宮崎県の鍵開けや鍵交換・鍵修理は年中無休の鍵屋「鍵猿」にお任せください。

私は宮崎市をメインに県内の広い範囲を担当しています。

宮崎県は温暖な気候に恵まれた土地ですが、夏から秋にかけての台風シーズンになると降水量が跳ね上がります。下手をすると南からやってくる台風のルート上に宮崎県、ということもあるので、自然豊かなぶん自然災害の可能性に気を配らねばなりません。鍵屋からしてみると「雨の水分と海からの塩」という、なかなかの強敵と共存しています。宮崎県は人口が多すぎることもなく、多くのご家庭が広々とした戸建てで暮らしていることが多いため、よく玄関だけでなく室内扉の調整や修理、新しい鍵・ドアレバーの取付けなどのご依頼を頂きます。ご高齢の方も多いですが、最近では子育て支援などもあってか、小さなお子様のいるご家庭にお伺いすることも増えました。在宅ワークで家の中に仕事部屋を作ろうとしている方など、鍵の需要も多様化してきています。 ただ、宮崎県も他の都道府県と同じで侵入窃盗というと空き巣です。忍込みや居空きはその半数にも及ばないところは大きな救いですが、家を空けている間に盗みに入られるということは、生活パターンを把握されていたり、無締りで放置している場所を知られている、合鍵の場所を知られている、といった可能性があります。出かけるときは必ず玄関だけでなく窓や勝手口もしっかりと施錠するようにして下さい。気になる方は、補助錠を追加してワンドア・ツーロックにするなど、防犯性を上げることもお勧めです。

宮崎県の侵入窃盗発生状況

宮崎県の侵入窃盗件数は2019年（令和元年）から2021年（令和３年）にかけて徐々にその数が減少しており、令和２年には侵入窃盗件数がほぼ変わりないのに対して空き巣の数がグンと下がっています。これは新型コロナウイルス感染症の影響で、多くの人が在宅ワークになったことなどが反映されているのかもしれません。令和３年になって規制が緩和され、人流が復活するとまた件数が３桁に戻っていますから、会社勤めの人々が家にいるかいないかが大きな要因となっているのは明らかです。（宮崎県防犯協会「防犯みやざき」より）

地方では忍込みの件数が伸びていたり、居空きの件数が増加傾向にあることも多いのですが、宮崎県はどちらも空き巣の件数とは大差がついています。忍込みの多くが起こる夜間は、ある意味「対策のしやすい時間帯」で、センサーライトや玄関前の砂利など、極めて楽に導入できる対策がたくさんあります。これに反して昼間の「人がいない時間帯」は主に頼れるのが「鍵による施錠」だけです。空き巣が無締りの窓や玄関を狙うのは、このためでしょう。鍵さえなんとかできれば、他のことは些細なのです。

そう考えると、やはり鍵の防犯性や利便性は大事です。まず破りにくい耐久性があること、そして「閉め忘れ」や「鍵の紛失・盗難」に強いこと。耐ピッキング性能（10分以上）、耐鍵穴壊し性能を備え、簡単に複製できないディンプル錠や、オートロックで閉め忘れを防いでくれる電気・電子錠、暗証番号は複数通り設定でき、漏洩しても変更することができるキーレス錠など、最近は選択肢も豊かになってきました。家を空けている間のことが気になる方は、ご自分に合った鍵を探してみてはいかがでしょうか。

窃盗犯は無締りの場所をよく知っています！

空き巣は普段からよくその地域のことを知っている、とも言います。どの家がいつも無締りで、どこの家の窓なら大きな音を立てずに破れるかなど、下調べをしているわけです。ですから玄関だけでなく、戸建ての多い郊外では勝手口や門扉、２階の窓など、我々が注意すべきポイントは思っているよりたくさんあります。こういった場所がちゃんと施錠できるようになっているか、毎日戸締まりはしっかりできているか、よく確認してみましょう。

空き巣はまた、人々の注意をひいてしまう「音」や「光」を嫌います。特定されやすくなってしまうからです。特に音は周囲の注目を浴びる原因にもなるため、大変効果的です。玄関もそうですが、窓には防犯アラーム付きの窓鍵を取付けてみると良いかもしれません。誰も気づいてくれなくても、音そのものに怯えて空き巣が立ち去るかもしれません。