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更新日:2024/02/28

鍵を交換してスマートキーにしたい!メリットや自分で交換する方法について

鍵を交換してスマートキーにしたい!メリットや自分で交換する方法について

この記事でわかること

  • スマートキーの種類
  • スマートキーへの交換費用
  • スマートキーのメリット・デメリット

記事監修者

田口季良(たぐちのりよし)
田口季良(たぐちのりよし)SLS株式会社 マネージャー

「すごわざ鍵開け達人」として関西・関東のテレビに出演。鍵職人としてのキャリアは12年、現在はエキスパート集団を束ねるマネージャー。親切丁寧な防犯アドバイスにも定評がある。

今やドアの解錠・施錠方法は、鍵を鍵穴に差し込むパターンだけに限らず、さまざまなバリエーションがあります。特に、かざすだけのタイプやリモコン操作にも対応したスマートキーへの人気が上昇中です。

この記事では、スマートキーのメリットやデメリットにも触れながら、玄関の鍵をスマートキーに取り替える場合の費用や方法について説明していきます。

シリンダーからスマートキーへの交換も鍵屋の鍵猿にお任せください

スマートキーに取り替える前に、どんなスマートキーが自分に合っているかプロの意見が聞きたいという方は、ぜひ鍵屋の鍵猿にご依頼ください。

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スマートキーにはどんな種類がある?

ここでは、住宅用のスマートキーをいくつか紹介させていただきます。

スマートキーとは

スマートキーは、金属製の鍵を使用せずに施錠・解錠ができる鍵のことです。スマートロックとも呼ばれています。車の鍵も、近年は同じくスマートキーが主流になってきています。

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カードキー

カードキー

最初に紹介するカードキーは、非接触型ICカードを鍵として使用します
カードを読み取り部分にかざすことで瞬時にドアを施解錠できる仕組みです。

駅改札を通過する際に交通系ICカードをかざすシーンと、ほぼ同様の技術が採用されています。
企業やホテル、一般家庭まで様々な場面で重宝されているのがカードキータイプです。カード型なので薄くて軽量、財布などに入れて楽に持ち運びができるのは大きな魅力です。その反面紛失しやすく割れやすいというリスクがあり、従来型の金属製の鍵より、保管や持ち運び方法に注意を払う必要があります。

また、カードキーの読み取り機能が故障してしまう恐れがあるので、磁気の強いものにはなるべく近づけないようにしましょう。

リモコンキー

リモコンキー

リモコンキーは、自動車のキーレスエントリーとしてお馴染みの、鍵そのものがリモコンになっているタイプです。車のキーと同様、ドアの近くでキーのボタンを押すか、リモコンキーを持ったままドアに近づいたり、ドア側のボタンを押したりすることで施解錠できる場合もあります。

子供を抱いていたり、大量の荷物で両手がふさがっていたりする状況でも、近付くだけでキーが作動するのはこの上なく便利です。カードタイプより多少厚みがある形状ですが、それでも十分コンパクトなサイズで持ち運びも楽です。

暗証番号キー

暗証番号キー

暗証番号キーは、事前に登録した番号を入力することで解錠できるタイプです

オフィスやマンションの集合エントランスでも頻繁に見られる形式です。登録できる数字は4~8桁で、好きな数字の組み合わせを自由に設定できます。他人から推測されにくい暗証番号にすることで極めて高いセキュリティ性能を実現します

逆に、単純すぎる数字の羅列や個人の生年月日を使用した設定では、他人に推測されるリスクが一気に高まるので要注意です。

指紋認証キー

指紋認証キー

指紋認証キーは、人体の仕組みを利用した生体認証の一種を活用したタイプです
事前に本人の指紋を登録し、センサーで指紋を読み取ることで解錠します。他には、目の虹彩や顔を認識して解錠する生体認証も開発されていますが、最も一般に普及しているのがこの指紋を利用した認証キーです。
鍵を持ち歩く必要がなく、紛失するという概念もありません。しかし、乾燥やケガで指紋が認証できない可能性があります。

