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更新日:2021/09/23

徘徊防止に鍵を使う!認知症・高齢者の徘徊を防ぐ方法やグッズを紹介

徘徊防止に鍵を使う!認知症・高齢者の徘徊を防ぐ方法やグッズを紹介
鍵のトラブル解決は鍵屋鍵猿


戦後の団塊の世代が70歳を超え、80代に近づきつつある昨今、認知症患者数も増加傾向にあります。今回は、認知症患者の徘徊を鍵で防止する方法や、その他便利アイテムなどについて紹介していきます。

徘徊防止対策を検討するタイミング

認知症には脳の働きが低下することで起こる中核症状(認知機能障害)と、それを基盤にして様々な要因によって起こる周辺症状(行動・心理症状、BPSD)があります。中核症状は皆さんもよくご存知の記憶障害、そして今日が何月何日で時刻は何時か、といったことがわからなくなる見当識障害理解・判断力障害などが含まれますが、徘徊は含まれていません。

徘徊は、認知症患者の中でも最も多いアルツハイマー型患者の初期~中期にかけて出る症状のひとつとされている一方で、何らかの要因がない限り、すべての患者にこの症状が出るとは限らない、とされています。唯一の例外は脳血管性レビー小体型認知症の患者によくみられる、夜間せん妄による夜中の徘徊で、これは夜になればなるほど注意力や思考力が低下して幻覚や妄想といった症状を引き起こすために起こります。脳血管性の患者は、不安に弱いところもあり、ちょっとしたストレスが原因で夜間の徘徊が始まってしまうこともあるようです。

また、前頭側頭型と呼ばれるタイプの方も、特定のルートを特定の時刻に歩きたがるなど、決まったことを繰り返し、それができなければ不機嫌になるなど、一種のルーティンのようなものから徘徊へと繋がっていくことがあります。

徘徊、と言うとあてどなく適当にあちこちをウロウロしているような印象がありますが、認知症患者にとって徘徊は目的のないものではなく「家に帰る」、「仕事に行く」といった理由で外へ出て行きます。そして出先で本来の目的を忘れてしまい、道に迷ったりして延々と歩き続けるため、結果的に「徘徊している」ように見えます。
これは記憶障害と見当識障害のループが組み合わさった結果と考えられており、事故に遭ったり、行方不明になってしまったりすることが懸念されます。ですので、徘徊の兆候が見られたときから、防止対策を考えなくてはなりません。

家の外での徘徊が始まる前の兆候として家の中でトイレを探して歩き回る、といった様子が見られるようです。また、徘徊行動は、夕方から夜にかけて頻繁に起こるようになるのですが、これは本人の体内時計が狂い始めている良い証拠です。特に面倒を見ている他の家族が夜寝静まった頃に出ていってしまうので、家族の方はおちおち眠れない日々が続いたりします。
もし知らないうちに出ていってしまったときには近所や親族がこぞって捜索しなくてはなりませんし、警察に行方不明者として登録して貰ったり、ケアマネージャーに知らせたりする必要が出てきます。

徘徊防止に鍵を使う方法

鍵屋にも徘徊を防ぐことができる鍵の取り付け依頼が沢山きます。サムターンカバードアチェーンをかけていていても、解錠の方法を学んでしまう患者様もいらっしゃるからです。ここからは、鍵屋がよくお勧めする錠前をいくつか見ていきます。

脱着式サムターン

通常、玄関についている錠前は外側に鍵穴があり、そこに鍵を入れて解錠します。室内側にはサムターンがあり、外に出る際はこのサムターンを回して解錠し、ドアを開けます。徘徊防止に使用するのは、このサムターンが空転する、或いはサムターンそのものを取り外すことができるタイプの鍵です。

