ホンダの車の鍵はどうやって電池交換する?鍵を紛失した際の対処法も解説!
この記事でわかること
- ホンダ車の鍵の種類
- イモビライザーの機能
- 鍵が使えない状況
- ホンダの鍵の電池交換方法
- ホンダ車の鍵を紛失したときの対処法
記事監修者
「すごわざ鍵開け達人」として関西・関東のテレビに出演。鍵職人としてのキャリアは12年、現在はエキスパート集団を束ねるマネージャー。親切丁寧な防犯アドバイスにも定評がある。
ホンダ車の鍵が突然使えなくなった場合、考えられる原因はいくつかあります。そして、自分で対応が可能なこともあれば、専門業者でなければ解決できないこともあります。いずれにしても、重要なのはまず原因を知り、適切な対処法を選択することが大事です。
この記事では、ホンダ車の鍵が使えないときの原因やその対処法、さらに費用の目安などについて紹介していきます。
車の鍵を紛失すると、まず車の中に入れないといったトラブルになります。ディーラー対応して貰うのも良いのですが、お急ぎの場合は納期を待っていられないという方も多いかと思います。車のドアの鍵開けでしたら鍵の専門業者にお任せ下さい。刻みキーやイモビなしの鍵はその場ですぐに作ることも可能です。
目次
まずはホンダ車の鍵について知ろう
ホンダ車といっても、車種やグレードによって鍵の種類はさまざまです。はじめに、ホンダ車の鍵の種類について説明していきます。
ホンダの鍵の種類や特徴
ホンダ車の現行車で使用されている鍵は、大きく5種類に分けることができます。
- メタルキー(すべて金属)
- 柄の部分がプラスチックになっているキー
- ボタンがついているキーレスキー
- 開錠や施錠など複数のボタンがついたスマートキー
- ボタンがついていないカード型のスマートカードキー
スマートキーは、ポケットやバッグなどに入れておくだけで開錠や施錠が可能なもので、エンジンを始動させることもできます。
スマートーカードキーも同様の機能を持っていますが、ボタンがありません。離れたところからの施錠・解錠は付属のリモコンで行うことができます。
イモビライザー搭載?
ホンダ車の中でもメタルキー以外の鍵を使っている場合、車にイモビライザー装置がついていることがあります。
イモビライザーとは
イモビライザーとは盗難防止を目的にしたもので、エンジンの始動に関わる装置のことです。イモビライザーが装備されている鍵にはICチップが埋め込まれています。そのチップと車内のコンピューターがデータをやり取りすることで、登録されているIDかどうかの確認を行います。そして、確認ができたらエンジンを始動します。本人の鍵以外の鍵ではドアを開けることはできるかもしれませんが、エンジンをスタートできない、という乗り逃げなどによる盗難を防止するための仕組みです。
イモビライザーが搭載されたホンダ車は、スイッチ付近やメーターにイモビライザーランプ があります。自分でわからないときは、イモビライザーランプがあるかどうかで確認してみましょう。
イモビライザーが装備されているホンダ車の鍵は簡単に合鍵を作ることができません。
合鍵自体は作成できてもデータの書き換えが必要になり、ただ作るだけでは使えないといった方がいいでしょう。
また、使えるようにするにはデータの登録が必要なため、別途、費用がかかります。
▼関連ページホンダの鍵が使えない!どんなシチュエーションがある?
ホンダ車の鍵が使えなくなるときは、さまざまなシチュエーションがあります。
電池が切れている
まずは、鍵の電池が切れているケースです。ホンダ車の中でスマートキーやキーレスキーには電池が入っています。水没させるなど特に何か問題のある扱いをしたわけでもないのに、急にボタンが作動しなくなったなど使えなくなったときは電池切れを疑った方がいいでしょう。一般的な電池の寿命は1~2年と言われています。
鍵を失くしてしまった
当然のことですが、鍵そのものが手元にないときも使うことはできません。
例えば、鍵を紛失したときや盗難に遭ったときなどのケースです。スマートキーのように、ポケットやバッグに入れたまま使える鍵の場合、動作しないことで初めて紛失に気づくこともあります。
インロックしてしまった
インロックとは車内に鍵を残した状態で施錠してしまうことをいいます。インキー、キー閉じ込めなどと呼ばれることもあります。
スマートキーの電池がなかったり、他の強い電波により電波が遮断されてしまうと起こりやすくなります。
鍵の電池切れであれば電池交換をしよう!
