レオパレスの鍵を紛失!開けてもらう費用や状況別の対処法を紹介
この記事でわかること
- レオパレスの鍵を紛失したときにまずすべきこと
- レオパレスの鍵を紛失したときの対処法
- レオパレスの鍵を紛失したときにかかる費用
- 鍵紛失防止のためにできること
記事監修者
「すごわざ鍵開け達人」として関西・関東のテレビに出演。鍵職人としてのキャリアは12年、現在はエキスパート集団を束ねるマネージャー。親切丁寧な防犯アドバイスにも定評がある。
「家具や家電が備え付け」、「初期費用が割安」などの魅力あふれるサービスで人気を集めるレオパレスの物件ですが、入居者数が多いせいか「鍵を紛失して困った」というトラブルも多く報告されています。
この記事では、レオパレス物件の鍵を紛失した場合について、状況別の対処法と解決にかかる費用などを分かりやすく解説していきます。
(※本記事に記載の各種サービスは2024年7月時点のものとなります。レオパレスによる各種サービス名や内容変更の可能性がございますので、必ずレオパレスの公式サイトの記載、ご契約書等をご確認下さい) |
賃貸物件の鍵紛失はよくあるトラブルでもありますが、レオパレス物件は独特の対応の仕方があります。基本的に、レオパレス側の了承を得ていない状態では、鍵屋ができるのは開錠までです。とにかく家に入りたいのにレオパレスのサービスセンターに繋がらない!といった場合はぜひ鍵猿にご相談ください。
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目次
合鍵が家の中などにある場合→鍵開け
合鍵がない場合→スペアキーの作成
防犯面が気になる!→鍵(シリンダー)交換
レオパレスの鍵を紛失したらまずは警察に遺失届を提出!
レオパレス物件の鍵を紛失したら、まず警察に遺失届を提出しましょう。
遺失届には、紛失した日時、場所、紛失したものの形状や物品の詳細などを書く欄があります。
紛失したものが警察に届けられた際に照合しやすくするためにも、できるだけ詳しく記入することが大切です。
遺失届は、最寄りの警察署や交番で受理してもらえます。
仮に店舗や交通機関で鍵を落とした場合も、落とし主が見つからなければ、最終的には遺失物として警察に引き渡されます。
警察に届けられた拾得物の保管期間は3カ月です。遺失届を出していれば、鍵が見つかったときに警察から連絡をもらえるので、できるだけ早く提出しておきましょう。
各都道府県の警察の公式サイトでは、拾得物が公開されており、検索することができます。
レオパレスの鍵をなくしたときの状況別の対処法
レオパレス物件の鍵を紛失した際の対処法について、3つの状況に分けて解説していきます。
- 鍵を開けて家に入りたい場合(スペアキーが家の中にある)
- スペアキーを作成したい場合(スペアキーが全くない)
- 鍵を交換したい場合
鍵を開けて家に入りたい場合
鍵を紛失して家に入れないものの、家の中にはスペアキーがある場合は、とりあえず鍵を開けて家の中に入ることができれば殆どのことが解決します。
この場合、3つの対処方法が考えられます。
管轄のレオパレス店舗で鍵を借りる
家に入れないときの対処法として、管轄のレオパレス店舗(レオパレスセンター、或いはレオパレスパートナーズ、と呼ばれていたりします)で鍵を借りる、というものがあります。
契約者本人であれば、鍵を一時的に貸し出してもらえるので、本人確認書類を持参して来店しましょう。ただし、契約者本人が店舗まで出向く必要があります。委任状を持っていても、契約者本人以外だと鍵は貸して貰えないので注意して下さい。
本人確認書類として必要なものは、運転免許証、パスポート、保険証、社員証、学生証などです。鍵は管轄の店舗で保管されており、管轄外の店舗で借りることはできません。
「せっかく店まで行ったのに借りられない」といったことがないように、貸出可能かどうかを事前に必ず確認しましょう。
※レオパレスのホームページで検索あるいはお問合せフォームを使用
「管轄の店舗が分からない」という場合も、問い合わせてみることをおすすめします。
