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鍵屋鍵猿鍵トラブルトピックその他玄関の防犯対策は何をすれば良い?プロの鍵屋がおすすめの対策を紹介します!

更新日:2025/01/15

玄関の防犯対策は何をすれば良い?プロの鍵屋がおすすめの対策を紹介します!

玄関の防犯対策は何をすれば良い?プロの鍵屋がおすすめの対策を紹介します!

この記事でわかること

  • なぜ玄関の防犯対策が必要なのか
  • 玄関を狙う手口
  • 具体的な対策方法
  • 防犯性の高い鍵とは
  • 補助錠について
  • ドアガード・ドアチェーンは?

記事監修者

田口季良(たぐちのりよし)
田口季良(たぐちのりよし)SLS株式会社 マネージャー

「すごわざ鍵開け達人」として関西・関東のテレビに出演。鍵職人としてのキャリアは12年、現在はエキスパート集団を束ねるマネージャー。親切丁寧な防犯アドバイスにも定評がある。

玄関の防犯対策は、住まいの安全を守るうえで欠かせません。
最近は空き巣だけでなく、都心部を中心に強盗事件も増加傾向にあります。その手口も複雑化しており、業者を装った下見や不審な電話のあとに、金品を狙って侵入して来たり、宅配業者を装って玄関を開けさせ、住人を襲うというパターンもあるようです。

戸建て住宅では窓ガラスを割って侵入する手口が多い一方、マンションでは玄関が住戸への唯一の出入口となるため、玄関の防犯性がさらに重要です。

一方で、「どんな対策が効果的なのか」、「コストや手間が気になる」といった理由で、防犯対策を後回しにしている方も少なくありません。

この記事では、玄関を中心とした防犯対策のポイントを、プロの鍵屋がわかりやすく解説します。空き巣や強盗のリスクに備えるため、今すぐ始められる対策から本格的なセキュリティ強化まで、具体例を交えてご紹介します。

とにかく防犯性能を上げたい・どんな鍵を取り付けられるのか知りたい、という方は、鍵屋の鍵猿にご相談ください。出張料金なしですぐにお伺いし、詳しい見積書を作成いたします。日時のご予約も可能ですので気軽にお電話ください。

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玄関の防犯対策はなぜ必要?

玄関は住人が最も頻繁に出入りする場所であり、それなりに防犯対策が施されていると思われがちですし、実際に昨今の玄関は殆どがハイセキュリティシリンダーと呼ばれる防犯性能の高い鍵を備え、ツーロックになっています。

しかし、そのような「対策済」と考えられる部分をわざわざ狙う侵入者などいない、あるいは「勝手口の方がセキュリティが甘いからそちらを重点的に対策すべきだ」と思い込んでいませんか?

実際には、空き巣の侵入手口で最も多いのは『無締り』、つまり鍵をかけ忘れた状態を狙うもので、集合住宅などですと特に無締りを狙える窓がないぶん、玄関から入るという件数が多いのです。

玄関の防犯対策が必要なのはマンションのような集合住宅だけではありません。戸建ての場合は窓の無締りが最も狙われる傾向になありますが、だからといって玄関をおろそかにして良いわけではないですよね。そもそも、玄関から入ってこられてしまったら窓の防犯設備も無駄になってしまいます。

また、古い戸建てや集合住宅ではまだまだ古い鍵(錠前)を使い続けていたりもします。古い錠前を使用していると、ピッキングやサムターン回しといった、昔からある不正開錠方法で簡単に開けられてしまう危険性があります。

特に販売されてから20年以上経つディスクシリンダーやピンシリンダーは、鍵としては比較的シンプルな構造をしており、ピッキングに弱く防犯性が高くありません。

空き巣の多くは侵入までに5分以上かかると諦める傾向があります。開錠に時間をかけさせて、諦めて貰うためにも防犯力の高い鍵に交換しておくことが望ましいのです。

空き巣が侵入を諦める時間

更に経年劣化が原因で錠前に破損のような脆弱な部分があれば、そこから壊されて無理やり開けられることも考えられます。今あるメインの鍵を防犯性の高い鍵に交換するか、補助錠をつけることを検討した方が良いでしょう。

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玄関を狙った手口には何がある?

