ドアが急に開かない原因とは?自分でできる対処法と業者に頼むべきケースを解説
この記事でわかること
- ドアが開かなくなる理由
- ドアが開かないときの対処法
- ドアが開かないときのNG行為
- 業者に依頼するタイミング
- 鍵屋の選び方
記事監修者
「すごわざ鍵開け達人」として関西・関東のテレビに出演。鍵職人としてのキャリアは12年、現在はエキスパート集団を束ねるマネージャー。親切丁寧な防犯アドバイスにも定評がある。
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「ドアが突然、開かなくなった」
「外出先から帰ってきたら玄関が開かない」
「室内から開けられない。閉じ込められてしまった」――
そんな状況に直面すると、焦りや不安でパニックになってしまいがちです。
しかし、ドアが開かなくなる原因には、鍵の不具合だけでなく、ドアノブやレバーハンドルの故障、建付け、建物の歪み、ドアの熱反りなど、いくつかのパターンがあり、正しく状況を把握することで自力で対処できることも少なくありません。
本記事では、ドアが開かないときにまず確認すべきポイントから、具体的な原因と対処法、やってはいけないNG行為、そして自力での解決が難しい場合に頼るべき専門業者の選び方まで、状況に応じた対応を段階的に解説します。突然のトラブルにも冷静に対応できるよう、今のうちから知識を備えておきましょう。
目次
ドアが開かないときにまず確認すべきこと
ドアが開かないというトラブルは、室内側で起こっても室外側で起こっても、どうしても焦ってしまうものです。特に室内にいる状態で開かなくなった場合は、シリンダーではなく錠ケースに原因があることも多く、こうなるとプロの業者でも解錠が難しくなることがあります。
しかし、いずれの状況でもまずは落ち着いて、身の回りを確認しましょう。まず確認しておくべきことがいくつかありますので、詳しく説明します。
ドアの鍵が施錠されていないか確認する
鍵がかかっていることに気づかず「ドアが壊れた」と思い込んでしまうことは意外と多いものです。補助錠を解錠していないのにハンドルを操作して外に出ようとした、といった些細なミスは誰にでもあります。
施錠したままドアを開けようとすると、カンヌキがそれを阻止しますから、当然ドアは開きません。何度もガチャガチャと無理に力をかけ続け、錠ケースが傷んでしまうこともあります。他の鍵はちゃんと開けているか、まず確認しましょう。
ドアノブやレバーに異常がないか確認する
ノブ(握玉)やレバーハンドルといった使用者が手で操作する把手部分は、ラッチボルトという三角形の仮締めと連動しています。このラッチボルトとの連動が故障などにより途切れてしまうと、ドアノブは空回りします。
ドアノブは通常、錠ケースにある穴に角芯と呼ばれる四角形の棒のような部品を挿すことで回転の動きを錠ケースに伝えます。錠ケースのなかでは、ドアノブが操作されるたびにバネが伸び、その反動でドア枠へと突出していたラッチボルトが戻ってきます。
ただ、ラッチボルトそのものにも寿命があり、室内ドアでよく起こるトラブルではラッチケースが割れている、といったことも多々あります。バネがラッチをドア内に引き込めなくなると、自然と「閉じ込め」や「閉め出し」というトラブルが起きます。

このように、ドアノブの動きが極端に固いなど、違和感が強い場合は、内部の部品が破損している可能性があります。特に古い玄関扉にはサムラッチ錠と呼ばれる装飾錠がついていることが多く、親指で押下するレバーを押してもなかなか開かないことがあります。
そういった症状が起きていないか確認し、怪しいようであればすぐに鍵のプロに相談して下さい。
建付けのズレ・歪みが起きていないか確認する

ドアは丁番によって戸枠に取り付けられていますが、経年で丁番のビスが緩むため、ドアが傾いていきます。戸枠にドアがキッチリと嵌まらない状態になると、戸枠がドアの開閉時に干渉し、開けにくい・閉めにくいといった不具合が目立つようになります。
また、建物の歪みや温度差によるドアの熱反りが原因で、ドアが戸枠付近で引っかかっている可能性もあります。日本は地震も多いので、築年数があまり経っていなくても丁番の取り付けはどうか、ドアは傾いていないか、といったことを確認してみて下さい。
ドアの近くに荷物を置いている

