宅配ボックスの使い方!ダイヤル式など開かないときの対処法も解説
この記事でわかること
- 宅配ボックスの種類
- 戸建て用と集合住宅用の違い
- 宅配ボックスが開かないときの対処法
- 宅配ボックスの注意点
記事監修者
「すごわざ鍵開け達人」として関西・関東のテレビに出演。鍵職人としてのキャリアは12年、現在はエキスパート集団を束ねるマネージャー。親切丁寧な防犯アドバイスにも定評がある。
宅配ボックスは、便利で安全な荷物の受け取り方法として日常生活に欠かせない存在となっています。
不動産情報サービスのアットホーム株式会社が、全国のアットホーム加盟店を対象に調査した『自分が住むなら欲しいマンションの設備』では、宅配ボックスが共用設備の1位となり、78%近くの票数を集めたほどです。
コロナ禍で急増した通販サイトの利用と物流数をうまく制御する設備として、最近では戸建てでも後付けで設置することが増えているようです。
しかし、時には宅配ボックスを開けようとした際にエラーや暗証番号の不一致などの問題が発生し、逆に利用者にとってストレスになってしまうことも。
このコラムでは、各種宅配ボックスの開け方や使い方、トラブルシューティングに役立つ情報を解説していきます。
宅配ボックスに関してはあまり出番のない鍵屋ですが、南京錠やシリンダー錠などの解錠が必要でしたらぜひご相談下さい。
宅配ボックスの種類
宅配ボックスにはいくつかの種類があり、大別して電気を使わない機械式と、電気は使うが乾電池で十分な電池式、電気配線が必要なデジタル式があります。
電気配線が必要なタイプは最近のコインロッカーと類似点がたくさんあり、各ボックスにはパネル類がなく、一つのタッチパネル(ディスプレイ)で操作をします。
電池式や機械式には各ボックスにテンキーやダイヤルを備えたバネルがあり、各ボックスで操作をして解錠します。
解錠方法がいくつかありますので、違いを見ていきましょう。
スマートフォン連動タイプ
スマートフォンに専用アプリをインストールし、宅配ボックスと連動させることで解錠します。各ボックスにタッチパネルがついているタイプと、タッチパネルから操作するタイプどちらもあるようですが、比較的新しいマンションであれば後者が多いでしょう。
荷物を取り出すときに暗証番号入力が必要ないものもあります。
暗証番号入力タイプ
ダイヤル式とプッシュ式、デジタルテンキー式があります。ダイヤル式は南京錠のように4つの数字を合わせるダイヤルがついています。
プッシュ式は電卓のようなボタン式のテンキーから暗証番号を入力します。機械式・電池式の両方があります。
どちらも閂(かんぬき)を動かすためのツマミが別についており、「OPEN」や「開」の方へ動かすと閂が引っ込んで扉を開けられるようになっています。
デジタルテンキー式は、タッチパネルがあり、そこに表示されるテンキーに触れて番号を入力するタイプです。
カードタイプ
カードキーを使用して解錠する宅配ボックスです。
非接触ICカードや、部屋の鍵と共通のカードキーを使用する場合もあります。
非接触ICカードの場合は、センサーにカードをかざすだけです。
専用の磁気カードが必要なタイプもあり、こちらはリーダー部分があります。カードを差し込むスロットであることが多いです。
磁気カードとダイヤルどちらも使用するといったものもあります。
このタイプはカードキーをスロットに入れ、ダイヤルで暗証番号に合わせると扉が開くようになっています。
シリンダー錠タイプ
伝統的なシリンダー錠に子鍵を入れて使用するタイプです。
シリンダー錠を使用するということは、そのボックスの錠に対応した子鍵を持つ必要があることから、専有ボックスのみが採用している施錠方法です。
共用で鍵穴がついている場合は、非常解錠用で、マスターキーは管理人や管理会社が持っています。
専有ボックス用なので、圧倒的に戸建て向けの宅配ボックスに使用されていることが多いのですが、集合住宅向けでも各戸に設置する専有ボックスに使用されていることがあります。
戸建て向けと集合住宅向け
宅配ボックスというと、集合住宅の玄関などに設置してあるものを連想することが多いのではないでしょうか。
