ラパンのキーレスが反応しない!鍵の修理は自分でできる?
この記事でわかること
- 自分で修理できる!ラパンのキーレス不調への対処
- ラパンのキーレスが反応しない原因
- 鍵屋に依頼したほうがよい場合
記事監修者
「すごわざ鍵開け達人」として関西・関東のテレビに出演。鍵職人としてのキャリアは12年、現在はエキスパート集団を束ねるマネージャー。親切丁寧な防犯アドバイスにも定評がある。
「ラパンのキーレスが反応しない!」とお困りではありませんか?
長年ラパンに乗っていると、車体だけでなく鍵も経年劣化を起こします。
起こりえるトラブルの種類はさまざまで、その中には自力で対応できるケース・できないケースが発生します。
この記事では、ラパンの鍵のトラブルで、自力で対処できる場合と鍵屋に依頼するべき場合を解説します。
どうしてもキーレスが反応しない場合もご安心ください。鍵の専門業者「鍵猿」にてキーレスの修理・交換を依頼できます。
まずはお気軽にお電話してくださいね。
自分で修理できる!ラパンのキーレス:不調への対処法3選
キーレスがうまく作動しないとき、自力で修理できることもあります。
鍵屋やディーラーを頼る前に、まずはできることを試してみましょう。
ここからは、自力で対応できるキーレスの不調を解説します。
対処法1.キーレスの電池交換
キーレスのリモコンの電池が切れているだけなら、交換すれば元通りになります。
まずはキーレスに内蔵されている電池を確かめましょう。同じものは家電量販店に行けば高確率で手に入ります。
そのうえで、キーレスのカバーを取り外して電池交換を行います。精密ドライバーがあれば安全かつ簡単にカバーを外せるでしょう。
交換前に取扱説明書に目を通そう
交換作業へと入る前に、ラパンの取扱説明書を参照しておくのが無難です。
感覚的に作業を進めてしまうと、カバーを損傷させるなどのトラブルに遭いかねません。電池交換の手順は車のモデルやメーカーによって異なります。
作業の注意点としては、ホコリをカバーの内側に入れてしまわないことです。
ホコリが基盤に付着してしまうと、後々に故障の原因となる可能性があります。
電池の交換日を控えておこう!
そして、「電池を交換した日付」は控えるようにしておきましょう。そうすれば、次にキーレスが不調になっても電池切れかどうかを予想しやすいでしょう。
もしも交換から日が浅いのに不調が起こるようなら、電池切れ以外の原因がありそうです。
対処法2.リモコンのカバー交換
ラパンのリモコンカバーはプラスチック製で、ひびが入ったり割れたりすることがあります。
その結果、ボタンが上手く押せなくなる可能性も出てきます。
また、たとえ使用できたとしても、ひび割れた部分から水やホコリが侵入すれば基盤を損なう可能性があります。
カバーが壊れた時点で早急に対応しなければなりません。カバーの交換作業だけなら、自力でも十分に行えます。
リモコンカバーの交換方法
まずは、カバー付きの「ブランクキー(鍵穴に合わせて削る前の鍵)」を購入しましょう。
次に、鍵の専門業者に依頼して、ブランクキーを元の鍵の形に合うように削ります。
最後に、元の鍵からブランクキーのカバー内に発信機などの機械部分を移し替えます。
これで元の鍵と同じように動作できるか試してみましょう。
対処法3.リモコンボタンの接触不良
経年劣化などが原因で、リモコンボタンが接触不良を起こすこともあります。
こうなるとボタンを押しても手応えがありません。リモコンが作動しないので車の鍵の解錠ができなくなってしまいます。
電池交換してもリモコンが効かないのであれば接触不良の可能性も考えられます。
接触不良の対応方法
接触不良の修理は難しくなく、自力でも行えるでしょう。
まず、精密ドライバーのプラスを使い、キーレスのカバーを取り外します。
次に、スイッチ部分のゴムカバーと本体を解体しましょう。
本体はケースから取り出してボタンの周辺をパーツクリーナーできれいにします。滑らかにボタンが動くまで、作業を繰り返します。
それでも改善しないなら
それでもリモコンの反応が改善されないようなら、ゴムが劣化して厚みを失い、強く押さないと圧力が伝わりにくい状態になっている可能性があります。
これは、両面テープを用いることで解決できる場合があります。
ボタンと接触する基板に、クッション付きの厚い両面テープを貼り付けましょう。
テープの大きさはリモコンに合わせて切り取ります。この調整を経すると、接触が良くなることもあります。
ゴムの劣化状態を見極めながら、テープを1枚にするか2枚重ねにするかを判断することが大事です。
ラパンのキーレスが反応しないのはなぜ?考えられる原因
キーレスキーが反応しない原因は、主に以下の4つです。
順番に見ていきましょう。
電池切れを起こしている
もしもキーレスを操作してもドアが反応しないのであれば、電池切れを疑いましょう。
キーレスのシステムは電池によって作動しています。
解錠ボタンを押しても横のランプが点灯しないようなら、電池切れの可能性が大きいといえます。
車内や車の近くに鍵を置いておくと、電池切れが早まる!
