空き巣被害を防ぐ!犯行前の前兆やサインと今すぐできる防犯対策を解説!
この記事でわかること
- 空き巣が犯行前に行う前兆や下見行動の具体例
- 空き巣に狙われやすい家の特徴と共通点
- 空き巣被害を防ぐための効果的な防犯対策方法
- 空き巣被害に遭ってしまったときの適切な対応手順
記事監修者
「すごわざ鍵開け達人」として関西・関東のテレビに出演。鍵職人としてのキャリアは12年、現在はエキスパート集団を束ねるマネージャー。親切丁寧な防犯アドバイスにも定評がある。
空き巣被害は年々減少傾向にあるとはいえ、決して他人事ではありません。自宅を守るためには、空き巣に狙われる前兆を知り、早めに対策することが重要です。実は空き巣の約54.3%が犯行前に下見を行うと言われており、犯行前には何らかの怪しいサイン(前兆)を残すケースがあります。
この記事では、空き巣犯が下見の際に示す前兆や、空き巣が狙いやすい家の特徴、防犯のために今すぐできる対策について詳しく解説します。大切な家族や財産を守るため、ぜひ最後までお読みください。
空き巣に狙われる前兆と下見行動

空き巣はターゲットに目を付けると、何度も入念に下見をして留守の時間帯などを調べるケースが多いとされています。突発的に侵入することは少なく、事前準備として周囲の環境や家の状況を細かく確認しているのです。
空き巣犯はまず「この家なら侵入できるか?」を見極めるために、家の周辺環境と家自体をチェックします。人通りの多さや防犯カメラの有無、留守が多い地域かどうかなど街全体を観察しつつ、侵入可能な家がないか細かく見ているのです。
では、具体的に空き巣犯が行う怪しい下見行動の前兆にはどのようなものがあるのでしょうか?以下で代表的なサインを紹介し、それぞれ対処法も解説します。
インターホンの不審な呼び出しによる留守確認
インターホンを鳴らして留守かどうか確認する手口は、空き巣犯が最も多用する方法です。例えば「インターホンが鳴って出てみたら誰もいない」という経験はありませんか?それは犯人が在宅者がいるか確かめるためにインターホンを押し、反応がなければ留守だと判断している可能性があります。
在宅だった場合は、玄関先でとっさにセールスや訪問業者を装って言い逃れをするので、不審に思われにくいのです。 こうしたインターホン確認への対策として、録画機能付きモニターインターホンへの交換が効果的です。
犯人は自分の顔を見られることを極端に嫌がるため、カメラ付きインターホンや玄関先に「録画中」と書かれたステッカーを貼っておくだけでも、犯行の抑止につながります。
非通知や無言電話による在宅時間の探り
固定電話などに非通知や無言電話が繰り返しかかってくる場合も要注意です。毎週決まった曜日や時間帯に非通知の無言電話がある場合、犯人がその日時に留守かどうかを確かめている可能性があります。
実際、空き巣犯は曜日・時間を変えて無言電話をかけ、留守になりがちなパターンを把握しようとするのです。一度電話に出てしまうと、「この時間は在宅だった」と知られてしまい、別の時間帯にまた無言電話がかかってくることもあります。
対策としては、非通知設定の着信拒否や、登録していない番号からの電話を留守電に切り替える方法があります。特に留守番電話の応答メッセージは「ただいま留守にしております」ではなく「電話に出られません」など、在宅か否か分からない表現に変更しましょう。こうすることで、犯人に生活パターンを悟られにくくなります。
玄関周りの見慣れない印「マーキング」
玄関ドアやポスト、門柱などに見覚えのない記号やシールが付いている場合、それは空き巣犯による「マーキング」の可能性があります。マーキングとは、空き巣が下見で得た情報(家族構成や留守時間帯など)を忘れないよう、自分たちだけに分かる符号で家に印を残す手口です。
マーキングとは、空き巣がその家や住人に関する情報を暗号やメモにして残すことです。実際に、ポストなどにマーカーで書かれていたり、付箋が貼り付けられたりといった事例がありました。
例えば表札やポストに小さく「D10-17R」と書かれたメモが貼ってあれば、「D(ダブル)=二人暮らし」「10-17=10時~17時留守」「R=戻り時間(Return)」といった意味かもしれません。犯行グループによって符号の種類は様々ですが、アルファベットや数字、〇×印などで家族形態や留守時間を示す例が報告されています。