しかし昨今では置き配が当たり前になり、宅配業者の再配達を減らしたり、防犯対策のひとつとして非対面での受け取りを可能にする意味でも戸建てでの宅配ボックス利用が広がっています。
戸建て用と集合住宅用の宅配ボックスにはいくつかの違いがありますので、見ておきましょう。
戸建て用宅配ボックス
戸建て用はサイズが大きい傾向にあります。
集合住宅では設置する場所の制限などもあって、小〜中サイズの箱向けに設計されたものや、色んなサイズを組み合わせたものが多いのですが、戸建て住宅は広い玄関先や前庭に設置されるため、大きなサイズを設置できます。
よく戸建て向けのガイドで100サイズが入るもので良い、と書かれていることもあり、100サイズ以上の専有ボックスが選ばれるようです。
集合住宅向けとの大きな違いは、屋外に設置することが殆どである点です。
集合住宅でも低層マンションやアパートですと屋外に設置されていることもありますが、複数を設置するため屋根付きのオプションがあったりしますが、戸建ての場合はひとつのボックスを屋外に設置することになるため、ボックスそのものに耐候性がないと長持ちしません。
また、戸建て向けの宅配ボックスはボックスごと盗難に遭う可能性もあるため、ボックスにワイヤーをつけていたり、アンカー留を施していたりと、設置方法が様々です。
集合住宅のように管理者がいないので、トラブルが起こったときも使用者が直接、対応しなくてはいけません。
集合住宅向け宅配ボックス
集合住宅用の宅配ボックスは、複数の住戸で共有されているのが一般的です。
建物の規模やデザインにもよりますがビルやマンション内、多くはエントランス付近に設置されています。
エントランス付近にスペースがない場合は屋外に設置されていることがあり、雨や雪避けに屋根がついていることもあります。
住戸数が多いマンションだと異なるサイズの荷物に対応できるように工夫され、コインロッカーのように違うサイズのボックスが組まれていることもあります。
多くの物件で管理人などがマスターキーを所持しており、暗証番号で開かないなどのトラブルが発生したときも管理人や管理会社に連絡することで解決することがあります。
また、長い間荷物をボックス内に放置する住人が出てくる可能性があるため、一定期間が過ぎると警備会社に連絡がいくなど、何らかの対策がされているボックスもあります。
近年建てられたばかりのマンションでは非対面受け取りを目的に設置していることも多いでしょう。
その場合は受け取り側と配達側があり、受け取り側には操作パネルがなかったりすることもあります。
一方、エントランスに共有用を置くのではなく、各戸に専有ボックスを設置しているところもあります。
マンションでの宅配ボックス利用方法
マンションに設置されている宅配ボックスは大多数が暗証番号でボックスを開けるタイプです。
これには殆どのマンションは建築時に宅配ボックスを設置していなかったため、電気配線工事が必要ない後付けタイプが多い、という理由があります。
暗証番号で解錠する宅配ボックスは、セキュリティのため固定の暗証番号ではなく、ワンタイムパスワードとして暗証番号を使用することが多く、一旦番号を使用してボックスを開けると、その番号はリセットされます。
宅配業者がボックスに荷物を入れ、暗証番号を設定して施錠し、不在通知にボックス番号と暗証番号を記載して受取人のポストに入れておくのが定番の使用方法です。
受取人はポストにある不在票を確認し、指定されたボックスに暗証番号を入力して解錠します。
一方で、デジタル式のタッチパネルが設置されている集合住宅では、使用方法がかなり異なります。
荷物があるとタッチパネルに部屋番号が表示されたり、スマホなどにメール通知が来たりしますので、帰宅時にタッチパネルで部屋番号を入力し、暗証番号やカードキーを通すと配達員が使用したボックスが開くようになっています。
このセクションでは、宅配ボックスの大多数を占めるダイヤル式やプッシュ式の使い方を紹介します。開かないとき、簡単に開けることができる裏ワザのようなものはあるのでしょうか?
