宇治市の鍵交換・修理なら出張無料の鍵屋の鍵猿

玄関はYKKの引き戸で、戸先と召し合わせのツーロックのタイプです。
どちらも交換することは可能ですが、召し合わせ錠の取り替えが一般的ですので、そちら一ヶ所のみを交換することになりました。
召し合わせ錠は各社製品があり、色々と選べますが、一番安いもので構わないということでしたので、アルファ社のLP4056を取り付けることにしました。
使い勝手は既存のものとほぼ同じようなタイプです。
鍵を差し込んで、奥に押しながら回す必要があるため操作性は微妙ですが、最終的には空き家になるのと、今の鍵から変われば問題ないとのことでしたので、価格優先でご提案しました。
取り付け後、操作方法をご説明し、何回か開け締めをお試し頂いて、完了です。

とりあえずドアレバーを外して見ました。予想していた通り、故障の原因は錠前本体の故障でした。
どこかのパーツが破損したと思しき部品が落ちて来て、修理での対応はできないことが明らかになりました。
お客様には交換するしかない、ということをお伝えし、同じ錠前と交換することになりました。
ただ、こちらの部品は在庫がなく、取り寄せをしなければならないものでした。
特にドアの開け閉めには、問題がないため、取り寄せた錠前が届いてから再びお伺いしての作業となりました。

約10日ほどで部品が届き、施行日をご指定いただきさっそく作業に取りかかりました。
今回交換するのは、錠前本体の部分だけになり、シリンダーとレバーハンドルの部分は以前の物を使用します。
すべての部品を外して新しい錠前を取り付け、シリンダーとハンドルを戻して動作確認をしていただき、作業は終了です。

確かに抜き差しも引っ掛かりますし、鍵の回し辛さから錠前も劣化しているというのがよくわかりました。
あまりに古い製品ですので、全く同じものはもう無いのですが、今ついているものを外して新しい、別メーカーのものと取り替えることはできます、とお話をさせて頂きました。
見た目が変わることは気にしないし、防犯性能の高いものにしたい、とのことでしたので、ディンプルシリンダーの部品を提案させて頂きました。

まずは今ついている鍵部品を一式、全て取り外します。新しい錠前を埋め込み、そのあとシリンダーを取り付けるのですが、扉に開いていた取り付け穴が想定より大きかったので、化粧プレートをシリンダーの下に敷いて穴を隠しました。

下のシリンダーの動きが悪かったので外して見てみると、シリンダーの後ろにあるカムが少し磨耗しており、また錠前の動きも少し悪いようでした。
この248シリンダーは今は廃盤で、ピッキングで泥棒による被害が多発したシリンダーです。
持っている部品の中では、U9シリンダーとKABAのディンプルシリンダーの２種類いずれかに交換が可能でしたので、それぞれのシリンダーの特徴と料金、鍵が６本付くことをお伝えします。
結果、ディンプルシリンダーへの交換が決まり、料金をご了承頂き交換作業に入ります。
下の錠前の洗浄をしてみると動きが良くなったので、錠前交換もお話しましたがこのまま使ってみるとのこと。
プッシュプルハンドルを外してケースのネジ２本を外し、シリンダーをそれぞれ交換します。
プッシュプルハンドルを取り付けて動作確認をして問題なければ完了です。