一戸建ての防犯対策18選!狙われやすい家の特徴や侵入手口も解説!
この記事でわかること
- 一戸建ての侵入窃盗について
- 空き巣に狙われやすい家の特徴
- 一戸建ての防犯対策18選
記事監修者
「すごわざ鍵開け達人」として関西・関東のテレビに出演。鍵職人としてのキャリアは12年、現在はエキスパート集団を束ねるマネージャー。親切丁寧な防犯アドバイスにも定評がある。
一戸建ては、庭や駐車場などのスペースを確保できるだけでなく、資産価値として残る点がメリットです。
しかし、マンションなどに比べて侵入窃盗が多い、といったデメリットもあります。
本記事では、空き巣に狙われやすい家の特徴や一戸建ての防犯対策について解説します。
鍵による防犯対策を検討している方は、期間限定1,000円オフクーポン配布中の鍵猿までご相談ください。
一戸建ての防犯対策は必要?

警察庁が公表している「令和5年の犯罪」によれば、住宅を対象とした侵入盗(空き巣・忍込み・居空き)の件数は一戸建てだと12,747件、中高層(4階建以上)の住宅は1,565件、その他の住宅は3,028件という結果になりました。
一戸建ては、中高層の住宅よりも約8倍以上もの侵入盗が起きているだけでなく、侵入盗の中でも空き巣が半数以上を占めているのです。
一戸建てが狙われやすい理由として、防犯カメラやオートロックなどの設備が整っている賃貸物件に比べ、一戸建ては侵入経路が多く、防犯対策が不十分である点が挙げられます。
大事なお家の財産を空き巣から守るためにも、防犯対策は必須であるといえるでしょう。
データから見る一戸建ての侵入窃盗

一戸建ての侵入窃盗は、どのような経路や手口で起きているのでしょうか。
ここでは、警察庁が公表している「令和5年の犯罪」のデータを基に解説します。
一戸建ての侵入経路

一戸建てにおける侵入窃盗の発生場所別認知件数(令和5年)のグラフを見ると、窓からの侵入が全体の半数以上を占める結果となり、特に居室(リビングや寝室、キッチンなどの部屋)からの侵入が多く見られました。
次に多いのが、表出入り口(玄関)の侵入です。
空き巣は侵入前に下見をするといわれており、玄関に取り付けられている鍵の種類や個数から侵入しやすい家を判断しています。1つのドアに2つ以上の鍵を取り付けるワンドアツーロックや防犯性の高い鍵の交換で空き巣の侵入を未然に防ぎましょう。
空き巣が嫌がる家については、以下の記事で紹介しています。併せてご覧ください。
▼関連ページ一戸建ての侵入手口

一戸建ての侵入手口(令和5年)のグラフでは、無締りが最も多い結果となり、次に多いのがガラス破りでした。
空き巣は短時間で犯行を行うため、ちょっとした買い物の際でも玄関や窓、勝手口の施錠を徹底しなければなりません。室内に家人がいるいないに関わらず、なるべく使用していない部屋は施錠しておきましょう。
また、ガラス破りは焼き切りやこじ破りによって窓ガラスを破壊し、窓の鍵(クレセント錠)を操作して侵入する手口です。
クレセント錠自体は本来防音性や気密性を高めるものであり、防犯性自体はありません。鍵付きのクレセント錠やダイヤル式のクレセント錠などに交換すると、万が一窓ガラスを割られても空き巣の侵入を遅らせることができるのでおすすめです。
空き巣の侵入手口について詳しく知りたい方は、以下の記事も併せてご確認ください。
▼関連ページ
空き巣に狙われやすい家の特徴

空き巣に狙われやすい家には、ある特徴が見られます。
ここでは、空き巣に狙われやすい家の特徴について解説します。
鍵がかかっていない
先述した通り、一戸建ては無締りによる侵入が最も多い結果となっています(令和5年)。
防犯性が高い鍵に交換しても、鍵がかかっていない状態だと効果を発揮しないため、日頃から施錠するという意識が重要です。
留守が多い
空き巣は洗濯物が干しっぱなしである、郵便ポストにチラシが溜まっている、夜に室内灯が付いていない、などのポイントから留守が多い家を判断します。
室内に人がいない状況であれば、物色できる時間も確保できるため、空き巣に狙われやすくなるのです。
死角が多い
高いブロック塀に囲まれている、窓や玄関周辺に草木が生い茂っている、といった死角が多い家は、周囲や家人に気付かれることなく空き巣に侵入されるおそれがあります。
また、隣近所の間隔が狭い家も人目につきにくいので、注意が必要です。
人目につきにくい立地
旗竿地(はたざおち)とは、細長い路地の奥にある土地を指します。
旗竿地に建てられた一戸建ては周囲が建物に囲まれてしまうため、人目につきにくく、空き巣にとって侵入しやすい環境が整っているのです。
家の周りが暗い
家周辺に街灯がなく、屋外をライトで照らす習慣がない家は、家人や周囲の人が空き巣の侵入に気付きにくいので、空き巣に目を付けられてしまいます。
さらに、犯行がバレても暗闇に紛れて逃げることができるメリットもあるのです。
防犯意識が低い

