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鍵屋鍵猿鍵トラブルトピックその他カインズで合鍵を作るときの注意点は?費用相場や作成にかかる時間を解説!

更新日:2025/07/24

カインズで合鍵を作るときの注意点は?費用相場や作成にかかる時間を解説!

カインズで合鍵を作るときの注意点は?費用相場や作成にかかる時間を解説!

この記事でわかること

  • カインズホームで合鍵を作成できるかどうか

  • カインズホームで作成できる鍵の種類と、作成できない鍵の例

  • 合鍵を作成する際に必要なものや作業の流れ

  • カインズホームでの合鍵作成にかかる費用と時間の目安

  • カインズで合鍵を作るメリットとデメリット

  • カインズ以外で合鍵を作る方法

記事監修者

田口季良(たぐちのりよし)
田口季良(たぐちのりよし)SLS株式会社 マネージャー

「すごわざ鍵開け達人」として関西・関東のテレビに出演。鍵職人としてのキャリアは12年、現在はエキスパート集団を束ねるマネージャー。親切丁寧な防犯アドバイスにも定評がある。

皆さんは合鍵を作りたいとき、どんなお店に行きますか?

街中であれば、近くに合鍵屋やリペアショップがあるという方も多いかもしれませんが、地方ではなかなかそういったお店を見かけないこともあります。

そんな事情を反映してか、最近はリペアショップを併設しているホームセンターが増えています。数年前はホームセンターのサービスカウンター近くや資材カットのカウンター、DIY工房近くに合鍵を作成してくれるところがあり、店舗で働く店員が簡単な鍵の複製を担当していました。複数のホームセンターではそういった部門が残っていますが、カインズはどうでしょうか?

昨今は鍵の種類が増えたことや、複製の難易度が跳ね上がったこともあり、ホームセンターはリペアショップなどのテナントに出店して貰っていることが多いようです。カインズも例外ではなく、公式サイトの店舗ページにも「併設テナント」の記載があります。

この記事では、カインズで合鍵を作る際の注意点や、作れる鍵の種類、費用相場、作成にかかる時間について詳しく解説していきます。

カインズで合鍵を作成することはできる?

カインズホームで合鍵を作りたいと考えている方も多いかもしれませんが、リフォームやDIY工具の貸し出し、資材の加工といったサービスへの案内はたくさんあるものの、合鍵作製に関する案内はありません。幅広いプライベートブランド(PB)商品を手掛けるカインズですが、合鍵サービスについてはもう自社では行わず、店舗ごとに併設されたテナントに任せているようです。

つまり、カインズに行けばどの店舗でも合鍵が作れる――というわけではなく、テナントにリペアショップなどが入っていない店舗では対応してもらえない可能性があります。

カインズホームの各店舗ページには「併設テナント」の情報が掲載されていますが、合鍵作製サービスを提供するテナントが記載されているのは259店舗中、43店舗のみでした(2025年6月調べ)。

▼ 都道府県別店舗数と合鍵作製テナント数 ▼
出店済の都道府県 店舗数(2025年) 合鍵作製テナント数
北海道 3 0
宮城県 5 0
福島県 11 1
新潟県 2 0
群馬県 30 1
埼玉県 33 7
茨城県 16 2
東京都 14 4
千葉県 20 6
栃木県 14 0
神奈川 18 3
静岡県 25 3
愛知県 12 4
山梨県 4 0
長野県 16 0
岐阜県 2 1
兵庫県 7 2
三重県 5 2
京都府 2 1
奈良県 1 1
滋賀県 2 1
大阪府 5 2
和歌山県 1 0
広島県 1 1
鳥取県 2 0
岡山県 2 0
福岡県 2 1
熊本県 1 0
沖縄県 3 0
合計 259 43


上の表からもわかるように、都道府県によっては合鍵作成ができる店舗がひとつも記載されていない地域もあります。合鍵を作るためにカインズへ足を運ぶ場合は、事前に店舗ページでテナントの有無を確認し、電話で直接問い合わせておくと安心です。

