車の鍵を無くした!家の中・車の中での探し方と見つからない時の対処法
この記事でわかること
- 車の鍵をなくしたときにまずすべきこと
- 車の鍵が見つからないときの最終手段
記事監修者
「すごわざ鍵開け達人」として関西・関東のテレビに出演。鍵職人としてのキャリアは12年、現在はエキスパート集団を束ねるマネージャー。親切丁寧な防犯アドバイスにも定評がある。
車の鍵を紛失したことに気づくと、焦りと不安で冷静な判断が難しくなります。しかし、落ち着いて行動すれば見つかる可能性は十分にあります。
この記事では、車の鍵を無くした際に試すべき基本的な探し方から、家の中や車内といった場所別の具体的な探す方法、どうしても見つからない場合の対処法、そして今後の紛失を防ぐための予防策までを順序立てて解説します。
目次
車の鍵を無くした時にまず試したい3つのステップ
車の鍵が見当たらないと気づいた時、まずはパニックにならず冷静になることが肝心です。焦って闇雲に探し始めても、かえって発見が遅れる原因になりかねません。
最初に、最後に鍵を手に取った、あるいは見た記憶を辿ってみましょう。そこから現在までの行動を一つひとつ思い返すことで、鍵を置き忘れた可能性のある場所を絞り込めます。
記憶を整理しながら、まずは自分の身の回りやカバンの中など、最も可能性の高い場所から確認していくのが効率的な探し方です。
【家の中編】車の鍵が見つかりやすい場所を徹底捜索
外出先から帰宅して鍵を無くしたことに気づいた場合、家の中で紛失した可能性が高いです。普段、無意識のうちに鍵を置いてしまいがちな場所は限られています。
帰宅後の動線を思い出しながら、玄関周りやリビングなど、立ち寄った場所を中心に見落としがちなポイントを一つずつ確認していくことが、家の中での鍵発見の近道となります。
玄関周りや靴の中は要チェック

家に入って最初に鍵を置く可能性がある場所は玄関周りです。靴箱の上や飾り棚、傘立ての中などをまず確認しましょう。郵便物やチラシを取った際に、一緒に置いてそのまま忘れてしまうケースも考えられます。
また、意外な場所として靴の中も捜索ポイントです。急いで靴を脱いだ拍子に、ポケットから鍵が滑り落ちて靴の中に入り込んでしまうこともあります。普段履いている靴はもちろん、下駄箱に収納されている他の靴の中も念のため確認してみてください。
リビングのテーブルやソファの隙間も探そう

玄関で見つからない場合は、次に多くの時間を過ごすリビングを確認します。テーブルの上は、リモコンや雑誌など様々な物が置かれているため、それらの下に鍵が隠れているかもしれません。一度テーブルの上を片付けて探してみましょう。
ソファでくつろいでいる間に、ポケットから鍵が滑り落ちることもよくあります。クッションを持ち上げて下を確認したり、座面と背もたれの隙間や、ソファ自体の下に手を入れて探したりすると見つかる可能性があります。
上着のポケットやカバンの中身をすべて出す

外出時に着ていた上着のポケットや、使用したカバンの中は、鍵の紛失時に最も確認すべき場所の一つです。ポケットに手を入れただけでは、内側の布地に紛れて見つけられないこともあるため、ポケットを裏返して中身を完全に出してみましょう。カバンも同様に、中に入っているものを一度すべて外に出して、底や内ポケット、仕切りなどを隅々まで確認することが重要です。
財布やポーチの中など、普段鍵を入れないような場所に無意識に入れてしまった可能性も考えて探します。
▼関連ページ洗濯機の中やゴミ箱も意外な発見場所

見落としがちですが、意外な場所から鍵が見つかるケースもあります。上着やズボンのポケットに鍵を入れたまま、無意識に洗濯カゴに入れてしまい、そのまま洗濯機の中で発見されることがあります。洗濯槽の中や、洗濯物の間をよく確認してみてください。
また、不要なレシートやチラシを捨てる際に、一緒に鍵を握りしめていて、誤ってゴミ箱に捨ててしまう可能性もゼロではありません。家庭内のゴミ箱の中身を確認することも、捜索の選択肢として考えておきましょう。
【車の中・周辺編】インロックの可能性も考えて探す

鍵が見当たらない原因として、車内に鍵を残したまま施錠してしまう「インロック(キー閉じ込み)」の可能性も考えられます。特にスマートキーの場合、電池残量が少ないとインロックが起こりやすくなります。
車内に鍵があるかもしれないと感じたら、まずは車の中やその周辺を重点的に探してみましょう。冷静に一つずつ確認すれば、意外と簡単に見つかるかもしれません。
運転席の足元やシートの下を確認する

車の運転中に、ズボンのポケットなどから鍵が滑り落ちることは珍しくありません。特に運転席の足元にあるフロアマットの下や、ペダルの周辺は暗くて見えにくいため、念入りに確認が必要です。
シートの下や、シートとセンターコンソールの狭い隙間も鍵が入り込みやすい定番の場所です。スマートフォンのライトなどを使って、暗い場所を照らしながら探すと効率的に見つけ出せます。助手席や後部座席の足元やシート下も同様に確認しましょう。
ドアポケットやコンソールボックスの中を探す