また、色付きのシールやテープが貼られている場合もあります。例えば丸いシールで赤や金色なら「この家は侵入しやすい」、白や黄色なら「侵入の可能性あり(留守が多い)」、黒なら「侵入不可(人がいる)」といった意味を示す犯行グループもあるようです。
シールは一見すると装飾やゴミに見えて気づきにくいため、普段から玄関周りの異変に注意してください。 さらにマーキングには、チョークや油性ペンで壁や郵便受けに小さな記号を書き込むケースのほか、玄関先に小石を置くといった手口も確認されています。
玄関ドアの前に小石や枯葉をわざと置き、後日それが動いていなければ「長期間留守にしている」と判断するのです。ガスメーターや電気メーターの裏、排水管の陰など普段住人があまり見ない場所にマーキングされることも多いので注意しましょう。
マーキングを発見したときの対処法としては、まず証拠として写真に残し、速やかに消去・除去することが肝心です。一度付けた印が消されると、犯人側も「家主に気付かれた」と察して犯行を諦めるケースがほとんどです。
不安であれば念のため近隣の交番や警察に相談し、地域パトロールを強化してもらうのも良いでしょう。また、マーキングを消した後は防犯対策を強化し、「防犯意識が高い家だ」と示すことが大切です。

「WS920〇」だと、「女性一人暮らし、9時~20時不在、侵入できる」という意味になります。
見慣れない不審な人や車を何度も見かける
自宅周辺で普段見かけない人物や車両を頻繁に見かける場合も、空き巣犯が下見をしている前兆かもしれません。空き巣は一度の下見で済ませず、時間帯を変えて何度も様子をうかがうことがあります。しかし何度も同じ人間がウロウロしていては怪しまれるため、犯人はしばしばカムフラージュします。
その典型が「スーツ姿」や「作業着姿」です。スーツ姿なら営業マンのように装ってインターホンを押すことができますし、作業着なら工事業者になりすまして他人の家の窓付近に近寄っていても不自然ではありません。中にはジョギングウェアで周囲を走り回り、何度家の前を通っても怪しまれにくくする手口もあります。
このような不審者への対策として有効なのは、勇気を出して挨拶をすることです。見知らぬ人に「こんにちは」と声を掛けるだけでも、犯人に「近所の人から見られている」「顔を覚えられたかも」という心理的プレッシャーを与える効果があります。
実際に、空き巣犯が犯行を諦めた理由の第1位は「近所の人に声をかけられたから」であるとのデータもあります。不審な車両についても、車種やナンバーをメモしておき警察に情報提供しておくと安心です。もちろん明らかに怪しい人物が敷地内をうろついている場合など緊急性が高いときは、ためらわず110番通報してください。
空き巣に狙われやすい家の特徴

空き巣犯は下見の段階で「あの家なら成功しやすい」と判断するとターゲットを決めます。その際にチェックしている主なポイントは以下の3つです。
- 侵入しやすく逃げやすいか
- 近隣住民からの監視が少ないか
- 留守である時間が多いか
これらを総合的に見て、多く当てはまる家ほど空き巣に狙われやすい条件が揃っていると言えます。以下では、空き巣の標的になりやすい家の具体的な特徴を解説します。当てはまる点がないか、ぜひご自宅をチェックしてみてください。
留守が多く生活パターンを読まれやすい家
空き巣犯にとって一番避けたいのは、人がいる家に侵入して鉢合わせしてしまうことです。したがって「この家は留守が多い」と悟られると格好の標的になります。以下のような状態は要注意です。
- 郵便受けに郵便物や新聞が溜まりっぱなしになっている
- 夜になっても明かりがつかない家
- 平日昼間にずっとカーテンが閉めっぱなし
- 何日も同じ洗濯物が干しっぱなしになっている
また、洗濯物は量や種類で家族構成や性別まで推測されてしまいます。例えば女性の一人暮らしだと悟られると、空き巣だけでなく侵入者が直接危害を加えるリスクもあるため非常に危険です。一人暮らしの女性は外干しを避けて室内干しにするか、干す際に男性物の衣類を混ぜておくなど、生活感から個人情報を読み取られない工夫をしましょう。
生活リズムが単調で留守時間帯がはっきり分かる家庭も注意です。毎朝決まった時間に出かけ、夜遅くまで帰らない共働き家庭などは、犯人に「○時~○時は確実に留守」とパターンを読まれてしまいます。在宅ワークの日を作る、勤務時間をずらすなどして不在時間にムラを持たせるのも有効でしょう。
防犯意識が低く侵入されやすい家
家の構造や習慣として泥棒に入りやすい隙が多い家も狙われやすくなります。以下のような点はありませんか?