玄関の鍵が古い刻みキー(U9は除く)の場合は、鍵穴内の構造が単純で、手慣れた空き巣であれば数十秒でピッキングできてしまうのです。
また、敷地内に不用品やゴミを置きっぱなしの状態で放置している家も空き巣に防犯意識が低いと見なされ、侵入される可能性があります。
ピッキングされやすい鍵については、以下の記事も併せてご参照ください。
▼関連ページドアや窓が古い
ドアや窓が古い家は、施錠されていても壊しやすいため、容易に侵入されるかもしれません。
特に、木製の引き戸であれば戸外しと呼ばれる方法で戸自体を外して侵入できてしまうのです。
複数の出入り口がある
一戸建てには、玄関以外にも勝手口・トイレ・浴室・掃き出し窓・ベランダなどの侵入経路があります。
侵入に使用できそうな足場があれば、2階であっても狙われてしまうので、置き場所を検討しましょう。
窓が開けっぱなしになっている
換気をするために窓を開けっぱなしにしたままの状態で放置しておくのは危険です。
家人が寝静まったタイミングを見計らって侵入する「忍込み」や在宅中に侵入する「居空き」が起こるだけでなく、空き巣に下見されやすくなるデメリットがあります。
周囲に隣家が少ない
周囲に隣家が少なく、距離がある一戸建ては空き巣が目立たずに侵入できるため、狙われやすくなるのです。
最近だと、山間部にポツンとある一戸建てが強盗の被害に遭う事件も発生しており、警戒が必要になります。
隣が公園
自宅の隣に公園がある場合、空き巣は散歩を装って住宅の下見を行っているケースがあります。
また、近所の住人の生活リズムを把握し、留守にしやすい時間を狙って侵入されることも考えられるのです。
一戸建ての防犯対策は何をすれば良い?

上記では空き巣に狙われやすい家の特徴について解説しましたが、空き巣の侵入を防ぐ方法はあるのでしょうか。
ここでは、一戸建ての防犯対策について解説します。
少しの外出でも施錠する