運転席周りには、ドアポケットやコンソールボックス、グローブボックスといった収納スペースが多くあります。車に乗った際に、一時的に鍵をこれらの場所に入れたまま忘れてしまうケースも考えられます。
特にドアポケットは、他の小物や書類に紛れて見えにくくなっていることがあります。コンソールボックスも同様に、中に入っている物を一度すべて取り出して、底までしっかりと確認することが大切です。思いがけない収納スペースに無意識で入れていないか、一つずつ開けて探してみてください。
トランクの中や荷物の間も忘れずにチェック

買い物帰りなどでトランクに荷物を積んだ際、鍵を一時的にトランク内に置き、そのまま閉めてしまうことがあります。特に両手がふさがっている状況では起こりがちです。もしトランクを開けられる状態であれば、中を必ず確認しましょう。積んである荷物を一度すべて外に出し、隅々まで探すことが重要です。
また、荷物の間や、スペアタイヤが収納されているスペースの下に滑り込んでいる可能性も考慮して、くまなく捜索してみてください。
車の下やタイヤ周辺に落ちていないか見る

車から降りる際に、ポケットから鍵を落としてしまうこともあります。まずは運転席のドア周辺の地面を入念に確認しましょう。車体の下も覗き込み、鍵が落ちていないか見てみてください。特に夜間や暗い駐車場では見つけにくいため、ライトを使って照らしながら探すのが効果的です。
また、風や車の振動で少し移動している可能性も考えて、タイヤの周りや駐車スペース全体を少し広い範囲で探してみることも大切です。
▼関連ページ【外出先編】立ち寄った場所を思い出しながら探す
家や車の中を探しても鍵が見つからない場合、外出先で紛失した可能性が高まります。どこで無くしたか見当がつかないと不安になりますが、冷静に自分の行動を振り返ることで、捜索範囲を絞り込むことが可能です。直近の行動を一つずつ整理し、立ち寄った施設へ連絡を取るなど、順を追って行動することが発見への鍵となります。
直近の行動履歴をリストアップする

まずは記憶を整理するために、最後に鍵を持っていることを確認した時点からの行動を時系列で書き出してみましょう。
例えば、「コンビニに寄った後、スーパーで買い物をして、公園のベンチで少し休憩した」というように、立ち寄った場所や経路を具体的にリストアップします。これにより、どこで鍵を落とした可能性が高いか、捜索すべき場所の優先順位をつけることができます。漠然と探すよりも、行動履歴を可視化することで、効率的に捜索を進められます。
立ち寄った店舗や施設に問い合わせる

作成した行動リストを基に、立ち寄った店舗や施設へ順番に電話などで問い合わせましょう。スーパーマーケット、コンビニエンスストア、飲食店、商業施設などでは、落とし物がサービスカウンターやレジで保管されていることがよくあります。
問い合わせる際には、「いつ頃、どこで無くした可能性があるか」ということと、「車のメーカーやキーホルダーの形」など、鍵の特徴を具体的に伝えると、見つけてもらいやすくなります。見つからなかった場合でも、連絡先を伝えておくと後から届けられた際に連絡をもらえる可能性があります。
警察署や交番に遺失届を提出する

立ち寄った施設に問い合わせても鍵が見つからない場合や、路上で落とした可能性が高い場合は、最寄りの警察署や交番に「遺失届」を提出しましょう。
遺失届を出しておくことで、もし誰かが鍵を拾って警察に届けてくれた際に、所有者として連絡を受けることができます。
届け出る際には、無くした日時や場所、鍵の特徴などをできるだけ詳しく記載することが重要です。手続きはそれほど時間もかからず、後から鍵が見つかる可能性を高めるために不可欠な手順です。
どうしても車の鍵が見つからない時の最終手段
あらゆる場所を探し、心当たりのある施設に問い合わせても鍵が見つからない場合は、次の手段を考える必要があります。
特に、エンジンをかけるために電子的な認証が必要なイモビライザー搭載キーを紛失した場合、対処法は限られます。スペアキーの有無を確認し、もし手元になければ、ロードサービスや鍵の専門業者、あるいは購入したディーラーへ連絡を取ることになります。
例えば日産をはじめ多くのメーカーで採用されているインテリジェントキーなどは、専門的な対応が求められます。
スペアキーが手元にあるか確認する
あらゆる手段を尽くす前に、まずはスペアキーの有無を確認しましょう。自宅の引き出しや金庫など、決まった場所に保管していることが多いです。
もしスペアキーが見つかれば、当面は車を使用することができ、時間的な余裕が生まれます。その間に紛失した鍵をじっくり探したり、新しい鍵を作成する手続きを進めたりすることができます。
まずは落ち着いて、スペアキーの保管場所を思い出して探すことが、最初のステップです。
ロードサービスを呼んで鍵を開けてもらう(インロックの場合)