これは我々鍵屋でも何度か経験することで、解錠依頼のあったお客様の現場でサムターン回しによる解錠作業をしていると、よくわからない理由で鍵が開けられない、ドアが動かない、という状況になります。
特殊な工具でサムターンを回そうとすると異常に重かったり、違和感があったりしますので、お客様に確認すると「そういえば大きな荷物が玄関に置いてある」ということが多いです。
このようなケースでは、サムターン回しは諦めて、他の場所の解錠や、破壊開錠も検討する必要があったりします。
ドアが開かない原因と対処法
それではドアが開かない原因にはどんなものがあるのでしょうか。既に上記で触れたような原因もありますが、ドアが開かなくなる原因には大きくわけて3種類あります。
まず、第一にドアが開かない原因が鍵にある、というものです。第二に、ドアノブやレバーそのものが固くて動かないというもの。第三は、ドアがひっかかっている、というものです。
それぞれの原因と、対処法を詳しく見ていきましょう。
鍵が空回りして開かない場合の対処法
鍵を差し込んで回してみても手応えがなく、カンヌキが動く気配がない、音もしないトラブルを我々は「空回り」と呼びます。正しい子鍵を入れていても起こり得るトラブルで、昔の美和ロックのディスクシリンダーを長く使っているときに起こることが多い事故です。
錠ケースとシリンダーを繋ぐテールピース(カムとも呼ばれます)が破損したり、シリンダーから抜けている、あるいはディスクシリンダーの場合、子鍵が摩耗してテールピースの役割を果たせなくなることが原因ですが、後者の場合は新しいスペアキーやオリジナルキーを使用してみて、空回りが解消されるか試してみることが大事です。
それでも空回りが改善しない場合は早めに鍵の専門業者への相談を検討しましょう。
▼関連ページドアノブやレバーが動かない場合の対処法
先述したようにノブやレバーハンドルはラッチボルトと連動しています。ドアノブがまったく動かない場合は、ラッチボルトが錆で固着してしまっている可能性があります。特に湿気の多い浴室のドアノブでは、錆のせいでドアを開けることができなくなることもしばしば。
また、鍵穴用ではない潤滑剤を使用してしまい、ドアノブ内で埃などが固まって動かなくなる、ということもあります。
無理に力を加えると破損のリスクが高いため、慎重に対応する必要がありますが、浴室の鍵のように錆が原因で動かない場合は業者を呼ぶしかありません。慣れている人はラッチを切断したりして開けることができるかもしれませんが、錆が原因である場合、錠前そのものを取り外すのが困難です。
鍵穴専用以外の潤滑剤を使用した場合は、パーツクリーナーで油分を洗い落とすという手がありますが、シリンダーを取り外し、分解しての洗浄がベストなので、鍵屋に依頼した方が良いでしょう。
▼関連ページドア自体が引っかかっている場合の対処法
木製ドアや木材が素材の大部分を占めるドアは、室内外に大きな温度・湿度差があると「熱反り」というトラブルになることがあります。文字通り片方は熱で膨張し、通常より大きくなるため反りができてしまうわけです。
こういったドアを使い続けていると、ドアが戸枠に引っかかるようになります。
このような場合は、ドアと枠の接触部分を確認し、軽く押しながらゆっくり引く、または押すことで開くことがあります。力任せに動かすのは破損の原因となるため避けましょう。
ドアが開いたら、ラッチボルトやデッドボルトが出入りする受座(ストライク)のビスを緩め、熱反りを起こしたドアに合うような位置へ設置し直すのがベストです。
また、これは集合住宅特有のトラブルですが、室内外の空気圧の違いでドアが開けにくい、閉めにくいということがあります。
窓を開けずに換気扇を回すと、室内外の空気圧に差ができ、ドアを開けたときに室内へと空気が流れます。このため、突風に吹かれたときのようにドアが開けにくくなるわけです。
特に鍵やドアそのものには問題がないのに開かない・開けにくい、という場合は、この空気圧が原因かもしれません。この不具合も、ストライクの位置を調整することで改善します。
ドアが開かないときにやってはいけないこと
ドアが開かないとき、つい力任せに開けようとしたり、工具で何とかしようと試みたくなるかもしれません。しかし、そうした行動は状況を悪化させるだけでなく、ドアや鍵の破損につながる可能性が高く、最終的に修理費が大きく膨らむ原因にもなります。
賃貸住宅では原状回復義務がありますので、ドアなどを故意に傷めると借り主が修繕費を負担することになります。
ここでは、ドアが開かないときに「絶対に避けるべき行動」について、具体例を挙げながら解説します。
無理やりドアを開ける・蹴る

