え方を整理します。確実に確認できるポイントと、分からなかった場合の次のステップまで含めて解説しますので、合鍵作成や鍵交換を検討する前の準備として参考にしてください。

まず確認:この記事で扱う鍵の範囲

玄関ドアや勝手口などで一般的なのは、鍵を差し込んで回す「シリンダー錠」です。この記事はこのタイプを前提に、メーカー名や型番の見つけ方を解説します。ドアノブと鍵穴が一体になったタイプ(円筒錠、インテグラル錠など)や、室内用のドアノブ製品は、メーカー数が増えるため、別の記事で確認したほうが早いです。もし今探しているのがドアノブ一体型なら、下記のお風呂場の鍵についての記事に「ドアノブのメーカーの調べ方」がありますので、ぜひご覧ください。

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目的別:確認すべき情報はここが違う

同じ「メーカーを調べる」でも、目的が鍵交換なのか合鍵作成なのかで、見るべき箇所が違います。鍵交換や修理の相談をしたい人は、ドア側面のフロントプレートに刻印されたメーカー名と型番が最重要になります。ここが分かれば、互換品の可否や必要ほ部材の当たりがつき、見積もりが具体化しやすいからです。

一方、合鍵を作りたい人は、手元の子鍵に刻印されたメーカー名と鍵番号が重要になります。鍵番号が必要なタイプや、登録情報が絡むタイプもあるため、番号を正確に読めるかどうかで次の動きが変わります。どちらの目的でも、まずは次の「3つの場所」を順番に確認してください。

鍵のメーカーを調べる3つの場所

鍵のメーカー名や型番は、どこか1か所に必ず書いてあるわけではありません。実際には、見る場所ごとに分かる情報が違います。効率よく調べるには、ドア側面、室内側、鍵本体の順で確認するのが近道です。

ドア側面(フロントプレート)

玄関ドア側面にあるフロントプレートの刻印
閂との関係上、フロントプレートはサムターンなどの近くにあります

鍵交換や修理を考えている場合、まず最初に見るべきなのがドア側面です。ドアを開けると、ドア本体の側面に細長い金属プレートが付いています。これをフロントと呼び、ここにメーカー名や型番が刻印されていることが多くあります。

ちなみにドア側面にフロントプレートが見える場合、そのドアには掘込錠が取り付けられています。フロントプレートに刻印されているメーカー名や英数字は、主に錠ケースに対応する情報で、鍵交換や修理の相談をする際の重要な手がかりになります。

ただし注意したいのは、ここに刻印されている英数字が、必ずしもシリンダー(鍵穴)そのものの型番を示しているわけではない点です。交換用シリンダーで使われる製品名や番号は、製品の箱や業者資料にしか記載されていないことも多く、ドアや鍵本体に直接書かれていない場合もあります。

フロントプレートに刻印されたメーカー名と型番
この錠ケースは美和ロックのLAなので、シリンダーもLA対応のものが必要

そのため、フロントの刻印は「メーカーと錠前の系統を把握するための情報」と考え、ここだけで判断しきろうとしないことが大切です。

刻印が薄くて読みづらいときは、ライトを斜めから当てて影を作ると文字が浮き上がって見えることがあります。スマートフォンで近づいて撮影し、拡大して確認するのも有効です。汚れやほこりで隠れている場合は、乾いた布で軽く拭くだけでも見やすくなります。

室内側のサムターン付近

面付錠のサムターン部分にある刻印例①
美和ロックの85RAという面付箱錠の刻印はサムターン近く

室内側のサムターン周辺にメーカー名が刻印されているのは、主に面付錠の場合です。面付錠は錠ケースがドアの表面に取り付けられる構造のため、フロントプレートが存在せず、メーカー名や型番を刻印する場所が限られます。その結果、錠ケース本体やサムターン付近に刻印が入っているわけです。

