鍵屋がおすすめする家に後付けできるスマートキー6選!選び方や費用についてご紹介!
この記事でわかること
- スマートキーの仕組み
- スマートキーのメリット:デメリット
- スマートキーの選び方
- オススメのスマートキー6選
記事監修者
「すごわざ鍵開け達人」として関西・関東のテレビに出演。鍵職人としてのキャリアは12年、現在はエキスパート集団を束ねるマネージャー。親切丁寧な防犯アドバイスにも定評がある。
さまざまな分野でIoT化が進むなかで、玄関の鍵においても「スマートキー」が普及しつつあります。
そこで、本記事ではスマホで操作ができるスマートキーの仕組みをはじめ、メリットやデメリット、具体的なおすすめ機種を含めた選び方などについて解説します。
スマートキーは取付簡単な電動サムターンのものから、既存の鍵穴を取り外して設置する電子錠タイプまで様々なタイプがあります。
自宅のドアには何が合うのか、どうやって判断したらいいのかわからない方や自力での取りつけに自信のない方は、ぜひ鍵屋にご相談ください。
目次
スマホが家の鍵になる「スマートキー」とは?
スマートキーとは、簡単にいえばスマホなど電子機器とBluetoothあるいは Wi-Fi を介した通信をすることにより施錠・解錠ができる鍵のことです。
手軽で便利なことから興味がある人も多いのではないでしょうか。
日本国内では2015年から一般販売されるようになり、設置する企業や一般家庭が増加傾向にあります。
また、既に市場にあった電子錠のなかにも、スマホでの操作が追加されるものが増えてきています。
本記事では、スマホで操作ができるタイプのスマートキーについて解説します。
スマートキーのメリット
スマホで家の鍵を施錠・解錠できるスマートキーの仕組みやメリット・デメリットについて見ていきましょう。
スマホタイプはBluetoothやWi-Fiで専用アプリから鍵側の内蔵機器へ操作指示を送信し、その指示を受けた機器が反応して解錠をする仕組みです。
ほかにも鍵に近づくとハンズフリーで自動的に解錠できるタイプもあり、こちらはGPSやビーコン(Bluetoothの電波を発信する小さな端末)を利用しています。
ハンズフリーとは
英語で「手ぶら」を意味するHands-free が元になっている言葉で、IT通信の世界では「音声などで操作できる、従来の手による操作を必要としない」デバイスなどを指します。鍵の操作は電子錠であってもカードをかざしたり、暗証番号を入力したり、といった「手による操作」が不可欠でしたが、ハンズフリー機能はそういった操作をしなくても、ポケットや鞄にスマホを入れているだけでドア鍵が解錠されたりする仕組みを言います。
荷物を両手に持っているときなどにも、スマートキーであれば簡単操作で施錠・解錠ができる点が人気となっています。
スマホは片手でも操作しやすく、日ごろから手放さずに使用しているものです。
そのため、基本的な操作さえ覚えてしまえば、より高いセキュリティを取り入れることが期待できます。
オートロック
「オートロック」とは、その名の通りドア(扉)が閉まると自動的(Automatically)に施錠(Lock)されるシステムの事であり、ほとんどのスマートキーには「オートロック機能」が付いています。
この「オートロック機能」を使えば、鍵を閉める手間がなくなり、同時に鍵の閉め忘れの心配もなくなります。
因みに、「オートロック・マンション」という言葉がありますが、こちらは共用部であるエントランスの自動ドアにオートロックが組み込まれているマンションを指します。(※細かく言うと建物中から出ていくのは自由にでき、住人が外出したあと自動施錠されるが外から入るには鍵が必要な出入口を指す)
▼関連ページ ▼関連ページ物理的な鍵を持ち歩く必要がない
スマートキーは、通信機能によって場所を選ばずに操作ができるものです。
外出先からでも施錠や解錠ができることから、家の鍵を持ち歩く必要がありません。
物理的な鍵は外出時に常に持ち歩かなければならないため、荷物になったり、紛失したりする場合があります。
鍵を紛失すると、賃貸物件の場合は鍵穴ごと取り換えなければならない可能性もあります。
しかし、スマートキーであれば物理的な子鍵を持ち歩く必要がないため、紛失のリスクがありません。