玄関は住まいの第一の防衛線ですが、空き巣や強盗は常にその隙を狙っています。空き巣や強盗による玄関からの侵入を防ぐには、まずその「手口」を知ることが重要です。

実際には、無施錠(無締り)や窓からの侵入が依然として主流ですが、2000年初頭に流行した特殊な開錠技術も「手口」として今なお広く知られています。

最近では、殆どの手口が錠前メーカーによって対策されています。ただ、全ての住戸が新しい、対策済の錠前を使用しているわけではありませんし、古い商品を狙ったり、古い手口に改良を加えて復活してくる可能性もあります。

よく耳にする代表的な手口について、詳しく特徴と背景を解説していきますので、ご自宅の玄関は大丈夫か、確認してみて下さい。

無施錠(無締り)

空き巣が最も多く利用する手口が「無締り」です。これは、鍵がかかっていない状態を狙う方法です。ただし、空き巣はランダムに探し回るわけではなく、普段から目星をつけた家を下見しており、施錠されていない家を確実に狙います。

このため、短時間の外出でも必ず施錠する習慣が不可欠です。

ピッキング

2000年初頭に流行した「ピッキング」は、特殊な工具(ピックとテンション)を使って鍵穴の内部を操作し、鍵を解錠する方法です。当時は防犯性の低いピンシリンダーディスクシリンダーが多く使われており、これらの鍵はピッキングに非常に弱いものでした。

しかし、特殊開錠工具の所持が違法化されたことや、これを機にディンプルキーやロータリーディスクシリンダーといった防犯性の高い鍵が急速に普及したことによって、ピッキングによる被害はほぼ見られなくなりました。

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こじ開け

こじ開け」は、ドアやドア枠にバールマイナスドライバーなどの工具を使い、力任せに開ける手口です。特に、古いタイプの堀込錠はカンヌキの位置が外部から分かりやすく、そこを集中的に狙われると簡単にドアを開けられてしまいます。

ドアの構造や材質が弱い場合には、この手口に対する対策が必ず必要です。補助錠やガードプレートの設置が効果的です。

ドリリング(鍵穴壊し)

特殊開錠工具として所持が禁止されている工具のひとつにホールソーがあるように、シリンダーをくり抜いてしまったり、電動ドリルで鍵穴を破壊してしまって開ける方法もあります。

ディンプルキーシリンダーなどのハイセキュリティシリンダーではこのような「鍵穴壊し」に対する耐性も問われますので、超硬金属をシリンダーに使用するなどの方法で壊しにくくしていますが、対策されていない鍵穴ですと数分で破壊されてしまいます。

ホールソーはディスクグラインダーなどの回転式電動工具にとりつけて使用します。

サムターン回し

サムターン回し」は、ドア内側にあるサムターン(つまみ)を外部から操作して解錠する方法です。郵便受けやドアの隙間から特殊工具(鍵屋が使用する工具はオープナーと呼ばれています)を挿入するほか、ドアにガラス部分がある場合には、そのガラスを割って手を入れることもあります。

防犯フィルムをガラス部分に貼ることや、サムターンカバーの取り付け、あるいは「防犯サムターン」を取り付けることが効果的です。

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バンピング

バンピング」は、「バンプキー」と呼ばれる特殊な子鍵を鍵穴に挿入し、そのバンプキーをハンマーなどで叩いて内部部品を跳ね上げ、解錠する方法です。特にピン型のタンブラー(障害物)を使用しているピンシリンダーやその応用であるディンプルキーシリンダーがこの手法で「簡単に開く」と言われています。

ピンシリンダー錠が多い海外(アメリカなど)で特に脅威とされ、日本でもピッキング騒動の数年後に注目されたことがある不正開錠方法です。実際に20年近く前の、対策されていないディンプルキーはバンプキーで解錠できるものがあったようです。

しかし、日本では美和ロックのシリンダーがシェアの大半を占めていることもあって、ピッキングほど大きな話題にはなりませんでした。美和ロックのウェハータンブラー系のシリンダー(ピンではなくディスク状のタンブラーを使用)にはこの方法がほぼ通用しないからです。