借りた鍵は当日中に返却するのがルールですので、借りた鍵でひとまず家に入り、その後はスペアキーを使うなどして対応する必要があります。
レオパレスの管理センター・サービスセンターに連絡する
2つ目の対処法として、レオパレスのサービスセンターに連絡する方法があります。
管轄の店舗まで行けなかったり、鍵の紛失に気付いた時間が店舗の営業時間外だったりする場合は、レオパレスのサービスセンターに電話で連絡しましょう。
レオパレスでは「カギの安心システム」、「24時間医療健康相談サービス」、「水まわりのトラブル現場急行サービス」といった入居後のトラブルに対応してくれるサービスがひとつになった「入居者サポートシステム」を提供しており、こちらに加入している人も多いでしょう。
いずれにせよ、トラブル対応は24時間電話でサービスセンターが受け付けていますので、まず連絡を入れましょう。
サービスセンターに鍵を紛失した旨を伝えると、そのまま提携している鍵業者を手配してもらえるので、業者に詳しくなくても安心です。
サービスセンターには、電話のほかにホームページの「設備修理依頼フォーム」から「鍵のトラブル(入室できないなど)」を選択して問い合わせることも可能ですが、即時対応が難しい可能性が高いです。
自分で鍵業者を手配する
家に入れないときの対処法の3つ目は、自分で鍵業者を手配するというものです。
「管轄の店舗の営業時間が終わっている」、「サービスセンターの電話番号につながらない」、「サービスセンターに連絡はできたが、業者の手配が翌日以降になってしまう」などの理由で、鍵をすぐに開けられない場合は、自分で鍵業者を呼んだ方が早いでしょう。
ただし、作業は解錠までに留めるべきです。レオパレスは鍵の交換などを無断で行わないよう要請していますので、この点は注意が必要です。
また、鍵業者を手配する際には信頼できる鍵業者を選ぶことが大切です。
鍵業者の中には、作業後に高額の請求をしたり、技術が未熟だったりする悪質な業者も紛れています。
鍵を紛失して動揺している心の隙に付け込まれないように、問い合わせ時には「口調や説明が丁寧か」、「作業前に見積もりを提示するか」、「実績や評判に問題がないか」を冷静に確認し、依頼するようにしましょう。
レオパレスでは一般的な刻みキー(MIWA、SHOWA)、ディンプルキー(オプナス)、小判型プレートキー(Keiden)、カードキー(SHOWA)そしてスマートロック(Leo Lock、edLock Bitlock edition、bitlock MINIなど)を使用する物件があります。
鍵のタイプによって作業内容や、対応の可否が異なる場合があるため、電話で依頼する際に鍵のメーカーやタイプを伝えておくと良いでしょう。
いずれにせよ、鍵を落とした可能性があるなど、防犯上の懸念がある場合はレオパレスのサポートセンターにその旨を連絡し、鍵交換を依頼してみて下さい。
スペアキーを作成したい場合
スペアキーが手元にない場合は、鍵開けを行った後、速やかに新たなスペアキーを作成する必要があります。
キーがなければ外側から玄関ドアの施錠・解錠ができず、外出することもできないからです。
特に管轄の店舗から鍵を借りた場合は、最寄りの合鍵屋などでスペアキーを作成し、借りた鍵は当日中に返却しなければなりません。
店舗から鍵を借りず鍵業者に解錠してもらった場合は、鍵開け後に鍵穴からスペアキーを作成してもらうのが最も手っ取り早いのですが、小判型プレートキーやカードキー、ディンプルキーは、スペアキーの作製ができません。
レオパレスも、公式サイトにて合鍵に関する案内を公表しています。⇢レオパレス物件の合鍵について
MIWAやユーシン・ショウワの刻みキーを使用している場合は、鍵穴からの鍵作製を解錠とともに依頼することができます。
その他の鍵の場合は、解錠はできても鍵作製は困難ですので、事前に手渡されているスペアキーもないとなると、鍵交換を依頼するしかありません。
鍵を交換したい場合
鍵交換をする場合は、レオパレスの問い合わせサイトにある「設備修理依頼フォーム」から依頼しましょう。
