菊池市の鍵交換・修理なら出張無料の鍵屋の鍵猿

現場は前回、勝手口の交換をさせて頂いたときに拝見しており、お客様から「もしかしたら玄関もお願いするかも」と聞いていたので、すぐに対応ができました。
ピンシリンダー錠からの交換ですが、メーカーは積水ハウスとWESTの共同開発で、以前に取り扱ったことのあるものです。
WESTの積水ハウス用ディンプルシリンダーで交換します。

この場合は大別して汚れによって動きが悪いパターンと、室内用と室外用の錠前を合わせる位置がずれてしまっているパターンの２パターンがあります。
パーツごとに単体で動かして確認したところ、室内側の錠前は汚れていて動きが硬く、室外側のシリンダーも摩耗により動きが硬い、そしておそらく合わせ面も少しずれていると考えられました。

ここまで劣化している場合は、交換してしまったほうが安上がりになります。
修理で中途半端に直しても劣化等は治らないため、しばらくすると別原因で壊れる可能性があるからです。

交換部品は美和ロックのPS-SL 09-1LSという型式の錠前で、取り付けやすさと不具合が少ないのが個人的にはお気に入りです。
交換作業が終わり、お客様と一緒に動作確認を行い、問題がなかったので今回はこれで作業終了となりました。

必要な書類などを確認させていただき、本人確認がとれたので解錠作業をすることになりました。
こちらの玄関は引き違い戸で、真ん中の召し合わせの部分に鍵がついていて、そこの鍵の解錠になります。

鍵の形状は、良くあるピンシリンダーでしたので、ピッキングによる解錠を行いました。
しばらく作業をしているうちに鍵を開けることに成功しました。
このまま開けっぱなしで帰るのも無用心なので、安めの鍵でいいから交換もお願いしたいとのことでした。

今回使用する商品はWESTのKH-ABという今までとあまり変わらない鍵になります。
扉の立て付けを調整して、鍵本体を取り付けて無事に作業を終えました。

早速お伺いしますと、サムラッチ錠などと呼ばれたりもする装飾錠の上に取り付けられた本締錠でした。
サムラッチ錠はツーロックにする際、このように上側に本締錠だけを取り付けることが多い鍵です。

鍵の動作などを拝見しましたところ、確かに動きが変です。上手く操作ができません。
錠を外して見てみると、錠前本体の中のパーツに磨耗が見られました。

基本的には削れてしまったパーツの修理は難しい為、上側パーツ全取り替えの交換の提案をさせて頂き、ご成約となりました。
少し寸法が異なった為、調整金具を使用して合わせました。無事に交換できて良かったです。