- 戸締まりの習慣が甘い
- 一つのドアに鍵が一ヶ所だけ
- 2階やベランダへの足場になる物が放置されている
- 窓の構造が単純で破りやすい
- 防犯カメラやセンサーライトが設置されていない
- 犬を飼っていない
特に無施錠(鍵のかけ忘れ)は、侵入窃盗の手口の中で最も大きな割合を占めると言われています。一戸建てでもマンションでも、わずかな外出時にも必ず鍵をかける習慣を徹底しましょう。
また玄関の鍵が古いタイプでピッキング対策がなされていない場合、ディンプルキーなど最新の防犯性の高いシリンダー錠に交換することをおすすめします。泥棒は鍵を見るだけで破りやすい家かどうかを判断しますので、最新式の鍵や補助錠がついているだけで犯行対象から外れることもあります。
マンションやアパートの場合は特に1階の部屋が狙われやすい傾向があります。通りに面した窓やベランダから侵入しやすいためです。1階にお住まいの方は窓に補助錠や防犯フィルムを追加する、センサーライトを設置するなど、防犯対策を強化しましょう。
人目が少なく逃走しやすい立地の家
空き巣犯は侵入のしやすさだけでなく、侵入後に逃げやすいかも重視します。犯行におよびやすいのは以下のような環境です。
- 周囲で人目につきにくい場所
- 近所付き合いが希薄な地域
- 駅や大通りに近い
- 周囲に防犯カメラがない
- 塀や植木など死角が多い外構
例えば、高い塀や大きな植木で囲まれた家はプライバシーは保てますが、そのぶん犯人にとっては「人に見られずに侵入できる」理想的な環境です。また、近所で挨拶や立ち話をする人がいるような地域は避けられがちで、逆に誰とも顔を合わせないような地域は狙われやすいと言われます。
実際に空き巣犯の多くは「近所同士の助け合いがある地域は避ける」と証言しており、犯行を諦める理由のトップに「近所の人に声をかけられたから」を挙げています。
このように、人の目が届かず逃げやすい立地にある家は要注意です。すぐに環境を変えることは難しいですが、後述する防犯カメラの設置や近隣住民との協力によって「人の目がある」状況を作り出すことが大切です。
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空き巣に入られないための効果的な防犯対策

空き巣被害を防ぐには、前兆に気づくことも大切ですが、そもそも狙われにくい家にしておくことが最も重要です。空き巣犯は下見の段階で侵入の難易度を見極めています。逆に言えば、泥棒目線で「ここは手強そうだ」と思わせる防犯対策を施しておけば、犯行を未然に防げる可能性が高まります。
警視庁のデータによれば、空き巣は侵入に5分以上かかる場合、約7割が犯行を諦めるという統計があります。つまり「侵入に時間がかかる=防犯対策がしっかりしている家」となり、ターゲットから外されやすくなるのです。以下に、今日からできる具体的な防犯対策を紹介します。
戸締りの徹底と防犯意識を見せる工夫
| 1位 | 2位 | 3位 | |
|---|---|---|---|
| 一戸建住宅 | 無締り | ガラス破り | 合鍵 |
| 共同住宅[3階建以下] | 無締り | ガラス破り | 合鍵 |
| 共同住宅[4階建以上] | 無締り | 合鍵 | ガラス破り |
基本中の基本ですが、戸締りを徹底することが最優先です。空き巣被害の多くは玄関や窓の施錠忘れを狙われています。たとえ10分の犬の散歩でも、必ず施錠してから出る習慣をつけましょう。
また就寝時には1階だけでなく2階の窓もしっかり施錠します。換気のため少しだけ窓を開けて寝ているご家庭もありますが、わずかな隙間から特殊な器具でクレセント錠を開けられるケースもあるので注意が必要です。
