天理市の鍵交換・修理なら出張無料の鍵屋の鍵猿

戸建ての玄関扉で、YKKの扉でした。シリンダーはユーシン・ショウワのWXシリンダーのツーロックです（上下同一キー）。
WXは鍵足が内溝のウェーブキータイプの、少し変わった鍵です。
お客様は、ディンプルキーへの交換をご希望されておりましてので、カバエースの同一タイプをご提案しました。
シリンダー形状は戸建てに多いLSP系なので、ビス二本で固定されているタイプです。
ツーロックの上下ともに交換、もちろんどちらも同じ鍵で操作できるようになっています。

こちらの警備会社様は以前にも弊社で施工させていただいており、今回リピートでご依頼をいただきました。
さっそく現場の小学校に到着して確認させていただきますと、校舎入口と下駄箱前の学校によくあるスイングドアについているシリンダーで、合計六ヶ所すべて同じ鍵で回るようになっていました。
商品はGOAL社のPSシリンダーというもので、スイングドアによくついています。

このシリンダーは二つのパターンがあり、シリンダーのカム部分が小さいものと大きいものがあります。
大きさが違うと正しく動作しないので注意しなくてはなりません。無論、付け替えや加工はできるのですが、たいてい小さなビスは固くなっていることが多いので、なるべくなら同じカムサイズのもので交換できるのがベストです。
今回は全てのシリンダーが小さいカムでしたので、同じものでご用意させていただきました。
校庭で元気いっぱい遊ぶ子供たちの声を聞きながら作業していきます。興味津々で作業を見ていたり、声をかけてくれる子もいて微笑ましかったです。

玄関の鍵は上下二箇所付いていましたが、上側と下側のカギは、別々の鍵でした。
通常上下一本の鍵で開け閉めできる同一キータイプなのですが、以前鍵の不具合で下側の鍵だけ交換したそうです。
鍵を失くしたのは二か所ともなのですが、予算の都合上どちらかだけ交換してください、との事でした。
拝見したところ、上側の鍵はかなり古いタイプの物で防犯性も低く、どちらか一か所だけの交換ということであればこちらだというのは明白でした。
今回交換するカギはWESTの916-BHと言うディンプルキーになります。
無事に交換し、動作確認をしていただき、作業を終えました。

お客様に詳しいお話を伺った所、玄関の鍵は上下に二ヶ所ついているのですが、上側の鍵はだいぶ前から固くて回せなくなっていたため使っておらず、下側の鍵だけで開け閉めをしていたとの事でした。
今日の朝に出かける時は鍵をかけられたのですが、帰って来て鍵を開けようとしたところ、鍵がクルクルと回りはするのに開かない、と言う状態になり、何度か試していたら開いたので家に入れた、との事でした。

こちらの症状はよくある代表的な故障の１つで、錠前とシリンダーの連結部分の磨耗による空転の症状が出ています。
軽度であればシリンダーのみの交換で対応出来ますが、重度になると錠前も変える必要があります。
確認したところ、本日初めて空転の症状が出たとのことで、シリンダー取り外して見てみるとシリンダー交換で済むくらいの磨耗でした。
上側は使ってなかったのですが、錠前を換えれば使用可能になるので、一緒に新品に変えるのを提案させて頂き、まとめて交換させて頂きました。