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更新日:2024/12/23

レバーハンドルの交換は自分でできる?交換手順や費用相場をご紹介!

レバーハンドルの交換は自分でできる?交換手順や費用相場をご紹介!

この記事でわかること

  • レバーハンドルとは何か
  • 自分でレバーハンドルを交換する準備
  • レバーハンドルを交換する手順
  • レバーハンドル交換を業者依頼したときのコスト

記事監修者

田口季良(たぐちのりよし)
田口季良(たぐちのりよし)SLS株式会社 マネージャー

「すごわざ鍵開け達人」として関西・関東のテレビに出演。鍵職人としてのキャリアは12年、現在はエキスパート集団を束ねるマネージャー。親切丁寧な防犯アドバイスにも定評がある。

「ドアノブ」や「ハンドル」、「把手」と呼ばれることも多いレバーハンドル。ドアを開け閉めする際に何気なく使っているパーツですが、壊れてしまったり、古くなって見た目が気になったりすると、交換を検討しますよね。

しかし、業者に依頼すると高額になる可能性もあります。コストを少しでも下げようと「自分で交換できないのかな?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

実は、レバーハンドルの交換は、ポイントを押さえれば意外と簡単にできるものです。この記事では、レバーハンドルの基本的な知識から、交換の手順、必要な道具や費用の相場までを詳しく解説します。

レバーハンドル錠の故障は急に起こることも多く、日常生活に支障が出てしまうこともままあります。急いで直してほしい、今日中に交換して欲しい、とお急ぎの場合は鍵猿にご相談ください。

ドアノブ・ドアレバーの修理・交換ならお電話下さい。電話番号:0120-669-110番。

レバーハンドルとは?

レバーハンドルは、棒状の形をしたドアハンドルで、ドアを開閉する際に握って押し下げるだけで簡単に操作できるのが特徴です。レバーは英語のlever が由来で、この言葉は「てこ」を意味します。

てこは少量の運動を大きな運動に変換する道具ですが、その仕組みを利用してドアのレバーハンドルは小さな力でもラッチボルトをドア内に引き込むことができる装置となっています。

ドアを開けるために操作したレバーハンドルは、ハンドルが元の位置に戻ると同時にラッチボルトを突出させる必要があります。このため、他の錠前やドアノブ同様にバネの反発力を利用してハンドルから手を離すとラッチが元の位置へ戻るようになっています。

レバーハンドルは握り玉(丸型で回転式のドアノブ)のようにノブを「握る」ための力が必要ないため、子どもや高齢者、手に障害がある方や、手荷物を持ったままでも使いやすい設計になっています。

では握り玉がドアノブの大多数を占めていた一時期に比べて、なぜ最近になってレバーハンドルが増えてきたのでしょうか。

もともと引き戸が主流だった日本家屋が明治後期から洋風建築、特に開き戸に慣れ親しんでいくなか、ドアとそれを施錠するための錠前が輸入されてきました。しかし、国内の金物工業は第二次世界大戦で独自の成長がストップします。

戦後、アメリカから円筒錠(シリンドリカル・ロック)が輸入され、戦後の物資不足のなか安価で生産でき、施工が楽であることからあっという間に国内に広がりました。これに付属して円筒錠の丸型の握り玉が一気に普及します。

円筒錠
初めて日本で円筒錠を開発したのはGOAL

1970年代に入ると、暮らしが少し豊かになってきたことや、核家族化のため、更に防犯性の高い錠前の必要性が提唱されるようになりました。ここで今までは敬遠されていたケースロック(箱錠)が主流になっていきます。

ケースロック
箱錠にはラッチ・デッドボルトがありシリンダーとハンドルが別になっています

ケースロックはシリンダーとハンドル部分が独立しているため、円筒錠やインテグラル錠のように握り玉のノブに縛られることがありません。

この頃からレバーハンドルが選択肢に登場し、デザイン性や使いやすさから徐々に住宅や公共施設でも採用されるようになりました。

2000年代に入ると、団塊の世代が高年齢化するなかバリアフリーが注目されるようになりました。デザイン性のほかにバリアフリーの観点から従来の「回転式ドアノブ」よりもレバーハンドルの方が使いやすいという風潮が強くなります。