次に、犯人に「この家は防犯意識が高い」と思わせる視覚的アピールも有効です。たとえば玄関や窓に防犯カメラ作動中のステッカーを貼ったり、ダミーのカメラやセンサーライトを設置したりする方法があります。空き巣は「自分が監視されているかも」と感じるだけで犯行を躊躇します。実際に防犯カメラがなくても、防犯シールを貼るだけで抑止力が高まるとも言われます。
また、新聞の見出しや自治体の防犯情報などを家の外から見える位置に掲示しておくのも一案です。「地域で空き巣多発!警戒中」などの張り紙を門扉に貼っておけば、犯人に「この家の人は防犯を意識しているな」という印象を与えられます。要は、「手強い家だ」と感じさせることが最大の防御策なのです。
窓・玄関の鍵を強化し二重ロックで時間を稼ぐ
空き巣の侵入経路として最も多いのは窓です。その侵入手口の約7割が窓からと言われており、無施錠の窓はもちろん、ガラスを割ってクレセント錠を開ける手口が目立ちます。そこで重要なのが窓の防犯対策です。 具体的には以下の対策を検討しましょう。
補助錠を設置する
窓には標準で中央にクレセント錠がありますが、あれは本来防犯用ではなく単なる留め具です。窓枠の上部や下部に追加の補助錠(鍵)を取り付けることで、ガラスを割られても簡単には開けられなくなります。
補助錠は上部につけると、犯人が手を伸ばして開錠しようとする際に外から手が見えやすくなるため効果的です。鍵が二つ以上付いているだけでも、犯人に「ここは侵入に時間がかかる」と思わせることができます。
防犯フィルムを貼る
窓ガラスに厚手の防犯フィルムを貼っておくと、割れにくくなるだけでなく、割れてもフィルムがガラスを保持するため、クレセント錠に手を入れにくく時間が稼げます。
最近は素人でも貼れるタイプの防犯フィルムが市販されていますので、DIY感覚で貼ってみるのも良いでしょう。防犯フィルムを貼る際は、窓全体に隙間なく貼り付けることと、複数の窓に施工することがポイントです。
窓に面格子を取り付ける
一戸建ての1階やマンション1階の窓には、頑丈な面格子を付けるのが効果的です。面格子があると外側からそもそも窓ガラスに手が届かなくなり、割られるリスクが大幅に減ります。
また、泥棒が面格子を外そうとガタガタやっている間に人目についてしまう可能性も高くなるため、防犯効果は絶大です。
ワンドア・ツーロックにする
玄関ドアについても、ワンドア・ツーロックを導入しましょう。鍵が1つしかない古いドアには、後付けでチェーンロック型の補助錠を取り付けるだけでも違います。
ピッキングやバンピングにも強いディンプルキーへの交換も検討してください。侵入盗は玄関突破も狙いますが、鍵が2カ所あればピッキングに倍の時間がかかるため、それだけで諦める犯人も多いのです。
▼関連ページ防犯カメラ・センサーライトの設置で「見られている」状況を作る
泥棒が嫌がるものの代表が、防犯カメラとセンサーライトです。これらは直接犯人を捕まえるわけではありませんが、「録画されているかもしれない」「明るく照らされて顔を見られるかもしれない」という心理的な威嚇効果があります。
屋外用の防犯カメラは、最近では非常に安価で高性能なものが増えました。Wi-Fi接続でスマホからリアルタイム映像を確認できるタイプや、人感センサーで動きを検知すると録画開始・スマホに通知するタイプもあります。
設置したカメラの存在をアピールするため、あえて目立つ場所に付けたり「防犯カメラ作動中」のステッカーを貼ったりしましょう。センサーライトは、人が近づくと自動で強い光を照射するライトです。玄関先や裏庭、駐車場など暗がりになりやすい場所に取り付けておくと、不審者が近寄った瞬間にライトが点灯し、驚いて退散するケースが多いです。
電源工事不要のソーラー充電式タイプも売られており、手軽に導入できます。特に玄関脇や窓下など、人が立ち止まりやすい位置に設置すると効果的です。なお、防犯カメラやライトと併せてダミーのカメラを設置するのもコツです。
