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鍵屋鍵猿鍵トラブルトピックその他玄関のドアノブを自分で交換する方法は?手順や種類別の費用相場をご紹介!

更新日:2024/10/22

玄関のドアノブを自分で交換する方法は?手順や種類別の費用相場をご紹介!

玄関のドアノブを自分で交換する方法は?手順や種類別の費用相場をご紹介!

この記事でわかること

  • 玄関のドアノブの種類
  • 自分で交換する方法を画像付きで解説
  • ドアノブの種類別の交換費用相場

記事監修者

田口季良(たぐちのりよし)
田口季良(たぐちのりよし)SLS株式会社 マネージャー

「すごわざ鍵開け達人」として関西・関東のテレビに出演。鍵職人としてのキャリアは12年、現在はエキスパート集団を束ねるマネージャー。親切丁寧な防犯アドバイスにも定評がある。

玄関のドアノブが古くなったり、動きが悪くなったりして交換が必要になることは意外とあります。プロに依頼するのも一つの選択肢ですが、自分で交換することによってコストを抑えることもできます。

本記事では、玄関のドアノブを自分で交換する手順や注意点について解説します。

ご自身での交換が不安な方もお任せください。鍵屋にドアノブ交換を依頼したときにかかる費用についても紹介します。

ドアノブ・ドアレバーの修理・交換ならお電話下さい。電話番号:0120-669-110番。

玄関のドアノブにはどんな種類がある?

ドアノブの交換方法は種類によって異なりますので、まずは玄関に採用されることが多いドアノブの種類を紹介します。

プッシュプルタイプのドアノブ

玄関の鍵

プッシュプルタイプのドアノブは、玄関のドアノブの中でも特に操作が簡単で便利な種類です。このタイプは、ドアを「押す」「引く」だけで開け閉めができるため、使い勝手が良いのが特徴です。

プッシュプルタイプは、シリンダーがハンドルと別でつけられているタイプとシリンダーがハンドルに埋め込まれているタイプがあります。

鍵が上下についている1ドア2ロックなので防犯性が高く、洗練されたデザインもあって、新築の戸建て住宅の玄関の鍵としてよく採用されています。

レバーハンドルタイプのドアノブ

玄関の鍵

レバーハンドルタイプは、握りやすいレバーを上下に動かすだけでドアの開閉が可能です。戸建て住宅では、室内ドアのドアノブとして使われることが多いですが、マンションやアパートなどでは玄関の鍵として使われています。

力を入れずに開け閉めできるため、高齢者や子供でも使いやすいドアノブです。

玉座タイプのドアノブ

勝手口の鍵

玉座タイプのドアノブは、主に勝手口などのドアノブとして使われています。古いアパートなどでは、玄関ドアの鍵として使用されていることがあります。

構造が複雑な他の鍵と比べると比較的リーズナブルな価格で入手できます。また、シンプルな構造のため、交換費用も安価に抑えることができます。

ただ、ドアノブをひねって開け閉めするタイプなので握力が弱いと開閉しにくいため、高齢者がお住まいの場所ではあまり推奨されません。

サムラッチタイプのドアノブ

サムラッチ錠

サムラッチタイプのドアノブは、レバー部分を親指(サム)で押し下げて開閉する仕組みで、ヨーロッパ風の装飾がされていることから装飾錠とも呼ばれています。

ヨーロッパ風のデザインがアンティークな雰囲気や高級感を演出します。そのため、見た目を重視したい場合や家の外観にアクセントを加えたいときに最適です。

最近の戸建て住宅では殆ど見かけませんが、昭和の終わり頃から平成初期にかけて建てられた住宅では玄関ドアの鍵として採用されていることがあります。

サムラッチ錠については下記記事で詳しく解説しています。併せてご一読ください。

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玄関のドアノブを自分で交換する前に確認するべきこと

玄関のドアノブを交換するのであれば、自分で交換用のドアノブを購入する必要があります。その際にはいくつか注意すべきポイントがあります。

ここでは、玄関のドアノブを交換する際に確認するべきことについて解説します。

メーカーと型番を調べる

メーカーと型番を調査する

一見ドアノブのタイプが同じに見えても、メーカーや型番によってドアノブや穴の大きさに違いがあります。ドアノブを販売しているメーカーは数多くあり、メーカーごとにデザインやサイズも異なります

同じメーカーのドアノブであったとしても、型番が異なればサイズが変わるため注意が必要です。

また、メーカーの違いによって交換できないケースもあるので、どのメーカーなのか必ずチェックするようにしましょう。その際は、ドアが開く方向が左か右かによっても異なるため、その部分も確認する必要があります。

