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鍵屋鍵猿鍵トラブルトピックその他玄関の防犯対策とは?侵入手口と鍵強化の基本

更新日:2026/02/19

玄関の防犯対策とは?侵入手口と鍵強化の基本

玄関の防犯対策とは?侵入手口と鍵強化の基本

この記事でわかること

  • なぜ玄関の防犯対策が必要なのか
  • 玄関を狙う手口
  • 具体的な対策方法
  • 防犯性の高い鍵とは
  • 補助錠について
  • ドアガード・ドアチェーンは?

記事監修者

田口季良(たぐちのりよし)
田口季良(たぐちのりよし)SLS株式会社 マネージャー

「すごわざ鍵開け達人」として関西・関東のテレビに出演。鍵職人としてのキャリアは12年、現在はエキスパート集団を束ねるマネージャー。親切丁寧な防犯アドバイスにも定評がある。

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玄関の防犯対策は、住まいの安全を守るうえで欠かせません。
侵入窃盗では窓からの侵入が多いといわれますが、共同住宅では表出入口、つまり玄関からの侵入が最多となっています。戸建て住宅でも、表出入口からの侵入は決して少なくありません。

近年は、宅配業者を装って玄関を開けさせる強盗事件も報じられており、玄関に関する防犯意識はこれまで以上に重要になっています。

玄関はすべての住人が毎日出入りする場所であり、侵入者にとっても狙いやすい経路のひとつです。にもかかわらず、「何から始めればよいかわからない」「費用がかかりそう」といった理由で、対策が後回しになっていることも少なくありません。

この記事では、玄関を狙った代表的な侵入手口と、それに対して有効な防犯対策を、鍵屋の視点から整理します。今すぐできる基本対策から、鍵交換や補助錠の設置といった具体的な強化方法まで、順序立てて解説します。

とにかく防犯性能を上げたい・どんな鍵を取り付けられるのか知りたい、という方は、鍵屋の鍵猿にご相談ください。出張料金なしですぐにお伺いし、詳しい見積書を作成いたします。日時のご予約も可能ですので気軽にお電話ください。

玄関の防犯対策はなぜ必要?

警察庁が公表している侵入窃盗の統計によると、住宅を対象とした侵入被害では、建物の種類によって侵入経路の傾向が異なります。戸建て住宅では窓からの侵入が最も多い一方で、表出入口、つまり玄関からの侵入も一定数発生しています。

一方、共同住宅では状況が異なります。3階建以下の共同住宅では表出入口からの侵入が最多となっており、4階建以上の共同住宅ではその割合がさらに高くなります。つまり、マンションやアパートでは玄関が住戸への主要な侵入経路となっているのです。

このように、玄関はすべての住宅において無視できない侵入ポイントであり、特に共同住宅では防犯対策の中心となります。

住宅侵入窃盗の侵入経路データ

警察庁が公表している統計によると、住宅を対象とした侵入窃盗の侵入経路は建物の種類によって傾向が異なります。令和6年(2024年)の警察庁統計では、住宅対象侵入窃盗の侵入経路は次のとおりです。

発生場所 総数 窓の割合 表出入口 表出入口の割合
戸建て 11,772件 6,519件 55% 2,336件 20%
3階建以下共同住宅 2,656件 1,075件 40% 1,236件 47%
4階建以上共同住宅 1,437件 399件 28% 865件 60%
住宅対象(空き巣・忍込み・居空き)侵入窃盗の発生場所・侵入口・侵入手段別より

戸建て住宅では、総数11,772件のうち窓からの侵入が6,519件と最多で、表出入口からの侵入は2,336件となっています。割合にすると、窓が約55%、表出入口が約20%です。

一方、3階建以下の共同住宅では総数2,656件のうち表出入口が1,236件約47%を占め、窓からの侵入1,075件(約40%)を上回っています。さらに4階建以上の共同住宅では、総数1,437件のうち表出入口が865件約60%と、侵入の過半数が玄関から発生しています。

このように、戸建てでは窓対策が重要である一方、共同住宅では玄関が最も狙われやすい侵入経路となっています。さらに、侵入方法をみると、表出入口からの侵入の多くが「無締り」によるものです。