面付錠のサムターン部分にある刻印例②
稀にとても読み取りにくい箇所&深さの刻印もある

同じ面付錠でもGOALの面付補助錠V-MDUのように閂(デッドボルト)にGOALの刻印がある製品などもあります。ボディやサムターン近くに刻印がない場合は、他の箇所も探してみてください。

一方、掘り込み錠の場合はフロントプレート側に情報が集約されるため、サムターン付近にメーカー名の刻印はありません。そのため、サムターン近くの刻印はあくまで面付錠かどうかを判断する補助情報として捉えるのが安全です。

子鍵本体の刻印

①が子鍵にあるメーカー名 ②は鍵番号

手元にある子鍵本体の刻印は、合鍵を作りたい場合だけでなく、鍵交換や修理の際にも重要な手がかりになります。錠ケースとシリンダーは必ずしも同じメーカーで統一されているとは限らず、錠ケースが特定メーカー製でも、鍵穴部分は別メーカーのシリンダーが使われていることがあります。

そのため、ドア側の刻印でメーカー名を確認したあとでも、実際に使っている子鍵の刻印を見て、同じメーカー名が入っているかを確認しておくと判断を誤りにくくなります。

子鍵が合鍵だった場合

下記のようなロゴが入った子鍵は、残念ながらオリジナルキーではなく、ブランクキーを削って複製された合鍵です。これらブランクキーメーカーのロゴが入っていた場合は、シリンダーにメーカーロゴがないか、鍵穴を確認してください。

殆どのメーカーはMIWA・GOAL・SHOWAといったアルファベットのロゴを鍵穴の近くに刻印しています。

  • 後藤製作所
    • 「GTS」+ 商品番号
  • 後藤製作所
    • 「GSS」のみの刻印が多い
  • 株式会社フキ
    • 「TLH」+ 商品番号
  • ミスター・ミニット
    • 「Mister Minit」+ 商品番号
  • Clover(株式会社クローバー)
    • 四葉のマークの刻印

3つの場所を見ても分からない場合

古い鍵では、長年の使用で刻印が摩耗して消えてしまっていることがあります。また、塗装や汚れで文字が見えなくなっていることも珍しくありません。

ここまで確認してもメーカー名や型番が特定できない場合でも、異常ではありません。古い錠前や海外製品、建具メーカー専用品などでは、判別しにくいこともあります。その場合は、実物の計測などが必要になります。

メーカーが分からないときの具体的な対処法や、業者に相談する際の考え方については、後ほど「わからないときの対処法」で詳しく説明します。

ロゴで分かる主要メーカー

ここでは、国内の住宅でよく使われている主要メーカーのロゴを紹介します。
鍵穴の周りや、鍵本体、錠前の一部に刻印されているメーカー名と見比べて確認してください。

なお、ここに当てはまらないからといって特殊な鍵とは限りません。途中で交換されている場合や、交換用シリンダーが使われている場合もあります。その場合の考え方は、後半の「わからないときの対処法」で説明します。

MIWA(美和ロック)

美和ロックロゴ

鍵穴の周囲や鍵本体に「MIWA」と刻印されていることが多いメーカーです。掘込錠、面付錠ともに戸建て・集合住宅の両方で採用されていることが多く、国内シェアトップのメーカーです。このため国内住宅では最も遭遇率が高いと言えます。

GOAL(ゴール)

GOALロゴ

「GOAL」のアルファベットロゴが特徴で、マンションを中心に多く使われています。本社が大阪ということもあって関西地域に多いとも言われていますが、国内シェアは美和ロックに次ぐ2位です。特徴的な子鍵のデザインや、先述した閂への刻印など美和ロックとは少し違うアプローチが垣間見えるメーカーでもあります。どちらかというとロゴがわかりやすいため、遠目でも判別がしやすいメーカーです。

SHOWA(ユーシン・ショウワ、現ミネベアショウワ)