また、本格的な高齢化社会が到来しはじめたこともあって昔からある引き戸が見直されはじめたほか、握り玉は「力が弱い人には扱いづらいもの」として見られるようになってきました。今では日本の開き戸も、殆どがレバーハンドルになりつつあります。

自分でレバーハンドルを交換する前に準備すること

レバーハンドルの交換に必要な工具はあまりなく、基本的にはドライバーがあれば事足りるようになっています。稀に六角レンチを使用するハンドルもあるのですが、そのような場合は取替部品についてくることが多いです。

六角レンチはだいたい束で販売されています

レバーハンドルを交換するときの準備について詳しく見ていきましょう。

工具を用意する

レバーハンドルの交換で最もよく使われるのがプラスドライバーです。

ただしプラスドライバー1本というよりも、精密ドライバーのセットがあった方が安心でしょう。

ビスを抜くときなどに便利なペンチラジオペンチなどがあっても良いですし、滑り止め付きの軍手なども有用です。

またビスを入れておくための小さなケースを用意しておくと、ビスを紛失せずに済みます。

六角レンチを用意したい場合は、100円ショップにあるセットを購入しておくと良いでしょう。普段の生活で六角レンチが必要になることはあまりないので、手頃なものを購入しやすいところで買っておくと良いです。

レバーハンドルが古く、ネジがなめてしまう可能性や、ネジ穴が広がってしまっている可能性がある場合は、ネジはずし剤や、木材用のパテ、あるいは割り箸・爪楊枝と木工ボンドを用意しておきましょう。

特に古いレバーハンドルはネジが固くなってしまい、取り外すのが難しいことがあります。ネジはずし剤はネジがなめてしまったときに使いますが、固いのがわかっているときはネジ緩め剤を使用しておくとスムーズに取り外しができます。

交換できるレバーハンドルを用意する

無論、交換するための取替用レバーハンドルも必要です。

正しい部品を選ぶためにも、既存のレバーハンドルの計測をしておいてください。

GOALの鍵交換前の計測が必要な4ヵ所

どんな錠前でも必須になる計測箇所は4箇所あります。

  1. ドア厚(DTと書かれていることがあります)
  2. フロントプレートのサイズ(縦✕横)
  3. ビスピッチ
  4. バックセット(BSと書かれていることがあります)
空錠か鍵つきかで穴の数が違ったりします

レバーハンドルの場合は、念のため貫通孔のサイズも正確に計測しておきましょう。

自分でレバーハンドルを交換する手順

レバーハンドル錠の殆どはチューブラ錠という錠前で、ハンドル部分を固定している丸座部分にビスが見えています。

円筒錠やインテグラル錠から専用のレバーハンドルに取り替えている、という場合もあるかもしれませんが、大変稀です。

ここでは主にチューブラ錠のレバーハンドルの交換手順を説明します。

①外側のドアノブを引き抜く
③ラッチを引き抜く
②内側のドアノブを引き抜く

【取り外し方】

  1. 室外側の台座からビスを外し室外側のハンドルを外す
  2. 室内側の台座からビスを外し室内側のハンドルを引き抜く
  3. ドア側面のフロントプレートを留めているビスを外しラッチケースをドアから抜く

【取付け方】

  1. ラッチケースをドアの切り欠きに収める
  2. ビスでフロントプレートを固定する
  3. 室内側のハンドルから貫通孔に角芯を入れて台座のビスを締め、動作確認をする
フロントプレートのネジを締めます。
ラッチボルトの斜面が室内側に向くように調整してラッチケースを差し込みます。

自分でレバーハンドルを交換する際の注意点

レバーハンドルの交換は、ドライバーなどの工具を使って比較的簡単に行えますが、いくつかのポイントを守らないと予期せぬトラブルにつながることがあります。特に、ドアを閉じたまま作業を始めたり、部品の向きを間違えたりすると、大きな問題が起こる可能性があります。ここでは、交換作業を安全かつスムーズに進めるための3つの注意点を解説します。