賃貸物件で初めて宅配ボックスを使用するという人も少なくないでしょうから、自分が使用するボックスはどのタイプなのか確認し、説明書や入居者への案内をよく読むようにしましょう。
ダイヤル式宅配ボックスの開け方
集合住宅向けのように、暗証番号が使用するたびにリセットされるダイヤル式宅配ボックスにはOPEN/CLOSEと書かれたツマミ、ダイヤル4つとLOCKボタンがついたパネルがボックスについていることが多いです。
ボックスの右上などにボックス番号が貼られているので、ちゃんと番号が合っているか確認して使用しましょう。
受取人は不在票に書かれた番号のボックスにあるダイヤルを指定された暗証番号に合わせ、ツマミをOPENにすると解錠されるので、扉を開けて荷物を受け取ります。
荷物を受け取ったあとは、扉を閉めてそのままにしておくか、ツマミをCLOSE に動かしておきたい場合はLOCK ボタンを押してCLOSE にするなど、宅配ボックス所定のやり方で設定する必要があります。
わからない場合は、そのままOPEN の状態で扉を閉めておくのがベストでしょう。
戸建て向けの場合は、スーツケースに使用されているようなダイヤルと非常解錠用のシリンダー錠がセットになった小型のパネルがついていることが多いようです。
シリンダー錠の鍵穴の部分がOPEN/CLOSE のツマミになっていて、ダイヤルを暗証番号に合わせたらこのツマミを解錠側に回して扉を開けます。
戸建て用と集合住宅向けの大きな違いは、暗証番号が固定かどうかです。
戸建て向けは固定式が多いため、宅配業者はボックスの扉を閉めたらツマミをCLOSEに回して施錠するだけで済みますが、集合住宅向けの場合、ワンタイムパスワード式になっていることが殆どですので、宅配業者が番号を設定する必要があります。
プッシュ式の開け方
プッシュ式の場合は3〜4桁の暗証番号が設定できるようになっています。
ダイヤル式とは違い、プッシュ式は間違ったテンキーを押してしまった場合、キャンセルできるCボタンというのがついていることが多いです。
正しい番号は345なのに、355と入れてしまったとしましょう。
そのままではツマミを回してもOPENになりません。
ダイヤル式だと正しい番号になるまでダイヤルを回せばいいだけですが、プッシュ式はそうはいきませんので、Cボタンを押してすべてリセットします。
機械式のプッシュボタンである場合は、押した番号は押下されたままになり、解錠あるいはキャンセルでボタンが元に戻る、というものもあります。
電池式などでデジタルなテンキーがついている場合も、間違ったらCボタンなどでキャンセルしましょう。
電池式ですと、正しい暗証番号を入れたときに小さな緑のランプが点灯することもあります。
ランプが点灯しているあいだにツマミを回すなどの動作が必要だったりもしますので、正しい暗証番号で解錠されたのを確認したら、ツマミを回して解錠しましょう。
カード式の開け方
カード式の宅配ボックスは、カードキーが非接触ICと磁気カードの2タイプあり、非接触ICカードの場合は、センサーにかざすだけで解錠できるようになっています。
磁気カードは読み取り用のスロットにカードを入れる必要があり、奥までちゃんとささっていないと認識されなかったり、エラーが出たりします。
磁気カード対応のものには各ボックスにスロットがあるタイプと、タッチパネルの近くにあるスロットに入れるタイプに分かれますが、解錠のためにはいずれにせよカードリーダーが必要なので、スロットを探して下さい。
カード式は暗証番号が必要ないため、配達員も荷物を入れて部屋番号を入力するだけ、といった簡単な作業で済みます。
宅配ボックスが開かない時
宅配ボックスを開けようと思って暗証番号を入れたけど鍵が開かない!
カードを何回通しても扉が開かない!
といった類のトラブルは、宅配ボックスでは避けることのできないトラブルです。
特にダイヤル式などは宅配業者が使用するたびに暗証番号を設定していますから、受取人には不在票に書かれていることが全てです。
それなのに、なぜか扉が開かない。一体何が原因で、どのように対処すれば良いのでしょうか?