確かに施錠されたドアは、室内用の錠前程度であれば、ノブ付近を強く蹴ることで解錠できることがあります。しかし、そういった強引な手法では、開いたとしてもドア本体や丁番を傷めてしまう恐れがあります。
特に賃貸契約において借り主には原状回復の義務があります。これを免れるのは経年劣化や通常の生活を送っていれば自然とできる汚れや傷みだけであって、蹴り飛ばしたことでデアが壊れたのであれば故意に破損させたとして高額な修理費が発生するでしょう。
ドアが開かない原因は様々ですから、闇雲に乱暴なことはせずに、まずは落ち着いて原因を探ることが重要です。
鍵屋としては、ドアやハンドル類に無理な力を加える前に、専門業者に相談することを強くお勧めします。例えば我々のような鍵の専門家であれば、鍵を破壊しない安全な方法でドアを開けることができますし、丁番の調整や鍵の修理なども可能です。
ドライバーや工具でこじ開けようとする

開かないドアや鍵穴を工具でこじ開けるのは非常に危険です。鍵やドア本体を傷つけ、怪我や深刻なトラブルにつながる可能性があります。
刻みキーと呼ばれる、少し古い鍵の鍵穴はよほど細い工具でないと入らなさそうに見えますが、昨今のディンプルキーの鍵穴はマイナスドライバーの刃が入りそうに見えます。だからといって、マイナスドライバーの刃をキーウェイに突っ込んだからといって、鍵が開くわけではありません。
キーウェイや入口が傷つき、下手をすると中のタンブラー類がダメージを受けてしまいます。ディンプルキーシリンダーは繊細ですから、ちょっとした異物が入っただけで正常に機能しなくなる可能性もあります。
ドアにはバールを使えばいいのかも、と思うかもしれません。しかし、よく考えてみて下さい。ドアの修理や交換には少なくとも10万円以上かかる、とされています。ディンプルキーシリンダーの交換どころの価格ではないので、絶対にやめておきましょう。
鍵穴専用以外の潤滑剤を使用する

鍵穴の不調時にKURE 5-56やシリコンスプレーなどのスプレーは使わないようにしましょう。これらは金属表面に膜を張って防錆効果などを出すため、鍵穴内部には不適切です。
潤滑剤であることに変わりはありませんので、一時的に鍵の抜き差しや回転がスムーズになりますが、鉱油などが揮発しないため、埃や塵を吸着してしまいます。そのまま時間が経つと鍵穴内の汚れが油分と混じり合って固着し、最悪の場合、修理不能になります。
鍵穴の滑りが悪い場合は、必ずフッ素樹脂やボロンナイトライドが配合された鍵穴専用の潤滑剤を使用してください。手元にない場合は、鉛筆の芯を削ったものでも大丈夫です。
▼関連ページ鍵穴専用の潤滑剤は揮発性の溶剤が使用されていますので、潤滑剤となる成分だけを残して気化します。回しにくい、挿しにくいなどの違和感の多くは潤滑剤を少し入れるだけで改善します。
ただ、潤滑剤を使用しても改善しない場合や異変を感じるときは、専門の鍵業者に相談しましょう。
自分でピッキングする