指紋は各人固有の情報で、親・兄弟とも一致しないと言われています。よって、防犯性はかなり高いとされています。

ICシール

ICシール

ICシールのスマートキーとは、ICチップが埋め込まれた小さなシールで施解錠を行うタイプです
技術的には最初に紹介したカードキーと同様ですが、シール状になっているので好きな物に貼り付けて利用できるのが他のキーにはない特徴です

ICシールによって、スマートフォンや車の鍵、キーホルダーなど各利用者にとって一番都合の良い対象物が鍵代わりになります。
ただし、わずかに厚みがある分、キャッシュカードやクレジットカードのように機械に挿入して読み込むものには貼り付けできません。

スマートロック

スマートロック

最後に紹介するスマートロックは、スマートフォンに専用アプリをダウンロードし、スマートフォンをかざすかアプリ操作を通じて施解錠するタイプです
多くの人にとって生活必需品であるスマートフォンが、鍵そのものとして利用できてしまうのは魅力的です

また、ほとんどのスマートロックアプリでは遠隔操作にも対応しているので、うっかり鍵を閉め忘れても出先からスムーズに施錠できる安心感があります。

鍵を家族のメンバーなどで共有したい場合も、わざわざ物理的に複製する必要はなく、各自がスマートフォンにアプリをダウンロードするだけなので手間がかかりません。スマートフォン紛失時がやはり心配かもしれませんが、スマートフォンやアプリ自体にしっかりとしたセキュリティを事前設定しておけばリスクはかなり軽減されます。

スマートキーの選び方

6タイプのスマートキーを紹介してきましたが、最適なスマートキーの選び方にも触れておきます。それぞれ長所や短所が異なるため、各個人のニーズに合わせて選ぶことをおすすめします。

まず、キー使用に伴う難しい操作が苦手な人は、かざすだけや近付くだけで使えるカードキーやリモコンキーが特に向いています。事前準備のいらないシンプルな操作性という点では、この2タイプが抜群です。
続いて、鍵を持ち歩きたくない人や小物を紛失しやすい癖がある人には、鍵自体を携帯する必要がない暗証番号キーや指紋認証キー、そしてスマートロックタイプがおすすめです

とにかく自宅のセキュリティが第一、防犯性を最大限に高めたいという場合は、一人ひとりの生体情報に基づく指紋認証キーや遠隔操作対応のスマートロックが向いているでしょう。

玄関の鍵をスマートキーに交換する際の費用

玄関の鍵をスマートキーに交換する際の費用は、キーのタイプや選ぶ商品によってかなり開きが出てきます。

基本的に鍵本体の費用と工事費を合わせたものが、鍵交換時にかかるトータルコストです。大まかには、工事費込みで2~17万円程度、生体認証キーの場合はそれ以上に高額となる可能性もあります。

また、スマートロックに関しては工事不要のタイプがあるため、商品次第で上記の相場よりさらに安くなるケースもあります。

平均的に、スマートキー本体の価格が高い影響で、通常のシリンダー鍵などに交換する場合と比べて費用は割高です。しかし、従来よりも防犯性能や利便性が向上することから、確かな費用対効果が得られるでしょう。

スマートキーに交換するメリットとデメリット

それでは、スマートキーに交換するメリットとデメリットについて順に確認していきましょう。

メリット

  • ピッキングなどの不正開錠を防ぐことができる
    スマートキーには鍵穴そのものがありません。従来型の鍵穴に鍵を挿し込んで解錠するタイプでは、ピッキングやバンピングといった技術を用いて巧みに解錠されてしまうリスクがあります。
  • 鍵の紛失や盗難リスクを軽減できる
    暗証番号キーや指紋認証キーの場合、鍵そのものを外出時に持ち歩く必要がなくなります。
  • 第三者による合鍵の複製が事実上不可能
    鍵そのものを必要としないタイプはもちろん、カードキーの場合もメーカーへの発注が必要なため、何らかの事情で第三者が合鍵を手に入れ不法侵入を試みる心配もありません。
  • 鍵の締め忘れが起きるリスクがない
    多くのスマートキーはオートロック機能が備わっています。施錠の手間が省けるのはもちろん、外出中に鍵を締めたかどうか不安になることもありません。