カインズに多く出店しているテナントは「プラスワン」と「e-工房」の2社ですが、どちらもカインズに限らず、様々なホームセンターに出店しており、前者は愛知・関西を中心とした中部・西日本エリア、後者は東京・千葉・神奈川など関東南部に多いようです。

【関東エリア】

東京都青梅インター店e-工房
八王子長房店e-工房
昭島店e-工房
町田多摩境店e-工房
千葉県八街店プラスワン
茂原店e-工房
船橋習志野店六角堂
市原店e-工房
佐倉店e-工房
千葉ニュータウン店e-工房
神奈川県城山店e-工房
三浦店e-工房
横須賀久里浜店e-工房
埼玉県川島インター店はんこ広場
浦和美園店e-工房
新座店はんこ広場
鶴ヶ島店e-工房
東松山高坂店六角堂
朝霞店ミスターミニット
行田店プラスワン
羽生店キースタンプ
蓮田店アールファクトリー
深谷川本店アールファクトリー
大利根店アールファクトリー

【関西エリア】

兵庫県神戸垂水店プラスワン
神戸西神南店リスペア
三重県桑名店ARTISAN
明和店マイ・サービス
京都府亀岡店ふじ六
奈良県奈良二名店プラスワン
大阪府東大阪店スマイルプラス
高槻店スマイルプラス
滋賀県甲賀店あーる工房

カインズの店舗数はやはり埼玉県や群馬県、千葉県といった関東地域に多く、合鍵作製ができるテナントも埼玉県では11店舗と最多になっています。

ただ、併設テナントとして記載がなくても、近くの商業施設にリペアショップがある、という地域もあるようです。カインズが展開している場所の近くではイオンモールなどの大型施設が集まる傾向があり、リアット!やプラスワンをはじめとするリペアショップは、近隣施設に出店している場合も多いようです。

カインズで作ることができる鍵

ホームセンターで作れる合鍵は、ギザギザした形状のいわゆる「刻みキー」に限られる――そんなイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。店員が複製する合鍵であれば、ブランクキーが在庫してある刻みキーしか対応はできないでしょう。

しかし店舗に併設されたリペアショップなどでは、対応できる鍵の種類が店舗ごとに微妙に異なりはするものの、刻みキー以外の複製も対応可能なところが殆どです。

特に社内に鍵屋部門を持つリペア業者(東大阪店・高槻店のスマイルプラスなど)が入っている店舗では、一般的な住宅用の刻みキーに加えて、難しいと言われているディンプルキーやウェーブキー、自動車のイモビキー複製にも対応しています。

リペアショップでも昨今は対応できる範囲が広がりつつあり、非登録制のディンプルキーなら作成可能な店舗もあります。特に集合住宅などで人気のGOAL V-18 は、対応可能としているショップが多い傾向にあります。

それではカインズで合鍵作成に対応している主な鍵の種類について詳しく見ていきましょう。

ピンシリンダー錠

ピンシリンダー(ショウワ、GOAL)

もっとも一般的で、ある意味もっとも古い住宅用の鍵で、ギザギザとした山型の刻みが鍵足(ブレード)の片側だけにあるのが特徴です。よく「ピッキングに弱い」鍵のひとつとされていますが、最近のGOAL のものなどは最多で7本のピンタンブラーを配し、アンチピッキングピンを備えているため、不正開錠には強くなっています。

ピンシリンダー錠のメーカーとしては古くからあるGOALやSHOWA、ALPHA といったメーカーロゴが入っている子鍵が多いです。美和ロックも昔はピンシリンダー錠を製造していたようなので、古いものであればMIWA 刻印が入ったものがあるかもしれません。

ピンシリンダーの鍵はブランクキーを持つショップも多く、キーマシンがあれば比較的短時間で複製が可能なため、併設テナント店の他、店員が複製担当している場合も対応が可能でしょう。