発生場所 侵入口 総数 無締り
一戸建住宅 6,519件 2,375件
表出入口 2,336件 1,681件
その他の出入口 1,733件 947件
認知件数総数 11,772件 5,425件
3階建以下
共同住宅
1,075件 565件
表出入口 1,236件 743件
その他の出入口

56件

32件
認知件数総数 2,656件 1,402件
4階建以上
共同住宅
399件 233件
表出入口 855件 374件
その他の出入口 7件 2件
認知件数総数 1,437件 628件
住宅対象(空き巣・忍込み・居空き)侵入窃盗の発生場所・侵入口・侵入手段別より


4階建以上の共同住宅では、表出入口からの侵入865件のうち374件が無締りによるもので、約43%を占めています。3階建以下の共同住宅では、表出入口1,075件のうち743件が無締りで、約69%に達します。集合住宅に対して「少ない」と思われがちな戸建てでも、2,336件のうち1,681件が無締りでで72%に及びます。

つまり、特殊な解錠手口以前に、「施錠されていない玄関」が侵入の大きな要因となっている実態が読み取れます。

そのうえで、強引な解錠やこじ開けといった手口に備えるため、玄関の防犯性を高める対策が重要になります。特に共同住宅では最優先で検討すべきポイントと言えるでしょう。

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玄関を狙った手口には何がある?

玄関は住まいの第一の防衛線ですが、空き巣や強盗は常にその隙を狙っています。空き巣や強盗による玄関からの侵入を防ぐには、まずその「手口」を知ることが重要です。具体的に玄関はどのような手口で狙われているのでしょうか。

玄関を狙う侵入手口は、大別して4つに分類できます。実際には、無施錠(無締り)や窓からの侵入が依然として主流ですが、2000年初頭に流行した特殊な開錠技術も「手口」として今なお広く知られています。

よく耳にする代表的な手口について、詳しく特徴と背景を解説していきますので、ご自宅の玄関は大丈夫か、確認してみて下さい。

無施錠(無締り)

空き巣が最も多く利用する手口が「無締り」です。これは、鍵がかかっていない状態を狙う方法です。ただし、空き巣はランダムに探し回るわけではなく、普段から目星をつけた家を下見しており、施錠されていない家を確実に狙います。

このため、短時間の外出でも必ず施錠する習慣が不可欠です。

鍵を不正操作する手口

ピッキング

2000年初頭に流行した「ピッキング」は、特殊な工具(ピックとテンション)を使って鍵穴の内部を操作し、鍵を解錠する方法です。当時はピンシリンダーディスクシリンダーが多く使われており、これらの鍵はピッキングに非常に弱いものでした。

しかし、特殊開錠工具の所持が違法化されたことや、これを機にディンプルキーやロータリーディスクシリンダーといった防犯性の高い鍵が急速に普及したことによって、ピッキングによる被害はほぼ見られなくなりました。

バンピング

バンピング」は、「バンプキー」と呼ばれる特殊な子鍵を鍵穴に挿入し、そのバンプキーをハンマーなどで叩いて内部部品を跳ね上げ、解錠する方法です。特にピン型のタンブラー(障害物)を使用しているピンシリンダーやその応用であるディンプルキーシリンダーがこの手法で「簡単に開く」と言われています。

ピンシリンダー錠が多い海外(アメリカなど)で特に脅威とされ、日本でもピッキング騒動の数年後に注目されたことがある不正開錠方法です。ただ、錠前メーカーの対応も早く、今ではどのシリンダーが対策済でどれが未対策の古いタイプかほぼ見分けがつかないと言われています。

カム送り(バイパス)解錠

バイパス解錠」または「カム送り解錠」は、シリンダーとドアのあいだにできる隙間から工具を入れ、錠ケース内部のカンヌキを動かす部品に直接アクセスし、解錠する手口です。

この手法はシリンダーを無視する手法で、ピッキング対策済のシリンダーをつけていても関係なく、錠ケースに外部からアクセスしやすい穴や開口部分があれば簡単に解錠できてしまう……ということで、再び国内が騒然としました。

