［投稿日］2023年02月13日

ドアクローザーから油が漏れているので修理してほしい｜福岡県糟屋郡須恵町

ご依頼・ご要望の詳細

ドアクローザーから油が漏れてきています。修理はできますか？とご連絡いただきました。

木製の扉に付いたドアクローザーからは黒い油が見た目で分かるくらい漏れてきていました。

お客様にお伺いしたところ、最近扉の閉まる速度が早くなってきて、それと同時に油が漏れてきたとのことでした。

ドアクローザーの本体(扉側に付いた箱形の物)の内部には扉を閉めるためのバネと、バネの閉める速度を緩和するための油が入っています。

その油が漏れてくるとバネだけの力で扉が閉まるため、かなりのスピードになるために大変危険です。

特にお子様やご年配者が扉を開閉するときには注意をしないと怪我をされることになります。

それに扉を閉める時に大きな音がするために「近所迷惑」にもなります。

ドアクローザーからの油漏れの場合、修理は不可能で交換になります。

お客様のご家庭には小さなお子様がいらっしゃるため、大変危険だということで即日交換作業となりました。

交換のために使用した商品はRYOBI社製造の「S202P」というドアクローザーで、交換の場合ほぼ扉の加工をしなくても交換できるという商品です。

しかし、お客様の扉は「木製」ということで作業は注意をしながら行いました。

なぜかというと、木製扉の場合、ドアクローザーの固定するためのネジ穴を使用する場合、ドアクローザーは強い力で扉の開閉を制御しているためネジ穴が緩くなっていることがあるためです。

ネジ入れる際、一つずつのネジ穴に「木工用ボンド」を流し込みネジ穴の強化とネジの固定を行いながら作業を進めました。

更に固定ネジの数を増やして強化し、作業の時間はかかりましたが、より安全なドアクローザーの取り付けになりました。

小さな子供がいるため早くドアクローザーをなんとかしたかったので即日作業をしていただけて安心しました。対応ありがとうございました。

木製の扉の場合、何回もドアクローザーを交換しているとネジ穴の近辺がかなり痛んでいることがあります。
その場合、別の場所にネジ穴を作らないといけないため、追加作業料金がかかりますのでご了承ください。

サービススタッフ森田旭則