予算がなければ、本物と見分けがつかない外観のダミーカメラを数千円で購入し、家の四方に付けておけば、「どこから侵入しても見られている」と犯人に思わせることができます。さらに防犯アラームも併用すれば、万一侵入を試みられた際にも大きな音で威嚇でき、犯人を諦めさせる可能性が高まります。
留守を悟らせない生活上の工夫
空き巣に「この家はいつも留守だな」と悟らせない工夫も大切です。前述の通り、犯人が下見で最も注目するのは留守の時間帯です。そこで、留守にする際はできるだけ在宅と変わらない状態を演出しましょう。
ライトのタイマー設定
日没後に自動で室内照明が点灯するようコンセントタイマーやスマート照明を設定します。「暗くても人がいるかも?」と思わせるだけで犯人は敬遠します。長期不在時は室内だけでなく玄関ポーチの照明も夜間点灯させておくと効果的です。
洗濯物は外に干しっぱなしにしない
留守中に洗濯物を干しっぱなしにするのは厳禁です。長期間不在がすぐバレてしまいますし、防犯意識が低い印象を与えてしまいます。旅行前には必ず取り込むか、室内に干すようにしましょう。
郵便物の停止・回収
旅行や帰省などで家を空ける場合、郵便局の不在留置サービスを利用して郵便配達を一時停止するか、信頼できるご近所にポストの回収をお願いしましょう。郵便受けにチラシや郵便物がたくさん溜まっていると、一目で留守だと分かってしまいます。
留守電メッセージの工夫
固定電話の留守番電話メッセージを「ただいま留守にしております」としていませんか?それだと犯人の思う壺です。「ただいま手が離せません」等、在宅を匂わせるメッセージに変えておくと良いでしょう。
近所付き合いを大切にし地域ぐるみで防犯
空き巣犯が嫌がる環境として、「地域の連帯感が強いこと」も挙げられます。前兆の項目でも述べたように、犯人は人から声を掛けられたり見られたりすることを極端に嫌います。近所同士が挨拶を交わし、見慣れない人には「どちら様ですか?」と声を掛けるような地域は、犯人に敬遠されやすいのです。
普段から近所とのコミュニケーションを取っておくことで、お互いの家を見守り合う関係を築けます。たとえば新聞受けに新聞が溜まっていたら「留守かな?どこか出かけているのかな」と気にしてもらえたり、不審な人物を見かけたら声を掛けてもらえたりするでしょう。
実際に、先述したように「声をかけられたから犯行を諦めた」という証言があるほど、近隣の目は最大の防犯になります。自治体や警察署、町内会などが主催する防犯パトロールや見守り活動に参加するのも有効です。
地域を巡回することで、不審者への牽制になるだけでなく、防犯情報が住民間で共有されるメリットもあります。特に子どもや高齢者がいる家庭では、地域ぐるみの防犯体制が安心感につながるでしょう。
「ご近所だからあえて干渉しない」のではなく、「ご近所だからこそ助け合う」意識が、空き巣に強い街を作ります。日頃からの挨拶や声掛けを大切にしてください。
ホームセキュリティサービスの活用も検討
最後に、より高度な防犯対策としてホームセキュリティサービスの導入も検討しましょう。近年は警備会社各社から、戸建て向け・マンション向けの様々なプランが提供されています。
例えばALSOKやSECOMといった警備会社では、ドアや窓に開閉センサーを設置し、不審な侵入があれば即座にガードマンが駆け付けるサービスがあります。料金は月額数千円程度から利用でき、万一のときの安心感は絶大です。
また、IoT技術を活用したスマート防犯サービスも注目です。【MAMOLEO】のようにスマホアプリと連動し、遠隔で自宅の様子を見守ったり、外出先から家電を操作して在宅を装ったりできるサービスも登場しています。