現在使用しているドアノブと同じ型番であれば、問題なく交換できるため、購入する前にしっかり確認することが大切です。

なお、メーカーと型番は、ドア側面のフロントプレートを確認すれば分かります。上部に記載されているものがメーカー、下部に記載されているものが型番であるケースが多いですが、中にはメーカー名のみ記載されていたり、メーカー名の記載がなかったりするものもあります。

サイズを測る

ドアノブを交換する際、サイズが合っていなければ交換に失敗してしまいます。サイズが合わない場合は該当部分の穴を大きく開けたり、新しい穴を開けたりするなどの対処法がありますが、そのような作業は手間がかかります。

購入ミスを避けるためには、以下の4点を測る必要があります。

①ドアの厚さ

ドアの厚さ

②フロントプレートの高さと幅

②フロントプレートの高さと幅

③フロントプレートを止めているビスとビスの間

③フロントプレートを止めているビスとビスの間

④ドアの端からドアノブの中心部分

④ドアの端からドアノブの中心部分

サイズの計測は場所さえ分かっていれば難しくありませんが、ひとつずつ正確に測る必要があります。

例えば、ドアの厚みの対応幅を見て新しいものを購入する場合は、対応幅が「〇〇~〇〇ミリメートル」といったような表記になっているため、測定した厚みがその中に余裕をもって含まれるものを選ぶようにしましょう。

