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更新日:2024/06/25

シリコンスプレーを鍵穴に使うのは厳禁!使ってしまった場合の対処法

シリコンスプレーを鍵穴に使うのは厳禁!使ってしまった場合の対処法

この記事でわかること

  • シリコンスプレーを鍵穴に使えない理由
  • 鍵穴に使ってしまった場合の対処法
  • 鍵の正しいメンテナンス方法

記事監修者

田口季良(たぐちのりよし)
田口季良(たぐちのりよし)SLS株式会社 マネージャー

「すごわざ鍵開け達人」として関西・関東のテレビに出演。鍵職人としてのキャリアは12年、現在はエキスパート集団を束ねるマネージャー。親切丁寧な防犯アドバイスにも定評がある。

「最近鍵の抜き差しがしにくい」「鍵が回しづらい」などのお悩みをお持ちではないですか?

鍵の動きが悪くなったとき、シリコンスプレーを鍵穴に吹きつけて動きを良くしようとする行為は一見手軽な解決策に思えます。しかし、実はこれは大きな間違いです。

この記事では、シリコンスプレーを鍵穴に使ってはいけない理由、使用してしまった場合の正しい対処法について詳しく解説します。また、鍵の動きを滑らかにする正しいメンテナンス法も紹介します。

鍵の修理のことならお電話下さい。電話番号:0120-669-110番。

シリコンスプレーとは?

シリコンスプレーはシリコンオイルをベースにしており、乾燥するとシリコーン被膜を形成し、「潤滑」や「防錆」などの効果を発揮します。手で触れても殆どべたつきがなく、DIYに慣れていない人でも気軽に使うことができます。

たとえば、シャッター・カーテンレール・椅子のキャスター・タンスや引き出しなど、多岐にわたる用途があり、ホームセンターやネット通販で手軽に購入できます。

シリコンスプレーを鍵穴に使えない理由

さまざまな用途で使えるシリコンスプレーは鍵穴にも使えると思われがちですが、シリコンスプレーを鍵穴に使うことはおすすめできません

多くの方は「鍵が回しづらい」「鍵が抜き差ししづらい」などの不具合を感じシリコンスプレーを鍵穴に注入しているかと思います。たしかに、潤滑効果があるので一時的に動きが良くなり改善したと思われるでしょう。

しかし、効果はあくまで一時的なものに過ぎません。シリコンスプレーに含まれる油分が鍵穴内部の埃やゴミに付着し固まってしまいます。固まった埃やゴミが鍵穴内部で蓄積されていき、鍵が挿さらなくなったり、回らなくなったりします。

鍵の動きが悪いときはシリコンスプレーではなく、「鍵穴専用の潤滑剤」というものがあるので、そちらを使うようにしましょう。

シリコンスプレーを鍵穴に使ってしまった場合の対処法

シリコンスプレーは潤滑剤として広く使用されていますが、適切に使用しないと不具合を引き起こします。ここでは、シリコンスプレーを鍵穴に使ってしまった方に向けて対処法を紹介します。

鍵穴専用の潤滑剤を使用する

鍵穴用の潤滑剤を使用する

シリコンスプレーを注入してからあまり時間が経過していない場合は、鍵穴専用の潤滑剤を使って洗い流す方法があります。

鍵穴専用の潤滑剤は、揮発性速乾性が高いので詰まりの心配はなく、鍵穴内部の部品に影響を及ぼすことはありません。

使用手順は以下の通りです。鍵穴専用の潤滑剤とタオルを用意しましょう。

  1. 鍵穴に専用潤滑剤を吹きつけます。漏れてきた潤滑剤はタオルなどで拭き取りましょう。
  2. 鍵に潤滑剤を吹きつけ、タオルで拭いておく。
  3. 鍵穴に鍵を差し込んでゆっくりと抜き差しを繰り返して、鍵と鍵穴に潤滑剤を馴染ませます。
  4. スムーズに鍵が抜き差しできるようになったら完了です。