しかし2002年頃にこの手法が注目された際、警察庁が脆弱性のある錠ケースのリスト(「該当危険機種」と呼ばれていました)を公表したため、メーカーや鍵業界全体で迅速な対策が行われました。その結果、カム送りによる被害は限定的に終わっています。

破壊系

こじ開け(こじ破り)

こじ開け」は、ドアやドア枠にバールマイナスドライバーなどの工具を使い、力任せに開ける手口です。特に、古いタイプの堀込錠はカンヌキの位置が外部から分かりやすく、そこを集中的に狙われると簡単にドアを開けられてしまいます。

ドアの構造や材質が弱い場合には、この手口に対する対策が必ず必要です。補助錠やガードプレートの設置が効果的です。

ドリリング(鍵穴壊し)

特殊開錠工具として所持が禁止されている工具のひとつにホールソーがあるように、シリンダーをくり抜いてしまったり、電動ドリルで鍵穴を破壊してしまって開ける方法もあります。

ディンプルキーシリンダーなどのハイセキュリティシリンダーではこのような「鍵穴壊し」に対する耐性も問われますので、超硬金属をシリンダーに使用するなどの方法で壊しにくくしていますが、対策されていない鍵穴ですと数分で破壊されてしまいます。

ホールソーはディスクグラインダーなどの回転式電動工具にとりつけて使用します。

室内側を狙う手口

サムターン回し

サムターン回し」は、ドア内側にあるサムターン(つまみ)を外部から操作して解錠する方法です。郵便受けやドアの隙間から特殊工具(鍵屋が使用する工具はオープナーと呼ばれています)を挿入するほか、ドアにガラス部分がある場合には、そのガラスを割って手を入れることもあります。

防犯フィルムをガラス部分に貼ることや、サムターンカバーの取り付け、あるいは「防犯サムターン」を取り付けることが効果的です。

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玄関を狙う手口にはこのような種類がありますが、住宅侵入全体で見ると他にもさまざまな方法が確認されています。空き巣の代表的な手口や傾向については、下記の記事で詳しく解説しています。

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玄関の防犯対策は何をすれば良い?

玄関の防犯対策を考える際には、単に鍵を強化するだけでなく、侵入者に「狙われにくい環境」を作ることが重要です。

空き巣や強盗は事前の下見を念入りに行い、侵入しやすそうな家をターゲットに選びます。そのため、防犯対策を日常生活に取り入れ、普段から警戒を怠らないことが大事です。

玄関周りで実践できる具体的な防犯対策を見ていきましょう。

鍵・錠前の強化

防犯性の高いシリンダー

玄関の鍵そのものを防犯性の高いものに交換することは、防犯対策の基本です。ディンプルキーやロータリーディスクシリンダーといった不正開錠方法に強いシリンダーを選ぶことで、侵入リスクを大幅に低下させることが可能です。

また、鍵がひとつしか付いていない場合は、補助錠を追加して「1ドア2ロック」にすることも非常に効果的です。主錠が堀込錠であれば、面付補助錠を追加することでこじ開けにも強くなります。

防犯性の高い鍵については下記の記事が詳しいので、興味がある方はぜひご一読ください。

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ワンドア・ツーロック

防犯性をさらに上げたい場合は1ドア2ロックが効果的です。
補助錠(補助鍵)を玄関に取り付けて、1つのドアに2つの鍵がある状態にするもので、警察庁も有効な防犯対策として推奨しています。

補助錠があれば、単に錠前がひとつ追加されて開錠に時間がかかるというだけでなく、2つ錠前があるということで侵入窃盗犯からは狙われにくくなるという効果があります。

玄関用の補助錠は大別して「外鍵」「内鍵」「面付錠」の3つに分類することが可能です。

外鍵(外締錠)タイプ

外付けタイプ

外鍵は「外締錠」とも呼ばれ、ドアの外側からしか施開錠ができない錠前です。要するに、鍵穴はあるが室内側にサムターンのようなものがない錠前です。

外鍵は設置して鍵を閉めてしまうと、内側からは解錠できません。家族と住んでいる場合、うっかり閉じ込めないよう注意が必要です。一人暮らしをしている人に向いているでしょう。