また、錠前メーカーの対応も早く、今ではどのシリンダーが対策済でどれが未対策の古いタイプかほぼ見分けがつかないと言われています。

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カム送り(バイパス)解錠

バイパス解錠」または「カム送り解錠」は、シリンダーとドアのあいだにできる隙間から工具を入れ、錠ケース内部のカンヌキを動かす部品に直接アクセスし、解錠する手口です。

この手法はシリンダーを無視する手法で、ピッキング対策済のシリンダーをつけていても関係なく、錠ケースに外部からアクセスしやすい穴や開口部分があれば簡単に解錠できてしまう……ということで、再び国内が騒然としました。

しかし2002年頃にこの手法が注目された際、警察庁が脆弱性のある錠ケースのリスト(「該当危険機種」と呼ばれていました)を公表したため、メーカーや鍵業界全体で迅速な対策が行われました。その結果、カム送りによる被害は限定的に終わっています。

ただし、古いタイプの錠前では錠ケースも古いままである可能性があり、そのような場合は依然としてリスクがあります。30年以上使用しているものは部品も経年劣化していると考えられますので、近い内に交換を検討した方が良いでしょう。

玄関の防犯対策は何をすれば良い?

玄関の防犯対策を考える際には、単に鍵を強化するだけでなく、侵入者に「狙われにくい環境」を作ることが重要です。

空き巣や強盗は事前の下見を念入りに行い、侵入しやすそうな家をターゲットに選びます。そのため、防犯対策を日常生活に取り入れ、普段から警戒を怠らないことが大事です。

玄関周りで実践できる具体的な防犯対策を見ていきましょう。

死角を作らない

玄関周辺に植木や物置などの大きな障害物を置くと、侵入者にとって都合の良い「死角」となります。特に夜間は死角が侵入の手助けになるため、周囲が見通せる環境を整えることが重要です。定期的に庭木を剪定するほか、通りなどから玄関が見えるよう整理整頓を心がけておきましょう。

周りから見えにくいということは、昨今ではプライバシーのためにも大事かもしれませんが、全く見えないとなると周りが異常を察知しにくいということでもあります。

郵便物を溜めすぎない

郵便受けに郵便物や新聞が溜まっていると、不在であることが外部から分かりやすくなります。これを避けるため、旅行や長期間の外出時には郵便局に一時保管を依頼する、または近隣の信頼できる人に回収をお願いすることが有効です。

集合住宅では玄関のポストに郵便物は来ませんが、新聞や回覧板が回ってくることもあります。不在であることがすぐにわかるような状態にならないよう、注意が必要です。

ガードプレートを設置する

ガードプレートは、玄関ドアの鍵付近にある隙間を覆い、バールなどを使った「こじ開け」を防ぐためのアイテムです。特に戸建ての玄関では堀込錠が使用されていることが多く、隙間からカンヌキ(デッドボルト)が見えて弱点となるため、ガードプレートを追加することで防犯性を大幅に向上させることができます。

集合住宅ではドアに既についていたり、面付錠が使用されているため必要ない場合があります。

近所付き合いを活発にする

近隣住民とのコミュニケーションは防犯において意外と効果的です。住民同士が互いに見守り合う環境を作ることで、不審者に気づきやすくなります。

侵入窃盗犯は近所の人や地域の住人に目撃されたり、声をかけられたりすることを嫌います。昨今の強盗などは防犯カメラに写っていることも多いようですが、怪しい業者がドアベルを鳴らして回っている、といった情報は地域の防犯にとって有益です。

また、地域で防犯パトロールを行う自治体も多いため、時間があるときは参加するようにしたり、引っ越しするときはパトロールのある地域に住むようにしたりするのが良いでしょう。

防犯カメラを設置する

防犯カメラは侵入者にとって抑止力となります。また、万が一の際に犯人の特定や証拠収集にも役立つため、防犯対策として非常に効果的です。最近では、スマートフォンと連携できるタイプもあり、外出先から自宅の様子を確認できます。

ただし、周辺住民のプライバシーには配慮する必要があります。隣近所が画角に入るといった場合には説明しておいた方が良いでしょう。

なお、賃貸マンションに防犯カメラを設置したい場合は、事前に大家さんや管理会社に相談し、許可を得る必要があります。分譲マンションは要所要所にカメラを設置していることが多いと思いますが、玄関付近に取付けたい場合は念の為、管理組合などに相談しておく方が良いでしょう。