ユーシン・ショウワロゴ

現在はミネベア・ショウワとなっていますが鍵業界ではロゴが「ショウワ」「ユーシン・ショウワ」時代のものが圧倒的に多いメーカーです。年代によって刻印の出方にばらつきがありますが、美和ロックと同じように公団での採用があったため、古い集合住宅やドアノブ一体型の錠前でもよく見られます。

ALPHA(アルファ)

アルファロゴ

「ALPHA」またはギリシャ文字のαが刻印されていることがあります。実はコインロッカーを始めて日本で導入した企業でもあり、歴史あるメーカーですがどちらかというと南京錠や車の鍵のメーカーとして知っている人が多いかもしれません。

alphaの古いロゴ
昔のアルファのロゴ

ただ昔からドアメーカーとの提携商品もあり、一部のドアではアルファの錠前が採用されています。ここのディンプルキーシリンダーは子鍵に鍵番号がないことで有名です。

古い引き戸の鍵に見られることも多く、昔のロゴが入っていることもあります。

WEST(ウエスト、旧西製作所)

ウエストロゴ

おしゃれなWのロゴが特徴です。室内錠から引き戸、装飾錠などで住宅に使われることが多かったようですが、最近ではディンプルキーシリンダーが交換用シリンダーとして使われていることも多いため、他メーカー製錠前に組み合わされている場合があります。

国内メーカーでブランド名先行:シブタニ

ここは高級マンションなど集合住宅などで採用されていることが多いのですが、Clavis(クラビス)というブランド名の刻印しかしないため、ユーザーの多くが「クラビスという会社の鍵」だと思っていても不思議ではないメーカーです。自社名は刻印せず、ブランド名だけというのはここだけではないでしょうか。

シブタニロゴ
丸いキーウェイも特長です

国内メーカー以外でよく見かける:ドルマカバ

ドルマカバロゴ

国内メーカーではありませんが、登録制ディンプルキーなどでよく見かけるのがスイスのドルマカバ社です。日本では錠ケースそのものを提供している例はほとんどなく、主に交換用シリンダーとして使われています。

KABA製シリンダーに見られる刻印ロゴ
2種類ある企業ロゴ。KABAロゴの方が見慣れている人も多い

そのため、錠ケース側にMIWAとあっても、シリンダーや鍵本体に「KABA」「dormakaba」と刻印されている場合は、途中でシリンダーだけ交換されている可能性があります(※MIWA には同じカバ社提供のJNシリンダーもあるため要注意)。

主に美和ロックやGOALの錠前に使えるシリンダーを販売しているため、古い国産錠前や面付錠にカバエース、カバスターなどの交換用シリンダーが組み合わされている例も珍しくありません。

ロゴを見るときの注意点

メーカー名は、フロント部分や鍵本体だけでなく、鍵穴の周囲(シリンダーの外周)に刻印されていることもあります。

ただし、サッシメーカー向けのOEM品では錠前メーカーではなくリクシルやYKK AP のロゴが入っていることが多いので、そのような場合はフロントプレートを調べるしかありません。ロゴが見当たらない場合は次章の対処法を確認してください。

LIXIL仕様のショウワWXシリンダー
SHOWA WXシリンダーのリクシル版

わからないときの対処法

フロントプレート、サムターン付近、子鍵……全てを確認したけれども、メーカーがわからない、或いは知らないメーカーのようだ、という場合、一般人としてできることはあまりありません。

日本の戸建てや集合住宅でも、海外から輸入した独自の錠前を使用しているところはあります。もしフロントプレートに刻印はあったが読めない、国内メーカーではない?と感じた方はそのまま鍵屋に相談した方が良いでしょう。

海外メーカーの例

  • Ikon・ZEISS IKON(ツァイス・イコン)
  • ABLOY(アブロイ)
  • Kwikset(クイックセット)
  • Mul-T-Lock(マルチロック)
  • Yale(イェール)
  • Schlage(シュラーゲ)