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ディスクシリンダー錠

ディスクシリンダー

こちらも古くから国内で普及していた鍵で、ピンではなくディスク状の部品を回転させて開錠する構造になっているウェハータンブラー錠のひとつです。美和ロックでの商品名は「ディスクシリンダー」でした。

ピンシリンダーとは違い、鍵足の両側に凸凹した刻みが入っていて、オリジナルキーであればMIWAの刻印があります。

メーカーは廃番にしていますが、現在でも使用している住宅が多く、合鍵屋ならブランクキーは欠かさず在庫しているでしょう。

切削もピンシリンダーと同様、簡単なのでアルバイト店員でも対応できる鍵の一つですが、ウェハータンブラー系のシリンダー錠は美和だけが作っているわけではないので、要注意です。

GOALの円筒錠などにはノブ内のシリンダーがウェハータンブラー錠になっているものもあるため、子鍵のメーカーロゴを確認しておきましょう。GOALのウェハータンブラー錠の合鍵作製はできない、と断られたらその店舗にはブランクキーがなかったのかもしれません。

また、古い車のギザギザの鍵も、ディスクシリンダーに似たウェハータンブラー錠の一種です。

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ロータリーディスクシリンダー錠

ロータリーディスクシリンダー(U9)

ディスクシリンダーから派生した構造で、ピッキングに弱かったディスクシリンダーにサイドバーという部品が追加され、より防犯性を高めた仕様になっています。

未だに美和ロックの主力商品のひとつであることからわかるように、手頃な値段であるにも関わらず、防犯には十分な性能を持つシリンダーで、建物のどこかに必ず使われていると言っても過言ではないシリンダーです。

子鍵の加工はディスクシリンダーよりも難しいため、「最もホームセンターで断られる鍵」のように捉えられているところがありますが、左右対称になっているURの方が嫌がられていたという話もよく聞きます。

リペアショップを始め、合鍵作成を扱う店舗であれば対応可能なところが増えています。

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一部のディンプルキー

GOAL V18

表面に丸いくぼみがあるディンプルキーは、シリンダーの構造が複雑なぶん防犯性も高く、通常のホームセンターでは対応していないことも多い鍵です。

カインズのテナントでも、関東の一部にネットワークを持つ「はんこ広場」などはディンプルキー複製は店頭でせず、メーカーから取り寄せる形になるところもあります。

ただ、リペアショップ系列で登録制ではないディンプルキーに限って対応している店舗が増えました。先述したようにGOALのV18をはじめユーシン・ショウワのWX(ウェーブキー)や、非登録制でリーズナブルなディンプルキーとして人気のあるWEST 916、近年特許が切れたMIWA PR などにも対応しているところがあるかもしれません。

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カインズでは作ることができない鍵

一部の特殊な鍵については、カインズに併設されたテナントでも作成に対応していない場合があります。特に、メーカーからの取り寄せが必要な登録制のディンプルキーや、車両のイモビライザーキーなどは、その場での複製ができないことが多いでしょう。

ただし、店舗によっては高度な機材を備えたテナントが入っており、自動車のイモビライザーキーやキーレスエントリー、自販機などに使う管鍵(エースキーとも呼ばれます)、棒鍵などにも対応していることもあります。

作製可否は機材のほかに店舗がブランクキーを持っているかどうかによって大きく変わります。ブランクキーは複製元によく似た、未加工の子鍵で、通常はこれをキーマシンで切削することで合鍵を作ります。

建物の鍵だけではなく、エースキーやロッカー・デスク類の鍵、車の鍵などにも対応できるかどうかは、店舗によって在庫しているブランクキーが大きく異なるため、事前に確認しておいた方が無難です。

それではカインズで対応が難しいとされる鍵について詳しく解説します。

登録制のディンプルキー

防犯性能の高いディンプルキーのなかでも、登録制の製品についてはカインズ店舗に限らずどこでも複製は不可能です。登録制シリンダーの多くは何らかの知的財産権で保護されているため(特許・実用新案・意匠)、無断で他社が複製できないのです。

