南島原市の鍵交換・修理なら出張無料の鍵屋の鍵猿

まずは鍵の潤滑剤を使って、キー本体を抜いてみようと試みました。しかし、抜ける様子はなく、分解をしなければ鍵抜きが難しい状態でした。
シリンダーを扉から取り外し、分解を試みました。扉に固定された状態ではびくともしませんでしたが、分解をしたところスムーズに抜くことができました。

お客様に完了のご説明をしたところ、また同じことが起こると困るため、シリンダーの交換もしてほしいと追加でご依頼をいただきました。

部品は扉の上下に同じシリンダーがついているタイプで、車にも在庫が積んでありましたので、即日交換することが可能です。MIWAのU9という、コストパフォーマンスに優れたロータリーディスクシリンダーを選んでいただき、その場で交換いたしました。

交換用のシリンダーを提案したところ、ディンプルキーというピッキングの対策がされている鍵をご希望でしたので、KABAという海外のメーカーのカバエースというシリンダーに交換いたしました。

MIWAとは違うメーカーですが、MIWAのLAという型に対応するように作られている部品なので、メーカーが違っても取り付けることが可能です。型番が同じですので、特に加工も必要なく取り付け完了です。

鍵を取り付けるために開けられた穴の関係で、交換するには同タイプのカバスターネオの6533という型番の部品のみしか取り付けることができず、手配に１ヶ月ほど時間を要しました。

部品の取り付けのみであればそれほど時間がかかりませんが、今回は鍵のかかりが悪いということで調整に時間がかかりました。今回はストライクという鎌錠の鎌が引っ掛かる方のパーツを加工し、鍵がかけやすくなるように加工しました。

また、カバスターネオは、もし鍵を紛失しても勝手に鍵を作れないように、登録ができる鍵です。登録方法の説明もさせていただき、作業完了です。

シリンダー自体はそこまで珍しいものではありませんが、現在使用しているマスターキーで開けられるシリンダーをつけてほしいというご依頼です。
この場合、建物の施工会社でシリンダーの情報を管理しているので、そのデータを使い、特注のシリンダーを手配する必要がありますので、部品が入手できるまでに少し時間がかかります。

お客様からもご了承頂きましたが、次のテナントさんの入居日までにはとのことでしたのでギリギリのスケジュールでした。部品は1か月ほどで手配が完了し、幸い次のテナント様の入居日にも間に合いました。