入居してから鍵を変えたことがない、という場合は鍵の引き渡し証などの書類が残っていないか確認してみるのも良いでしょう。引き渡し証にはメーカー名を記載する必要があるので、鍵の種類はわからなくてもメーカーが特定できる可能性が高いです。

フロントやシリンダーのキーウェイ近くに見知らぬロゴがある、という場合は写真を撮って鍵屋に判定して貰うというのもひとつの手です。弊社のように、画像ファイルを送信できる問い合わせフォームなどがある鍵屋に、交換したい鍵のフロントや鍵穴の画像を送ってみてください。

よほどのことがない限り、特定不能ということはないと思われます。

鍵屋はメーカーが分からなくてもあまり困らない?

鍵の交換や修理は、必ずしもメーカー名が分からなければ進められないわけではありません。我々鍵屋の現場では、同じ製品で交換ができなかったり、互換性のある商品がすぐには見つからない場合など、錠ケース・扉厚・シリンダー等々の寸法を測り、取り付け可能な製品を探すという判断を行います。バックセットやビスの位置、扉厚などを実測することで、メーカー不明でも対応できるケースは多くあります。

ただしこれはDIYでは難しく、専門業者ならではの対応です。メーカーが分からない錠前ほど、現地計測による判断が重要になり、その分プロの出番になります。

写真を送るなら、ここを意識する

もし鍵屋に事前に写真を送る場合は、ドア側面や鍵穴まわり、鍵本体などを、明るい場所で撮影するのがベストです。ドアのブランド名などはドアにシールが貼ってあることも多いので、そういった情報を添付するのも有力情報のひとつになります。

ドアメーカーのドアには、特注製品を使用しているものがあり、我々には卸して貰えないものもあるため、ドアの名前やメーカー名は意外と重要なのです。

フロントプレート、シリンダー、サムターンの3個所の画像があればおおまかな見積もりが可能になりますが、それでも現地調査なしに正確な見積書は作成できません。鍵交換を依頼するのであれば、一度は訪問して貰う必要があるということを認識しておくと、鍵屋とのやり取りもスムーズになります。

分からないままでも次に進んでいい

「メジャーメーカーではない」「どれにも当てはまらない」と分かった時点で、無理に調べ続ける必要はありません。そこまで確認できていれば、相談に進むための準備は十分です。メーカー名が分からない状態で相談されること自体は、鍵屋にとって珍しいことではありません。

このあと必要になるのは、ただ、合鍵作成を考えている方は少し考慮に入れることがあります。この先のセクションで詳しく見ていきましょう。

純正キーとコピーキーの見分け方

上述したように子鍵を見ればメーカー名かそれ以外かが刻印されているのがわかります。子鍵がメーカー純正キーなのか、コピーキー(合鍵)なのか、の判別はそんなに難しくはありません。ただ、多くの方は自分が使っている子鍵がコピーキーだとは思っていません。

要するに、合鍵を作成した自覚のある人以外は「まさか複製した鍵を渡されているとは思っていない」わけです。

では、コピーキーかどうかはどのように判断するのでしょうか?

純正キーの特徴

子鍵本体に刻印されたメーカー名と鍵番号
①はメーカーロゴ、②は鍵番号の刻印

純正キーは、もともと「シリンダーとセットでメーカーから出荷された子鍵」を指す言葉でした。そのようなこともあって、オリジナルキーとも呼ばれます。子鍵本体には、錠前メーカー名がはっきりと刻印されており、その裏面には5桁以上の番号が入っています。

素材は「洋白」あるいはニッケルシルバーとも呼ばれる銅合金が多く、ずっしりとした存在感が特徴的です。年数が経つと、銅合金特有の黄色みを帯びてきたり、鍵山や凹みの部分に緑青が出たりします。

刻みキーが主流だった頃はこのメーカー純正キーは大事に保管しておき、街の合鍵屋などでコピーキーを作って貰うのが普通でした。しかし、容易にコピーできないディンプルキーが登場し、この「常態」が変わり、皆このメーカー純正キーを日々使うようになりました。