ドアを開けた状態で作業する

作業中にラッチボルトが出たままになったりすると、部屋に閉じ込められたり、外に締め出されたりする可能性があります。特に、故障しているレバーハンドルを交換するときは、必ずドアを開けた状態にしておきましょう。

ドアが開いた状態であれば、万が一作業中に問題が起きても対処しやすくなります。ラッチの不具合はレバーハンドルの操作をしていないときに起こることも多いので「交換中は操作しないし大丈夫」と思い込まないようにして下さい。

作業を始める前にドアを開き、ドアストッパーなどでしっかり固定しておきましょう。ドアストッパーがない場合は、ホームセンターや100円ショップで購入しておくか、代替になるものを使うなどしましょう。

ラッチの向きを間違えない

ラッチボルトは、ドアを「仮締め」するために必要な部品で、これがないとドアは風や気圧などで勝手に開いてしまいます。四角いカンヌキになっているデッドボルトと違い、ラッチボルトの先端は斜面状になっているのが特徴です。

この斜面はドアが閉じる側を向いていないと、正しく動作せず扉が閉まりません。斜面状の先端がドア枠に触れ、引っ込んでいくことでドアが閉じるような機構になっているからです。

取り付け時には斜面部分が正しい方向を向いているかを確認してください。ラッチの向きを間違えると、またレバーハンドルを取り外す作業からやり直しになってしまいます。

ビスをなくさない

レバーハンドルに使用されているビスは専用の部品であることが多く、単体で購入できないことが殆どです。万が一ビスをなくしてしまうと、ハンドル一式を再度購入する必要が生じることも。取り外したビスは、小さなケースあるいはトレイに入れて保管し、紛失を防ぎましょう。

また、ビスを締める際は、まず各箇所を適度な力で固定し、正常に動作するのを確認してからしっかりと緩まないように締めます。

自分でレバーハンドルを交換するのが不安なら業者に依頼しよう!

レバーハンドルの交換は、他のドアノブ交換よりも簡単ですが、レバーハンドルが設置されている状況や錠前の故障具合によっては自力で取り替えるのは不安、という方もおられるでしょう。

レバーハンドルが垂れ下がるようにグラグラになっていたり、折れてしまったりしていると、ちゃんと取り外して新しいものと交換できるか懐疑的になりますよね。

DIYで交換するのはあまり自信がない、あるいは時間がない、という方は鍵屋やサッシ屋といった専門業者に交換を依頼することをお勧めします。

業者にレバーハンドルの交換を依頼するメリット

まず専門業者は、ドアの構造やレバーハンドル錠の仕組みに精通しているため、作業ミスがほとんどありません。ドアノブというものは使用頻度が高いため、ビスを締め直してもすぐにグラついたりすることがありますが、専門業者はそういった事例にたくさん遭遇しているので、何をどうすれば問題が解決するかをよく知っています。

また、業者は、多様なドアやハンドルに対応するための知識を持っています。個人で交換を行う場合、レバーハンドルを誤って購入してしまうことがありますが、業者ならドアに最適な部品を選んでくれます。

自分で交換作業を行うとなると、手順を調べたり、工具や部品を準備したりする必要があります。業者に依頼すれば、作業時間はもちろん、手順を確認する手間や部品選びの負担も省けます。特に忙しい方や作業が苦手な方にとって、部品選びの時間がなくなることや、手間を省けるというのはかなり大きなメリットです。

さらに業者のなかには、交換後の不具合に対応してくれるところがあります。弊社のように施工と部品に対するW保証があれば、部品の初期不良や取り付け後に問題が発生した際、保証期間内であれば再調整や部品交換が無償になります。

業者にレバーハンドルの交換を依頼したときの費用相場

レバーハンドルの交換は、単に「ドアノブ交換」となる場合と、「錠前交換」になる場合の2通りがあり、錠前交換になるとドアノブ交換よりも作業料金が高額になりがちです。

とはいっても、錠前交換の際にいくらかかるのか、詳細を明記している鍵屋は少ないというのが現実です。

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弊社を例にしますと、ドアノブ交換の場合はシリンダー交換と同じ11,000円が作業料金になり、そこに部品代が追加されます。トータルで15,000円~40,000円くらいが相場と考えておくと良いでしょう。