鍵穴専用の潤滑剤を使うときの注意点

鍵穴専用の潤滑剤を使用する際は、以下の2点に注意しましょう。

・鍵穴に水分がある状態で使用しない
・吹きつける量に気をつける

鍵穴内部に水分が入り込んでいたり鍵穴周辺が濡れているときは、完全に乾くまで使用は控えましょう。完全に乾く前に使用するとダマになる可能性があります。

また、潤滑剤を吹きつけるにも注意が必要です。多くの鍵穴専用の潤滑剤はパウダー状なので、吹き過ぎてしまうと詰まりの原因になることがあります。

特に鍵穴内部が複雑な構造をしているディンプルキーなどは、影響を受けやすいので注意しましょう。

パーツクリーナーで洗浄する

シリコンスプレーを使ってからしばらく時間が経過している場合は、油汚れを落とす力に優れているパーツクリーナーを使ってシリンダー(鍵穴)を洗浄する方法があります。

本来であれば、シリンダーをドアから外して分解して洗浄するのが最も効果が期待できますが、素人の方におすすめできる方法ではありません。

特にディンプルキーなどは細かい部品がたくさん鍵穴内部に収められており、一つでも部品を紛失してしまうと組み立てることができなくなってしまいます

ですので、パーツクリーナーを使って洗浄する場合は、シリンダーをドアから取り外して、分解はせずに鍵穴にパーツクリーナーを吹きつけるのが現実的な方法です。

洗浄する際は、鍵を抜き差しして鍵についた汚れを見てください。鍵に汚れがつかなくなれば鍵穴内部の汚れを除去できたということになります。

また、ドアからシリンダーを取り外さずにパーツクリーナーを鍵穴に注入する方法もあります。その場合、パーツクリーナーの量に注意しましょう。たくさんの量を注入してしまうと、汚れた液体が錠ケースに流れてしまう可能性があります。

錠ケースとは

施錠や解除するための機構が収められた箱型のケースです。

パーツクリーナーで汚れを除去することができたら、完全に乾くのを待ってから鍵穴専用の潤滑剤を使って、動きが滑らかになるように馴染ませましょう。

鍵屋に分解洗浄を依頼する

自分で対処してみたが解決できなかった場合は、鍵屋に修理を依頼するのが得策です。先述したように、鍵穴内部はとても複雑な構造をしており、分解した後に正確に組み立て直すのは至難の業です。

おそらく分解して洗浄するまではできる方も多いと思います。ただ、細かいパーツを一つ一つ組み立て直す作業が非常に大変です。実際にお客様から弊社「鍵猿」に「分解して洗浄まではできたけど組み立て方がわからない」というご相談をいただくことがあります。

このような場合、ディンプルキーのような複雑な構造の鍵だと、鍵屋でも組み立て直しが難しい場合があります。鍵屋はパーツの位置や組み合わせなどを確認しながら分解しますが、お客様が分解した場合、パーツの正しい位置や組み合わせが分からなくなってしまいます。

また、細かいパーツを紛失してしまっている場合も組み立て直しは困難です。シリンダー内部の部品のみの販売はないので、殆どの場合、鍵交換での対応になってしまいます。交換となると修理よりも費用は高くなります

ですので、自力での作業に少しでも不安がある場合は、鍵屋に依頼する方がよいでしょう。

鍵のトラブル解決は鍵屋鍵猿 電話番号:0120-669-110番

自分で鍵交換を行う

DIY

鍵が抜きにくい・挿しにくい、鍵が回りにくい、などの不具合の根本的な原因は長年の使用による経年劣化であることが殆どです。

鍵の平均寿命は10年~15年といわれています。もちろん使用頻度によって異なりますが、だいたいこれくらいの期間が経つと不具合が起きることが多いです。

ですので、鍵が抜きにくい・鍵が回りにくいなどの症状が原因でシリコンスプレーを使ってしまった場合は、分解洗浄を行えば一時的に症状は改善されますが、再び不具合が起きる可能性があります。

使用年数が15年以上たっているのであれば、最初から鍵交換を行った方が、余計なコストをかけずに済みます。

また、自力で鍵交換を行った方が鍵屋に依頼するよりも費用を抑えることができます。鍵屋に依頼した場合、基本的に作業費と部品代がかかります。業者によっては出張費がかかるところもあります。

ですが、自力で行う場合にかかる費用は、部品代と工具代のみなので、お得に鍵交換を行うことができます。ただ、勿論デメリットもあります。正しい手順で正確に交換しなければ、きちんと施錠や開閉できないなどのトラブルが起きる可能性があります。

また、既存の錠ケースに適合する新しいシリンダーを用意するにもかなりの時間が必要です。間違えてサイズが合わないシリンダーを購入してしまっても、合鍵を作られる可能性があるので返品ができません

自分で鍵交換を行うかどうかは、これらの点を考慮したうえで判断しましょう。

自力での鍵交換についてさらに詳しく知りたい方は、下記記事で解説していますので併せてご覧ください。

▼関連ページ

鍵屋に鍵交換を依頼する

自力での鍵交換に不安がある場合は、信頼できる鍵屋に依頼するのがおすすめです。実際にDIYでの鍵交換に失敗したお客様からご依頼をいただくことがあります。失敗の原因としてよくあるのが、サイズの合わないシリンダーを購入してしまっているということです。