コピーキー(合鍵)の特徴

フキ(TLH)の合鍵
フキのU9の合鍵。TLHの刻印とH760という商品番号の刻印

合鍵(コピーキー)は、既存の鍵を元に複製された鍵です。必ずブランクキーという、元の子鍵に似た複製用の素材を使用し、キーマシンで切削して作られているため、錠前メーカーではなくブランクキーメーカーや商品番号だけが刻印されています。全く何の刻印もない場合もあります。

素材は洋白より柔らかくて加工がしやすい黄銅(真鍮)で、黄銅独特のテカテカした輝きでわかりやすいと言えます。

合鍵

コピーキー自体が悪いわけではありませんが、精度は元になった鍵に依存します。特に「合鍵からさらに合鍵を作る」状態が続くと、わずかな誤差が積み重なり、シリンダーを傷めます。

見分けるときの実務的なポイント

鍵に刻印されているメーカー名が、ドア側やシリンダーに刻印されているメーカー名と一致しているかを確認してみてください。一致していれば、純正キーであると考えて良いでしょう。逆に、子鍵だけ別の会社名が刻印されている場合は、コピーキーと考えておくと判断を誤りにくくなります。

また、錠ケースとシリンダーは別メーカーの組み合わせでも成立するため、フロントプレートの刻印と鍵の刻印が違っていても異常ではありません。

コピーキーしか手元にない場合

手元にあるのがコピーキーだけでも、合鍵が作れないわけではありません。ただし、現実的には刻みキーであっても、コピーキーからの作成を断られることは少なくありません。特にリペアショップやホームセンターでは、精度やトラブル防止の観点から、純正キー以外を元にした合鍵作成を受け付けていない場合があります。

また、鍵が古くなるほど、合鍵から合鍵を作るリスクは高くなります。摩耗した鍵を元に複製すると、わずかな誤差が積み重なり、鍵が回りにくい、引っかかるといった動作不良につながることがあります。すでに鍵の動作に違和感がある場合は、合鍵作成ではなく、シリンダー交換を検討したほうが結果的に安全で確実なケースも多いです。

どうしてもコピーキーしかなく、合鍵が必要な場合は、鍵穴から直接キーを作成できる業者に相談する方法もあります。ただし、費用や対応可否は鍵の種類によって大きく異なるため、現実的な選択肢としては「新しいシリンダーに交換する」という判断になるでしょう。

まとめ|鍵のメーカーを調べる意味と、次の一手

鍵のメーカー名は、合鍵作成や鍵交換を進めるうえで、判断の起点になる情報です。どこを見れば分かるのかを知っているだけで、無駄な調査や行き違いを避けることができます。

一方で、メーカー名が分からなかったからといって、何もできなくなるわけではありません。刻印が読み取れない場合や、途中で部品が交換されている場合でも、鍵の状態や寸法を確認することで対応できることはあります。重要なのは、「自分で特定しようとしない」ことです。

この記事で紹介したポイントを確認すれば、メーカー名が分かる場合も、分からない場合も、次に何をすべきかは整理できるはずです。合鍵を作るのか、鍵交換を検討するのか、あるいは専門業者に相談するのか。判断に迷ったときは、ここで整理した情報を基準に考えてみてください。

メーカー不明でも鍵交換なら鍵猿におまかせください

メーカー名が分からない、刻印が読めない、古い錠前で情報が残っていない。

こうした玄関の鍵は、珍しいものではありません。メーカーや型番が特定できなくても、現物を確認し、寸法や構造を計測することで、交換できる製品や施工方法を判断することは可能です。

鍵猿では、メーカー不明の錠前や、すでに廃番になっている古い鍵についても、現場で状態を確認したうえで、交換可否や適した方法をご案内しています。合鍵を作るべきか、鍵交換をした方がよいか迷っている段階でのご相談でも問題ありません。

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