錠前交換は、レバーハンドル錠全てを交換します。ハンドル、台座、ラッチケースといったパーツ全部を取替えますので、作業料金が22,000円になります。

レバーハンドル錠の場合、既存の製品が廃番になっていたり、互換性のある商品がない、ということもあるのですが、そのような場合はドアに追加で加工が必要になることもあります。

以下に弊社でのレバーハンドル交換の例を料金とともにご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

鍵猿のレバーハンドルを交換した事例

1️⃣廃番になった表示錠の交換
他社様では「廃番品のため対応できない」と言われた表示錠のレバーが取れてしまったので交換したい、というご依頼です。
ハンドルは固定部の部品が完全に破損していたので交換が必要なのですが、確かに廃番品なうえ規格が特殊な表示錠ですので同一規格の部品がありません。いわば互換品なしということで、ドアに加工をして別メーカーの部品を取り付けることになりました。

作業内容 料金(税込)
表示錠交換(錠前一式交換) 22,000円
中作業 16,500円
川口技研 表示錠 16,500円
合計 55,000円

2️⃣施錠できないトイレの表示錠交換
トイレの施錠ができないし、レバーハンドルの調子も悪いので交換してほしい、というご依頼です。室内からロックできる表示錠ですが、勢いよく閉めると鍵が勝手にかかってしまうそうです。レバーハンドルはグラグラしていることからラッチケースのバネがヘタってしまっているようでした。トステムの表示錠でしたがトステムはお取り寄せになるため、技研の互換品をご案内し、即日交換しました。

作業内容 料金(税込)
トイレ表示錠交換(錠前一式交換) 22,000円
軽作業 8,800円
川口技研 表示錠 8,800円
合計 39,600円

3️⃣下がったままになるトイレのレバーハンドル交換
トイレのレバーハンドルが下がりっぱなしになって元に戻らないので直してほしい、というご依頼を頂きました。
10年以上使用されているとのことで、経年劣化が原因の故障は交換しかできません。スタンダードな表示錠ですので、すぐに交換させて頂きました。

作業内容 料金(税込)
表示錠のレバーハンドル交換 11,000円
NAGASAWA 鍵付きレバーハンドル錠 7,700円
合計 18,700円

4️⃣鍵付きレバーハンドル錠の交換
鍵付きレバーハンドル錠の子鍵を紛失してしまって施錠できないので、交換して欲しいというご依頼でした。当日施工をご要望でしたので、在庫の中から長沢のGMシリーズを提案いたしました。

作業内容 料金(税込)
室内のレバーハンドル錠の交換 22,000円
NAGASAWA 鍵付き室内レバーハンドル錠 11,000円
合計 33,000円

レバーハンドルの交換なら鍵猿にお任せください!

レバーハンドルは使用頻度が高い場所ほど故障しやすいため、不具合が出てしまうと非常に不便なことになりがちです。弊社へのご依頼も、やはりトイレのレバーハンドルが壊れてしまった、といったものが圧倒的に多く、中には閉じ込められたり、閉じ込められそうになったりしたお客様からのご依頼もあります。

しかもレバーハンドルは、メーカーでも頻繁に製品のマイナーチェンジや、アップデートがあるため、古いものになると互換品がないなど、取替部品の選定もなかなか難しいのです。

DIYに慣れている人なら取付け作業などに苦労はないと思いますが、錠前の交換で大事なのはやはり正しい交換部品を選ぶことです。

錠前製品は返品ができませんので、間違ったものを購入するとそのまま無駄になってしまいます。

たかがドアノブ、と考えずにぜひ経験と実績が豊富な鍵屋の鍵猿にお任せください。

レバーハンドルなどのドアノブ類の交換でも、当日施工が可能です。できるだけ急いで欲しい、当日中にお願いしたい、という場合はコールスタッフにお伝えください。また、他の業者で見積もりを取ったが難しいと言われて困っている、という方は相見積もりフォームのご利用もご検討ください。

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