マツダ「デミオ」の鍵があかない！電池交換方法と解錠依頼先や費用
この記事でわかること
- デミオのスマートキーが反応しない時の開け方
- 鍵が開かないときに考えられる原因
- バッテリー上がりを直す方法
- 鍵をインロックした場合の対処法
- 鍵をなくした場合の対処法
- リアゲ―トが開かない場合の応急処置
- 鍵屋に依頼した場合の費用
記事監修者
「すごわざ鍵開け達人」として関西・関東のテレビに出演。鍵職人としてのキャリアは12年、現在はエキスパート集団を束ねるマネージャー。親切丁寧な防犯アドバイスにも定評がある。
マツダの人気車種「デミオ」の鍵が開かなくなった場合、どのような原因があるのでしょうか。
こちらの記事では、原因別の対処法と、自分で対処が難しかったり原因がわからない場合に、鍵屋などに依頼すると、どの程度の費用がかかるのかも併せて紹介していきます。
なお、お急ぎの方は弊社のフリーダイヤルまで直接お電話ください。
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目次
デミオのスマートキーが反応しない時の開け方
マツダ(MAZDA)が2019年まで製造・販売していたコンパクトカーであり、北米ではサブコンパクトカー、欧州ではBセグメントにそれぞれ車格が分類されています。
この項目では、マツダ「デミオ」のスマートキーが反応せず、鍵が開かない時の開け方について、ご紹介させていただきます。
内蔵されている補助キーで開ける
バッグやポケットに入れたままで、自動車のドアの施錠・解錠及び、エンジンのON/OFFを操作できるキーです。
スマートキーが反応しない場合はメカニカルキーを試します。
メカニカルキーとはスマートキーに内蔵されている非常用の補助キーのことで、メカニカルキーを鍵穴に挿し込んで回すことによりドアを開錠することができます。
メカニカルキーはスマートキーのノブを押したままスライドさせると出てきますが、取り出しにはちょっとしたコツが必要なため、万が一に備えてあらかじめ取扱説明書に目を通しておきましょう。
デミオの鍵の電池交換方法
デミオのスマートキーに使用されている電池の規格は「リチウム電池CR2025」です。コンビニなどでも売られている一般的なタイプの電池ですので入手するのは簡単です。
電池の交換方法はスマートキーのノブを押してメカニカルキーを取り出します。
次に、スマートキーに傷がつかないように保護テープなどを巻いたマイナスドライバーでカバーを引っかけ上に動かします。
すると少しだけ隙間ができるため、隙間部分にマイナスドライバーを入れ込んで持ち上げることでカバーを外します。カバーの下から出てきたキャップを外して電池を取り出しましょう。
新しい電池を入れる際は＋側を上にした状態にします。－側を上にすると液漏れなどの危険性があるため注意が必要です。
あとはキャップを被せてカバーを取り付け、メカニカルキーを差し込めば電池交換は終了です。
電池を交換してもスマートキーが使えないようであれば、マツダの販売店で見てもらいましょう。
鍵が開かないときに考えられる原因
車の鍵が開かない場合の原因は主に3つあります。
スマートキーの電池切れ
スマートキーのボタンを押してランプが点灯しなければ電池切れです。
マイナスドライバーなどでスマートキーのカバーを外して電池を入れ替えると、すぐにドアを開けられるようになります。
電池切れでないのに反応しない場合や電池交換をしている時間がない場合は、スマートキーからメカニカルキーを取り出して開錠しましょう。
半ドア
半ドアの状態だと鍵を開けることができません。全てのドアをしっかり奥に押し込んで閉めた後に再度スマートキーを試してみましょう。これで開錠できれば半ドアが原因だったということです。
バッテリー上がり
メカニカルキーで車に乗り込み、エンジンがかかるかどうかを確かめましょう。
まず、パーキングの状態にしたままブレーキペダルを踏みます。
次に、スマートキーのエンブレム側の面をパワースイッチに接触させます。
するとブザーが鳴り始めるため、すぐにパワースイッチを押しましょう。このとき、ブレーキペダルを踏んだままの状態であることがポイントです。
これでエンジンがかからなければバッテリー上がりが原因と見なして良いでしょう。
バッテリー上がりが原因かも！どう直す？
ドアが開かない原因が車側のバッテリー上がりの可能性があるとわかった場合、とるべき方法は2つあります。
1つはバッテリー上がりを自分で直すこと。
もう1つはプロに依頼することです。それぞれについてどのようにすればよいのか見ていきましょう。
バッテリー上がりを自分で直す
自力でバッテリー上がりを直す方法は2つあります。
1つ目は他車のバッテリーを使わせてもらう方法。
この方法ではブースターケーブルを使用します。ブースターケーブルはホームセンターやカーショップなどで販売されています。
まず、故障車と向かい合わせに救援車を置きましょう。
車間距離が遠すぎるとケーブルが届かないので注意が必要です。近くの場所に置いたら救援車のエンジンを切ります。
赤色のケーブルを故障者のバッテリーのプラス端子につないでから、救援車のバッテリーのプラス端子につなぎます。
その後、黒色ケーブルを救援車のバッテリーのマイナス端子につないでから、故障車のエンジンの金属部分につなげるのです。
このケーブルをつなぐ順番を間違えると上手く電流が流れません。ケーブルをつなげたら先に救護車のエンジンを、次に故障車のエンジンをかけましょう。エンジンがかかる順番にも気をつけるようにします。