現在の住宅用の鍵は、防犯性の高いディンプルキーや複雑な構造のシリンダーが主流となっており、ピッキングで開けるのは非常に困難です。これらの鍵は、専門業者でも状況によっては破錠を選ぶほどの難易度で、耐ピッキング性能が5分以上、10分以上というシリンダーばかりです。素人が道具を使って開けようとしても、まず成功しません。むしろ内部の部品を壊してしまい、かえって高くつくでしょう。
さらに、ピッキング行為そのものにも注意が必要です。たとえ自宅であっても、不正開錠用の技術を用いて鍵を開けようとする行為は、「特殊開錠用具の所持の禁止等に関する法律(ピッキング法)」に抵触する恐れがあります。
加えて、玄関先で鍵をいじっている様子は周囲から見れば不審者そのものでしょう。近所付き合いが少ないところでは通報される可能性もあります。
開かないドアを前に焦る気持ちは分かりますが、ピッキングに手を出すのは得策とは言えません。無理に自力で開けようとせず、専門業者に相談することが最も安全で確実な対処法です。
専門業者であれば、鍵の種類や状況に応じた適切な開錠方法を熟知しており、鍵を傷つけることなく開けてくれます。
自力で解決できないときは専門業者へ
ドアが急に開かなくなったときは、無理に自分で解決しようとせずに、専門家であるプロの業者に依頼することが最も安全で確実な解決策です。
特に原因はわかったけれども自力ではどうしようもない、或いは原因すらよくわからない、という状況では誰かの助けを借りるしかありません。
ドアの不具合に直面した際は、さらなるトラブルの発生を防ぐためにも、早期に専門業者への連絡を検討しましょう。
業者に依頼すべきタイミングとは
ドアが開かないとき、自分で何とかしようと考える方はたくさんいます。しかし、既に説明した「簡単な対処法」以外、素人にできることはあまりありません。
無理にDIYで直そうとして、最初から業者に依頼していれば被害や費用を抑えられた、となってしまうことも多いのです。
ここでは、どのような状況で専門業者への依頼を検討すべきか、判断の目安をご紹介します。
ドアが開かない原因が分からないとき
自分で確認しても原因が見つからない場合は、内部部品の不具合や隠れた破損がある可能性があります。専門知識がないまま触ると症状が悪化するため、プロに相談するのが確実です。
自分でドアを開けられないとき
物理的にドアが開けられない場合、強引に開けようとせず、業者に任せるのが安全です。特に、ご家族やお子様が室内に閉じ込められているとか、ご自身が家から出られない、といった場合はできるだけ早く業者に助けてもらいましょう。
緊急性が高い状況
小さなお子様が閉じ込められている、外出中に鍵が壊れて家に入れないなど、緊急性のある状況ではすぐに出張対応可能な業者に連絡すると良いでしょう。
たくさんの対応エリアを持つ鍵屋は、大きなネットワークを持っていますので、電話すればそのとき近くにいるプロを手配してくれます。
閉じ込められている人が生命の危機にある場合は、迷わず119番に連絡しましょう。
鍵開けや修理の費用相場
一般的な鍵開けの作業料金は12,000円〜26,000円程度が相場です。
解錠が難しいディンプルキーなどは鍵穴からの解錠というのがほぼ不可能なため、サムターン回しでの解錠になることが殆どです。このとき、サムターンが通常サムターンか、防犯サムターンかで料金が大きく異なります。鍵屋のなかには防犯サムターンには対応できないところもあります。
防犯サムターンとは人間の手による操作でないと回せないサムターンで、偏心タイプやボタンタイプなど、様々なものが作られています。代表的なものはツマミのところにボタンがあり、これを押しながらでないと回せない美和ロックのB5 防犯サムターンでしょうか。

とはいえ、鍵開けほど鍵屋によって料金に差がある作業内容はありません。最低料金は8,800円なのになぜこんなに高いのか、と思われる方も多いと思いますので、弊社の料金で考えてみましょう。
| 対象物 | 解錠料金 |
|---|---|
| 住宅(刻みキー) | 8,800円~16,500円 |
| 住宅(ディンプルキーなど) | 16,500円~27,500円 |
| ドアスコープ破壊・交換 | 3,300円 |
鍵猿では鍵の難易度(防犯性能)を刻みキー、ウェーブキー、ディンプルキーの順に考えているため、刻みキーのなかでも古いピンシリンダー錠などであれば安価で解錠サービスをご依頼頂けます。
全て税込みで、出張費・見積り料金は0円です。
※緊急解錠を手配した後のキャンセルにはキャンセル料金が発生することがあります。
ドアスコープは通常、室外側からも取り外せるようになっているのですが、取り外しに時間がかかるため、急いでいる際は破壊になることもあります。その際は、必ず作業後に再度新しいものを取付けさせて頂いています。
最近の集合住宅や築浅の戸建てでは防犯サムターンが標準になっていることも多いため、解錠依頼をするときは防犯サムターンやサムターンカバーの有無も伝えるようにして下さい。
修理はシリンダーの洗浄など、最もシンプルな作業であれば鍵屋の「軽作業」料金に該当することが多く、8,000円あたりから20,000円ほどが相場でしょう。無論、シリンダーの分解洗浄や、錠ケースの分解洗浄、ドアノブの分解点検と組み直しなど、複雑な作業になるほど料金が上がります。
少しわかりにくいポイントもあると思いますので、弊社の設定を例に詳しく見ていきましょう。
| 作業項目 | 作業料金 |
|---|---|
| 鍵修理(分解洗浄など) | 8,800円 |
| 鍵修理(シリンダー+錠ケースの分解洗浄など) | 16,500円 |
| 鍵抜き | 8,800円 |
| 分解を伴う鍵抜き | 16,500円 |
| 軽作業 | 8,800円 |
| 中作業 | 16,500円 |
| 重作業 | 33,000円 |
まずシリンダーの分解洗浄及び注油だと8,800円ですが、錠ケースなども一緒に分解洗浄したなど、複雑化した場合は中作業料金にあたる16,500円が適用されます。
鍵が鍵穴内で折れた、という場合の鍵抜きも修理に入りますが、分解を伴うかどうかで料金が違います。
錠前関連の修理はできることが限られており、内部部品の販売もないため、経年による部品の摩耗が散見される場合は、修理よりも交換が推奨されます。使用年数が長い場合は特に交換を勧めてくると考えておくと良いでしょう。
信頼できる業者の選び方