同じように、複製を前提としたブランクキーやキーマシン用のブレードの製造や販売もできません。

これらのシリンダーは、子鍵といっしょにセキュリティカードが付いてきます。引っ越したときなどに新しい鍵にカードがついてきたら、その住宅の玄関鍵は「登録制の製品」ということになります。

セキュリティカード
美和ロックのセキュリティカード(緑)

セキュリティカードには鍵番号やセキュリティ番号という、鍵の持ち主とシリンダーを紐づける情報が記載されています。登録制の鍵には子鍵に鍵番号の刻印がないものも多いのですが、そのような鍵はセキュリティカードに鍵番号が記載されています。

現時点でセキュリティカードがついてくるハイセキュリティシリンダーのリストを見てみましょう。

【セキュリティカードつきのシリンダー】

  • GOAL Grand V(グランブイ)
    カードではなくタグ
  • 美和ロック WRシリンダー、LB、JC/JNシリンダー、
    WRのみ青色のカード
  • ALPHA FBロック、フォルストシリンダー
    子鍵に鍵番号刻印がないため、カードに鍵番号が印刷されている
  • フキのTIERKEY
    子鍵に鍵番号刻印がないため、カードに鍵番号が印刷されている
  • シブタニ Clavis(クラヴィス)F22、Q18
    子鍵に鍵番号刻印がないため、カードに鍵番号が印刷されている
  • ロックマンジャパン メガクロス
    子鍵に鍵番号刻印がないため、カードに鍵番号が印刷されている
  • ロイヤルガーディアン
    鍵登録すると合鍵作製時に必要になるキーコードが発行される
  • マルティロック
    子鍵に鍵番号刻印がないため、カードに鍵番号が印刷されている
  • ドルマカバ社 カバスタープラス、スタークロス、カバスターネオ
    物理的なカードはないが、持ち主が公式サイトで鍵登録をする。鍵番号、シリアル番号、暗証番号を登録しておくトリプル認証

登録制の鍵の複製には鍵番号、セキュリティカードの提出などが必要になります。マルティロック、ロイヤルガーディアン、GOALなど、メーカーによっては、本人確認書類(運転免許証など)や子鍵の画像か子鍵の原本も必要になります。

合鍵を扱う店舗の多くはメーカーからの取り寄せが可能なところも多いので、ネットから発注するのが困難だったりする場合は取り寄せて貰うのも良いでしょう。

ただし、だいたいは手数料を取られますので、コストを重視する場合は自分でメーカーサイトにアクセスし、発注する方が安上がりです。

非登録制のディンプルキーであれば、対応可能なテナントもありますが、登録制のものについてはメーカーや物件の管理会社を通じた正規発注が必要になります。

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イモビライザーキー

イモビライザーランプ

イモビライザーキーは、鍵に内蔵されたICチップと車両側の認証システムの情報が合致したときにはじめてエンジンが作動する仕組みの鍵で、盗難防止システムのひとつです。特に、合鍵による乗り逃げを防ぐことができるため、アメリカやヨーロッパでは搭載が義務付けられましたが日本では見送られました。

そのような事情もあって、スマートキー、キーレスエントリー、刻みキーいずれにも採用されている可能性があり、複製に対応しているところは鍵屋のなかでも限られています。

カインズのテナント店舗のなかでは、スマイルプラスやプラスワン、e工房の一部店舗がイモビキーのコピーに対応しています。

しかし、イモビキーは複製用のマシンをひとつ持っていれば世界中のどんな車にも対応できるというものではないため、イモビキー複製可能としている店舗でも対応できるのは国産車だけかもしれません。

輸入車はセキュリティシステムが厳しく、複製も難しいのですが、バイク用のイモビライザーキーが普及し始めたのは近年になってからなので、鍵屋でも対応できるところが殆どありません。