ドルマカバ社の「外出・在室モード」

ドルマカバ社カバスタープラスとカバスターネオ各商品にはドルマカバ社特有の「セーフティサムターン」の機能がついています。セーフティサムターンには「外出モード」「在室モー」があり、「在室モード」の時はサムターンを回して外に出ることができますが、「外出モード」の時はサムターンが空転して開かないようになっています。元々はサムターン回しといった不正解錠への対策として生み出された技術ですが、このサムターン回しを防ぐタイプの鍵が徘徊防止に役立ちます。

KAKEN(家研販売)「安心錠」と美和ロックND2S

この2つはサムターンそのものを取り外すことができる錠前です。安心錠は独自のベルウェーブキーで防犯性能も大変高く、美和ロックのND2Sは引き戸でも開き戸でも使えるという優れモノです。ただし、一つだけ大きな違いがあり、それは安心錠の方はサムターンを外すと鍵穴が現れる、という点です。安心錠はサムターンそのものに鍵がついており、これを外すと通常の鍵穴になりますが、ND2Sの方はサムターンを抜いたあとは穴のような空間になります。

内外両側から施錠できるようにする

もう一つの徘徊防止対策は、室内側にも鍵穴をつけることです。サムターン回し対策のカバー程度では効果がない、というケースもあり、そのような場合は室内側からも鍵穴を取り付け、鍵を入れて解錠しなくてはいけないようにすることも可能です。
また、これを機にテンキータイプの電子錠を選ぶお客様もおられます。電子錠は操作方法や管理が少し面倒臭い、という場合は長澤製作所キーレックスというメカニカルキーがおすすめです。テンキータイプの電子錠と同じように、暗証番号を入力しないとドアが開かない鍵ですが、デジタルのテンキーではなくボタンを押すタイプで、電源不要というのが大きな魅力です。電源が必要ない為、場所を選ばずに例えば室内にでも取り付けが可能ですし、バッテリーの心配も要りません。

窓の施錠も忘れずに

意外と見過ごされがちなのが窓です。徘徊する高齢者の中には、玄関が閉まっていたら窓を開けて外出してしまう、というケースもあり、クレセント錠だけでは不十分であることが明らかになっています。そもそもクレセント錠が防犯のためのものではないことから、補助錠をつけた方が良いのですが、玄関や勝手口の方が優先度が高いため、皆そちらの防犯性能を上げるだけで終わってしまうことが多いようです。

窓用の補助錠はクレセント錠に鍵がついたタイプ以外にも、種類が増えてきました。空き巣の侵入経路の殆どが無締りの窓であることから、ホームセンターなどでも扱いが増加してきています。ドアの鍵に比べれば窓用の補助錠は設置しやすいことが多いので、ぜひ取り付けてみて下さい。

ウインドロックZERO(ノムラテック)、はいれーぬ(日本ロックサービス)

窓の補助錠やクレセント錠の交換などについてはこちらの記事もご覧下さい。

今回ご紹介するのは、両面テープで簡単に取り付けができるタイプの補助錠です。鍵付きクレセント錠などは、KAKEN などからも発売されていますが、クレセント錠の取り替えなので少し手間がかかります。
必要な工具もなく、セルフで取り付けられて簡単に解錠できないタイプがこの2つになります。ノムラテックウインドロックはサッシの上下どちらにでも取り付け可能で、患者様への対策としては上側に設置した方が良さそうです。まず手が届きにくいですし、どういった機構でどうすれば解錠できるかもわかりにくくなります。日本ロックサービスはいれーぬは、鍵なしのつまみタイプもあるのですが、患様者が容易に開けてしまいそうなので鍵ありの方をお勧めします。鍵の保管が面倒ですが、防犯面においても鍵のあるタイプの方が安心できるのではないでしょうか。

徘徊防止を鍵以外で行う場合

鍵を開けられなくする、というのは徘徊の根源を絶つということにもなりますが、鍵以外に対策はないのでしょうか。鍵で施錠してしまうのは少し心配だ、と考えておられる方には、患者の動きがよくわかるアイテムの使用をお勧めします。最近殆どの人が所有しているスマートフォンと連携して使えるグッズが人感センサーとスマートタグというGPS(グローバル・ポジショニング・システム)を利用したものです。