鍵のトラブルは急を要することが多いため、焦って業者を選んでしまいがちです。慌てて依頼したせいで後悔しないためにも、信頼できる業者探しをしなくてはなりません。
信頼できる鍵屋を見つけるためには、いくつかのポイントを事前に確認しておくことが大切です。悪質な業者とのトラブルを避けるためにも、以下の点をチェックしておきましょう。
料金体系が明確か

修理業者を選ぶ際は、「基本料金〇〇円~」といった曖昧な表示だけでなく、追加費用や出張費についても明確に提示している業者を選ぶことが重要です。見積もりを依頼する際には、作業内容とそれにかかる費用の内訳を詳しく説明してもらい、不明な点がないか十分に確認しましょう。
後から予期せぬ高額な請求をされるトラブルを避けるためにも、事前に総額を提示してもらうことが賢明です。また、キャンセル料や保証期間についても確認し、納得した上で契約を結ぶようにしましょう。
施工実績が豊富か

過去の作業事例や対応件数が豊富に掲載されている業者は、それだけ多くの顧客から信頼を得てきた証拠であり、一定の信頼性があると判断できます。これは、技術力や対応力の高さを裏付けるものにもなります。
特殊なドアや鍵、例えば廃番になった鍵やドアノブなどに対応できるかどうかも重要です。こういった事例が多く掲載されているところは、他社が断った案件でも対応することができる経験豊かなスタッフが多いと言えます。
更には、依頼主の予算に合わせた施工ができるかどうかも、よく見ておくと良いでしょう。その日のうちに、限られた車載在庫の中からリーズナブルな案内をしている鍵屋は、間違いなく経験豊富で依頼者のことがよくわかる鍵屋です。
所在地や連絡先がきちんと確認できるか

所在地や固定電話番号が明示されていない業者は注意が必要です。連絡が取りやすい体制が整っているかどうかも確認しましょう。ウェブサイトに所在地や固定電話番号が明記されていない業者は、避けるのが賢明です。連絡先が不明瞭な業者は、万が一トラブルが発生した場合に連絡が取れなくなる可能性があります。
口コミや評判が一定数あるか

良い業者を見極めるためには、Googleマップや口コミサイトでの評価を詳しく確認することが不可欠です。単に星の数が多いだけでなく、具体的なコメントの内容にも注目しましょう。
例えば、「スタッフの対応が丁寧だった」、「説明が分かりやすかった」といった肯定的な意見が多いか、あるいは「作業が雑だった」、「追加料金が発生した」といった否定的な意見が散見されないか、総合的に判断することが重要です。
また、悪い評価が全くない業者は稀であるため、悪い評価があったとしても、それに対する業者の返信内容や改善への取り組みが見られるかどうかも、信頼性を測る上での判断材料となります。真摯に対応している業者は、たとえ悪い評価があったとしても、その後の対応で信頼を回復できている可能性が高いでしょう。
逆に肯定的なコメントばかりが並んでいる場合は要注意かもしれません。おすすめの鍵屋をまとめたサイトなどでは、業者から広告料金が支払われていることも多いからです。できるだけその鍵屋の公式サイトにアクセスして必要な情報収集をした方が良いでしょう。
▼関連ページ料金設定が安すぎないか