難しい鍵だとわかっている場合は訪問する前に電話で問い合わせて確認をしましょう。

イモビキーなのかどうかわからない、という場合は、マニュアルなどを見て確認しておきましょう。稀に、店舗にある複製用の機器でイモビキーかどうか確認できます、としている店舗もありますが、年式、型式くらいは把握しておいた方が良いです。

年式などが確認できる車検証の見方については下記記事を御覧ください。

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カインズで合鍵を作る際に知っておきたいこと

カインズで合鍵を作ろうと考えたときに、事前に知っておくとスムーズな情報がいくつかあります。

どのような流れで作業が進むのか、そして費用や作成にかかる時間はどの程度か――店舗によって差はあるものの、基本的なポイントを押さえておくだけでも、当日の対応がぐっと楽になります。

最近ではリペアショップに行ったことがない人も多いかもしれませんから、不安な方はこれから説明する情報を参考にして下さい。

カインズで合鍵を作るときに必要なもの

通常、鍵の複製時に提出を求められるものはありません。複製して貰いたい鍵とその持ち主の住所が特定できてしまうということは、持ち主にとっての防犯リスクでもあるからです。

ただし、受付カウンターには複製してほしい子鍵、できれば「元鍵」とも呼ばれるオリジナルキーを持参するようにして下さい。テナント型のリペアショップでは、複製からの複製でも対応してくれるところがありますが、合鍵というものは基本的にブランクキーを元の鍵に沿って切削する作業なので、ちょっとした誤差は出ます。

既に誤差が出ている合鍵から鍵を作ると、誤差の幅が大きくなり、鍵が回らない、シリンダー内でひっかかった、という更なるトラブルを引き起こす可能性があります。

ホームセンター店員が切削を担当するところでは、合鍵から合鍵の作製は断られます。これはそういった合鍵を作製したことで起こり得るトラブルを未然に防ぐためですので、断られたからといって深く考えず、専門業者へ持って行くようにしましょう。

登録制のディンプルキーを取り寄せて貰いたい場合、メーカーや鍵の種類によっては身分証明書の提出が必要なものもあります。店員にコピーを取られるのが不安な場合は、自分で手続きをした方が良いでしょう。

カインズで合鍵を作るときの流れ

作成時の流れに特殊なものはなく、店舗の受付に元鍵を持参して複製を依頼します。

カウンターで複製を依頼する際に、店員が元鍵を見て対応可能かどうかを教えてくれます。折れたり曲がってしまった鍵の対応可否はこの時に教えてくれると思いますが、これも店舗の持つ機材によってできる・できないがはっきりと分かれますので、事前に確認しておいた方が時間の無駄にならずに済みます。

複製ができるとなると、複製にかかる料金なども案内されます。

作製の時間は鍵の種類によって違いますが、鍵ができあがったら料金を支払って終了です。元鍵を持ち帰るのを忘れないうようにして下さい。

カインズで合鍵を作るときにかかる時間

鍵の種類によって必要な時間が違いますが、資材カットの部署やプロカウンターなどで作成して貰えていた刻みキーであれば5〜10分くらいが目安です。

ディンプルキーなどを依頼する際は、20分ほどでできあがる、と謳う店舗が多いですが、40分以上かかる鍵もあるので、30分〜1時間程度は見積もっておきましょう。

純正キーの取り寄せを依頼した場合、納期は2~4週間になります。繁忙期や大型連休を挟むときは、更に長くなることもあります。メーカーからの取寄せを依頼したい場合は、納期のこともよく考えておきましょう。

カインズで合鍵を作るときにかかる費用

合鍵作成、要するにキーマシンで切削する鍵の複製にはブランクキーが必要になるので、作業料金にはこのブランクキー代というものが含まれています。

簡単なものであれば500〜1,000円ほどで作成できますが、ディンプルキーなどはブランクキーが高額なこともあり、2,000円以上することが多いです。

ちなみに、2024年あたりから原材料価格高騰のため、メーカー各社が商品の値上げを通達しています。これは合鍵用のブランクキーやメーカーに作って貰う追加のオリジナルキーも無縁ではなく、大手リペアショップも次々に価格改定をしています。