人感センサー

鍵が開いているすきに出て行ってしまった、或いは人目がないときに出て行こうとしている、というのをお知らせしてくれるグッズとしては、まず人感センサーが上げられるでしょう。玄関などにセットしておき、誰かが玄関まで来たらお知らせしてくれるように設定しておけば、患者様が出て行こうとされている時に居合わせることができます。アラーム音が出るように設定しておくと音に驚いて出て行かなかった、という例もあります。スマホに通知を送ってくれるものもありますので、そういったタイプを利用すれば少し家から離れなくてはならないときも、過度の心配をせずに済むようになるのではないでしょうか。

GPSをつける

これはいわゆる「スマートタグ」と呼ばれる大きめのキーホルダーのようなものを本人にどうにかして持っていて貰う方法です。もともとはものを失くしやすい人が大切なものにつけておいて、いざというときにどこにあるのかわかるようにするためだったり、通学する子供に持たせてどこにいるのかわかるようにしたり、迷子対策のためだったりするアイテムですが、GPS機能を利用しています。

GPS機能はスマホのマップアプリなどでも活用されているように、現在では殆どのスマホにも搭載されている機能ですが、これをひとつの小さな端末に収めてあるのがスマートタグです。
本人に持たせていても、どこかに置き忘れたり紛失したりするかもしれないので、よく着る上着に縫い付けておく、或いはいつも持っていく鞄に入れておくなど、工夫が必要になりますが少なくとも家にいるかどうかが確認できますし、万一家を出てしまった時もどこにいるのかわかるというのは心強い情報です。

警備会社の見守りサービスを利用する

ALSOKSECOM などの警備会社は、高齢者の見守りサービスも提供しています。万一、認知症の高齢者が徘徊をし始めてしまった場合は、GPSでわかっている場所へ駆けつけてくれるなど、家族にとって大きなサポートとなりうるサービスです。先述したスマートタグのようなアイテム提供する会社もあります。日中は働いているので、何かがあってもすぐには駆けつけられない、という人にとっても大変便利なサービスで、監視対象の患者様が徘徊を始めてしまったときには、通知を受けた警備会社のスタッフが代わりに駆けつけてくれます。

名前や連絡先がわかるようにしておく

認知症の患者様は見当識障害などのため、保護されても自分の名前やどこから来たのか、といったことを周りの人に伝えられないことが多々あります。ですので、スマートタグ同様、本人がよく携帯する鞄や衣服などに、必ず名前と連絡先が書かれたものを入れておくことが重要です。外出時には誰しも必ず靴を履きますので、靴に連絡先などを書いている方も多いようです。

日々のストレスを軽減する

夕方から夜中にかけての活動が多くなっているのは、患者様の体内時計が狂い始めた証拠、と先ほど述べましたが、体内時計には日光が影響するとも言われます。加齢とともに睡眠時間は短くなり、寝付きが悪くなったりもしますが、できるだけ他の家族と同じように朝に起きて昼間は何かをして過ごし、夜になったら自然と眠りにつけるような生活を送るのが理想かもしれません。そのためには日中、やれることを見つけるというのも重要でしょう。徘徊は患者様がおかれた環境からくるストレスが原因となっていることも多いと言われますので、デイ・サービスなどで気分転換をするのも良いでしょう。

