【補助錠の選び方・取り付け方法】まるわかりガイド
この記事でわかること
- 窓用補助錠の選び方
- 玄関ドア用の補助錠の選び方
- 賃貸でも取り付けできる補助錠
- 補助錠を取り付ける際の注意点
記事監修者
「すごわざ鍵開け達人」として関西・関東のテレビに出演。鍵職人としてのキャリアは12年、現在はエキスパート集団を束ねるマネージャー。親切丁寧な防犯アドバイスにも定評がある。
防犯対策として、補助錠の取り付けが注目を浴びています。
この記事では、補助錠の種類や選び方、取り付け方法について詳しく解説します。
目次
補助錠の種類と特徴を知る
補助錠は防犯対策として非常に有効なアイテムです。
窓やドアに取り付ける補助錠などがあります。
機能や取付方法が異なるため、自宅に最適な補助錠を選ぶことが重要です。
以下では、窓用補助錠と玄関ドア用補助錠の種類と選び方についてに解説します。
窓用補助錠の種類と選び方
窓用補助錠の種類はさまざまで、それぞれの特徴や機能を理解して購入することが重要です。
主なタイプとして、サッシロックや窓ガードなどがあります。
サッシロックは窓の枠に取り付け、施錠することで窓の開閉を固定するものです。
簡単に取り付けられるため、初心者にもおすすめです。
窓ガードは、窓周りに金具を取り付けるもので、窓破りによる侵入を防ぐ効果があります。
選び方としては、窓の種類や材質、開閉方式に合った補助錠を選びましょう。
また、取り付けやすさや予算も考慮することが望ましいです。
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玄関ドア用補助錠には本締錠(施錠するときにドア側面からかんぬきが出てくる錠前)や面付補助錠、スマートロック。簡易補助錠などがあります。
初心者向けの補助錠としては、ドアに穴を開けるといった工事が不要で、取り付けが簡単な簡易補助錠が挙げられます。
また、こじ開けやピッキングに強い鍵は室内側のドアに取り付ける面付補助錠となりますが、ビスを固定する際に質室内側のドアに加工が必要になる場合があります。
▼関連ページ▼関連ページ▼関連ページ防犯性能が高い補助錠とは
防犯性能が高い補助錠を選ぶ際は、CPマークのついたものをおすすめします。
CPマークとはさまざまな侵入方法に対し、5分以上防ぐことができうるかどうかの試験に合格した際に付与されます。
これらの補助錠は、既存の鍵に加えて取り付けることで、より安全性を高めることができます。
主な理由は以下の通りです。
- 耐ピッキング性能や耐ドリリング性能に優れている
- ワンドアツーロックによる防犯性能の強化
- 破壊やこじ開けに対して強い材質
賃貸住宅でも取り付け可能な補助錠
賃貸住宅でも取り付け可能な補助錠は、簡単な取り付け方法や家主への相談が不要なタイプの簡易補助錠です。
これらの製品は個人で取り付けることができるため、賃貸住宅でも安心して使用できます。
例えば、ドアに取り付けるタイプでは、ドアの内側に磁石や粘着材を使って貼り付けるだけの製品や、窓に適用できる商品もあります。
賃貸住宅での取り付けにおいては、一度家主や管理会社に確認し、取り外し可能な製品を選びましょう。
▼関連ページ▼関連ページ▼関連ページ補助錠の取り付け方法と注意点
補助錠の取り付け方法と注意点を知っておくことは、安全で快適な住環境を整える上で大切です。
以下では、補助錠の取付方法と注意点について解説します。
窓用補助錠の取り付け方法と注意点
窓用補助錠の取り付けは、安全性を向上させるための重要な防犯対策です。
まず、対象となる窓のサッシと金具の状態を確認し、必要に応じて交換やメンテナンスを行いましょう。
その後、補助錠のタイプを選択します。
適切な補助錠を選ぶためには、窓の開閉方式や取付場所に対応した商品を検討することが大切です。
しかし、自分で取り付ける際にはサッシに傷がつかないようにネジを締めすぎないようにしましょう。
また、施錠時に窓がしっかり閉まるか確認し、適切な位置に取り付けられていることを確認してください。
玄関ドア用補助錠の取り付け方法と注意点
玄関ドア用補助錠の取り付けは、住宅の防犯を高める効果的な方法です。
まず、ドアの状態と扉の厚みを確認し、補助錠に適した型番を選択します。
次に、錠の取り付け位置を決め、錠のサイズや取付方法に従って取り付けを行います。
取り付けが終わった際は必ず扉が閉まった状態で施錠できることを確認する必要があります。