電池切れが原因で鍵が使えない場合は、鍵の交換が必要になります。ここでは、ホンダ車の鍵交換について説明していきます。
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電池交換の依頼先
ディーラー
ホンダ車の鍵の電池が切れたとき、まず依頼先として一般的なのはホンダのディーラーです。
ディーラーは新車の購入や車検、修理や部品の取り寄せなどで利用するイメージを持つ人もいるかもしれませんが、電池交換のような小さなことでも対応してもらえます。ディーラーならすべての車種に対応可能ですし、確実に電池交換をしてもらえます。
カー用品店
そして、ディーラーが近くにないときに依頼しやすいのがカー用品店です。
細かい対応については店舗で異なりますが、店舗で扱いのある電池の中から合ったものを探して交換してもらえます。カー用品店は、費用を安く抑えたいというときにも利用するといいでしょう。
ガソリンスタンド
鍵の電池は、ガソリンスタンドでも交換は可能です。
すべてのガソリンスタンドで対応できるというわけではありませんが、外出先で電池が切れてしまい、困ったときは聞いてみる価値はあります。
タイヤ交換など、メンテナンスを行っているガソリンスタンドなら鍵の電池交換にも対応しているケースは多いといえます。
自分で交換する
また、鍵の電池は自分で交換することも可能です。鍵のカバーを外すことができれば、そのまま交換できます。鍵に合ったボタン電池を購入し、向きに注意しながら交換してみましょう。
スマートキーの電池交換手順は以下の通りです。
- 側面にあるロックを引きながら、メカニカルキー(金属製の鍵)を引っ張って取り外す
- コインをスマートキーの溝に入れて持ち上げるようにしてカバーを外す
このとき、コインを薄い布で覆うと傷つけにくくなる - 電池の隙間にマイナスドライバーを差し込み、電池を外す
- 電池を入れ替え、カバーを元通りにする
かかる費用
鍵の電池を交換する際の費用ですが、ホンダのディーラーに依頼する場合は500〜1000円程度です。カー用品店で交換してもらう場合は500円程度、ガソリンスタンドなら1,000円~が相場になっています。
ただし、実際には車種や鍵のタイプなどで異なることもあります。依頼するときは、必ず事前に費用を確認することを忘れてはいけません。
自分で交換するときにかかる費用は電池代のみです。ボタン電池はサイズなどで価格は多少変わりますが、100円ショップでも売られていますし、DIYショップやホームセンターなどでも安価で購入できます。
ホンダの鍵を紛失した場合はどうしたらいい?
もしも車の鍵を紛失した場合は、落ち着いて対処することが重要です。
まず、周辺や心当たりのある場所を丁寧に探してみましょう。
意外な場所だと車内に落ちていることもあります。または、車のすぐ近くに落ちているかもしれません。車から降りるときは、ちょっとした加減で鍵を落としてしまうのはありがちなことです。
そして、訪問先など車から降りて立ち寄った場所もすべて確認します。
外出先で紛失した可能性が高いのであれば、必ず警察に遺失届を出しましょう。遺失届を出しておけば、もしも見つかったときにすぐに連絡をもらうことができます。また、まれなケースになりますが、遺失届を出しに行ったら警察に届けられていたというケースもあります。
紛失したのが自宅の場合や急いでいるときは、スペアキーを探すのも得策です。
通常、車を購入したときには必ずスペアキーがついています。もしも見つからないときには、鍵の作製を依頼しましょう。ただし、鍵の作製を依頼するときは、イモビライザーの有無やシリアルナンバーを事前に調べておくことが必要です。
鍵の作製はどこに依頼する?目安の費用もチェック!