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玄関のドアノブを自分で交換する方法を種類別に解説

ドアノブの種類によって交換方法は異なります。ここでは、具体的に玄関のドアノブを自分で交換する手順を解説します。

なお、作業を行う際は閉め出しを防ぐため、必ずドアを開けた状態で行ってください。

プッシュプルタイプのドアノブの交換方法

プッシュプルタイプのドアノブの交換手順は以下の通りです。プッシュプルタイプは複雑で作業工程が多いので、不安な場合は鍵屋に相談してください。

①室内側のドアノブの側面についている上下のビスを外します。

①室内側のドアノブの側面についている上下のビスを外します。

②室内側のドアノブを取り外します。

室内側のドアノブを取り外します。

③室内側の金具を固定しているビスを外し、金具を取り外します。

③室内側の金具を固定しているビスを外し、金具を取り外します。

④室外側のドアノブを取り外します。

④室外側のドアノブを取り外します。

⑤ドア側面のフロントプレートについているビスを外し、フロントプレートを取り外します。

⑤ドア側面のフロントプレートについているビスを外し、フロントプレートを取り外します。

⑥シリンダーを固定しているビスを外して、シリンダーを取り外します。

⑥シリンダーを固定しているビスを外して、シリンダーを取り外します。
⑥シリンダーを固定しているビスを外して、シリンダーを取り外します。

⑦錠ケースを取り外します。

⑦錠ケースを取り外します。

⑧交換用の錠ケース、シリンダーを取り付けます。

⑧交換用の錠ケース、シリンダーを取り付けます。
⑧交換用の錠ケース、シリンダーを取り付けます。

⑨ドア側面のフロントプレートを取り付け、ビスで固定します。

⑨ドア側面のフロントプレートを取り付け、ビスで固定します。

⑩室外側のドアノブ、室内側の金具を取り付けます。

⑩室外側のドアノブ、室内側の金具を取り付けます。
⑩室外側のドアノブ、室内側の金具を取り付けます。

室内側のドアノブを取り付け、側面のビスを締めます。

⑪室内側のドアノブを取り付け、側面のビスを締めます。
⑪室内側のドアノブを取り付け、側面のビスを締めます。

最後に動作確認を行い、問題なければ作業は完了です。

レバーハンドルタイプのドアノブの交換方法

レバーハンドルタイプのドアノブの交換手順は以下の通りです。

①室内側のレバーハンドル横のビスを外します。

①室内側のレバーハンドル横のビスを外します。

②室内側・室外側のレバーハンドルを取り外します。

②室内側・室外側のレバーハンドルを取り外します。

③台座のくぼみにマイナスドライバーを引っかけて台座カバーを取り外します。くぼみがない場合は、台座を反時計回りに回して外します。

③台座のくぼみにマイナスドライバーを引っかけて台座カバーを取り外します。くぼみがない場合は、台座を反時計回りに回して外します。

④台座を固定しているビスを外し、台座を取り外します。

④台座を固定しているビスを外し、台座を取り外します。

⑤室外側の台座カバー・台座も外します。

⑤室外側の台座カバー・台座も外します。

⑥交換用の室内側・室外側の台座カバー・台座を取り付けます。

⑥交換用の室内側・室外側の台座カバー・台座を取り付けます。

⑦室外側、室内側の順番でレバーハンドルを取り付け、ビスで固定します。

⑦室外側、室内側の順番でレバーハンドルを取り付け、ビスで固定します。

⑧最後に動作確認を行い、問題なければ作業は完了です。

玉座タイプのドアノブの交換方法

インテグラル錠

玉座タイプの中でも玄関ドアの鍵として使われることもある「インテグラル錠」を例に交換方法を紹介します。インテグラル錠はドアノブとシリンダーが一体になっています。

交換手順は以下の通りです。

①室内側のドアノブの根本についている丸座を反時計回りに回して、ドアノブを取り外します。

②室内側の丸座裏金を固定しているビスを外して、丸座裏金を取り外します。

③室外側のドアノブを取り外します。

④ドア側面のビスを外して、錠ケースを取り外します。

⑤交換用の錠ケースを入れてビスで固定します。ラッチがドアが閉まる方向に対して傾斜面が向くように取り付ける。

⑥室外側のドアノブを取り付ける。

⑦室内側から丸座裏金をビスで固定し、室内側のドアノブを時計回りに回して取り付けます。

⑧動作確認を行い、問題なければ作業は完了です。

サムラッチタイプのドアノブの交換方法

サムラッチタイプのドアノブの交換手順は以下の通りです。

①室内側の錠前についている3本のビスを外して、本体を取り外します。

②ドア側面の錠ケースを固定している上下2本のビスを外して、錠ケースを取り外します。

③新しい錠ケースを取り付けビスで固定します。

④室外側の錠本体を当てながら室内側から計3カ所にビスで止めて完了です。

⑤最後に動作確認をして、問題なければ作業は完了です。

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玄関のドアノブを交換する際の種類別費用相場

自力での交換に少しでも不安がある方は、無理せず鍵屋に相談しましょう。ここでは、鍵屋にドアノブ交換を依頼した場合の費用相場を紹介します。

プッシュプルタイプのドアノブの交換費用相場

プッシュプルタイプは殆どの場合、上下2カ所にシリンダーがついているため、費用も倍になります。

プッシュプルタイプのドアノブの交換費用相場は、60,000円~110,000円程度です。

レバーハンドルタイプのドアノブの交換費用相場

レバーハンドルだけでなく錠ケースも含めた一式交換になると、下記相場よりも費用は高くなります。

レバーハンドルタイプのドアノブの交換費用相場は、15,000円~50,000円程度です。

玉座タイプのドアノブの交換費用相場

シリンダーがノブの中にあるためもぎ取りなどの破壊に弱いです。防犯性を考えるのであれば、レバーハンドルタイプへの交換を検討するのも良いでしょう。

玉座タイプのドアノブの交換費用相場は、15,000円~30,000円程度です。

サムラッチタイプのドアノブの交換費用相場

古いサムラッチ錠は同じタイプが廃番になっていることが多く、一式交換になることが多いため費用も高くなりがちです。

サムラッチタイプのドアノブの交換費用相場は、38,000円~80,000円程度です。

どの鍵業者に依頼したらいいか分からないという方は、下記記事を参考に業者選びを進めてみてください。

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故障の場合は交換ではなく修理で改善する可能性もある

簡単な不具合であれば交換ではなく修理によって改善する場合があります。ドアノブの不具合でありがちなのが、「ハンドルのぐらつき」「レバーハンドルが垂れ下がったまま」などです。

これらの症状は修理で対応できる場合があります。交換となるとドアノブの種類にもよりますが、最低でも14,000円~費用がかかります。

一方、修理にかかる費用はマイナスドライバーなどの工具代のみなので、300円程度で購入でき、コストパフォーマンスの面でも修理を検討する価値があります。

ただし、既に廃番になっているような古いタイプや15年以上使用しているものなどは、無理に修理するよりも最新のものに交換した方が耐久性安全性が向上します。

具体的なドアノブの修理方法については下記記事をご一読ください。

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玄関のドアノブ交換は鍵猿にお任せください

玄関のドアノブ交換を自分で行うのも不可能ではありませんが、手間がかかるだけでなく、失敗のリスクもあるため、よく考えてから作業するようにしましょう。自力での作業に不安を感じる場合は、無理をせずプロに任せることをおすすめします。

弊社鍵屋の鍵猿は、サイズ測定・新しいドアノブのご提案・交換作業を一貫して行っています。「高齢の家族や小さな子供のために、回しやすいドアノブにしたい」「鍵と一体型になっているドアノブの防犯性を高めたい」など、お客様のご要望や使用用途に合わせてトラブルを解決いたします。

年中無休出張費・見積費は無料でございます。見積のみのご相談でも結構ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。

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