また、通信による施錠・解錠なのでその記録を残し、家族の帰宅、玄関経由の空き巣の有無などについて把握することもできるのが良いところです。
鍵を締め忘れるリスクがない
スマートキーの多くにはオートロック機能があるため、鍵を締め忘れるという事態も防ぐことができる点もメリットといえるでしょう。
スマホを室内に置き忘れて外出すると締め出される可能性もありますが、それを防ぐため、一定時間後に自動ロックされるタイプもあります。
防犯性能の向上
スマートキーを鍵穴やサムターンに被せて取り付けることで、鍵穴やサムターンが隠れ、ピッキングやサムターン回しによる犯行を防ぐ効果が期待できます。
※電子錠取付時に鍵穴を残したり、Qrio、Sadiot など電動サムターンタイプのスマートキーを選んだ場合は、鍵穴が残ります。
さらにシリンダーごと交換するタイプであれば、鍵穴がなくなるものもあるためピッキングやサムターン回しの手口で狙われることはなくなります。
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スマホアプリで合鍵を共有できる
特定の人同士で合鍵を共有したい場合にはスマホアプリで一時的なものを作成できます。
もし不要になった際にも物理的な鍵を返してもらうといった手間がかかりません。
スマートキーのデメリット
電池交換など、手間や維持費がかかる
基本的に、スマートキーは電池式なので、定期的に電池を交換する必要があります。
本体もしくはスマホの電池切れが通信や動作に影響するため、それが原因で家に入れず、困ったというケースもあります。
電池残量をお知らせするスマートキーもありますが、日頃から電池の残量をまめにチェックしておくほうが良いでしょう。
ただし、万が一のために非常用の解錠手段が用意されていることがほとんどです。
物理的な鍵が付属でついていることもあります。
締め出される可能性がある
オートロック機能が搭載されている場合、スマホを室内に置き忘れて外出すると締め出されてしまうので注意が必要です。
心配な場合は、そういった事態を防ぐために一定時間後に自動ロックされるタイプを選ぶのも良いでしょう。
ドアの形状によってスマートキーを設置できない
ほかには、機種によって施工が必要なもの、ドアやノブの形状が原因で取り付けできないスマートキーがある点もデメリットです。
たとえば、ドアノブの周囲に十分なスペースがなかったり、直にサムターンが付いていたりすると設置することができません。
サブキーがあるドアはスマートロックも2つ必要になるため、費用が2倍になります。
メーカーのホームページに取り付け可能なサムターンの種類が表示されているため、購入する前に必ず確認しましょう。
スマートキーは何を基準にして選べば良い?
便利で防犯性の高い鍵として注目されているスマートキーですが、種類が豊富でどれを選べば良いのか迷う、という方も多いのではないでしょうか。
スマートキーを選ぶ際には、ドアや錠前、設置方法の適合性だけでなく、使いやすさや防機能も重要なポイントです。このセクションでは、スマートキーを選ぶ際に確認すべき基準やチェックポイントを詳しく解説します。
スマートキーの取付ができるドアかどうか確認
スマートキーは他の錠前同様、どんなドアにも取り付けられるわけではありません。まずドアや錠前が対応しているかどうかを確認することが重要です。
電子錠は既存の錠前をそのまま利用するタイプが多く、既存のシリンダーを取り外して錠ケースへと繋ぎます。要するに、今まではシリンダーを鍵で操作することでカンヌキを出し入れしていたところに、電力とモーターでカンヌキを操作する機構を取り付けるわけです。
このため、何よりも大事なのが錠ケースの型番です。電子錠のメーカーサイトには必ず対応錠前の記載がありますが、このリストにかかれている「MIWA LA」などの文字は錠前メーカーと型番を意味します。
まずドアを開けて、ドア側面に長方形の金属面やラッチ、デッドボルト等があるかを確認して下さい。側面にフロントプレートが見える場合、そのドアには堀込錠が取り付けられていて、電子錠の後付けが可能なことが多いです。