センサーライトを設置する

センサーライトは、人の動きを感知して自動で点灯する照明です。不審者は暗闇のなかで行動するのを好む傾向にあるため、照明があることで侵入をためらわせる効果があります。

戸建てでの利用に限られますが、玄関だけでなく、暗くなりがちな部分に設置しておくと安心できるでしょう。集合住宅でも1階のベランダなどで利用できる場合もあります。

人感センサーであれば一定時間で灯が消えるので、電気代を抑える事が可能ですし、ものによっては電池やソーラーバッテリーで稼働するものもあります。

また防犯カメラと併用すると、明るい環境下で撮影されますのでより効果的です。

モニター付きインターホンを設置する

モニター付きインターホンを導入することで、訪問者の顔を確認してから対応することが可能になります。最近は不審者が業者や配達員、セールスマンなどに偽装して訪問するケースがあるため、音声だけでなく映像で確認できるインターホンはくらしの必須アイテムといえます。

殆どの機種に録画機能があり、不在時に誰が訪ねて来たのか確認できたり、怪しい訪問者の記録を録画して残したりすることができます。集合住宅では玄関に防犯カメラを設置するより、玄関周りを撮影できるモニター付きインターホンに変えた方が防犯的には良いかもしれません。

また、ボイスチェンジ機能付きのものもあり、応答の際の音声を成人男性の声に変換できるタイプは、女性の一人暮らしにも心強いでしょう。

見知らぬ訪問者にはあまり応対しないようにする、というのも時には大事な防犯対策になり得ます。宅配業者を装って強盗に入るという事件も起きていますので、玄関での応対にも注意が必要です。

サムターン回しに強いサムターンにする

最近ではあまりサムターン回しを試みる侵入者はいないようですが、全くいないわけではありません。サムターン回しに有効なのはやはりサムターンカバーや、防犯サムターンと呼ばれるタイプや、両面シリンダーに交換することなどです。

サムターンカバーが取り付けられていると、単純に工具を入れてサムターンを回すことが困難になります。特にサムターン全体を覆うようなカバーですと、住人も使いづらいかもしれませんが、より効果的です。

防犯サムターンは人間の指で操作しないと回らないようになっているタイプが多く、ツマミにボタンがついていて、ボタンを押しながらでないとツマミが回らない、といった特徴があります。中にはツマミそのものを取り外してしまえるものもあります。

両面シリンダーは文字通りサムターンではなく室内側にも鍵穴を取り付けることで、室内側からも子鍵がないと出られないようになります。高齢者の徘徊や子供が勝手に外へ出ていくのを防ぐために両面シリンダーを活用している場合もあります。

防犯性の高い鍵に交換する

玄関の鍵そのものを防犯性の高いものに交換することは、防犯対策の基本です。ディンプルキーやロータリーディスクシリンダーといった不正開錠方法に強いシリンダーを選ぶことで、侵入リスクを大幅に低下させることが可能です。

また、鍵がひとつしか付いていない場合は、補助錠を追加して「1ドア2ロック」にすることも非常に効果的です。主錠が堀込錠であれば、面付補助錠を追加することでこじ開けにも強くなります。

防犯性の高い鍵にはどんなタイプがあるのでしょうか?
4種類ありますので、詳しく見ていきましょう。

ディンプルキー

ディンプルキー

ディンプルキーは先端にギザギザの刻みがないスマートな見た目の鍵で、表面に大きさと深さの異なる丸いくぼみがいくつもあるのが特徴です

鍵を開けるときは、鍵の形と鍵穴の中にあるシリンダーのタンブラーの形状が一致しなければなりません。
ディンプルキーはシリンダー内のタンブラー配列が複雑なため、特殊な工具を鍵穴に差し込んで1つ1つの位置を探り、動かして開けるピッキングの防止に高い効果を発揮します。