極端に安い業者には注意が必要です。相場からかけ離れた料金を提示する業者は、後で高額な追加料金を請求してくるかもしれません。「基本料金1,000円」などと謳いながら、いざ呼んでみたら部品代や出張費、作業費などで数万円から数十万円を請求された、というケースも少なくありません。
要するに、最低料金が1,000円のところには、そのように表記していても採算が取れるからくりがあると考えたほうが良いでしょう。鍵屋もボランティアではないので、出張時に使用するガソリン代(緊急時では高速料金も)や工具代など、様々な要素が反映された料金であるのが普通です。
そういった要素が反映されているとは考え難い料金を謳うところは、集客のためにそうしていると言うこともできるでしょう。必ず最終的にいくらかかるのか、しっかりと確認することが大事です。
作業前に見積りや作業内容を提示してくれるか

やはり現地での作業前に必ず見積もりを提示し、同意を得たうえで作業を開始する業者でなくては安心して依頼することはできません。現場にやってきて、何も言わずに作業を開始されたら殆どの人が驚くでしょう。
ですが、そういった業者は実際に存在しますし、高額請求の被害に遭っている依頼者もいます。弊社のように、見積もりのために呼んでキャンセルしても無料、という出張専門業者であれば、いくらかかるのかわからないまま作業をされるということはありませんので、ぼったくりの可能性はかなり低くなります。
また、事前に複数社の見積もりを貰い、相見積もりするのも良いでしょう。弊社にも相見積もり用のフォームがありますし、鍵屋を相見積もりのために呼ぶことは特に問題ありません。電話で依頼する際に、相見積もりしたいので現場を見てほしい、と依頼するとスムーズです。
▼関連ページ鍵猿のドアが開かないトラブルを解決した事例を紹介
鍵猿では、ドアが開かないトラブルに多数対応してきました。鍵が空回りしたり、部屋に閉じ込められたり、ラッチが割れていたりと、原因はさまざまですが、開かないドアには錠前が連動していることも多いです。
ここでは鍵猿での実際の事例をいくつかご紹介します。
玄関のドアが開かない!鍵が空回りして開けられないので、錠ケースを破壊して解錠

▼ご依頼内容
「玄関の鍵が開かなくなってしまい、外に出られなくなってしまった!すぐに来て欲しい!」と、弊社コールセンターへご連絡をいただき、早速駆けつけました。
▼施工内容
鍵を確認させていただいきますと、玄関扉の上下の鍵が閉まったまま、開かなくなってしまっています。
お客様は家の中にいらっしゃったので、窓から子鍵をお借りして外側から解錠しようとしたところ、子鍵がくるくると空転してしまっている状態でした。
家の中からも、外側からも鍵が開かないとなれば、錠ケース本体の故障が考えられます。
錠ケースは、扉の中に入っているパーツのため、まずはドアを開けなければなりません。
状況的に今回は破壊解錠となりますが、窓から作業内容とお見積もりの提示をし、すぐに破壊解錠作業に入ることになりました。
外側から電動工具を使用し、鍵穴を取り除きます。扉の中に入っている錠ケースのパーツも少しずつ開き、出っ放しになっているカンヌキを直接引っ込めました。これは、錠ケースの構造を熟知しているプロからしても難しい作業でした。
無事にドアは開きましたが、レバーハンドル錠ごと一式交換のご依頼も頂戴しました。幸い、当日在庫がありましたのでその場でSHOWAのCL レバーハンドル錠から、MIWAのLA レバーハンドル錠へ取り替えました。
| 作業内容 | 料金 |
|---|---|
| 破壊開錠(SHOWA CLレバーハンドル錠ピンシリンダー) | 16,500円 |
| 錠前一式交換 | 22,000円 |
| 部品代((MIWA U9 LA レバーハンドル錠) | 27,500円 |
| 切り欠き加工など(中作業) | 16,500円 |
| 夜間早朝料金 | 5,500円 |
| 合計 | 88,000円 |
気圧の関係で開かなくなるドアのストライク位置調整