また、取り付け時にドアに与える負担を考慮し、適切な強度でネジや金具を固定しましょう。
自力での取り付けが難しい場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。
取り付けにあたって必要な道具と用品
補助錠の取り付けに必要な道具と用品は以下の通りです。
- メジャー
- ペンチ
- ネジ
- ネジ止め用の接着剤
これらの道具を揃えておくことで、スムーズな取り付けができます。
取り付けの際に確認すべきポイント
取り付けの際に確認すべきポイントは以下の通りです。
- 適切な取り付け位置
- しっかりとした固定
- 窓やドアと錠の隙間が適切か
- 開閉や施錠がスムーズにできるか
これらのポイントを確認することで防犯効果が発揮されます。
補助錠の取り付けは正確かつ丁寧に行い、安心な生活空間を実現しましょう。
補助錠の交換や取り外しに関するサービス
補助錠の交換や取り外しに関しては、専門業者が対応するサービスがあります。
これにより、手間や時間をかけずに安全な交換が可能です。
また、故障や劣化が起こった場合でも、適切な対応ができるように、定期的な点検やメンテナンスも提供されています。
事前に確認しておくことで、安心して補助錠を利用することができます。
総じて、補助錠の交換や取り外しに関するサービスは非常に便利であり、防犯対策の一環として積極的に活用していくことが望ましいです。
補助錠のメーカーと特徴
多くの補助錠メーカーが市場に存在し、各社が独自の特色を持つ製品を提供しています。
以下ではいくつかのメーカーと特徴について紹介します。
- ノムラテック:室内側のドアに簡単に取り付けられる簡易補助錠や、内開きのドアに取り付ける南京錠タイプの補助錠などがあります。
- ガードロック:工具不要で部屋の内側に取り付けられる補助錠や、窓のサッシに取り付けるスライド式の補助錠などがあります。
補助錠を選ぶ際には、自分の状況に適した商品を選べるよう、メーカーの特徴や声を参考にすることが重要です。
安全対策を万全にするための補助アイテム
住宅や商業施設の防犯対策を強化するためには、補助錠だけでなく、様々な安全対策アイテムを組み合わせることが有効です。
以下では、安心で快適な生活やビジネス環境を築くための製品について解説します。
防犯用品と補助錠の併用効果
防犯用品と補助錠を併用することで、それぞれの機能が相互に補完し合い、犯罪者に対して以下のような効果が期待できます。
- 侵入者が多くの防犯対策に気づき、侵入を諦めやすくなります。
- 防犯カメラやセンサーライトが外部から見えることで、犯罪の抑止力になります。
補助錠と防犯用品の併用は、防犯対策の効果を最大限に引き出す方法と言えるでしょう。
住まいや施設の防犯性能を強化したい場合は、両者をうまく組み合わせて利用しましょう。
▼関連ページ▼関連ページ▼関連ページ補助錠以外の防犯対策アイテムの紹介
防犯対策において、補助錠以外にも様々なアイテムが存在します。
以下では、いくつかの防犯対策アイテムを紹介します。
- ガラス窓に貼る防犯フィルム:ガラスを割られた際に破片が飛び散らないようにし、侵入者の侵入を遅らせる効果があります。
- ドアストッパー:ドアを開けられないようにすることで、訪問者の侵入を阻止することができます。
- 防犯砂利:家の周りに防犯砂利を敷くことで、砂利の上を歩いた際の音で侵入に気づきやすくなります。
このような防犯アイテムを住宅や店舗に取り入れ、補助錠と組み合わせることで、効果的な防犯対策が可能となります。
各商品の特徴や価格を確認し、自分に適した防犯対策を行いましょう。
▼関連ページ▼関連ページ▼関連ページ補助錠についてのまとめ
補助錠は防犯対策の中でも非常に重要な役割を果たします。
様々なタイプの補助錠があり、取付方法や扉の種類によって選択肢が異なります。
また、補助錠の取り付けサービスを行う会社も多く存在し、安心して利用することができます。
補助錠を選ぶ際は、製品の品質、価格、サポート体制を慎重に比較し、自分に適したものを選ぶことが重要です。
これらの情報を参考に、最適な防犯対策を実現しましょう。
さらに詳しい情報や補助錠の取り付け方法を知りたい方は、当サイトの関連ページをチェックしてください。
更なる安全対策のヒントやアイデアが見つかるかもしれません。
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