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更新日:2026/01/13

バンピングとは?その方法とピッキングとの違い・防犯性の高い鍵も紹介

バンピングとは?その方法とピッキングとの違い・防犯性の高い鍵も紹介

この記事でわかること

  • バンピングという不正開錠の手口
  • バンピングに強い鍵・弱い鍵
  • 鍵穴を設置しないという選択
  • 補助錠という選択肢について

記事監修者

田口季良(たぐちのりよし)
田口季良(たぐちのりよし)SLS株式会社 マネージャー

「すごわざ鍵開け達人」として関西・関東のテレビに出演。鍵職人としてのキャリアは12年、現在はエキスパート集団を束ねるマネージャー。親切丁寧な防犯アドバイスにも定評がある。

不正開錠の手段といえば、1990年代終盤から2000年あたりに集団窃盗で使用されたピッキングがよく知られています。そのせいもあって、自宅の防犯性を高めるためにピッキングに強い鍵を知りたいという人は多いかもしれません。

ところが、鍵穴そのものを狙う不正開錠方法のひとつにはバンピングという方法もあります。今となっては殆どのシリンダー(鍵穴部分)が対策しており、特定の時期に販売されていたいくつかのシリンダーを除いて過剰に心配する必要はありません。国内では日本特有の理由であまりバンピングを気にする理由がない、というのもあります。

今回の記事では、バンピングという不正解錠方法とその原理や、なぜ国内で情報が広がったのかという背景から、なぜ日本ではあまり心配しなくていいのか、といったことを鍵屋の視点で解説していきます。

最近の鍵はバンピングやピッキングといった不正開錠に強いものが増えてきていますが、2~30年前の錠前だと殆どがそのような対策がされていないため危険です。鍵猿では既存のシリンダーの安全性を見て、適切な鍵をお勧めすることができます。防犯性の高い鍵に交換したいときは気軽にご相談下さい。

バンピングとは不正開錠方法の一種

「バンピング」という不正解錠の技術はピッキング同様、もともとは鍵屋の鍵開け技術のひとつでした。それが犯罪に転用されたということで話題になったのがアメリカなど海外諸国だったわけですが、これは日本国外ではピンシリンダー錠が主流だったためです。

特にアメリカはピンシリンダー錠発祥の地ですから、多くの住宅などでピンシリンダー錠を発明したライナス・イェールを創始者に持つイェール(YALE)社のピンシリンダー錠が使われています。

それがバンプキーとハンマーで開けられてしまうというわけですから、多くの人々が騒然としたのは想像に難くないと思います。

その情報が日本にももたらされ、少し話題になりましたが日本国内では後ほど詳しく説明するように美和ロックのウェハータンブラー系のシリンダーがシェアNo.1ですので、それほど深刻に受け取られなかった、というのが正直なところです。

では、バンピングの方法について説明していきましょう。

バンピングの方法

バンピングとは、バンプキー(=不正開錠のために特殊加工された子鍵)と呼ばれる工具を鍵穴に差し込み、衝撃を加えることによって開錠する方法のことです。

バンピングは開錠された痕跡がほとんど残らないという特徴を持っていて、実際には故意に開錠されたものであっても鍵のかけ忘れではないかと錯覚する人が多いそうです。

ただ、バンピングが可能なのは鍵穴に対応しているバンプキーだけですので、様々な住宅の鍵をバンピングで開けようとすると、それぞれのメーカーに対応したバンプキーが必要になってしまいます。国内の一般住宅だけでも50種類以上もの鍵に対応させなければいけません。

しかし、マンションやアパートなどであれば、1棟で同タイプの鍵を使用していることが多々あります。そのような場合は、対応するバンプキーが1本あれば複数の住居の鍵をバンピングで開けることができます。同時に複数の住居が被害に遭うこともあり得るわけです。

複数の店舗やオフィスが入るビルも、同じタイプの鍵を使っていると危険、ということになります。

バンピングはピッキングより簡単?

不正開錠方法としてイメージされやすいピッキングは、鍵穴をひっかくようにして開ける方法のことで、使用するのはピッキングツールと呼ばれる専用工具です。

ピッキングツールはピックとテンションという2種類のツールで構成されており、もともとは鍵を失くしたときに開錠に駆けつける鍵屋が使っていました。今では「特殊解錠工具」などと呼ばれたりもしますが、要するに困っている人を助けるための技術が悪用されたわけです。

このため、鍵屋ですらピッキング防止法によって普段、鍵開けのサービスに携わっていないときにピッキングツールを所持することは認められていません。

ピッキングは経験や勘を必要とする開錠方法です。それに比べるとバンピングは特にスキルは必要なく、鍵穴に対応できるバンプキーさえ手に入れば誰でも開けることができますが、その都度、鍵穴に適したバンプキーが必要なため、あまり広く普及していません。

犯罪者が入手しやすいのはピッキングツールの方ですが、最近ではピッキングやバンピング、サムターン回しといった既に錠前メーカーによって対策されている不正解錠方法を使用する犯罪者は少なく、空き家や居空き狙いは素早く侵入するために「焼き破り」や「三角割り」といった方法でガラス窓を狙います。

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その他不正開錠の種類

不正開錠方法は、ピッキングとバンピングだけではありません。
他にも「サムターン回し」や「丁番落とし」といった手口があります。

サムターン回しとは、サムターンと呼ばれる室内側のツマミを直接回す方法のことです。
サムターン回しが可能なのは鍵の近くにドアスコープや郵便受けなどがある場合で、これらを破壊してそこから工具や手を内側に入れてサムターンを回します。

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丁番落としもドアを破壊するという意味ではサムターン回しより派手な壊し方で、直接ドアの丁番を切断してしまいます。

丁番とは?

