交野市の鍵交換・修理なら出張無料の鍵屋の鍵猿

まず現場に着き、現場の状況を確認致しました。
防犯サムターンが着いているかどうか、鍵を普段どちらに回してカギを開け閉めするかの確認し、ドアスコープがあったのでドアスコープからオープナーを差し込み引き上げで解除いたしました。
サムターンの感触をつかむまで少し時間が掛かってしまいましたが無事に解錠できました。

金庫を開けて裏蓋を取って確認すると、シリンダーのカムの緩みによってカンヌキが上手く動いてくれなかった事が原因のようです。

一度ダイヤルとカンヌキを取り外しシリンダーのカムが見えるような状態にし、ネジで止まっているだけなのでしっかりネジを閉め直してダイヤルとカンヌキを元に戻し、鍵をさして確認するとスムーズに回るようになりました。

部品の破損は見受けられないので、金庫の買い換えをする必要もありません。お客様にはシリンダーのカムを直すだけで修理できますとお伝えし、しっかりと修理させて頂きました。もし買い換えをご検討されている場合は、販売から古い金庫のお引取りまで行っておりますのでぜひご相談下さい。

玄関の鍵を一通り見させていただいたところ、ドア枠のストライクと呼ばれる部品の位置がずれてしまっており、それが原因でかんぬきとストライクの位置が合わずうまく収まっていないような状態でした。

ストライクのねじを緩めてみるとかなり前後に遊びがあり位置の調整が出来る状態でしたので、うまくかんぬきが収まる位置に調整し直し、鍵の開け閉めがスムーズにできるようになったので作業完了となりました。

いざ交換しようと作業を開始したところ、思っていたよりもドアの厚みが薄く、万能タイプのドアノブでもサイズが合いませんでした。

通常規格のものとサイズが違うので薄い扉に対応したものを取り寄せようとして4週間かかると言うことだったようです。

しかしホームセンターではなく鍵屋である弊社では、サイズが合わない部品でも扉に合わせて加工するなり、エスカッションという部品を使い厚みを足すなど、その場で臨機応変に対応できますので、問題なく取り付けすることが出来ました。

ご相談内容からして鍵が空回りしているのかと思い、とりあえず状況を見てみると、鍵自体は動きが悪いわけではありませんでした。錠前が劣化してバネが弱っていることが原因のようでした。

部品が故障しているため、錠前交換でご案内させていただき、取り付け可能な錠前を選択。もともとMIWAのTE-08という錠前がついていましたが、あいにく全く同じ部品の在庫が無かったので、TOSTEMのQDC-19という錠前で代用いたしました。こちらはTE-08よりもフロントプレートの横幅が短いですが、プレート部分のため動作に影響する範囲ではありません。既存の錠前を取り外して、新しいものに交換、動作確認して当日中に作業完了となりました。

交換前のTE-08も交換後のQDC-19も、ほとんど同じものであるため交換が出来ます。ですが、フロント・バックセットが同じTE-02であると、”錠前”の幅が違うためこちらの部品には交換が出来ません。一見して同じように見えても、代用できるもの出来ないものがあるため、その辺りの選定力はプロの強みでもあります。