［投稿日］2022年05月26日

装飾錠の上の本締錠の動きがおかしいので調査、交換｜菊池市片角

ご依頼・ご要望の詳細

今回のご依頼は玄関の鍵の動作不良による修理もしくは交換のご依頼でした。お客様によると、２つあるうち上しか使っていなかったが、最近上手く操作ができない、なんだか引っ掛かっているような感覚で開け閉めともに上手くできないときがある、とのことでした。

早速お伺いしますと、サムラッチ錠などと呼ばれたりもする装飾錠の上に取り付けられた本締錠でした。サムラッチ錠はツーロックにする際、このように上側に本締錠だけを取り付けることが多い鍵です。

鍵の動作などを拝見しましたところ、確かに動きが変です。上手く操作ができません。錠を外して見てみると、錠前本体の中のパーツに磨耗が見られました。

基本的には削れてしまったパーツの修理は難しい為、上側パーツ全取り替えの交換の提案をさせて頂き、ご成約となりました。少し寸法が異なった為、調整金具を使用して合わせました。無事に交換できて良かったです。

錠前の中が摩耗するだけでこんなに使い勝手が悪くなるものなのですね。今回は当日に対応して頂き本当に助かりました。ありがとうございました。

今回のように装飾錠と呼ばれる少しお洒落なタイプはかなり使用している年数が経っていることも多く、修理は難しいことが殆どです。交換となっても同じ部品が廃番であったり、在庫品でない場合もあります。

戸建てに多いせいなのか、ドアの形状なども特殊だったりします。そのためいくつかの調整金具や、加工を施し同じメーカー以外でも対応できるように準備しています。

サービススタッフ山本智也