伊達市の鍵交換・修理なら出張無料の鍵屋の鍵猿

NDR用のマルチロックシリンダーから、カバスターネオに交換しました。
シリンダー交換とは別作業で、既存の装飾錠がグラグラしていた為、
こちらも見させて頂くと、ビスが途中で破断しており、締め付けられていない状態でした。手持ちの補修パーツを使用し、グラツキも改善しました。

マルチロックはイスラエル生まれの大変強靭なシリンダーで、破壊耐性が非常に強いようです。
10数年前にマルチロックブームがあったのかわかりませんが、その年代に取り付けられたであろうと思われるものは目にします。しかし、真新しいものはあまり見かけないので、最近はあまり需要が少ないのではないでしょうか。
一般のシリンダーに比べ、特殊なピンの構造をしていますので、トラブルもすくなくないとの話もちらほら聞きます。

戸建て玄関のプッシュプルシリンダーの交換作業です。ゴールのD9-PXで、同じ形状のシリンダーでしか交換出来ないです。
在庫でFUKIのティアキーSコアを持っていて、それが取り付けできるので、そちらで交換です。上下2個同一で交換になります。シリンダー交換自体は簡単ですが、シリンダーを固定している裏板のネジがかなり固いです。緩み止めが入っているからで、自分で交換しようとするとネジをなめる可能性が高いのでご注意ください。裏板がとれればシリンダーを交換して40分くらいで作業完了です。

ティアキーのSコアはカムをつけかえることでPXとPZの両方に取り付けできるので便利です。通常のD9シリンダーだと両方を在庫で持っている必要があるので、ティアキーを持っておいた方が在庫管理しやすくなっていいです。

まずは解錠を行わないと交換が出来ませんので、解錠作業から行いました。
ギザギザの鍵でしたのでピッキングで簡単に空くかなと思いきや、全然回らず…あまりにも回らない為、交換する事は決まっておりましたので、破壊して開ける事になりました。
工具を使い10分ほどで鍵の破錠は終了し無事に部屋に入る事が出来ました。解錠後に部品の型番などを調べた所、同じメーカーの商品は在庫がありませんでしたが、別のメーカーで同じ規格サイズのものがありましたので、そちらに交換させて頂きました。
お客様のご希望通り、当日作業で交換まですべて終了しております。

ドアは解錠も出来ていないので、中にも入れません。予備の鍵をお持ちだったのですが、折れてしまった鍵が邪魔して開けることができません。
先ずは折れてつまってしまっている鍵を抜かなければなりません。試行錯誤し、なんとか抜けました。その後、予備の鍵を使って解錠。シリンダー内部に破損がないかお調べし、異常がなかったので作業を完了致しました。

今回折れてしまった鍵はMIWA社のU9RAというタイプの鍵で、非常に多くの住宅で使われているポピュラーな鍵になります。鍵にギザギザが刻まれていることが特徴で、そのギザギザの深いところから折れてしまっておりました。
再発を防止するためには、丈夫な鍵【ディンプルキーと呼ばれるタイプの鍵】に交換されることをオススメしております。