以前は700円くらいで作れた刻みキーも、1,000円を超えることが珍しくなくなってきました。これからも値上がりがある可能性が高いですが、2025年春~夏の相場は下記のような形になっています。

鍵の種類料金(税込)
刻みキー(住宅・乗り物)770~1,430円
特殊キー(ディンプルキー・ウェーブキーなど)2,970~5,500円

カインズで合鍵を作るメリット・デメリット

カインズではリペアショップなどのテナントが合鍵作製してくれる、ということは、一見すると利便性が高く、とても良いことのように思えます。
しかし本当にメリットだけなのでしょうか?
ここでは、カインズで合鍵を作る際に知っておきたいメリットとデメリットについて解説します。

カインズで合鍵を作るメリット

メリット

カインズで合鍵を作る最大の利点は、やはり気軽さです。合鍵を作りたいと思ったとき、どこに頼めばいいか迷う方は多いものです。その点、カインズのようなホームセンターで合鍵作成サービスを利用できれば、買い物のついでに済ませられるうえ、鍵屋を探す手間もなく、気軽に立ち寄れるという利便性があります。

対応している鍵であればその場で即日作成してもらえることも多いですし、取り寄せが必要な場合でも、店舗経由で手配してもらえるため、メーカーとのやりとりを自分で行う必要がありません。

また、テナントに入っているリペアショップの設備や技術によっては、ディンプルキーの一部にも対応していることもあり、カバーできる鍵の種類が比較的広い印象です。

カインズで合鍵を作るデメリット

一方で注意したいのは、すべてのカインズに合鍵作成のテナントがあるわけではない点です。実際には全国259店舗(2025年7月現在)のうち、合鍵作成に対応している店舗は約40件程度に限られており、サービスの有無は地域によって大きく異なります。また、鍵の種類によっては対応可否の判断や納期の確認が必要になることもあり、必ずしもすぐ作ってもらえるとは限りません。

また、一部のディンプルキーやイモビライザーキーなど、複製作成に何らかのハードルがある鍵や、単に技術的に困難なもの、設備が必要なものに関しては対応外としている店舗が殆どです。

ぶらりと立ち寄って、作りたい合鍵が作成できるとは限らない、という可能性が高いため、複雑な鍵の合鍵が欲しい場合は、違う選択肢を考えた方が良い場合もあるでしょう。

合鍵を作成するときの注意点

合鍵作成は気軽に依頼できるサービスですが、元の鍵の状態や種類によっては店頭で断られる、複製してくれるところが見つからない、といったトラブルにつながることもあります。

特に精度が求められる現代の鍵では、「とりあえず複製できればOK」とは言い切れない場面も少なくありません。

ここでは、カインズに限らず合鍵を作成する際に気をつけたい基本的なポイントについてご紹介します。

鍵の種類によっては合鍵を作成できないことがある

すべての鍵がその場で複製できるわけではありません。

精密で難しいと言われるディンプルキーだけでなく、美和ロックのECシリンダー用の鍵や、GOALの棒鍵(レバータンブラー錠用、昔の自動ドアなどでも使用)、シャッターの鍵や自販機の管鍵など、幅広くブランクキーを在庫していないところでは対応できない鍵はたくさんあります。

ECシリンダー
MIWA ECシリンダー

美和ロックのECシリンダーはマグネットキーとも呼ばれる、磁石の磁力を利用した、当時は画期的な鍵でした。ディスクシリンダーが普及したあと、更なる防犯性能を求めて70年代に開発・販売されました。

不正開錠ツールが開発されてしまったため、現在では廃番となっています。70年代の集合住宅や公団でよく採用されていたため、未だに使用している人はいます。特殊な鍵なので合鍵作製もメーカーに依頼するしかなく、コストもかかります。