内鍵(内締錠)タイプ

内付けタイプ

内鍵タイプは外鍵タイプの逆で、室内側からしか施開錠できない鍵です。

在宅時の防犯対策として有効ですが、外出時に外から補助錠をかけることはできませんから、玄関錠というより室内錠として使われることが多いタイプです(例:トイレ、浴室)。

ただ、外側からは鍵穴が見えずどこに補助錠があるのか把握しにくいため、サムターン回しやピッキングの被害に遭う恐れがないのは確かですので、こちらもある意味、一人暮らしに向いていると言えるかもしれません。

家庭で使用する際は、在宅中の人が体調を悪くして倒れたり、家の中でトラブルが起こったといった緊急時に外から開けられないという点に留意が必要です。

面付けタイプ

美和ロック面付補助錠

面付けタイプは、錠ケースをドアの内に掘り込まず、ドアの室内側表面に取り付けるタイプです。よく「面付補助錠」という名称で呼ばれています。殆どが本締錠で、デッドボルトのみを備えています。

面付タイプは錠ケースが室内側に置かれているだけですので、そのぶんカンヌキ(デッドボルト)の位置もドアより少し後ろに設けられることになります。

このため、外側からバールのようなもので錠前をこじあける攻撃に強く、また簡易錠のような「金具」ではなくしっかりとした錠前ですので頑丈で防犯性が高いのが特徴です。

サムターン対策

最近ではあまりサムターン回しを試みる侵入者はいないようですが、全くいないわけではありません。サムターン回しに有効なのはやはりサムターンカバーや、防犯サムターンと呼ばれるタイプや、両面シリンダーに交換することなどです。

サムターンカバーが取り付けられていると、単純に工具を入れてサムターンを回すことが困難になります。特にサムターン全体を覆うようなカバーですと、住人も使いづらいかもしれませんが、より効果的です。

防犯サムターンは人間の指で操作しないと回らないようになっているタイプが多く、ツマミにボタンがついていて、ボタンを押しながらでないとツマミが回らない、といった特徴があります。中にはツマミそのものを取り外してしまえるものもあります。

両面シリンダーは文字通りサムターンではなく室内側にも鍵穴を取り付けることで、室内側からも子鍵がないと出られないようになります。高齢者の徘徊や子供が勝手に外へ出ていくのを防ぐために両面シリンダーを活用している場合もあります。

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② 物理的補強

ガードプレート

ぼー犯プレート
㈱ガードロックのぼー犯プレート

ガードプレートは、玄関ドアの鍵付近にある隙間を覆い、バールなどを使った「こじ開け」を防ぐためのアイテムです。特に戸建ての玄関では堀込錠が使用されていることが多く、隙間からカンヌキ(デッドボルト)が見えて弱点となるため、ガードプレートを追加することで防犯性を大幅に向上させることができます。

集合住宅ではドアに既についていたり、面付錠が使用されているため必要ない場合があります。

ドア枠の補強

玄関の侵入手口の中には、バールなどを使ってドアをこじ開ける方法があります。この場合、狙われるのは鍵穴そのものではなく、ドアとドア枠の隙間や、錠前の受け金具(ストライク部分)です。

ドア枠が弱いと、シリンダーを高性能なものに交換していても、物理的に破壊されてしまう可能性があります。こじ開け対策としては、受け金具の強化や、ガードプレートの設置、ビスの長尺化などによって、ドア枠側を補強する方法があります。

視認性を高める対策

センサーライト

センサーライトは、人の動きを感知して自動で点灯する照明です。不審者は暗闇のなかで行動するのを好む傾向にあるため、照明があることで侵入をためらわせる効果があります。

戸建てでの利用に限られますが、玄関だけでなく、暗くなりがちな部分に設置しておくと安心できるでしょう。集合住宅でも1階のベランダなどで利用できる場合もあります。

人感センサーであれば一定時間で灯が消えるので、電気代を抑える事が可能ですし、ものによっては電池やソーラーバッテリーで稼働するものもあります。

また防犯カメラと併用すると、明るい環境下で撮影されますのでより効果的です。

防犯カメラ

防犯カメラは侵入者にとって抑止力となります。また、万が一の際に犯人の特定や証拠収集にも役立つため、防犯対策として非常に効果的です。最近では、スマートフォンと連携できるタイプもあり、外出先から自宅の様子を確認できます。