丁番は蝶番とも書きますが扉などを開閉させる部品のことで英語ではヒンジと呼ばれています。その形状が羽を広げた蝶々のようなので「蝶番」と呼ばれるようになったそうですが、家具業界ではなぜか「丁番」と書いてちょうばん、と呼ばれることも多いそうです。開閉を伴うところには必ずある部品で、蝶番がなくてはドアもただの一枚の板になってしまいます。

他にもバールなどを用いてドア枠を壊して開ける手口や、ドリルで鍵穴を破壊するなどの手口も見られます。

このような力技を使われると、侵入された形跡が明らかに残ります。ピッキングやバンピングのように不正開錠がわかりにくい手口とは異なり、サムターン回しや丁番落としなどの被害に遭うとドアそのものの修理か交換が必要になります。場合によってはドア枠や周辺の壁などにも被害が及ぶこともあるでしょう。

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ピッキングやバンピングに弱い鍵とは

では、どのような鍵がピッキングやバンピングに弱いのでしょうか。

GOAL 6ピンタイプの子鍵

バンピングで開けられやすいのは冒頭でもお話したように「ピンシリンダー錠」という鍵です。
ピンタンブラーという機構を内部に使った鍵で、ピッキングなどでも開けやすいタイプといえます。

ピンシリンダーは、ピンの数によって開錠の難易度が異なります。例えばGOALやユーシン・ショウワのピンシリンダー錠には5本、6本、7本という表記がありますが、これはピンの数を示しています。

ピンはシリンダーの外筒から内筒にまたがる「障害物(タンブラー)」で、上下に分かれています。上下のピンの分かれ目がシアライン(内筒と外筒の境界)と合致すると内筒が回転するようになる、というのが基本的な構造です。

ここにバンプキーを入れて、キーヘッドを金槌などで叩くと、衝撃でピンが跳ねます。このとき、上下ピンのうち上ピンだけが外筒側にあるときに鍵を回すと、内筒が回転してしまうわけです。

シリンダーの種類 耐バンピング 耐ピッキング
ピンシリンダー錠×弱い×弱い
最近のピンシリンダー錠×弱い 〇強い
ディスクシリンダー錠◎強い×弱い
ロータリーシリンダー錠◎強い◯強い
ディンプル錠△弱いものもある◎強い
ウェーブキー◎強い◎強い

要するにこれは上下ピンが衝撃で跳ねる、というピンシリンダー錠特有の構造を利用したもので、衝撃が加わったところで跳ねるピンがない美和ロックのディスクシリンダーはめっぽうバンピングには強い錠ということになります。

ただ、ディスクシリンダーはピッキングによる窃盗被害が多発したため、2001年に廃番となっています。古い住宅ではまだ使用されていることが多く、バンピングで開けられることはありませんが使用年数や防犯性能を考慮して、交換をおすすめする錠です。

ピッキングされにくいといわれている「ディンプルキー」においてはピンシリンダーが複雑化した構造なので、理論的にはバンピングで開けやすいと言えます。ただ、ディンプル錠には複数列のピンが配列されていますし、2列以上のピンを要領よく動かせるバンプキーを作成できるかというと、現実的ではありません。

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ピッキングやバンピングに強い鍵とは?

では、ピッキングにもバンピングにも強い鍵とはどのようなものであるのか紹介していきます。

ロータリーシリンダー(U9)

MIWA U9 シリンダー

美和ロックのロングセラー商品U9ロータリーシリンダー、或いはロータリーディスクシリンダーと呼ばれるシリンダーでディスクシリンダーが原型になっています。

ディスクシリンダーはピンではなくディスク(或いはウェハー)と呼ばれるタンブラーが内部に複数枚並んでいる構造でしたが、U9にはそこにロッキングバーという棒状の部品が追加されています。

ピッキングに弱かったシリンダーをピッキングに強いシリンダーに作り変えたわけなので、当然耐ピッキング性能も高く、鍵屋でも開けるのに苦労すると言われています。

ただ、初期の頃のものにはまだまだ脆弱性があったため、U9シリンダーにしてから20年近く経っている場合は交換がオススメです。

構造そのものはディスクシリンダー同様、ピンタンブラーを使用しないタイプですので、バンピングにも強いシリンダーです。

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ディンプルキー

ピッキングやバンピングに強い鍵の一つが「ディンプルキー」です。ディンプルとはクボミのことで、ディンプルキーとは子鍵の表面に複数のクボミがある鍵のことをいいます。特に構造上、バンピングが効果的でないディスクシリンダーの系統を継いだ美和ロックのPRシリンダーは国内唯一のディスクタンブラー系のディンプルキーで、ピッキング・バンピングどちらにも強いシリンダーです。