棒鍵はレバータンブラー錠という、シリンダー錠ができる前の時代に主流だった錠前の子鍵です。
今となっては、アンティーク小物として扱われることの方が多い棒鍵ですが、未だにこの鍵を使用する建物もありますし、たくさんの自動ドアのロックにも使用されていたりします。
このため、GOAL、WESTが生産を続けているスペアキーです。

また、ホームセンターなどで店員が担当している合鍵作成の場合、よく「回せなかった」「シリンダー内で折れた」などのトラブルが起こる鍵は、作成できないと断られるといったこともあります。

合鍵というものは、元の鍵の形に沿ってブランクキーを削って作るものなので、ブランクキーが存在しないとスペアキーも作成できません。

店舗が持つブランクキーの在庫や、店長のポリシーによっては、簡単に作成してくれないこともあります。

合鍵から合鍵を作成することはできない

すでに一度複製された鍵(合鍵)から、さらに新たな合鍵を作ることは基本的に推奨されていません。複製を重ねることで微細なズレが生じ、鍵が回りにくくなったり、最悪の場合は鍵穴内で折れてしまうなどの不具合につながる恐れがあります。

ホームセンターや簡単な鍵の合鍵しか作成しないところは、この手の複製を大変嫌います。のちのちトラブルになったり、クレームを入れられたりすることが予想できるため、あまり進んで関わりたくないというのが本音かもしれません。

スペアキーしか残っていない、というような切羽詰まった状況においては、合鍵作成サービスがあるのかわからないところへ立ち寄るよりも、合鍵作成に強い鍵屋や、コンピューターキーマシンを導入していて、プロがいる合鍵屋に相談しましょう。

純正キーに比べて精度が落ちることがある

合鍵はあくまで「コピー品」であり、純正キーとは製造精度や材質に差があります。

合鍵の元となるブランクキーの素材は加工のしやすさに重きをおいているため、洋白が素材になっている元鍵より柔らかい真鍮が使われます。

コスト面でも真鍮は優秀ですが、変形しやすいという欠点もあります。

刻みキーの複製は、元鍵の形に沿って切削用のブレードが動く手動マシンを使用することも多く、セッティングなど機械を操作する人の経験や技術によって合鍵の良し悪しが決まります。更に、どんな腕のいい職人に作って貰ったとしても、元鍵の形に沿っているとはいえ全く同じというわけではありません。

普段の開け閉めには支障がなくても、ちょっとした差異がシリンダーの摩耗を早める原因になったり、防犯上の不安を招く可能性もあるため、精度を重視するなら鍵専門業者への依頼も検討したほうがよいでしょう。

カインズ以外に合鍵を作成することができる場所

カインズは全国的に知名度の高いホームセンターですが、合鍵の作成においては必ずしも万能ではありません。当然ながらカインズの店舗が少ない関東・東海地区以外の地域では、他のホームセンターや商業施設にあるリペアショップ、合鍵屋といったところに頼らざるを得ませんし、合鍵作成できるテナントがあるカインズ店舗でも対応可否や作成できる鍵の種類に違いがあったりして、「思っていた鍵が作れなかった」となることもあります。

そういったときのために、カインズ以外で合鍵作成が可能な選択肢を押さえておきましょう。

メーカー

合鍵の精度や信頼性を最も重視するのであれば、鍵のメーカーに直接注文するようにしましょう。

特にディンプルキーやウェーブキーの場合は、製造元にしか対応できない構造になっていることが多く、カインズや街の鍵屋では複製そのものが不可能です。

注文時には鍵番号のほか、登録制のシリンダーであればセキュリティカードや身分証明書が必要になることもあります。納期が長いのが難点ですが、品質と安全性を重視したい場合には最も確実な方法といえるでしょう。

他のホームセンター

カインズ以外のホームセンターでも合鍵作成サービスを提供しているところは多数あります。たとえば、コーナンは一部店舗で自社スタッフによる合鍵作成コーナーを常設しており、ディンプルキーの一部にも対応している例があります。また、DCMやビバホームなどでもリペア系のテナントが入っていれば合鍵の複製が可能です。