デメリット

  • 電池切れが起きることで施解錠できなくなる
    特にスマートフォンが鍵代わりの場合、他の様々な用途でスマートフォンを使用しているうちに、うっかり電池を消費し切ってしまうトラブルが起こりうるでしょう。そうした事態を未然に防ぐには充電器を携帯する必要があり、リモコンキーであれば定期的に電池交換しておく対処が欠かせません。
  • スマホなど電子機器自体の不具合により、施解錠機能が正しく作動しなくなる
  • 意図せず外に締め出されてしまうリスクがある
    特に従来の鍵からスマートキーに変えたばかりのタイミングでは、日頃の行動の癖が抜けておらずうっかり手ぶらで外出するミスを冒す確率が高いでしょう。オートロック機能の利便性の裏返しですね。特に一人暮らしや家族が家を留守にする機会が多い人は、より一層、注意する必要があります。
  • 合鍵の作製が容易にできない
    スマートキーは、最寄りの鍵屋にて短時間で合鍵を作れるような単純な仕組みではありません。合鍵が欲しい場合はメーカーに依頼する必要があり、実際にスペアキー製作に応じてもらえたとしても、通常より時間を要し費用が高額に上る可能性があります。
  • ペースメーカーを埋め込んでいる場合使用に注意が必要
    スマートキーからの電磁波が悪影響を及ぼす恐れがあるので該当する人は注意が必要です。メーカーや主治医の指示に従いましょう。

スマートキーへの交換は自分でできるの?

コストを抑えるためにも、スマートキーへの交換が自分でできるのか気になる人もいるのではないでしょうか。個人差はあるはずですが、スマートキーへの交換は自分で対応できてしまう場合もあります。

交換する前に確認したいこと

本当に問題なくスマートキーの交換が可能かどうか、事前に何点かチェックする必要があります。

まず、スマートキーはドア側に専用の電子機器を取り付けるため、そのスペースが十分にあるのかドアの作りを確認してください
続いて、ドアノブが握り玉タイプで鍵穴と一体になっているものなどは対応製品が見当たらず、やはりスマートキーへの交換は困難です。
そして、賃貸住宅に住む人にとっては、ドアに穴を空けて取り付けるタイプのスマートキーには交換できません

そして、スマートキーの商品の中にはドアや枠の加工工事が必要なものがあり、これらのタイプは自力での取り付けは難しいでしょう。逆に、既存の鍵穴にそのまま取り付ける工事不要の簡易タイプであれば、基本的には自力でも設置できるはずです。

自分で交換する方法

自分で鍵交換する場合は、簡易タイプのスマートキーが選択肢となります
簡易タイプを自力で取り付ける際は、プラスドライバー、マイナスドライバー、ペンチなどが必要ですが、DIYに慣れていればこの程度の工具は自在に使いこなせるという人も多いでしょう。具体的な交換方法は、既存の鍵や交換するスマートキーの種類により異なるので、説明書やメーカーのホームページを入念に確認して作業してください。

もちろん自力での鍵交換に不安があるならば、無理やり作業を進めるのは回避した方が無難です。間違った取り付けや加工を施して後悔しないで済むよう、初めから業者に一任することをお勧めします。

玄関の鍵をスマートキーへ交換するなら鍵猿におまかせ!

鍵をスマートキーに切り替えて、防犯性能を高めると共に、施解錠の操作性や利便性を向上させたいなら、プロの技術で確実・スピーディーに取り付けるのが安心です。
万一、素人による設置で何らかのミスがあった場合、スマートキーが本来のセキュリティ機能を確実に発揮できない恐れがあります。
玄関の鍵をスマートキーへ交換したいという場合はぜひ鍵屋の鍵猿までご相談ください

※なお、鍵猿では電子錠・電気錠の修理は基本的にできません。メーカー対応あるいは電子錠・電気錠の本体交換、新規取り付けによる対応となります。

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