レオパレスでは、緊急時に備えて管轄の店舗で鍵の管理を行っています。個人で勝手に鍵を交換することは禁止されていますので、必ずレオパレスの窓口を通し、指示に従って交換しましょう。
依頼後、レオパレスが手配した鍵業者から連絡があり、住人立ち合いのもとで鍵の交換作業が行われます。
無くしたらできるだけ鍵交換しよう
子鍵を紛失しても、スペアキーを持っていれば家を出入りすることに支障はありません。しかし、紛失した子鍵が見つかるまでは、悪用される不安が付きまといます。
子鍵と一緒に免許証などが入った財布を落としてしまった場合などは、拾った人に住所を特定されることで鍵を悪用されるリスクが高まることも問題です。
こうしたリスクを回避するための方法が、鍵(シリンダー)を交換してしまうことです。
このほかに、プレートやカードキー、ディンプルキーを使っていて、スペアキーの作成ができない場合にも、鍵交換が必要になってきます。
スマートロックはどうすべきなのか
最近ではLeo Lock やBitlock MINI といったスマートロックと呼ばれるタイプの鍵がついている物件を選ぶ方も多いと思われますが、これらスマートロックにはスマートロック独特の開錠方法がありますので、必ず説明書などに目を通してNFCカードやスマホ本体を紛失した際はどうすべきなのか、把握しておきましょう。
普段NFCカードを使用していて、そのカードをどこかで無くしてしまった場合は、スマホなどをスマートロックの近くで操作し、パスコードを発行させ、パスコードをスマートロックのテンキーから入力することで解錠することができます。
ただし、パスコードを登録していないとこの機能が使えませんので、入居後必ずパスコードの設定をするようにしましょう。
スマートフォンやタブレットといった端末が手元にない場合はシリンダー錠の子鍵の紛失同様、鍵屋を呼ぶ必要があります。
レオパレスの鍵を紛失した場合にかかる費用相場
- 鍵開け ¥8,800~(税込)
- 鍵穴からスペアキーを作製 ¥16,500~(税込)
- 鍵交換 ¥11,000~(税込)+部品代
- 退去時 鍵1本(1枚)あたり¥1,320~(税込)
入居時に受け取りしたレオパレスの子鍵を紛失した場合、どの程度の費用がかかるのでしょうか。「鍵開け」、「スペアキーの作成」、「鍵交換」、「退去時」という4つのタイミングに分けて見ていきましょう。
鍵開けにかかる費用相場
レオパレスのサービスセンターに鍵開けを依頼した場合、「入居者総合サービス&カギの安心システム」「入居者サポートシステム」の加入者なら基本的に無料で対応してもらえます。
未加入の場合の料金
訪問時間 | 料金 |
---|---|
11:00~17:59 | ¥3,850 |
18:00~10:59 | ¥16,500 |
未加入の場合、訪問時間が11:00~17:59の場合は¥3,850、18:00~10:59の場合は¥16,500が必要です。費用には出張費が含まれており、費用は請求書の発行後、後日、振り込むことになっています。
年末年始やゴールデンウィーク、夏季休暇中などは、夜間料金が適用されるので注意しましょう。
ただし、サービスセンターに依頼した場合、当日に訪問して貰えない場合もあります。その日のうちに鍵を開けることができないと言われると、「家に入れないと困る」と思う人がほとんどでしょう。そのような場合は自ら鍵業者を手配することになります。
鍵開け費用の相場
鍵のタイプ | 相場 |
---|---|
一般的な鍵 | ¥8,000~¥15,000 程度 |
ディンプルキーシリンダー | ¥18,000~¥25,000 程度 |
鍵開け費用の相場は、一般的な鍵で¥8,000~¥15,000ほど、ディンプルキーシリンダーで¥18,000~¥25,000ほどと言われています。
鍵の種類だけでなく、鍵を開ける場所、時間帯などによっても料金が増減するので、依頼する際には詳細な情報を伝えて見積もりをしてもらうようにしましょう。
スペアキーの作成にかかる費用相場