電池切れを早めてしまう原因として、車内や車の近くに鍵を置いておくことが挙げられます。
車の近くにキーレスがあると、常に通信状態になるので電池を消耗しやすいのです。
強い電波を出す機器の近くにあるときも要注意
また、テレビやパソコン、携帯電話など強い電波を出す機器の近くにあるときは電池を消耗しやすいだけではありません。
電波障害をおこしてしまい、キーレスが反応しないことがあります。
ただ、丁寧にキーレスを管理したとしても、1~2年で消耗することが多いです。すぐに電池交換できるよう予備の電池をストックしておくことがおすすめです。
車が半ドアになっている
電池は切れていないにもかかわらずキーレスが反応しないようなら、半ドアになっていないかを確かめましょう。
車が半ドアになっているとキーレスでは解錠できません。
半ドアの際の対処法
まずは目視で車のドアを見てみましょう。半ドアになっている部分はわずかに隙間を作っているので、目視でも見つけ出せます。
半ドアの部分を強く押し込めば解消できます。なかなか見つからないときにはトランクも欠かさずチェックしましょう。
半ドアを解消したら、再びキーレスを操作して解錠を試みます。
車のバッテリーが上がっている
車のライトを消し忘れていたり、室内灯がついたままだったりするとバッテリーは上がります。
車のバッテリーが上がっているときも、キーレスに反応しなくなり、解錠ができません。
アナログの差し込むタイプの鍵には反応するので、とりあえずは鍵穴を使って解錠するようにしましょう。
バッテリーの状態は、エンジンをかけようとしたときに確認可能です。
エンジンをかけたいのに電気系統がつかず、車が起動しないようならバッテリーが上がっていると言えます。
バッテリー上がりへの対処法
バッテリー上がりの一般的な対処としては、他の車に協力してもらう方法が知られています。他の車とバッテリーをつなげて充電しましょう。
その後でキーレスを操作し、バッテリーが元通りになったかを確かめます。
もし近くに頼める人と車がない場合は、JAFなどのロードサービスに連絡しましょう。
キーレスの送信機能や車の受信機能が故障している
電池切れでもなく、バッテリーが上がっているわけでもないなら、キーレスそのものが壊れていることもありえます。
キーレスは大切に使っていれば簡単に故障するような代物ではありません。
ただし、落としたり強い衝撃が加わったりすると中の基盤が損傷することもあります。
水没時は要注意
キーレスを水没させたときにも要注意です。
トイレの中や水たまりなどにキーレスを落としてしまうと、わずかな隙間から水が入り込んでしまいかねません。
基盤は精密機械なので水に弱く、故障につながってしまいます。
キーレスが反応しないときは、とりあえず電池を交換!
キーレスが反応しないようなら、とりあえず電池を交換してみましょう。
それでも解錠できない場合は、キーレスの送信機能か車の受信機能が故障している可能性があります。ディーラーか自動車メーカーに持ち込んで、故障の原因を探ってもらわなくてはなりません。
キーレスの修理費用は1万円以上かかることが多いです。
受信機能が壊れているときは、費用はさらに高くなります。
鍵屋に依頼したほうがよい場合
外出先で鍵を紛失したときは、自力で対処するよりも鍵屋に相談することをおすすめします。
スペアキーを持っていない状態で鍵をなくしてしまうと、自力での開錠は非常に困難です。また、鍵を車内に置いたままでロックした場合も鍵屋を頼るのが得策です。
人によっては、あくまでも自力で鍵のトラブルを解決しようとすることもあるでしょう。
しかし、ピッキングなどによって無理やり開錠しようとすると、かえって鍵の状況を悪くしかねません。
鍵穴が壊れてから鍵屋などの専門業者を呼べば、修理の費用が無駄に増えてしまいます。
破損が起きた後では、鍵交換が必要となるケースもあり費用が高くなります。
鍵にトラブルが起きたら、早い段階で鍵屋に相談するのが賢明です。
自力で対応できない場合は鍵屋に依頼しよう
ラパンの鍵にまつわるトラブルはさまざまです。
電池交換などは自力でできるものの、鍵が摩耗していたり破損していたりすると業者を頼らなくてはなりません。
自力で解決できないトラブルが起きたら、ぜひ鍵猿にご相談ください。
鍵猿は出張専門の鍵屋です。お電話をいただけたら出張費無料で現地へ駆けつけます。
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