中には、ピッキング工具そのものの侵入を阻む円形のキーウェイを持つシリンダーや、ドリル攻撃に強い超硬金属が内蔵されているシリンダーもあります。

子鍵の複製がシリンダーの持ち主にしかできないようになっている「登録制」のものもありますので、合鍵犯罪が心配な場合は複製が困難な登録制のものを選ぶと良いでしょう。

リモコン式

リモコン式

リモコン式は専用のリモコンで施錠・解錠できるのが特徴です。
少しでもピッキング被害に遭うリスクを低減したい人には、鍵穴を作らないリモコンタイプが良いでしょう。

メインの鍵を開けられてしまったとしても、専用のリモコンがなければ補助錠が開かないため、空き巣の侵入防止に大変効果的です。

ただ、リモコンの電池がなくなると解錠できず立ち往生しかねません。そのため、電池切れには十分な注意が必要です。

またリモコンが故障したときのサポートなども事前に確認しておきましょう。

電子錠/スマートロック

スマートキー

電子錠やスマートロックは金属の子鍵を使用せず、様々な解錠方法を取り揃えているのが特徴です。

鍵屋目線で言うと、防犯性能は既存のシリンダーを取り除いてしまう電子錠の方が高いです。鍵穴というものがなくなりますので、まずピッキングなどの鍵穴を介した不正開錠方法は使えなくなります。

スマートロックは本体がサムターンを操作する「電動サムターン」になりますので、既存の錠前はそっくりそのまま残ることになります。ただ、暗証番号やカードキーでの操作を希望する場合は、室外側にテンキーやカードリーダーを取り付けるものもあるため、それらの機器で鍵穴を隠すことはできます。

まず子鍵を使用しないので、子鍵の紛失や盗難というリスクを無くすことができるのが防犯上の最大の利点でしょう。スマホ連携やWi-Fiと接続するハブを使用することで、外出先からリアルタイムで入室管理ができたり、合鍵を作成して一定時間内だけ共有したりと、鍵管理も楽になります。

自動施錠機能がついているものが殆どですので、鍵のかけ忘れをしやすい人にも防犯的なアシストになります。ただし、電池切れや通信の不具合、自動施錠が原因の閉め出しも起こりやすいので、誰にでも向いているというわけではありません。

暗証番号式

キーレックス

暗証番号式の錠前は、設定した任意の暗証番号によって解錠できるのが特徴です。

電子錠やスマートロックにもこの機能がついているものが多いですが、機械式で電源が必要ないものもあります。

自動施錠機能もあり、何より鍵となるものを持ち歩く必要がないため、子鍵の紛失や盗難の心配がないうえ、殆どの機種は鍵穴を隠すか、取り除いてしまいますので電子錠同様、ピッキングなどの心配もありません。

ただし、暗証番号を誰にも知られないよう注意する必要があります。また、うっかり暗証番号を忘れてしまうと家の中に入れなくなってしまいます。家族などで使用している場合は定期的に暗証番号を変更するなど、家庭内での取り決めも大事です。

電子錠のイージスゲート

イージスゲート」という電子錠は、任意の数字を制限なく入力したあと、正しい番号を入力することで解錠できる無限虚数システムを導入しているので、誰かと一緒に入室しないといけない場面などに暗証番号を知られる心配がありません。

補助錠を取り付ける

防犯性をさらに上げたい場合は1ドア2ロックが効果的です。
補助錠(補助鍵)を玄関に取り付けて、1つのドアに2つの鍵がある状態にするもので、警察庁も有効な防犯対策として推奨しています。

鍵が1つしかなければ、きちんと施錠していても様々な手口で開錠されかねません。防犯性能の高いシリンダーは、耐ピッキング性能・耐鍵壊し性能ともに5分以上のものが多いですが、開錠にかかる時間は多ければ多いほど良いのは確かです。

補助錠があれば、単に錠前がひとつ追加されて開錠に時間がかかるというだけでなく、2つ錠前があるということで侵入窃盗犯からは狙われにくくなるという効果があります。

玄関用の補助錠にはいくつか種類がありますが、大別して3つのタイプに分類することが可能です。
ここでは、それぞれのタイプについて詳しく解説します。

外鍵(外締錠)タイプ

外付けタイプ

外鍵は「外締錠」とも呼ばれ、ドアの外側からしか施開錠ができない錠前です。要するに、鍵穴はあるが室内側にサムターンのようなものがない錠前です。

このタイプの補助錠は、ドアに掘り込み加工や穴開けをして取り付けるタイプと、ドアに挟んで設置する簡易タイプがあり、最近では賃貸物件などでも使用できる簡易タイプがよく知られています。