子鍵を紛失してしまったうえに、手元にスペアキーが1本もない場合、鍵屋であれば鍵穴からスペアキーを作成することも可能です(刻みキーのみ)。
子鍵がある場合、刻みキーであれば合鍵店やホームセンターなどで作ってもらうことができ、価格も手ごろですが、鍵穴から作る場合には高い技術力や専用の器具が必要になるため、鍵の出張専門業者に依頼する必要があります。
この場合の費用の相場は、約¥16,500からと高くついてしまいます。
レオパレスのサービスセンターに依頼した場合の対応は解錠と鍵交換だけなので、スペアキーを作りたい場合は自己負担で鍵作成を依頼しなくてはなりません。
鍵の交換にかかる費用相場
レオパレスのサービスセンターに鍵交換を依頼した場合も、「入居者総合サービス&カギの安心システム」「入居者サポートシステム」の加入者であれば基本的には無料で対応してもらえます。
未加入の場合の料金
訪問時間 | 料金 |
---|---|
11:00~17:59 | ¥20,350 |
18:00~10:59 | ¥25,850 |
もし加入していない場合、訪問時間が11:00~17:59なら¥20,350、18:00~10:59なら¥25,850が必要です(出張費含む)。
鍵交換業者を手配した後のキャンセルには、キャンセル料金がかかる場合があるので注意しましょう。
鍵開けと同様に、年末年始やゴールデンウィーク、夏季休暇中などは、夜間(時間外)料金が適応されます。
また、緊急性、保障プランによっても費用が変わることがあります。事前に詳しく確認してから依頼しましょう。
退去時にかかる費用
レオパレスでは、入居時に渡されたすべての鍵を退去時に返却しなければなりません。紛失した場合は、鍵1本(1枚)あたり¥1,320が請求されます。
また、「入居者総合サービス&カギの安心システム」「入居者サポートシステム」に加入している場合は、鍵を紛失して返却できなくても原則として費用はかからないので安心です。
中でもカードキーは、後からスペアキーを作ることが難しいとされているため、入居時に複数渡されていることが多く、すべて揃えて返却する必要があります。
鍵を紛失した後にたとえ鍵を交換したとしても、入居時に渡されたスペアキーがあるなら処分せずにとっておくようにしましょう。
レオパレスの鍵を紛失しない為にできること
レオパレスの部屋の鍵をなくしたら、セキュリティ面の不安はもちろん、賃貸だと管理会社に連絡する必要も生じてしまいます。
こちらでは、レオパレスの鍵を紛失しない為にできる対策としては、
などが挙げられます。
鍵に鈴やストラップを取り付ける
鍵を紛失しない為の対策として定番なのが、鈴やストラップ等を付けるというものです。
部屋の玄関ドアの鍵は小さいものが多く、単体でカバン等に入れておくと、見つけにくいのですが、キーホルダーのようなものを付けておけば、手探りでも見つけやすくなります。
また、鈴は音が出るので、鍵を落とした時も気付きやすくなります。
鍵を保管する場所を定めておく
鍵を保管する場所を定めておけば、「鍵をどこに置いたか忘れた!」というトラブルに非常に有効です。
例えば、ご自宅では鍵を玄関の棚の上に置く、カバンに鍵を入れた時は内ポケットに入れる等、定位置を決める事で、鍵を探す手間が省ける上に、紛失を予防する事ができます。
鍵を紛失した際は鍵猿に依頼しよう!レオパレスへの連絡も忘れずに
レオパレスの鍵を紛失した場合は、基本的にサービスセンターに連絡することで対応してもらえます。
その場合、サポートシステムに加入していれば、鍵開けや鍵交換を無料で手配して貰えますが、未加入の場合は高額の費用がかかります。
自分で鍵屋に依頼する際とほぼ変わりないコスト負担になってしまいますし、レオパレス入居時にはレオパレス指定の火災保険か、同等の火災保険に加入している必要がありますので、よほどの事情がない限りレオパレスの提供している火災保険であるサポートシステムに加入しておきましょう。
ただし、いくら万全のサポートを提供するシステムであっても、依頼当日の緊急時に対応できないこともあるので、急ぎでの鍵開けが必要な場合は、出張専門の鍵屋鍵猿にお任せください。