よくあるパターンについて見ていきましょう。
違う暗証番号が設定されている
暗証番号を使用する宅配ボックスのトラブルの殆どは、宅配業者が書いた番号と、実際にセットされた番号が違うことが原因だと言われています。
要するに、宅配業者は1234という番号でセットしたつもりで、不在票にもそう書いたが、実際にセットされていたのは1233という番号だった、といったものです。
また、殆どの場合、4つの数字のうち1つだけが間違っているとも言われています。
ダイヤル式・プッシュ式などで暗証番号を合わせた・入力したのに扉が開かない場合は、1桁ずつ数字をずらしていってみましょう。
1234と書かれていたら、1234の4を3か5で試し、次は3を2か4で試す、というように順番に試していきます。
4桁でしたら8通りあるだけですので、とりあえずこの方法を試してみて下さい。
例:1234の場合
1桁目を変える | 2桁目を変える | 3桁目を変える | 4桁目を変える |
2234 | 1334 | 1244 | 1235 |
0234 | 1134 | 1224 | 1233 |
それでも開かない場合は「0000」を試してみて下さい。
工場出荷時に設定されている番号であることが多いのですが、この番号で開くこともあるようです。
暗証番号タイプ独特の開け方
南京錠やスーツケースなど、ダイヤル式の鍵というものは意外とたくさん存在するもので、同じように暗証番号を忘れてしまった、といったトラブルが発生します。
4桁の数字を合わせる錠前の鍵違い数は1万通りで、3桁は1000通りあります。
思いつく限りの番号を入れてみたが開かないし、管理人にも連絡できない、という場合は、全ての組み合わせを試してみる、いわゆる「総当たり」と言われる手法で開けることも可能です。
確かに1万通りあるとはいえ、全ての組み合わせを試さないといけないわけではなく、最悪1万回というだけなので運が良ければ数回トライしただけで正しい暗証番号に辿り着けることもあります。
あまりオススメはできませんが、それでもやりたいという場合は他の利用者の迷惑にならないようにしましょう。
暗証番号は正しいがボックス番号が違う
宅配業者が暗証番号ではなく、ボックスの番号を間違って記載していることもままあるようです。
暗証番号をずらしてみても開かない場合は、こちらの可能性を疑ってみましょう。
不在票に記載されている暗証番号は正しいと仮定して、指定されているボックス番号の周りのボックスから試してみると良いでしょう。
別のボックスの扉が開いたら、必ず荷物の宛名などを確認して受け取るようにして下さい。
稀に、ボックス番号ではなくマンションを間違えていた(複数棟がある場合など)、ということもあるようです。
宛先が間違っている場合は、誤配送になりますので宅配業者に連絡を入れましょう。
カードキーの磁気が弱くなっている
磁気カードに必ずついて回る現象で、他に磁力を使用したものと接触を繰り返したり、磁石と接触した、などの理由で磁気が弱まってしまう、あるいは飛んでしまうことがあります。
磁気カードはカードに付いている磁気ストラップをリーダーが読むことで解錠しますので、磁気がなくなってしまったら新しい磁気カードを発行して貰うしかありません。
宅配ボックスのメーカーによっては、磁気カードの錠前部分だけは別会社のものを使用していることがありますので(例:ナスタの磁気カードはシャーロック株式会社が担当)、マンションの管理人や管理会社、あるいは保守会社などに連絡して下さい。管理人などが追加複製の発注などの手続きをしてくれます。
紛失したとき同様、再発行には一定の時間がかかります。
磁気カードの磁力が弱くなってきていると気づいたら、できるだけ早く再発行を依頼しましょう。
ボックスの電池が切れている
電池で動いているプッシュ式の宅配ボックスは、各ボックスに使用している乾電池が切れてしまうと、反応しなくなってしまいます。
テンキーのそばのランプが赤く点灯していませんか?