マンションなどでは、堀込錠ではなく面付錠であることが多いため、既存の錠前を活用するタイプの電子錠よりサムターンに後付けができるスマートロックを考慮した方が良いかもしれません。
スマートロックはサムターン部分に後付けする製品です。ドアそのものよりも、既存の錠前のサムターン形状が対応しているかがポイントとなります。また、スマートロックを取り付けるスペースが確保できるかも重要です。たとえば、サムターンの周辺に障害物がある場合、取り付けが困難になることがあります。
【チェックポイント】
- ドアに取り付けられている錠前のメーカーと型番を確認
- 電子錠を選ぶ場合は、既存の錠前が対応しているか、事前にメーカーの対応表などで確認
- スマートロックの場合は、サムターンの形状・サイズが製品仕様に適合しているかを確認
対応していない場合、堀込錠であれば錠前そのものを交換して電子錠に対応させることも可能です。
機能で選ぶ
スマートキーの搭載機能は機種によって異なるため、選ぶときに自分にとって必要な機能があるものを見極めることが重要です。
一般的にあらかじめ搭載されているものが多い機能は、以下のようなものがあります。
- オートロック
- 遠隔での解錠・施錠(ただし外出先などからの操作にはWi-Fi接続が必要)
- 電池残量の通知機能
- 緊急解錠機能
- コスト
オートロックは一時停止機能があるタイプを選ぶと、ゴミ捨てなどをする間は鍵がかからないので便利です。
特におすすめの機能は緊急解錠機能で、こちらは火事などの緊急事態が起こった際、手元にスマホがなくても鍵を開けて外へ出ることを可能にします。
自宅にいるときにはスマホを自室などに置いて家事やほかの作業を行うという人もいるかもしれません。
万が一のときは、スマホを取りに自室まで戻る時間がなかったり、精神的に余裕がなく、スマホのことが思い浮かばなかったりする可能性もあります。
そういったときに緊急解錠機能は非常に役立つ機能です。
スマートキーは種類によって価格が異なります。
安価なものだと2万円以下、高価なものだと10万円以上する製品もあるため、ある程度予算を決めておくとよいでしょう。
形状・設置方法で選ぶ
スマートキーは機種によって形状が異なるので、家の鍵に対応できるかどうかを確認する必要があります。
気に入ったものを購入したとしても、形状が合わなければ再購入しなければなりません。
インターネットなどで購入する場合には届くまでに時間がかかり、すぐに設置するのが難しくなります。
対象になっているメーカーなどについては、そのスマートキーのホームページ上に記載されていることも多いです。
設置方法は大きく分けて3通りあります。
- 両面テープなどでドアに貼り付けるタイプ(電動サムターンタイプに多い)
- シリンダーを外してはめ込むタイプ(電子錠に多い)
- ドアに穴を開けて取り付けるタイプ(電子錠に多い)
賃貸物件の場合は勝手に穴を開けたり、シリンダーを外したりできないので、貼り付けるタイプがおすすめです。
ただ、テープで設置する場合、取り外しは簡単ですが、テープ跡が残る可能性がないとはいえません。
テープ跡は原状回復の面でトラブルになる可能性があるので、取り外し時に注意が必要です。
シリンダーを外す・ドアに穴を開ける場合は、手間がかかってしまいますが、ズレたりする心配は少ないでしょう。
サポートサービスの内容で選ぶ
サポートサービスの内容は、スマートキーの販売会社によって異なりますが、以下のようなものがあります。
- メールやチャット
- 電話応対
- 24時間対応
- 現地に赴いてのサポート
スマホやアプリ、鍵の本体側の不具合などが起こると正常に解錠できなくなり、家の中に入れなくなってしまう場合があるため、サポートサービスがしっかりしているメーカーのものを選ぶほうが安心です。
メールやチャットでの対応をしているメーカーは多いですが、電話によるサポートを行っていないところも少なくありません。
ドアの解錠は急ぎの問い合わせであり、翌日まで待っているわけにもいかない状況です。
そのため、電話によるサポートも行っているメーカーのスマートキーを選ぶほうがより安心して利用できるかもしれません。
購入前には必ずサポートサービスについて確認をしましょう。
スマートキーを後付けするにはどうすれば良い?