エンジンがかかれば成功ですのでそのままアイドリングします。
最後にケーブルを外しますが、外すときもつないだときと逆の順番で行うようにしてください。
2つ目はジャンプスターターを利用する方法です。
ジャンプスターターはホームセンターやカーショップで販売されており、救援車のバッテリーを必要としません。
ケーブルを故障車のケーブルにつなぎます。その際、赤いケーブルをバッテリーのプラス端子につないだ後、黒いケーブルをバッテリーのマイナス端子につなげます。
その後、ジャンプスターターにもつないで、ジャンプスターターの電源を入れます。
これで故障車のエンジンがかかれば、バッテリー上がりは直りました。
ケーブルはつないだときと逆の順番で外しましょう。
もし、エンジンがかからなければ、一度ケーブルを抜いて数分時間を置きます。その後、再度ケーブルをつないでエンジンをかけてみましょう。
何度か繰り返すことでエンジンがかかる場合があります。
バッテリー上がりをプロに依頼する
自分でバッテリー上がりを直すのが難しい場合はロードサービスに依頼しましょう。スマートフォンのGPS機能を利用すれば、今いる場所がわからなくても駆けつけてくれます。
ただし、ロードサービスは契約内容によってサービスの対象外になるケースがあります。
その場合、修理業者に依頼する方法もあります。お金はかかりますが確実でスピーディーにトラブルを解決できるので安心です。
鍵をインロックした場合
車内にスマートキーを置いたままドアをロックしてしまう、いわゆるインロックが起きてしまった場合ドアを開ける方法は2通りあります。
1つ目は家族や知人、勤め先の同僚にスペアキーを持ってきてもらう方法です。
ただし、遠方でインロックしてしまった場合スペアキーを持ってきてもらうのは難しいでしょう。
頻繁に車を乗り降りする場合は、もしものときに備えて財布などいつも身に着けているものにスペアキーを収納しておくことをおすすめします。
2つ目はロードサービス、または鍵屋に開錠を依頼する方法です。
車の所有者はもちろんのこと同乗者であってもJAF会員である場合は無料で開錠が可能です。
鍵をなくした場合
鍵をなくした場合開錠するだけならJAFまたは鍵屋に依頼します。
鍵が見つからない場合は新しい鍵の作成が必要になりますが、JAFでは鍵の作成を行なっていませんので、鍵屋またはディーラーに依頼が必要です。
スピーディーな対応が必要な場合は鍵屋をおすすめします。
出張の鍵屋であれば1時間以内に現地に到着可能。また、鍵開けと作成を同時に行うため一度の連絡で済み便利です。
鍵屋よりも安く鍵を作成したい場合はディーラーに依頼しましょう。
ただし、スマートキーが届くまで2週間程度かかってしまいます。その間、スペアキーまたはメカニカルキーで対応することになります。
スマートキーを紛失した場合は必ず警察に遺失届を出しましょう。鍵を作成した後でも車が盗まれるなどのトラブルを防止するため届け出は必要です。
ちなみに、各都道府県の警察のホームページ内には遺失物の公表ページがあります。このページをチェックすれば、なくなったスマートキーが見つかるかもしれません。
マツダ「デミオ」のリアゲ―トが開かない場合
通常、電磁式リアゲートオープナーを押せばリアゲートが持ち上がるため、簡単に開けることができます。
ただし、電源が入っている場合は車を停止した状態で、マニュアル車はパーキングブレーキがかかっている状態、オートマチック車はセレクトレバーが「P」の位置にある状態でなければ開くことはできません。
リアゲートを開けることができない場合はバッテリー上がりや電気系統の故障の可能性があります。
応急処置
- まずはリアゲートを倒してください。
- 次にクリップを取り外します。この時クリップはなくさないように気をつけましょう。
- その後リアゲート車内側にあるカバーを外します。すると中からレバーが出てきますので右側に傾けると開錠できます。
その際、気をつけたいのがエッジに布などを当ててから行うことです。というのも、エッジがむき出しの状態だと作業中に手を傷つけてしまうかもしれないからです。
また、マイナスドライバーなどを使う際も自分自身を傷つけたり、車の部品を損傷したりすることがないように注意しましょう。
この方法によりリアゲートは開くことができますが、あくまでも応急処置です。
このままの状態で放置せずにマツダの販売店で点検を受けましょう。
鍵屋に依頼したら費用はいくら？
鍵屋に依頼する際の費用の目安を知っておくと、選ぶ際の基準になります。
まず国産車の鍵の開錠を行う場合、1万円程度が目安です。
次に鍵を作る場合は種類によって費用は異なりますが、およそ1万5000円～3万円ほどかかると考えてよいでしょう。
また、出張費をはじめ、部品代や深夜早朝対応などの費用がかかる場合もあります。頼んでから後悔しないためにも無料見積もりを依頼し、納得がいかなければキャンセルできる鍵屋を選ぶようにしましょう。
鍵の作成までスピーディーにできる鍵屋に依頼を！
駐車場所が自宅ではない場合、すぐに車を動かしたいと思うものです。
スピーディーに開錠や鍵の作成を済ませて、不安な状況から一刻も早く解放されるためには鍵の専門業者「鍵猿」へご依頼ください。
「鍵猿」は出張費無料で、必ず見積もりを出し納得してもらってから作業に入りますので安心です。
鍵のトラブルで困ったときは「鍵猿」にご連絡ください。
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