子供やペットの飛び出し防止にも役立つ

鍵による徘徊防止対策は、小さなお子様やペットが誤って外へ飛び出し、事故に遭ったりすることを防ぐこともできます。親はいつも子供に目を配っているものですが、子供の行動を予測できるとは限りません。目を離した「スキ」に子供が玄関の鍵を開けて外へ出ていた、というエピソードが後を絶たないことから、子供がいつの間にか鍵の開け方を覚えているのに対して親は「まだ鍵は開けられないだろう」と多少なりとも高をくくっているのがよく分かります。
ペットに至っては、家の外に出られることそのものが問題なので、勝手に出ていってしまわないよう、室内外双方から施錠できる錠前をつけておくのもひとつの策でしょう。特に猫などはドアガードをいじって飼い主を締め出してしまうこともあるようですので、ドアガードは取り外して脱着式サムターンや、暗証番号入力のキーレスキーに交換してもよいのではないでしょうか。

ただし「監禁」にならないよう注意

患者様を介護している家族の殆どが、「夜にも徘徊するのでそれを止めたい」とおっしゃいます。しかし、鍵で外出できないようにするのは、一種の「閉じ込め」にも似ています。

犯罪としての「逮捕・監禁罪」は刑法220条に規定されている罪で「一定の場所からの脱出を困難にして不法に移動の自由を奪うこと」が監禁罪のほうに相当します。「不法に」というのは「正当な理由なく」と置換えて良いと思いますが、例として子供への厳しすぎる罰を考えてみて下さい。部屋に閉じ込めるのがたとえ躾のためだったとしても、それが「躾の範疇を超えている」というように「正当な理由を欠く」と判断されることもあるのです。

患者様ご自身が鍵をつけることなどに同意している場合は、無論こういった罪に問われることはありません。鍵をつけるまえに一度、しっかりと患者様に理解して頂き、施錠するのは家族が就寝・外出するときのみにするなど、高齢者虐待と受け取られないよう、家族全員で話し合いをしましょう。

徘徊防止の鍵の取り付けは介護保険が使える

介護というものは、どのような内容のものでも出費が多くなるものです。
そのために、介護保険という制度ができたわけですが、徘徊防止のための鍵取り付けに適用できるのでしょうか。介護保険制度の恩恵を受けるためには、まず介護が必要であることを申請し、要介護認定を受ける必要があります。このプロセスにはかなりの時間を要するので、介護保険の利用を検討している方は、患者様が正式な診断を受けると同時に速やかに申請しておきましょう。また介護保険といっても、患者様ご本人の前年収入に照らし合わせて金額が指定されますので、1割、2割程度の負担は必要になります。バリアフリーにする、鍵を設置するといった住宅改修の工費は、上限20万円まで補助金が出ますが、事前にケアマネージャーどのプランメイキングが必要になります。

徘徊防止の鍵の対策はプロの鍵屋に依頼

鍵の取り替えや追加は、セルフでできないことはないですが、ドアを必ず開けておく必要があり、時間的な余裕が必要です。病人の介護をされているうちは、なかなかそこまでできる時間がないかもしれません。何よりも、室内のドアならともかく、玄関ドアの作業をしていて不意に外に出られてしまっては、元の木阿弥です。

そういったお困りの時こそ、鍵屋をご利用頂けたら、と思います。我々のような鍵屋であれば、すぐにお伺いし、ご要望をヒアリングした上で、どんな鍵であれば適切かご提案できますし、車載在庫があればその日のうちに施工を終了することができます。防犯設備士の資格を持ったスタッフも多数おりますので、防犯面のことも考えながら、ご家族と患者のためになる鍵を提案させて頂きます。高齢者の徘徊防止でお悩みがございましたらぜひ一度、鍵猿にご相談下さい。

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田口季良

田口季良(たぐちのりよし)SLS株式会社 マネージャー

「すごわざ鍵開け達人」として関西・関東のテレビに出演。鍵の職人としてのキャリアは12年。 現在は鍵のエキスパート集団を束ねるマネージャーでもあり、鍵の豊富な知識のほか、親切丁寧な鍵の防犯アドバイスにも定評がある。 暮らしの中で起きる鍵のトラブルを日々解決、技術向上にひたむきに取り組んでいます。

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