スマートキーを後付けする方法は、大きく分けて「自分で取り付ける」か「業者に依頼する」の二つがあります。それぞれにメリットと注意点があり、どちらを選ぶかは予算や作業への自信次第とも言えます。ここでは、具体的な取り付け方法や業者に依頼する際のポイントについて詳しく解説します。
自分で取り付ける
スマートキーのなかでもスマートロックと呼ばれるタイプは粘着テープでの設置が多いため、DIYに慣れていない人でも自力での取り付けが比較的、容易にできるようになっています。
ただ、電子錠に関してはある程度、DIY慣れしているか、一度自分で取り付けたことがある、という経験者向けと言えるでしょう。メーカー側も業者による取り付けを想定していることも多いので、トラブルのない後付けをしたいのであれば、業者に依頼するのが妥当です。
電子錠もスマートロックも既存の錠前を利用しますが、電子錠はシリンダーを取り除いて、シリンダーの代わりに電子錠を設置するという形になるため、錠前の専門家である鍵屋に依頼するのがベストでしょう。
スマートロックは取り付けの可否を自分で確認したうえで希望の機種を購入し、室内側のサムターン(ツマミの部分)に取り付けます。強力な両面テープで固定するため、何度も貼り直していると本体を固定しにくくなる可能性がありますので、位置決めや正しいアダプターの使用など、しっかりと調べてから取り組みましょう。
業者に依頼して後付けする
上記の通り、電子錠は鍵屋に依頼するのがベストです。鍵屋であれば既存の錠前が電子錠に対応しているかどうか、といった部分から適切な電子錠を選んでくれますし、もし錠前が対応していない場合も、いくつかの選択肢を提案してくれます。
最近の電子錠は多くの錠前に対応していますが、やはり稀に対応錠前ではないということで、弊社でも錠前そのものの交換や、違う選択肢(メカニカルキーレスなど)をご提案することがあります。
また、引き戸の場合は引戸用の電子錠が必要になりますので、その機種が取り付けられるかどうかの判断も鍵屋に任せたほうが無難です。
鍵屋に相談する際は、電話やメールフォームなどで電子錠への交換を検討している、と伝えると良いでしょう。具体的に考えている機種や、今ドアに掘り込まれている錠前の型番・メーカーがわかれば現場スタッフが適切な電子錠を調べてくれます。
詳しい見積もりは現地を調査してからになりますので、実際に訪問して貰い、どういった電子錠が取り付けられるか、希望する機能があるかなどの相談をすると良いでしょう。
自分で取り付けるのが不安なら業者に依頼しよう
電子錠はもちろんのこと、スマートロックでも自分での取り付けに不安がある場合は、専門業者に依頼するのがおすすめです。スマートロックは通常、両面テープでの固定ですが、機種によっては取り付け用の別売部品があるため、そういった部品を使用して更にしっかりと取り付けをすることも可能です。
ここでは鍵屋などに依頼するメリットを確認していきましょう。
スマートキーの取付を業者に依頼するメリット
鍵屋のような専門業者に依頼するメリットのひとつは、作業が確実だということです。専門業者は経験豊富であり、さまざまな種類のスマートキーやドア構造に対応してきた実績があります。初めての取り付けで発生しがちな不具合やミスを防ぐことができるので、コストパフォーマンスが良いと言えます。
また、既存の錠前に対して適切な部品を選んでくれるという意味でも、判断ミスを防ぐことができます。錠前関連商品は返品できないことが多いため、電子錠のように安くはない買い物で間違った商品を購入してしまうと、金銭的にも大きな損失です。
ですから、そういったミスを防げるのは大きなメリットと言えるでしょう。特に古いドアや、古い錠前を使用している場合は、電子錠を取り付けられるかどうかだけでも相談してみるべきでしょう。
専門業者に依頼するメリットのうち、施工後の心配に関わるのがアフターサポートの有無です。鍵屋によっては、施工や商品の初期不良に対応する保証を提供しているため、万が一不具合が発生した場合でも、無償で対応して貰えることが多いのです。
