リクシル(TOSTEM)玄関ドアの鍵交換!交換方法や費用相場をプロが解説
この記事でわかること
- リクシル(TOSTEM)の鍵を交換する前にできる修理
- リクシル(TOSTEM)の玄関ドアはどんな鍵に交換できるか
- 業者に依頼した場合の費用相場
記事監修者
「すごわざ鍵開け達人」として関西・関東のテレビに出演。鍵職人としてのキャリアは12年、現在はエキスパート集団を束ねるマネージャー。親切丁寧な防犯アドバイスにも定評がある。
「リクシル(TOSTEM)の鍵を交換したい」と思っていませんか?
この記事では、リクシル(TOSTEM)の玄関ドアの鍵交換について解説します。
交換方法や費用相場を詳細に紹介しますので、しっかり確認すれば、数万円も費用を抑えられるかもしれません。
リクシルの鍵の交換を検討している方は、ぜひ最後まで確認してみてください。
また、鍵の修理に自信がなくても大丈夫です。鍵の専門業者「鍵猿」にて鍵の修理や交換を依頼できます。
まずはお気軽にお電話ください。
目次
リクシル(TOSTEM)の鍵を交換する前に!修理を試そう
修理ができる可能性を残したまま鍵を交換するというのは、少しもったいないかもしれません。新しいものを購入するといっても、それなりに費用はかかってしまいます。
場合によっては修理で対応できることもあるため、まずは修理なのか交換なのかを見極めると良いでしょう。
鍵が回らない場合の対処方法など、具体例を挙げて紹介していきますので参考にして下さい。
鍵が回らないときの原因と修理方法
鍵の不具合は、いくつかのパターンに分かれます。
この章では、鍵が回らないときの原因と修理方法を紹介します。
鍵穴専用の潤滑剤を使用する
鍵が回らない症状に対して、自分でできる最も簡単な方法が「鍵穴専用の潤滑剤を鍵穴にさす」というものです。
食用油などを使ってしまうと、ホコリや汚れが内部にたまってしまい、鍵穴を壊す原因になります。注意しましょう。
鍵と鍵穴の清掃をする
歯ブラシなどの柔いもので、鍵を清掃してみるのもおすすめです。
鍵が汚れていると、うまくシリンダーとかみ合わず、回らない可能性があります。
また、鍵穴のほうに汚れが溜まっている場合も同様のことが考えられます。掃除機で吸ったり、エアダスターで吹き飛ばしたりしてみましょう。
鍵を鉛筆でなぞる
自分で対処できる応急措置として、子鍵に鉛筆を塗る方法があります。
子鍵の溝やギザギザを鉛筆でなぞり、鍵穴に抜き挿ししてみましょう。抜き差しがしやすくなるまで鉛筆を塗るところから何度か繰り返します。
鉛筆に含まれている黒鉛には、鍵穴用潤滑剤と同じ効果があります。
この方法を試すときは、2Bなど芯の柔らかい鉛筆がおすすめです。豆知識として覚えておくと良いでしょう。
鍵が故障したときは鍵屋に鍵交換を依頼
状態が悪化すると、ご自身での作業は難しいため、早めに業者に依頼するのがおすすめです。
たとえば、鍵を差しても回らない場合には、鍵自体を確認してみてください。
このときに、すり減っていたり、曲がってしまっていたりする場合には、自分では対応できない可能性が高いです。
すり減ってしまった場合は、すでに交換時期ですし、曲がってしまったものを無理に戻そうとすると、折れてしまう可能性があります。
折れた際に穴に残ってしまうと、余計に対処が面倒になってしまいます。
そのようなときは、ぜひ鍵猿におまかせください。
見積りは無料ですので、まずはお気軽にお電話くださいね。
リクシル(TOSTEM)の鍵を紛失!鍵を交換して防犯性アップ
2000年にピッキング被害が多発してから、最近の住宅ではディンプルキーという防犯性の高い鍵が主流になりつつあります。
昔の商品を利用している場合には、新しいものを付けるだけで、防犯性が格段にアップします。
この章では、リクシル(TOSTEM)は、どのような鍵と交換できるのかを見ていきます。
リクシル(TOSTEM)の玄関ドアはどんな鍵に交換できる?