外鍵は設置して鍵を閉めてしまうと、内側からは解錠できません。家族と住んでいる場合、うっかり閉じ込めないよう注意が必要です。一人暮らしをしている人に向いているでしょう。

内鍵(内締錠)タイプ

内付けタイプ

内鍵タイプは外鍵タイプの逆で、室内側からしか施開錠できない鍵です。

在宅時の防犯対策として有効ですが、外出時に外から補助錠をかけることはできませんから、玄関錠というより室内錠として使われることが多いタイプです(例:トイレ、浴室)。

ただ、外側からは鍵穴が見えずどこに補助錠があるのか把握しにくいため、サムターン回しやピッキングの被害に遭う恐れがないのは確かですので、こちらもある意味、一人暮らしに向いていると言えるかもしれません。

家庭で使用する際は、在宅中の人が体調を悪くして倒れたり、家の中でトラブルが起こったといった緊急時に外から開けられないという点に留意が必要です。

面付けタイプ

美和ロック面付補助錠

面付けタイプは、錠ケースをドアの内に掘り込まず、ドアの室内側表面に取り付けるタイプです。

よく「面付補助錠」という名称で呼ばれていますが、これらは殆どが本締錠で、デッドボルトのみを備えています。

面付タイプは錠ケースが室内側に置かれているだけですので、そのぶんカンヌキ(デッドボルト)の位置もドアより少し後ろに設けられることになります。

このため、外側からバールのようなもので錠前をこじあける攻撃に強く、また簡易錠のような「金具」ではなくしっかりとした錠前ですので頑丈で防犯性が高いのが特徴です。

ただし、面付タイプは設置の際にドアに穴を開ける工事が必要になるため、賃貸物件に住んでいる場合は勝手につけることができません。事前に大家さんや管理会社に相談する必要があります。

ドアガード・ドアチェーンでは不十分?

ドアガード

ここで少し気になるのがドアガードドアチェーンでは不十分なのかどうか、という部分です。

と言いますのも、集合住宅などではドアガードがデフォルトでついてくるうえ、夏の暑い日などはドアガードをかけてドアを少し開けたままにしている、という人も多いからです。

鍵屋目線で説明しますと、ドアガードやドアチェーンは確かに住人のプライバシーを守るための「内鍵」ですし、これらで施錠されてしまうと確かに室内へと侵入できなくなります。

しかし、注意すべきなのはこれらの内鍵は大変破壊に弱いというポイントです。ドアガード、ドアチェーンともに切断が容易で、取り替えるための商品も豊富にあり、それほど高額でもありません。

となると、窃盗犯や強盗などは躊躇なくドアガードを壊したり、切断したりするでしょう。

ドアガード・ドアチェーン共にもともとセールスマンのような「招かれざる客」と距離を置いて対応するためのツールですから、強行突破が可能という意味では錠前のように頼りになるものではありません。ただ、内鍵がかかっているということは「中に人がいる」ことを意味しますから、空き巣のような留守を狙うタイプには効果があるかもしれません。

鍵での防犯対策なら鍵猿にお任せください!

鍵屋の鍵猿

鍵を新しいものに交換したり補助錠を取り付けたりするときは、鍵屋に依頼するのがベストです。費用を抑えるため、鍵の交換や補助錠の取り付けを自分でやろうと考えている人もいるでしょう。しかし防犯・確実性を考えるならよほどDIYに慣れていない限り、自力での交換・取り付けはおすすめしません。

特に補助錠の取り付けは注意が必要です。面付補助錠などはドアの正確な位置にシリンダー用の穴を開けなくてはなりません。失敗すればドアを壊してしまう可能性があります。

取り付けが不完全であればせっかくの防犯性能が台無しになってしまいます。少しでも不安があるときは、無理せず鍵の業者に依頼するようにしてください。

コストが気になる場合は、2~3社ほどから相見積もりを取ると良いでしょう。鍵猿でも相見積もりのご依頼をお受けしていますのでぜひご利用ください。

詳しい見積もりが知りたい方は、出張費無料ですのでお見積りをご依頼下さい。ご指定の日時にお伺いし、ご要望をお聞きしながら最適な提案をさせて頂きます。


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