施工後は動作確認を必ずしますが、使っているうちに動作がおかしくなってきた、ということもあり得ます。そんなときにまた追加で費用が必要になるのはしんどいですよね。ですので、業者に相談する場合はアフターケアが充実した業者を選ぶ方がより安心できると言えます。
スマートキーの取付を業者に依頼したときの費用相場
鍵屋の作業項目には「交換」と「新規取り付け」があり、作業費用的には「交換」の方が安価です。そして最も高額な作業費は「新規取り付け」です。これは、ドアに新しい鍵として追加する場合で、穴開け作業や錠ケースの掘り込み作業などが発生するため、かなりの高額な作業料金が必要になります。
交換や新規取り付けの場合、部品代は別とになっていますので、電子錠の本体料金が作業料金に追加となります。
また、取り付け時にストライク(カンヌキを受ける部分)の加工が必要になることもあり、ストライク掘り込み工事費というものも発生する可能性があります。
下記に鍵屋でスマートキーに交換した場合に発生しそうな作業項目と、その料金の相場を出しておきます。
作業内容 | 料金 |
---|---|
電子錠に交換 | 10,000~25,000円 |
堀込錠の新規取り付け | 30,000~50,000円 |
ストライク掘り込み(新規取り付け時) | 5,000~10,000円 |
軽作業 | 5,000~9,000円 |
弊社ではスマートキーというと一般家庭向けで安価な「イージスゲート」の人気が高く、この機種で追加加工が必要ない場合、合計70,000円ほどで交換させて頂いています。無論、価格的にそれ以上になることもありますが、だいたいの目安として参考にして頂ければと思います。
家の鍵にオススメのスマートキー6選
スマートキーの中には、初心者にも使いやすいタイプがあるので、こちらでは家の鍵にオススメのスマートキー6選を紹介します。
Qrio株式会社 Qrio Lock(キュリオロック)Q-SL2
ソニーのグループ企業である「Qrio」が販売しているスマートロックです。
両面テープで簡易的に取り付けできる電動サムターンタイプであるため、賃貸住宅でスマートロックを取り入れたい人からも人気があるのが「Qrio LockQ-SL2」です。
スマホがポケットに入っていれば解錠ができるハンズフリー機能も備わっており、両手がふさがっているときも安心です。
専用アプリをダウンロードすることで、スマートロックの合鍵をシェアすることができます。
別売りされているQrio Hubを購入すれば、WiFi接続が可能になり、外出先からの遠隔操作や解施錠の履歴をチェックすることも可能です。
ミネベアミツミ SADIOT LOCK(サディオロック)
こちらも両面テープでドアに貼り付けて使用できる電動サムターンタイプのスマートロックです。
説明書を見ながら自分でも取り付けることができるので工事が不要で、賃貸でも手軽に設置できる点が魅力といえます。
取り付け方法については動画でも説明されているので、確認しながら取り付けることが可能です。
ハンズフリー解錠、オートロック、遠隔操作などの機能があるほか、合鍵のシェアや、施錠・解錠履歴を見ることができるといった機能を備えています。
ちなみに、オートロックはタイマーを使用した自動施錠機能、閉め忘れ防止機能の2種類があるので、状況によって使い分けることも可能です。
また、スマートロック本体だけではなく、ロック状態の確認や操作のためのハブ、スマホを持っていない人も利用できる専用キーなどがあります。
スマートキー自体の価格も税込1万3,200円と比較的リーズナブルであり、豊富な機能に対してコスパに優れている点もおすすめの理由です。
Candy House(キャンディハウス) SESAME 5
Candy House(キャンディハウス)から発売されている「SESAME(セサミ) 5」 は、コストパフォーマンスに優れたスマートロックになります。
こちらも両面テープでドアに貼り付ける電動サムターンタイプです。
専用のアプリをダウンロードすると、スマートフォンだけでなく、Apple Watch(アップルウォッチ)にも対応しているので、より簡単に鍵の施錠・解錠ができます。