リクシルの玄関ドアにはどんな鍵があるのかを紹介していきます。
U9キー
ピッキング被害の多発した「ディスクシリンダー」の後継機種「ロータリーディスクシリンダー」として開発されました。
このように構造が複雑化したことにより、ピッキングに強い防犯性を手に入れました。
防犯性の高いと言われるディンプルキーと異なり、ギザギザタイプの鍵のため、ホームセンターなどでスペアキーの作製が可能です。
比較的安価で購入できるため、コストパフォーマンスに優れた鍵と言えます。
MIWA PS(TOSTEM DN)キー
MIWAのPRシリンダーをコンパクトにしたような性能です。
PRのタンブラーが11枚に対して、PSはタンブラーが6~7枚前後しかありません。
そのため鍵の全長が7mm短く、シリンダーの出っ張りも少ないので、ドアのデザイン性を損なわないというメリットがあります。
ディンプルキーで耐ピッキング性能も優れており、リバーシブルキーのため手元が暗いときやお年寄りの方でも使用しやすいです。
防犯性だけでなく、使いやすさも兼ね備えた鍵だと言えるでしょう。
MIWA(KABA)JNキー
4段変化の水平ピンが2列11本、2段変化の斜めピンが2列10本の計21本の組み合わせにより、理論上鍵違い数は172億通りにもなります。
これによって、高い耐ピッキング性能を実現することに成功しています。
追加オプションでセキュリティ認証IDシステムも導入できるため、第三者による鍵の複製を防ぐことができます。
一般的なシルバー・ゴールドに加えてブラック・セラミックブロンズなど少し珍しいカラーも取り揃えています。
防犯性だけでなく、オプションやカラーの豊富さも兼ね備えており、使いやすい鍵と言えます。
リクシルのらくらくキーシステムとは
リクシルには、「らくらくキーシステム」というものも存在します。
タッチキー・システムキー・カザスプラスなどの種類があります。
いずれも簡単に解錠ができるだけでなく、帰宅時にドアが閉まると、自動で鍵も閉まるため、鍵を閉め忘れる心配もありません。
順番に確認しましょう。
タッチキー
タッチキーというのは、ドアにボタンが設置されていて、それを押すだけで簡単に開けることができるというものです。
そのため、子供やお年寄りなどにはぴったりの商品になっています。また、リモコンを使って開閉することも可能になっているのです。
鍵をポケットやバッグから取り出す手間がかからないので、日々のちょっとしたストレスを軽減できます。
システムキー
システムキーは、タッチキーのようにボタンを押す必要もなく、両手がふさがっていてもドアに近づくだけで解錠することができます。
こちらも、子供やお年寄りに向いていて、特に手足が不自由な方にとっては、かなり使いやすいシステムになっています。
カザスプラス
カザスプラスは、スマホなどと連動させることができるシステムです。
具体的には、おサイフケータイに対応した機種ならば鍵の代わりに利用することができます。登録したスマホをかざすだけで、ドアを解錠することができます。
もちろん、閉じるときにも同じ動作で可能なので、とにかく楽になります。
らくらくキーシステムは後付けができない!
らくらくキーシステムは、まさに未来の鍵というイメージです。
しかし、注意が必要な点として、後付けすることができないというデメリットがあります。どうしても後付けしたい場合には、新規取付になり、玄関ドアごと交換する必要があるのです。
らくらくキーシステムの費用
らくらくキーシステムの大体の費用相場は、20万円~です。
防火戸などオプションを追加すると高くなってしまいます。
玄関ドア交換は費用が高くなるので、電子錠を検討するときはイージスゲートのように後付け可能な製品の方が費用は抑えられるでしょう。
リクシル(TOSTEM)の鍵をスマートキーに交換する方法
ここではリクシルの鍵をスマートキーに交換する方法を紹介します。
後付けオートロックESに交換したり、電子錠に交換したりと、いくつかの選択肢がありますので、覚えておくと良いでしょう。
LIXILの後付けオートロックESに交換する
スマートキーに交換したいなら、LIXILの後付けオートロックESに交換する方法もあります。
本体とリモコンのセットを購入し、自分で取り付けられるところがメリットです。
鍵の数やリモコンの数で価格は変わりますが、16,000円(本体1台・キー収納リモコン1台)~で販売されています。他にも、追加リモコンが1台4,000円~で販売されています。
しかし、取り付け対応可能なドアシリーズが決まっていますので、しっかりと確認しておきましょう。
取り付け可能なドアの種類
かなりたくさんのドアが対応しているので、事前にサイトで確認すると良いでしょう。
断熱タイプのドアだと、ジエスタ2やジエスタ、リシェント2やリシェント3、アルベーロやアスティなどさまざまなタイプのドアに取り付けることが可能になっています。
また、非断熱タイプのドアだと、プレナスXやヴィガルド、ウィコットやセルバ、リーベル2などが対応しています。
また、ドアがリクシル製品の場合は、ラベルに品名が書かれています。
電子錠に交換する
らくらくキーシステムを導入する場合はドアごと交換が必要なため、費用がかかってしまいます。
費用を抑えるなら、イージスゲートのような電子錠に交換するのも一つの方法です。
LIXILの扉は既存の鍵穴からの交換だけではなく、新規取付も可能になっています。電子錠の中には、既存の鍵に被せるタイプの商品もあります。
電子錠への交換も選択肢に入れておくと良いでしょう。
リクシル(TOSTEM)の鍵交換は鍵猿に依頼しよう
リクシルの鍵を交換するときはぜひ「鍵猿」にご相談ください。
適格なアドバイスで、自宅にどんなものが向いているのか、ご提案ができます。
また、ご希望の製品に交換可能かどうかも見定めることができます。
リクシルの鍵交換にかかる費用相場
リクシルの鍵交換にかかる費用相場については、シリンダー交換ならば、そのほかのシリンダーとそれほど変わらないような値段ですることができます。
業者に依頼する場合には、工賃が発生します。工賃の目安は8,000円以上を見ておくと良いでしょう。
さらに、部品代が10,000円から25,000円くらいになるので、総額で30,000円から40,000円程度を見ておいてください。
さらに業者によっては、これとは別に出張料が発生する可能性もあります。
鍵猿では、出張無料・見積もり無料で鍵交換のご依頼を受け付けております。 何かございましたら、まずはお気軽にお電話ください。
ただ、鍵猿ではらくらくキーシステムのような電気錠や電子錠の修理は基本的にできません。メーカー対応あるいは電子錠・電気錠の本体交換、新規取り付けによる対応となりますのでご了承下さい。
▶ お急ぎの方 ◀
鍵の交換にかかる費用、
施工事例、対応エリアなど
について詳しく見る