室内カメラや人感センサーと連携して子どもの留守番を見守ることも可能で、特に小さなお子さんがいる家庭に人気です。初期費用や月額費用はかかりますが、家族の安全には代えられない投資と言えるでしょう。
もちろん、ホームセキュリティを導入していても過信は禁物です。日頃の戸締りやご近所の目など基本の防犯を疎かにせず、機械と人の目の両面から守りを固める意識が大切です。
万が一空き巣被害に遭った場合の対応

どれだけ対策をしていても、完全に空き巣被害をゼロにすることは難しいかもしれません。万が一、自宅に空き巣が入ってしまった場合はどうすればよいでしょうか。被害後の適切な対応を知っておくことも大切です。
安全の確保
帰宅時に窓ガラスが割られていたりドアがこじ開けられていたりして、空き巣被害に気付いた場合、まず犯人がまだ家の中に潜んでいないか注意してください。違和感を覚えたら無理に室内に入らず、近くで待機してすぐ警察に通報しましょう。犯人と鉢合わせしないことが第一です。
警察への通報(110番)
被害に気付いたら速やかに警察に通報します。現場に警察官が到着するまでの間、室内の状況はなるべくそのままにしておきましょう。
物色された形跡があっても慌てて片付けたりせず、指紋や足跡などの証拠が残っている可能性があるので触れないようにします。警察には「留守中に泥棒に入られたようだ」と伝え、見つけた異常箇所(割られた窓など)も説明しましょう。
現場検証と被害届提出
警察が到着したら現場検証が行われます。盗まれたものや壊されたものがあれば警察に伝えてください。後で気付いた被害品があれば追加で申告できますが、なるべくその場で分かる範囲の被害品を把握しておくとスムーズです。
現場検証後、「被害届」や必要に応じて「盗難品リスト」等の書類を提出します。盗難被害に遭ったことを公的に証明するためにも、被害届の提出は必ず行いましょう。
二次被害の防止
犯人に盗まれた物の中に家の鍵や身分証明書などが含まれていた場合は、二次被害を防ぐ措置が必要です。鍵を盗まれたなら速やかに鍵の交換を手配しましょう。
身分証や通帳、カード類が盗まれた場合は、クレジットカード会社や銀行にも連絡し、悪用されないよう手続きを行います。スマートフォンやパソコンが盗まれた場合は、遠隔でデバイスをロックしたり、各種パスワードを変更するなどの対処も忘れずに行ってください。
保険会社への連絡
火災保険や家財保険に加入している場合、空き巣による盗難被害が補償されることがあります。警察発行の被害届受理番号などが必要になるので、保険会社に連絡して指示を仰ぎましょう。保険金請求の手続きには警察への届出が前提となるため、必ず被害届を出しておくことが重要です。
▼関連ページ再発防止策の実施
被害に遭った後は、「もう一度同じ犯人に狙われるかも」と警戒してください。一度侵入を許した家は、防犯意識が低いと思われ再度ターゲットになる恐れもあります。
犯人がどこから侵入したかを警察と確認し、その経路の防犯強化を速やかに行いましょう。また、ご近所にも被害に遭った事実を共有し、地域ぐるみで注意喚起してもらうことも大切です。
まとめ
以上、空き巣の前兆に関する知識と対策について詳しく解説しました。特に一人暮らしの方や日中留守になりがちなご家庭は、ぜひ本記事で紹介した前兆サインに注意し、防犯対策を見直してみてください。
もし、鍵での防犯対策をお考えでしたら鍵猿までご相談ください。鍵猿でしたら、防犯性の高い鍵に交換したり、補助錠の取り付け、鍵の追加も一貫して行います。見積り・出張費無料で現場に駆け付けますので、鍵のことで何かお困りのことがあれば鍵猿までご相談ください。
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