また、別売りのWi-Fiモジュールを購入すると、離れた場所から鍵の開け閉めや、施解錠の状態をアプリ上で確認することができます。
SwitchBot(スイッチボット) ロック Pro
SwitchBot(スイッチボット) ロック Proは、従来のSwitchBot ロックよりもバッテリーの寿命が長持ちになり(6ヶ月→9ヶ月)、両面テープの粘着効果が2倍になった電動サムターンタイプのスマートロックです。
専用のアプリでスマートフォンやアップウォッチによる鍵の施錠・解錠が可能、本体のバッテリーが切れた際も30秒間だけ応急で解錠することができます。
さらに、別売りの指紋認証パッドと連携することで、スマートフォンがなくても指紋認証やカードキーで鍵を開けることができます。
イージスゲート
「イージスゲート」は、株式会社イージスゲートが販売する、スマートキーの機能も兼ね備えた電子錠です。
前述の「Qrio Lock(キュリオロック)」や、「SADIOT LOCK(サディオロック)」のように室内側のサムターンに両面テープで固定するタイプではなく、シリンダーが入っていたドアの切り欠き穴を利用して設置する、後付けタイプの電子錠です。
電池式なので電気配線などは不要であり、設置の際に大掛かりな工事を行う必要はございません。
テンキーによる暗証番号操作及び、Felica®・Mifare®規格のICカードや、おサイフケータイ®対応のスマホ(※要するにiPhoneには対応していません)にて、施錠・解錠を行います。
※規格仕様/種別によっては登録不可。
オフィスの鍵管理をラクにする方法とは?電子錠のメリット・デメリットをプロが紹介!
オフィスには、玄関からそれぞれの部屋のドア、さらにロッカーや引き出しに至るまでさまざまな鍵があります ... 続きを読む
EPIC(エピック) ES-F300D 開き戸用
「ES-F300D(開き戸用)」はEPIC(エピック)の指紋認証対応のスマートキーであり、ICカードやスマートフォン、テンキーによる暗証番号での解錠、オートロックにも対応しています。
「指紋認証」での施錠・解錠にて使用すれば、指そのものが鍵になる為、鍵の代わりにるものを持ち歩く必要がありません。
つまり、カードキーやスマホを携行する必要はなく、暗証番号すら覚える必要がなくなります。
鍵を忘れたり失くしたりする不安やリスク、暗証番号を覚える、鍵の締め忘れなど、鍵にまつわる全ての煩わしさ全てから解放される、理想的なスマートキーと言えるかもしれません。
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スマートキーは自分で取り付け可能なタイプもありますが、正しい手順と位置調整をしたうえで取り付けなければ動作ミスにつながってしまいます。
正常に動作しないので、解錠することもできません。
また、固定式に関しては、特に初心者の場合は作業が難しいものもあるため、経験や知識があるプロの鍵屋に任せたほうが確実です。
取り付けに失敗した場合、鍵ごと交換になったり、新しく部品を追加購入したりとかえって費用がかかってしまうケースもあるので注意しましょう。
比較的取り付けが簡単な両面テープタイプは粘着力の低下、地震や太陽熱などが原因で次第に剥がれてくることも少なくありません。
粘着力の低下によって、本体が正しい位置からずれてしまう場合もあります。
粘着力面が不安な場合、両面テープタイプのなかにはプレートを加えて固定できる機種もあるので、そういったときにも鍵屋に問い合わせてください。
鍵猿は出張費用や見積りが無料、作業前にお見積もりをご提示し、お客様に納得していただいてから作業に入ります。
アフターサービスも充実しており、弊社で鍵の交換・取付を行うと、1年間の無料工事保証や無償商品保証を付けさせていただきます(保証適用の詳細は弊社補償基準によるものとします)。
自宅に合うスマートキーが分からない、取り付けに自信がない方ははお気軽にご相談ください。
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