車内に鍵を閉じ込めたインロック状態が確実な場合は、JAFなどのロードサービスに連絡するのが有効な手段です。専門のスタッフが現場まで駆けつけ、特殊な工具を使って車を傷つけることなくドアの鍵を開けてくれます。
また、加入している自動車保険によっては、ロードサービスが無料で付帯している場合があります。保険証券などを確認し、利用できるサービスがないか調べてみるのも一つの方法です。ただし、ロードサービスはあくまで解錠作業のみで、鍵の作成は行いません。
▼関連ページ鍵屋に依頼してその場で鍵を作成してもらう
スペアキーがなく、すぐにでも車を動かす必要がある場合は、鍵の専門業者に依頼する方法があります。多くの鍵屋は24時間対応で、電話一本で指定の場所まで出張してくれます。その場で鍵穴から新しい鍵を作成してくれるため、スピーディーな解決が期待できます。
ただし、近年主流となっているイモビライザー搭載の鍵は、特殊な機材が必要なため、対応できない業者も存在します。依頼する際には、車種や年式を伝え、イモビライザーキーに対応可能かどうかを必ず事前に確認しましょう。
ディーラーに連絡して純正キーを再発行する

時間に余裕があり、最も確実な方法を選びたいのであれば、車を購入したディーラーに連絡して純正キーを再発行してもらうのが最適です。ディーラーでは、車体番号とキーナンバーからメーカー純正の鍵を取り寄せることができます。
防犯性の高いイモビライザーキーやスマートキーの場合、車両側のコンピューターの再設定も必要になるため、ディーラーでの対応が最も安全で確実です。ただし、鍵の取り寄せや作成に数日から数週間かかる場合があり、費用も鍵屋に比べて高額になる傾向があります。
▼関連ページ車の鍵の紛失を防ぐためのおすすめ対策4選
一度車の鍵を無くすと、探す手間や再作成にかかる費用など、大きな負担となります。このような事態を避けるためには、日頃から紛失しないための工夫をしておくことが重要です。
鍵の保管場所を決める、音やスマートタグを活用するなど、少しの心掛けで紛失のリスクは大幅に減らせます。ここでは、誰でも手軽に始められるおすすめの紛失防止対策を紹介します。
鍵の定位置(保管場所)を家の中に作る
鍵の紛失を防ぐ最も基本的で効果的な方法は、家の中に鍵の定位置(保管場所)を決めることです。
例えば、玄関の壁にキーフックを設置したり、リビングの棚に専用のキートレイを置いたりするなど、帰宅したら必ずそこへ鍵を置くという習慣をつけましょう。場所が固定されていれば、「どこに置いたかわからない」という状況を防げます。
家族がいる場合は、全員がわかる場所に定位置を設定し、ルールを共有することが大切です。
音が鳴るキーホルダーや鈴を取り付ける

鍵に鈴やベルなど音が鳴るキーホルダーを取り付けておくのも、手軽で有効な紛失防止策です。もしポケットなどから鍵を落としてしまっても、その音で落下に気づくことができます。
また、カバンの中など見えない場所で鍵を探す際にも、音を頼りに見つけやすくなるという利点があります。デザイン性の高いものも多く販売されているため、自分の好みに合わせて選びながら、紛失のリスクを減らすことができます。
紛失防止タグ(スマートタグ)を活用する

近年では、Bluetoothを利用した紛失防止タグ(スマートタグ)が非常に便利です。このタグを鍵に取り付けておけば、スマートフォンと連携して鍵の場所を管理できます。
一定の距離を離れるとスマホに通知が届く機能や、タグから音を鳴らして場所を特定する機能、アプリの地図上で最後に通信が途切れた場所を確認する機能などがあります。
これにより、置き忘れを未然に防いだり、紛失した際の手がかりを得たりすることが容易になります。
事前にスペアキーをもう1本作成しておく
万が一の事態に備えて、スペアキーを事前に1本多く作成しておくことは、最も確実な対策の一つです。
手元にスペアキーが1本しかない状態で紛失してしまうと、車を動かせなくなるだけでなく、新しい鍵の作成に高額な費用と長い時間が必要になる場合があります。特にイモビライザーキーの場合、全ての鍵を紛失すると作業がより複雑になります。
時間と費用に余裕があるうちにディーラーなどで合鍵を作っておけば、いざという時も安心です。
まとめ
車の鍵を紛失した際は、まず冷静になり、身の回りから順を追って探すことが重要です。家の中、車内、外出先と、行動を振り返りながら可能性のある場所を一つずつ確認します。それでも見つからない場合は、スペアキーの確認、ロードサービスや鍵屋、ディーラーへの連絡といった対処法を検討しましょう。
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また、今後のトラブルを避けるために、鍵の定位置を決めたり、紛失防止タグを活用したりといった予防策を講じておくことが、安心してカーライフを送るために有効です。
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