▼ご依頼内容
昨日外出しようとしたときに鍵を閉めることができず、ようやくかけて外出をしました。ですが帰ってきてから鍵を開けるときにも10分ほどかかってしまいました。このままではいずれ中に入れなくなってしまいそうなので修理をお願いします。
▼施工内容
外出時に急に開け閉めし辛くなったとのことでしたが、換気扇を回していたため、ドアが通常の位置より室内側に引っ張られている状態になっていたようです。デッドボルトとストライクのかみ合わせが悪くなり、しまりが悪くなっている状態なので、鍵自体には何の不具合もありませんでした。
今回は丁番とストライクの穴の位置の調整をさせていただき、遊びの部分を増やし、換気扇を回した時の扉の動きにも対応できるようにしました。
お客様にも原因をご説明し、動作確認を行っていただいて作業完了となりました。
| 作業内容 | 料金 |
|---|---|
| ストライク・丁番の位置調整(軽作業)✕2個所 | 17,600円 |
鍵があるのに開けられないドアを非破壊解錠

▼ご依頼内容
鍵があるのに回らない。ドアを開ける事ができずに困っているので、開けて欲しい。
▼施工内容
依頼の電話から現場到着まで30分程、現場には入居者様の他に管理会社の人がいらっしゃいました。
現況を確認すると入居者様よりサムターンカバーがあるとの御申告。
外側から見て経験上、通常サムターンだと判断していましたのでハウスオープナーにて施工するところでした。
ですが、入居者様の御申告により特殊回転工具へと切り替え作業に移ります。
工具を組み立てドアスコープから挿入、「カチャ」っと、いつも通り気持ちの良い音が鳴り解錠完了です。
鍵での解錠不可の原因を探りましたがどうやら鍵違いのようでした。うっかり以前の鍵を持っていて、現在の鍵は施錠後に紛失してしまったのかもしれません。
| 作業内容 | 料金 |
|---|---|
| 鍵開け(防犯サムターン・サムターンカバー) | 25,300円 |
よくある質問

ドアが開かないときに救急車を呼んでもいい?
中に人が閉じ込められていて命に関わるような場合は、迷わず119番通報をしてください。暑い日にエアコンのない部屋に閉じ込められている、閉じ込められている人は定期的に薬を服用する必要がある、中にいるのはわかっているが倒れているなど、緊急性が高いと判断される場合は、消防を呼ぶのがベストです。
ただし、消防に依頼すると破壊開錠になると考えましょう。必要があれば窓を割ったりすることもあります。
賃貸物件のドアが開かないときはだれに連絡すべき?
管理会社や大家にまず連絡を取りましょう。勝手に業者を呼ぶと、後で費用負担のトラブルになることがあります。管理会社に連絡がついたら管理会社経由で業者を手配してくれることが多いほか、最近では賃貸を契約する際に駆けつけサービスに加入、というパターンも多く見られます。
弊社でも賃貸物件の駆けつけサービス経由での依頼を受けることがありますが、その場合は特殊な料金形態になっていることも多く、場合によっては借り主は負担なし、ということもあります。
駆けつけサービスなどがない場合は、賃貸契約時に必ず加入する家財保険や火災保険の付帯サービスに、似たようなものがないか、確認してみて下さい。
▼関連ページドアノブのみや鍵のみの交換や修理は可能?
可能です。錠前に関するトラブルの多くはノブだけ、またはシリンダーだけの交換、といったように錠前の一部を修理したり交換したりすることで済みます。問題の原因が特定できていれば費用を抑えられることがあります。
ただし、鍵の種類によっては一式交換が必要になることもあります。特に古くからあり、今では廃番などで交換用の商品が少ない装飾錠(サムラッチ錠)などは一式交換が必要になることが多いです。
ドアが開かないトラブルは冷静に対処しよう
突然ドアが開かなくなる問題に直面しても、落ち着いて原因を特定すれば、被害を大きくせずに済みます。無理に開けようとしたり、自己判断で対処しようとするのではなく、状況に応じて専門業者に相談することで、安全かつ迅速な解決に繋がります。
鍵猿では、こうしたドアの開かないトラブルにも多数対応してきた実績があります。
鍵だけでなく、ドアの建付けや丁番の調整など幅広く対応しており、現場の状況に応じた柔軟な作業が可能です。ご自身では解決が難しいと感じたら、無理をせず、気軽にご相談ください。
▶ お急ぎの方 ◀
鍵の開錠にかかる費用、
施工事例、対応エリアなど
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