結局サイズが合わないせいで交換できず、鍵屋に依頼することになると二度手間になってしまいます。それなら、最初から鍵屋に頼んでおけばトータルでかかる費用も安くなります

鍵交換の費用鍵屋を選ぶ際のポイントについては下記の記事で詳しく解説しています。こちらの記事も併せてご覧ください。

▼関連ページ ▼関連ページ 鍵のトラブル解決は鍵屋鍵猿 電話番号:0120-669-110番

鍵の動きをスムーズにする方法

シリコンスプレーを鍵穴に使ってはいけない理由が理解できたと思います。ここでは、普段からできる正しい鍵のメンテナンス方法について解説します。

鍵穴に詰まった埃やゴミを取り除く

玄関ドアの鍵穴は外気にさらされているので、常に砂や埃などの細かいゴミが鍵穴内部に入り込んでいきます。また、鍵を回したときの摩擦によって生じる金属粉も鍵穴のメンテナンスを放置していると、どんどん蓄積されていきます。

そういった細かいゴミを取り除くには掃除機のノズルを鍵穴にあてたりエアダスターを鍵穴に吹きつけてゴミを飛ばすのが効果的です。

ただし、爪楊枝針金を使って鍵穴のゴミを取り除こうとするのは控えてください。鍵穴内部の部品にがつき、シリンダーが動作不良を起こす可能性があります。また、シリンダー内で針金や爪楊枝が折れてしまうと、交換が必要になることが殆どなので気をつけましょう。

鍵穴専用の潤滑剤を使用する

鍵穴のゴミを取り除いたあとは、鍵穴専用の潤滑剤をさしましょう。元々シリンダー内部には潤滑剤が塗布されていますが、長年使用していると徐々に少なくなっていきます。潤滑剤が減ってくると滑りが悪くなっていきます。

鍵穴専用の潤滑剤はメーカーごとに販売されており、ホームセンターやインターネットなどで購入できます。

鍵の掃除

鍵穴のメンテナンスだけではなく、鍵自体も定期的に掃除しましょう。鍵に付着した汚れなどが鍵穴に入り込み、鍵の動きを悪くすることがあります。特にディンプルキーのような鍵の表面にくぼみがある鍵は、汚れが溜まりやすい傾向があります。

鍵の掃除は柔らかい布やティッシュ、歯ブラシなどで汚れを拭き取りましょう。

鍵に鉛筆を塗る

鍵穴専用の潤滑剤が手元にない場合は、鉛筆で鍵をなぞるという方法があります。鉛筆の芯には黒鉛が含まれており、これが金属の滑りを良くする効果があります。大手鍵メーカーも潤滑剤が手元にない場合の対処法として、鉛筆を使った方法を推奨しています。

使用する手順は以下の通りです。

  1. 柔らかい布や歯ブラシで鍵の汚れを拭き取ります。
  2. 鍵のくぼみや溝、切り欠きに鉛筆の芯をなぞるように塗っていきます。
  3. 鍵を鍵穴に挿しこんで抜き差しを繰り返します。
  4. 鍵の動きがスムーズになったら、鍵についた黒鉛を拭き取ります。

使用する鉛筆は黒鉛が多く含まれている「B」や「2B」などを使うとより効果が期待できます。

改善しない場合は鍵猿にご相談を

鍵猿サイトトップ画像

「鍵穴にシリコンスプレーを使ってしまった」「自分で対処するのがめんどう」など、鍵に関するお悩みやトラブルがございましたら、鍵屋の【鍵猿】にご相談ください。

鍵は精巧に作られており専門の知識や技術がないと、原因の特定や適切な対処が難しいです。自力で対処しようとしても、多くの場合、時間を浪費するだけで解決には至らないことが殆どです。

鍵猿はご依頼をいただきましたら最短15分で現場に駆けつけ、素早く原因を特定し問題を解決します。また、経験豊富なスタッフが多数在籍しているので、お客様のご希望に沿ったご提案が可能です。

365日年中無休出張費・見積費は0円です。作業に入る前に全ての費用を含む明確な見積金額をご提示いたします。作業終了後に追加費用を請求することはありませんのでご安心ください。

見積りだけのご依頼でもキャンセル料は発生しませんので、お気軽にお問い合わせください。どの鍵屋に依頼しようか迷っているときはぜひ、鍵猿にご相談ください!

※開錠依頼の場合には、キャンセル料が発生することもございます。詳しくはお電話の際にご確認ください。

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