ただし、中にはバンピングに弱いディンプルキーもあり、アップデート版が出るまでマルティロックがそうだと言われていました。最新のディンプル錠は多くがバンピング対策を講じていますし、マルティロックも最新のものであればバンピング対策がなされています。

またディンプルキーは破壊に強いという側面もあります。不正開錠を企む人の中には鍵そのものを破壊するという手段に出る人もいます。鍵が破壊されてしまうと、そのまま室内に侵入される可能性が高まりますが、各社のディンプル錠は、超硬金属や焼入れを施したスチールなどを耐ドリリング構造の一部としています。

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ウェーブキー

ユーシン・ショウワWXキー

住宅向けシリンダーの種類としては数が少ないウェーブキーですが、こちらもディスク系のタンブラーが使用されているため、バンピングの影響をうけない構造です。もともと自動車用に開発されたピッキングに強い鍵がウェーブキーですので、住宅向けのものになるとその難易度が更に上がっています。

ユーシン・ショウワのWXシリンダーは、TOSTEMなどに提供されていることも多く、サッシメーカー製のドアによくついている鍵です。独自のシャッター構造があり、これもピッキングを難しくしています。

メカニカルキーレス(暗証番号式の鍵)

メカニカルキーレスは、機械的な暗証番号式の鍵で、長沢製作所の「キーレックス」などが有名です。機械的な仕掛けでオートロックやテンキーシステムを作り出しているので、電源がいらず、耐候性も高いのが大きな特徴です。既存の錠前に取り付けることができるため、後付けの鍵としても人気があります。

他にも暗証番号を入力するだけなので鍵の紛失や盗難を防ぐことができるというメリットがあります。鍵があると、外出先で失くしてしまうということもあるでしょう。また、バッグと一緒に盗難に遭うという心配も出てきます。しかし、暗証番号式ならそもそも持ち歩く鍵がないので心配無用です。自分や家族が覚えていれば開けることができるので誰かに知られることもほぼありません。

ただし、暗証番号の管理は必要です。また、メカニカルキーレス錠の暗証番号は可変式ではあるものの、暗証番号変更のためには本体を取り外す必要があるなど、少し手間と時間がかかります。

電子錠

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ピッキングやバンピングの被害に遭いやすい鍵は鍵穴があるということが共通しています。不正開錠をされない為には鍵穴のない鍵を選ぶと効果があります。その一つが電子錠です。

緊急用として鍵穴が設けられているものも見られますが通常は鍵穴がありませんので、少なくともピッキングやバンピングの被害を避けることはできます。

電子錠はバッテリーが切れると色々と面倒なことになりがちですが、通常はバッテリー残量に関するアラートがスマホなどに届きます。

暗証番号、専用カードキー、ICカード、スマートフォンなどいくつかの解錠方法があり、好きなものを選択できるのが大きな魅力のひとつでしょう。

暗証番号の変更も簡単で、定期的に変更しておけば防犯性をさらに高めることもできます。

最近ではスマートフォンで施開錠をするスマートロックというものが大幅に普及してきました。これらは電子錠と少し違い、シリンダーは残したままで室内のサムターンに駆動部分が取り付けられている「電動サムターン」の一種です。

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これらの点を踏まえて、製品選びの際はさまざまな視点でよく検討し、用途に合った選択をすることが大切です。

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補助錠をつけるという方法も

できるだけ鍵を不正開錠されないようにするには、補助錠をつけるという方法もあります。そうすることで「ワンドア・ツーロック」となり、防犯性が高まるという理由から推奨されている方法です。

具体的には、玄関に設置されているメインの鍵の他に、もう一つ別の鍵を補助的につけます。こうすると鍵が2つになり、不正に開錠する時間を長引かせる効果が期待できます

開錠に時間がかかれば人目につきやすくなり、空き巣を諦めさせる効果が見込めるでしょう。

主錠に対して補助錠は、デッドボルトのみを備えた本締錠であることが多く、コストを抑えることができるチューブラ錠タイプもあります。また、簡易的なものも多数販売されており、追加工事がいらないものも豊富です。

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鍵の交換・取り付けは鍵屋へ!

防犯性を考えて鍵を交換する際はドライバーなどの工具を使って自分で行うことも可能ですが、鍵が規格に合っていなかったり、部品を破損してしまうことも少なくありません。

特に玄関のような防犯性を重視したい鍵を、自分で交換するのは避けた方が良いでしょう。

その点、鍵屋であればドアが損傷する心配もなく作業もスムーズです。鍵交換を検討するなら、見積もり無料の「鍵猿」にご相談ください。鍵猿では、他社様と比較できるよう相見積もり専用フォームもご用意しています。ぜひご利用ください。


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