「すぐに家に帰るから施錠しなくてもよいだろう」という油断が空き巣の侵入を許してしまいます。
外出する際は、全ての部屋を施錠する習慣を身に付けましょう。
物理的なキーでの施錠・解錠が煩わしい方は、オートロックの鍵に交換してみてはいかがでしょうか。
オートロックについては、以下の記事で紹介しています。併せてご確認ください。
▼関連ページ郵便物を溜めない
郵便物が溜まったまま放置していると、空き巣に留守であると判断され、侵入されるリスクが高まります。
ポストに郵便物を溜めないようにし、長期間不在にするときは、新聞や郵便物を一時的に停止しておきましょう。
近所付き合いを活発に行う
近所付き合いを活発に行い、家に何か起きた際はすぐに通報してもらえるような関係作りが大切です。
空き巣は声をかけられることを嫌うため、日頃から近所の人へのあいさつや声掛けを積極的に行いましょう。
庭木や植栽の手入れをする
空き巣の侵入を防ぐためにも、日頃から庭木や植栽の手入れを行い、敷地内に死角を作らない工夫が重要になります。
手入れがされている家は、空き巣に防犯意識が高そうな家だと認識させることができるのです。
死角をなくす
敷地内やベランダにある荷物を整理し、周囲や家人が空き巣の侵入に気付きやすい環境づくりをしなければなりません。
どうしても死角になってしまう場合は、下記の方法で空き巣を寄せ付けないようにしましょう。
防犯砂利を敷く
ホームセンターやネットショップで販売されている防犯砂利は、人が踏んだ際に70dB(デシベル)以上の音が出るように作られた砂利です。
セミの鳴き声が70dBの音に近いといわれているので、大きな音が鳴ることが分かります。
家の敷地内に敷くと、空き巣の侵入が気付きやすくなる一方、軽い素材のものは砕けやすく風で飛びやすいデメリットもあるので、事前に素材について確認しておきましょう。
玄関に照明をつける
空き巣の侵入経路の1つである玄関は、防犯対策として照明を付けたままの状態にしておきましょう。
玄関を照らしておくと、空き巣の不審な行動に周りの人が気付きやすくなるため、深夜でもなるべく照明を付けておきましょう。
センサーライトを設置する
センサーライトは、人の動きにセンサーが反応し、点灯と消灯を自動で行うライトになります。
敷地内の死角になりやすい場所に設置すれば、センサーライトが空き巣を照らし、周囲の人に気付かせることができます。
また、光には空き巣の侵入をけん制する役目があるので、未然に犯行を防ぐ効果が期待できるのです。
防犯カメラを設置する
防犯カメラには、空き巣に防犯意識が高い家だと認識させて犯行を抑止する効果や侵入された際の証拠映像として警察に提出することができます。
最近では不在時でも、スマホから録画の様子を確認できるタイプも発売されており、いつでも家の様子の確認が可能です。
防犯ステッカーを貼る
「防犯システム作動中」などの防犯ステッカーには、空き巣の侵入を防ぐ効果があります。
ただし、防犯ステッカーのみで防犯カメラを設置してない、偽物のカメラを設置している、といった場合は空き巣に防犯対策がされていない家だと認識されることもあるため注意しましょう。
防犯ガラスにする
防犯ガラスは、通常の単板ガラスや網入ガラスと異なり、ガラスとガラスの間に柔軟性のある樹脂膜を挟み込んだガラスになります。
こじ破りでガラスを割ろうとしても、ヒビが入るだけで破片が飛散しにくいので、空き巣の侵入を遅らせることができるのです。
防犯フィルムを貼る
防犯フィルムは、100円ショップやホームセンターなどでも販売されていますが、自宅の窓に貼り付ける際はCPマーク付きの防犯フィルムを推奨します。
CPマークとは、あらゆる侵入方法に対して5分以上防御できる製品のみに付与されるマークで、鍵やサッシ、ガラスにも採用されているのです。
防犯アラームを設置する
防犯アラームはドアや窓の枠(親機)と内側の戸(子機)にそれぞれ取り付け、親機と子機が一定の距離を離れると大音量でアラームが鳴る仕組みとなっております。
上記の戸を開けた際に鳴るタイプは誤作動のリスクが少ない反面、窓が開けられた際にしか反応しません。窓破りの段階で検知したいのであれば、衝撃を感知してアラームが作動するタイプがおすすめです。
窓に面格子を設置する
面格子は窓のこじ破りを防ぐ役割や、室内の様子を確認しにくくする役割があるのです。
アルミやステンレス以外にも、木製の面格子もあるので、自宅の雰囲気やデザインに合わせて選ぶのも1つの方法です。
また、外開きの窓やすべり出し窓でも取り付けられる室内面格子もおすすめです。
補助錠を取り付ける


補助錠には、賃貸住宅でも原状回復ができる簡易補助錠やドアの一部に加工をして取り付ける面付補助錠・本締錠があります。
面付補助錠は室内側にかんぬきが備わっているので、バールによるこじ開けに強いメリットがあるのです。
また、窓のサッシにも補助錠を取り付けると、ガラス破りでクレセント錠を解錠しても開けられなくすることができます。
補助錠の選び方については、以下の記事も併せてご覧ください。
▼関連ページ防犯性が高い鍵に交換する

防犯性が高い鍵の1つとして、ディンプルキーが挙げられます。
ディンプルキーはキーの表面に大きさの異なる大小のくぼみがあり、鍵穴内の構造が複雑になっているため、鍵屋でもピッキングでの解錠が難しいです。
防犯性が高いディンプルキーを選ぶ際は、耐ピッキング性能や耐鍵穴壊し性能が高く、CPマークが認定されているものを選びましょう。
ディンプルキーについて詳しく知りたい方は、以下の記事もご確認ください。
▼関連ページ門やゲートを設置する
門やゲートを設置して、物理的に空き巣の侵入を防ぐ方法があります。
開け閉めする際の音で侵入に気付きやすい、適度に視界を遮れるメリットがありますが、施工費用が高いデメリットもあるのです。
ホームセキュリティを導入する
警備会社が提供しているホームセキュリティは、異常を検知したときにパトロール員が現場に駆け付け、適切に対処してもらえます。
サービス内容や費用、保証の範囲などを比較しながら検討しましょう。
鍵での防犯対策なら鍵猿にお任せください

本記事では、空き巣に狙われやすい家の特徴や一戸建ての防犯対策について解説しました。
上記で解説した防犯対策を参考にして、大事なお家を空き巣から守りましょう。
鍵屋の鍵猿では、防犯性が高い鍵の交換や取り付けに対応しています。
出張費用・見積り費用は無料ですので、お気軽にご相談ください。