ただし、周辺住民のプライバシーには配慮する必要があります。隣近所が画角に入るといった場合には説明しておいた方が良いでしょう。

なお、賃貸マンションに防犯カメラを設置したい場合は、事前に大家さんや管理会社に相談し、許可を得る必要があります。分譲マンションは要所要所にカメラを設置していることが多いと思いますが、玄関付近に取付けたい場合は念の為、管理組合などに相談しておく方が良いでしょう。

モニター付きインターホン

モニター付きインターホンを導入することで、訪問者の顔を確認してから対応することが可能になります。最近は不審者が業者や配達員、セールスマンなどに偽装して訪問するケースがあるため、音声だけでなく映像で確認できるインターホンはくらしの必須アイテムといえます。

殆どの機種に録画機能があり、不在時に誰が訪ねて来たのか確認できたり、怪しい訪問者の記録を録画して残したりすることができます。集合住宅では玄関に防犯カメラを設置するより、玄関周りを撮影できるモニター付きインターホンに変えた方が防犯的には良いかもしれません。

また、ボイスチェンジ機能付きのものもあり、応答の際の音声を成人男性の声に変換できるタイプは、女性の一人暮らしにも心強いでしょう。

見知らぬ訪問者にはあまり応対しないようにする、というのも時には大事な防犯対策になり得ます。宅配業者を装って強盗に入るという事件も起きていますので、玄関での応対にも注意が必要です。

生活上の工夫

郵便物

郵便受けに郵便物や新聞が溜まっていると、不在であることが外部から分かりやすくなります。これを避けるため、旅行や長期間の外出時には郵便局に一時保管を依頼する、または近隣の信頼できる人に回収をお願いすることが有効です。

集合住宅ではロビーなどにある郵便受けの状態で不在であることがすぐにわかってしまわないよう注意が必要です。

近所付き合い

近隣住民とのコミュニケーションは防犯において意外と効果的です。住民同士が互いに見守り合う環境を作ることで、不審者に気づきやすくなります。

侵入窃盗犯は近所の人や地域の住人に目撃されたり、声をかけられたりすることを嫌います。実際に声をかけられて犯行を諦めたというデータもあります。長期で留守にする際などは、お隣に声をかけておきましょう。

ドアガード・ドアチェーンでは不十分?

ドアガード

ここで少し気になるのがドアガードドアチェーンでは不十分なのかどうか、という部分です。

と言いますのも、集合住宅などではドアガードがデフォルトでついてくるうえ、夏の暑い日などはドアガードをかけてドアを少し開けたままにしている、という人も多いからです。

鍵屋目線で説明しますと、ドアガードやドアチェーンは確かに住人のプライバシーを守るための「内鍵」ですし、これらで施錠されてしまうと確かに室内へと侵入できなくなります。

しかし、注意すべきなのはこれらの内鍵は大変破壊に弱いというポイントです。ドアガード、ドアチェーンともに切断が容易で、取り替えるための商品も豊富にあり、それほど高額でもありません。

となると、窃盗犯や強盗などは躊躇なくドアガードを壊したり、切断したりするでしょう。

ドアガード・ドアチェーン共にもともとセールスマンのような「招かれざる客」と距離を置いて対応するためのツールですから、強行突破が可能という意味では錠前のように頼りになるものではありません。ただ、内鍵がかかっているということは「中に人がいる」ことを意味しますから、空き巣のような留守を狙うタイプには効果があるかもしれません。

まとめ

玄関の防犯対策は、「何を取り付けるか」よりも「どこが弱点になっているか」を把握することが重要です。侵入手口にはさまざまな種類があり、建物の構造や錠前の状態によって有効な対策は異なります。

たとえば、築年数が古くシリンダーが旧式のままの場合は、鍵そのものの交換が効果的です。一方で、すでに高性能なシリンダーが取り付けられている場合でも、ツーロック化やドア枠の補強によって侵入にかかる時間を延ばすことができます。

「何から手を付ければよいかわからない」「今の鍵で十分なのか不安」という場合は、一度専門業者に状態を確認してもらうのも有効な方法です。玄関の防犯は、対策を重ねることで抑止力を高めていく考え方が基本となります。

玄関の防犯対策についてよくある質問(FAQ)

Q1. 玄関の防犯対策は何から始めればいいですか?