ただ、テナントになるリペアショップが被る可能性が高いのも確かで、コーナン、ビバホーム、ロイヤルホームセンターなどではカインズと馴染のe工房やプラスワンが出店していたりします。

ネットショップ

最近では、オンラインショップで合鍵を注文できるサービスも増えています。鍵の写真や鍵番号を専用フォームから送ることで注文が完了し、数日後には自宅に郵送されるという仕組みです。

鍵屋がオンラインショップから注文を受けて、合鍵を作成するというところもあれば、メーカーから取り寄せてくれるところもあります。

いずれにせよ、鍵番号を開示することになりますし、身分証明書のコピーも取られるところが多いため、ショップにはこれらを悪用しないという相当な信頼がないといけません。

近年ではネットショッピングの「お互いをよく知らない」文化を逆手に取って、盗み見た他人の鍵番号で合鍵を発注し、盗難やストーキングといった犯罪に悪用した事件があとを絶ちません。

侵入窃盗罪の認知件数は減っているのに「合鍵」による犯罪はむしろ増えているという、皮肉な結果も出てしまっています。犯罪のきっかけを作らないよう、利用する側にも理解や知識が必要ではありますが、わざわざ店舗に出向かなくても済むところが人気です。

鍵屋

もっとも柔軟で対応力のある選択肢が、街の鍵屋かもしれません。特に合鍵の専門店であれば、ディンプルキーの複製だけでなくイモビライザーキーの複製にも対応しているところが多く、精度や仕上がりにも定評があります。

コンピューターキーマシンといった設備がある鍵屋であれば、折れた鍵や曲がった鍵から合鍵を作成することも可能だったりしますので、事前に電話などで確認しておくと良いでしょう。店舗型の鍵屋も鍵開けや鍵交換といったサービスにも対応していることが多く、鍵に関するトラブル全般を任せられる存在と言えます。

対して出張専門の鍵屋の場合、合鍵作成での出動依頼を受けてくれるかどうか、確認が必要です。というのも、中には合鍵作成のみの依頼には出動しない、としているところもあるからです。

弊社の場合、合鍵作成だけのご依頼でも出動しますが、その際は軽作業料金の8,800円が必要になります。

他にも出張専門の鍵屋で、合鍵のご依頼を受けているところもありますが、多くは出張料金という形で似たような料金を提示しています。

高い、と感じられるかもしれませんが、我々の強みはお客様のご希望の場所へお伺いできるという点です。また、ホームセンターなどでは依頼しにくい、まとまった数の合鍵作成にもご対応できます。

近くにカインズがない場合は鍵猿までご相談ください!

「ホームセンターで作れなかった」、「近所に鍵屋がない」、「あちこちで断られてしまって途方に暮れている」―― 我々もそういった声をお客様からお伺いすることがあります。

都市部では、わざわざ高いコストをかけて鍵屋を呼ぶという発想があまりないかもしれませんが、地方や郊外では頼れる鍵屋さんや合鍵屋、金物屋が近くにいないケースも多く、鍵猿のような出張専門の鍵屋へのご依頼は意外と少なくないのです。

また最近では、ネットで購入した海外製の鍵や、防犯性能の高い特殊な鍵など、手に入る鍵の選択肢が広がった一方で、それらに対応できる技術や設備を備えた店舗は限られています。こうした鍵のメンテナンスや合鍵作成は、もはやどこのホームセンターでも簡単に済ませられる時代ではなくなってきました。

鍵猿は出張専門の鍵屋として、ご依頼があればお客様のもとへ直接伺い、ディンプルキーやウェーブキーに対応したキーマシンでクオリティの高い合鍵作成ができます。

メーカーからの取り寄せが必要な鍵や、特殊なキーマシンでないと複製できない鍵、まとまった本数の合鍵作成など、さまざまなケースにお応えできる可能性があります。

「これ、どこに頼めばいいんだろう?」と迷ったときは、ぜひお気軽に鍵猿までご相談ください。

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