鍵を新たに作製するといっても、どこに依頼したらいいのかわからない人もいるでしょう。そこで、ホンダ車の鍵を作製する際に考えられる依頼先と費用の目安について説明していきます。
ホンダのディーラー
まずはホンダのディーラーに依頼する方法です。
ディーラーはホンダ車の正規店ですし、それだけで安心感があるでしょう。ホンダの車に精通した技術者が対応してくれるため、車種に合った鍵をしっかり作製してもらえます。
ただし、ディーラーの場合、鍵の作製に日数がかかるのがデメリットかもしれません。数日~1週間以上はかかるのが一般的で、その日のうちに作製してもらうことはまず無理です。そのため、急いでいるときには不向きといえます。
費用については、イモビライザー搭載車かどうかで変わってきます。
搭載されているなら1〜5万円程度、搭載されていないなら数千円程度といったところです。また、ディーラーに依頼する際は車を直接運ばなければなりません。そのため、鍵作成費用の他にレッカー代がかかることになります。
鍵屋
すぐに車を使う必要があり、急いで鍵を作りたいときにおすすめなのは鍵屋です。
鍵屋の場合は、通常は依頼したその日のうちに作製することができます。そのうえ、車を自分で運ぶ必要もありません。鍵屋の場合、通常は現場に駆けつけて鍵の作製に応じてくれます。そのため、レッカー車の手配ができないなど、自分で車を持ち込めないときも安心して依頼できます。ただ、その分の出張費がかかる場合もあることは考えておいた方がいいでしょう。
また、車種や鍵のタイプによってはそもそも作製できないこともあります。
駆けつけてもらったのに対応できないという場合のことを考えて、依頼する前に必ず確認しておくことが重要です。
鍵屋に作製を依頼する際の費用の目安も、イモビライザー搭載かどうかで分かれます。イモビライザーが搭載されているなら4〜9万円程度はかかるでしょう。搭載されていないなら、通常は1万5000〜3万5000円程度で済みます。現場に駆けつけてもらえるため、レッカー代については不要です。
インロックなどで鍵開けが必要な場合について
もしもインロックしてしまった場合も、慌てずに対処することが大切です。
インロックした場合もスペアキーがあればすぐ解決できますが、ないときは鍵開けしなければなりません。
インロックで鍵開けをするときは、現場への駆けつけが可能な鍵屋に依頼してください。
鍵屋は、ホンダ車を万が一インロックした際の鍵開けに対応しています。専用の道具が揃っているのはもちろん、鍵開けに対する高い技術を持っています。
さらに出張に対応しており、すぐに現場まで駆けつけます。費用の目安としては、8,800円以上で見ておいてください。
万が一インロックしたときのことを考えて、スペアキーはわかりやすい場所に保管しておくのが理想的です。家族と同居している場合は届けてもらうこともできますし、近くなら取りに行くことも可能です。
しかし、スペアキーがあっても距離があるなど、すぐに使えないこともあります。
そのような場合は、現場までの出張が可能でスピーディーに鍵開けに対応する鍵屋へ依頼をするのがおすすめです。
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まずはお電話にてお気軽にご相談ください。
鍵開けや鍵の作製が必要なら鍵屋に依頼しよう!
ホンダ車の鍵が使えなくなる原因はいくつかあります。もしも電池切れなら電池交換を行えば問題はありません。
紛失やインロックなど自分で対応することが難しいときは、鍵屋が鍵の作製や鍵開けなどで解決できます。ディーラーに依頼するという方法もとれますが、急ぐときは鍵屋が安心です。
ホンダ車の鍵開けや鍵の作製なら鍵屋に依頼しましょう。
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