何らかのエラーや電池切れの際には、赤ランプで知らせるといった機種が多いので、テンキーパネルに異常がある場合は確認してみて下さい。
電池切れが疑われる場合は、緊急の復旧方法として9Vの角電池を使用するものもあります。
テンキーの近くに「+」と「-」のマークが入った穴のようなものがある場合は、角電池の差込口である可能性が高いので、コンビニなどで売っている9V角電池を購入して差し込んでみましょう。
一時的に電気が通り、暗証番号を入れて扉を開けることができるようになります。
荷物を取り出したあとは管理人や管理会社などに報告し、電池を交換して貰って下さい。
ボックス側の故障
非接触ICカード式なのにカードが認識されない、エラーが出るということもあります。
駅の改札で原因不明のエラーが出てアラームが鳴るときがありますが、それと似たような形でICを読み取れなかったなどの理由でエラーになることがあります。
そのような場合は、正しいカードキーであることを確認してもう一度、センサーにかざしてみましょう。
何度やっても認証されない場合は、宅配ボックス側の故障かもしれませんので、まず管理人に訊いてみましょう。
大きな荷物が入っている
これは暗証番号やカードキーといった施錠機能のトラブルではなく、鍵が回らない、という類のトラブルになりますが、大きな荷物が入っていて、鍵(閂)が圧迫され動かないときがあります。
金庫やコインロッカーなどでも似たようなことがあるのですが、こういった場合は取っ手部分に体重をかけるなどして手で押しながらツマミを回すと開くときがあります。
大きな荷物に心当たりがあるときは、この方法も試してみて下さい。
こじ開けようとしたと判定されている
これは電池式やタッチパネル式のもので閂が電子的に制御されているものに多いエラーです。
暗証番号を入力して、鍵が開く前に扉を開けようとすると、扉をこじ開けようとしたと判定されることがあります。
エラーが出て二進も三進もいかなくなったときは、管理人や管理会社に連絡して下さい。
間違った暗証番号を何度か入力してしまった
これも機械式のものにはあまりありませんが、暗証番号入力を3〜4回間違うとロックされてしまう機種があります。
ロックされてしまった場合も、自力では何もできないことが多いので、管理人か管理会社に連絡して下さい。
宅配ボックス使用時に注意すべきこと
いかがでしたでしょうか。
一口に宅配ボックスといっても、今やたくさんの種類があり、様々な解錠方法があるということがおわかり頂けたでしょうか。
特に暗証番号タイプは設置されている数が多いせいもあって、セキュリティ面での課題も抱えています。
まず、配達員が設定した暗証番号は、不在票に記載されてポストに入れられるわけですが、その暗証番号を盗み見られて中の荷物を盗まれた、という事件も起こっています。
再配達を減らしたいという受け取り側と配送業者、双方の利害が合致しているにも関わらず、宅配ボックスが全ての問題を解決したとは言い難い側面もあるのが事実で、一部の宅配業者のなかには宅配ボックスそのものをあまり使わないようにしていたり、明確に使用しない、と言われることもあるようです。
宅配ボックスは便利なツールではありますが、どんなツールにもメリット・デメリットがあります。
宅配ボックスを使用する際にどうしても生じてしまうリスクを認識しつつ、うまく利用していきたいものです。
もし鍵開けの必要がある場合
宅配ボックスの鍵には、シリンダー錠や南京錠を使用している、という方もおられると思います。
特に戸建て用などで簡易的な宅配ボックスを使用する場合は錠前部分がなく、南京錠で施錠しているという場合もあるでしょう。
ボックス本体の子鍵はスペアキーが必ず付属しているものの、追加複製したいのであればメーカーや代理店に問い合わせるのがベストです。
ただし、専有ボックスタイプで、ボックスそのものの盗難を避けるために南京錠が付属してくるものの多くは、南京錠の解錠については対応できない、としているところが多いようです。
こういった南京錠の非破壊解錠は、鍵屋にお任せ頂いた方が良いです。
破壊しても構わない場合は、自分でツルを壊したりすることで開けることができますが、傷をつけずに解錠したいという場合は鍵屋の鍵猿にご相談下さい。