まずは「施錠の習慣」を見直すことが大事です。統計上、玄関からの侵入の多くが無締り(無施錠状態のドアから侵入すること)によるものですから、短時間の外出でも必ず施錠する習慣をつけるだけで、侵入リスクを大きく下げることができます。

習慣の見直しができたら、次に「今取り付けられている鍵の種類」を確認してみてください。鍵の形状がギザギザしたタイプ(ピンシリンダー・ディスクシリンダー)の場合は、防犯性の高いディンプルキーへの交換を検討するタイミングかもしれません。「自分の鍵がどのタイプか分からない」という場合は、鍵猿にご相談いただければ現地で確認のうえ、ご案内いたします。

Q2. 古い鍵のままだと危ないですか?

鍵の種類によっては、防犯上のリスクが高まる可能性があります。特に、築20年を超える戸建てなどに残っているピンシリンダーやディスクシリンダーは、2000年代初頭に問題となったピッキング被害の主な対象となった鍵です。現在はピッキングによる被害は大幅に減少していますが、こじ開けなどの物理的な手口に対する耐性も低い傾向があります。

一方、現在主流の鍵は不正解錠に対する耐性が高く、防犯性能の面で大きな差があります。築年数が経過している住宅や、入居時から一度も鍵を交換していない場合は、現状の錠前を確認してみることをおすすめします。どのタイプの鍵が取り付けられているか分からない場合は、鍵猿にご相談ください。現場調査・お見積りまでは無料ですし、お見積りに納得できない場合はキャンセルして頂けます。

Q3. 補助錠は自分で取り付けられますか?

補助錠の種類によります。両面テープや挟み込みタイプの補助錠であれば、工具不要で取り付けられる製品も多く、賃貸住宅でも導入しやすいのが特徴です。ただし、こうした簡易タイプは防犯性能に限界があり、強引なこじ開けには対応できない場合があります。

防犯目的で補助錠を設置するなら、ビス止めで固定する面付補助錠が効果的です。ただし、こうした後付の補助錠は正確な穴開け加工が必要ですし、ドアの材質や構造によって取り付けられる錠前の種類が異なります。「どの補助錠が自宅に合うか分からない」という場合は、ぜひ鍵猿にご相談ください。現地を確認したうえで、最適な補助錠をご提案いたします。

Q4. 鍵を交換せずに防犯性を高める方法はありますか?

あります。補助錠の取り付け、サムターンカバーの設置、センサーライトや防犯カメラの導入などは、既存の鍵をそのままにしながらでも防犯性を高める有効な手段です。特に補助錠を追加して「1ドア2ロック」の状態にするだけで、侵入にかかる時間が延び、空き巣の抑止力として十分な効果が期待できます。

現在ご利用の主錠が古い場合、可能であれば交換が推奨ですが、古い錠前ですとシリンダーのみの交換ができない場合もあります。そういったときもやはり補助錠の追加でダブルロックとする方法を採ることがあります。

鍵での防犯対策なら鍵猿にお任せください!

鍵屋の鍵猿

玄関の錠前やドアの状態は、見た目だけでは判断できないことも少なくありません。鍵猿では、現在取り付けられている錠前の種類やドア構造を確認したうえで、必要な対策だけをご提案しています。

交換をすすめるだけではなく、補助錠の追加や錠の修理など、状況やご要望に応じた方法をご案内します。出張費はかかりませんので、玄関の防犯について不安がある方はお気軽にご相談ください。

コストが気になる場合は、2~3社ほどから相見積もりを取ると良いでしょう。鍵猿でも相見積もりのご依頼をお受けしていますのでぜひご利用ください。

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